JPS61119645A - コネクタ−用ａｉ合金 - Google Patents
コネクタ−用ａｉ合金Info
- Publication number
- JPS61119645A JPS61119645A JP24099784A JP24099784A JPS61119645A JP S61119645 A JPS61119645 A JP S61119645A JP 24099784 A JP24099784 A JP 24099784A JP 24099784 A JP24099784 A JP 24099784A JP S61119645 A JPS61119645 A JP S61119645A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- strength
- brazing
- corrosion
- joints
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車のエアコン等のＡｌ製熱交換器の配管部
品であるコネクター（）−−フユニオン及びナツト）用
として好適なＡｌ合金に関するものである。
品であるコネクター（）−−フユニオン及びナツト）用
として好適なＡｌ合金に関するものである。
従来自動車用のエアコンは第１図に示すように、Ａｌ製
熱交換器からなるコンデンサー１とエバポレーター２が
配管３で連結され、その間にフレオンで代表される冷媒
を圧縮するコンプレッサー４およびレシーバ−５とから
構成され、それぞれの部品を接続するためにハーフユニ
オン６およびナツト７が使用されている。一般的にこの
ノ１−フユニオンは、 Ａｌ合金が使用されており、ナ
ツトも近年Ａｌ化が進んでいる。その材質は一般にはＪ
ＩＳ７ Ｎ’ 、Ｑ １％ＪＩＳ３００４およびＪＩＳ
６０６１合金が用いられている。
熱交換器からなるコンデンサー１とエバポレーター２が
配管３で連結され、その間にフレオンで代表される冷媒
を圧縮するコンプレッサー４およびレシーバ−５とから
構成され、それぞれの部品を接続するためにハーフユニ
オン６およびナツト７が使用されている。一般的にこの
ノ１−フユニオンは、 Ａｌ合金が使用されており、ナ
ツトも近年Ａｌ化が進んでいる。その材質は一般にはＪ
ＩＳ７ Ｎ’ 、Ｑ １％ＪＩＳ３００４およびＪＩＳ
６０６１合金が用いられている。
これらの合金組成を第１表に示す。本明細書で述べる合
金組成成分のチは重量％を意味する。
金組成成分のチは重量％を意味する。
このハーフユニオンやナツト類の結合部品用素材には押
出棒あるいは抽伸棒を用い、これを外側および中ぐり加
工で最終部品に仕上げていた。その後これらの切削加工
のコスト低減の目的で、中ぐり加工を省くために、六角
等の断面形状を有する中空棒が、継目無管の製造法であ
るマンドレル押出法で製造されるようになった。
出棒あるいは抽伸棒を用い、これを外側および中ぐり加
工で最終部品に仕上げていた。その後これらの切削加工
のコスト低減の目的で、中ぐり加工を省くために、六角
等の断面形状を有する中空棒が、継目無管の製造法であ
るマンドレル押出法で製造されるようになった。
更には、製造コスト低減からマンドレル押出法よりも押
出スピードが速く、また焼付きもなく表面のきれいなポ
ートホール押出法（継目のある管の製造法）による中空
棒が製造されるようになった。
出スピードが速く、また焼付きもなく表面のきれいなポ
ートホール押出法（継目のある管の製造法）による中空
棒が製造されるようになった。
ψ、
た〒
〔発明が解決しようとする問題点〕
このポートホール押出法により製造された中空棒には必
ず熱間圧着による継目が数ケ所生じる。
ず熱間圧着による継目が数ケ所生じる。
ハーフユニオンおよびナツト類に最も多く使用されてい
るＪＩＳ ７Ｎｏ１合金では、この継目部が腐食環境に
さらされた場合、他の個所より優先的に腐食されるとい
う欠陥があった。３００４合金は、継ぎ白部の腐食は発
生しにくいが強度的に劣っている。又６０６１合金はろ
う付性に難点があった。
るＪＩＳ ７Ｎｏ１合金では、この継目部が腐食環境に
さらされた場合、他の個所より優先的に腐食されるとい
う欠陥があった。３００４合金は、継ぎ白部の腐食は発
生しにくいが強度的に劣っている。又６０６１合金はろ
う付性に難点があった。
このようなことから、ポートホール継目部が優先的に腐
食されることなく、ろう付加前後の強度も高い合金の開
発が望まれていた。
食されることなく、ろう付加前後の強度も高い合金の開
発が望まれていた。
本発明は上述の点に鑑み、ポートホール押出法で製造す
るハーフユニオンおよびナツト類に使用する素材に関し
て、継目部が優先的に腐食されることなく、ろう付性も
良好、しかも一般的に使用されている３００４合金より
も高い強度の合金を見出したものである。本発明合金は
下記に示す成分範囲のものである。
るハーフユニオンおよびナツト類に使用する素材に関し
て、継目部が優先的に腐食されることなく、ろう付性も
良好、しかも一般的に使用されている３００４合金より
も高い強度の合金を見出したものである。本発明合金は
下記に示す成分範囲のものである。
即ち
（１） Ｃｕ ０．３〜０．５ ％、Ｍｎ ０．５〜
１．５％、 Ｍｇ １〜３％残部ＡＩと不可避的不純物
からなることを特徴とするコネクター用ＡＪ合金、 （２） Ｃｕ ０．３〜０．５％、Ｍｎ ０．５〜１
．５％、Ｍｇ１〜３％。
１．５％、 Ｍｇ １〜３％残部ＡＩと不可避的不純物
からなることを特徴とするコネクター用ＡＪ合金、 （２） Ｃｕ ０．３〜０．５％、Ｍｎ ０．５〜１
．５％、Ｍｇ１〜３％。
更にＣｒ００３％以下、Ｚｒ００３％以下の範囲で何れ
か１種又は２種を含み、残部ＡＪと不可避的不純物から
なることを特徴とするコネクター用Ｍ合金。
か１種又は２種を含み、残部ＡＪと不可避的不純物から
なることを特徴とするコネクター用Ｍ合金。
である。
本発明において合金組成を上記の如（限定したのは次の
理由によるものである。
理由によるものである。
Ｃｕの添加は強度を高めるためで、Ｃｕ含有量を０．３
〜０．５チと限定した理由は、０．３チ未満では十分な
強度が得られず、０．５％を越えて含有せしめると自己
腐食性が高くなるためである。
〜０．５チと限定した理由は、０．３チ未満では十分な
強度が得られず、０．５％を越えて含有せしめると自己
腐食性が高くなるためである。
Ｍｎの添加は強度を高めるためで、Ｍｎ含有量を０．５
〜１．５％と限定したのは、０．５％未満では十分な強
度が得られず、１．５％を越えると巨大なＡＪ−Ｍｎ化
合物が晶出又は析出するため塑性加工性が損なわれるた
めである。Ｍｇの添加は強度を・更に高めるためであり
、Ｍｇ含有量を１〜３チと限定したのは、１％未満では
十分な強度が得られず、３％を越えると融点が低くなり
ろう付性が損なわれるためである。また上記合金組成に
Ｃｒ、 ｚｒの何れか１種又は２種を添加するのは、一
層強度を高めるためで、 Ｃｒ、７．ｒの含有量を０．
３％以下とした理由は、これを越えて含有せしめると、
粗大な金属間化合物を生成し塑性加工性を損なうためで
ある。なお一般のＡＪ金合金おいて行なわれている結晶
微細化のだめの微量のＴｉ、Ｈの添加は本発明合金にお
いても有効であり、０．１５％以下の範囲内で添加する
と良い。また不可避的不純物とは通常のり地金に含まれ
る通常の不純物である。
〜１．５％と限定したのは、０．５％未満では十分な強
度が得られず、１．５％を越えると巨大なＡＪ−Ｍｎ化
合物が晶出又は析出するため塑性加工性が損なわれるた
めである。Ｍｇの添加は強度を・更に高めるためであり
、Ｍｇ含有量を１〜３チと限定したのは、１％未満では
十分な強度が得られず、３％を越えると融点が低くなり
ろう付性が損なわれるためである。また上記合金組成に
Ｃｒ、 ｚｒの何れか１種又は２種を添加するのは、一
層強度を高めるためで、 Ｃｒ、７．ｒの含有量を０．
３％以下とした理由は、これを越えて含有せしめると、
粗大な金属間化合物を生成し塑性加工性を損なうためで
ある。なお一般のＡＪ金合金おいて行なわれている結晶
微細化のだめの微量のＴｉ、Ｈの添加は本発明合金にお
いても有効であり、０．１５％以下の範囲内で添加する
と良い。また不可避的不純物とは通常のり地金に含まれ
る通常の不純物である。
第２表に示す組成の合金を常法により溶製鋳造しビレッ
トを作製し、この鋳塊を均熱処理して、ポートホール押
出法にて第２図の断面形状を有する形材（中空押出棒）
を製造した。
トを作製し、この鋳塊を均熱処理して、ポートホール押
出法にて第２図の断面形状を有する形材（中空押出棒）
を製造した。
これらの材料を用い、ろう付性の良否、ろう付後１０日
の強度を測定した。ろう肘用試料形状としては第３図に
示す／１−フユニオン６の形状に切削加工し、ＪＩＳ３
００３パイプ１０と組合せ、ＪＩＳＢＡ４０４７（Ａｊ
！−１２チＳｉ合金）ろう材１１を置き。
の強度を測定した。ろう肘用試料形状としては第３図に
示す／１−フユニオン６の形状に切削加工し、ＪＩＳ３
００３パイプ１０と組合せ、ＪＩＳＢＡ４０４７（Ａｊ
！−１２チＳｉ合金）ろう材１１を置き。
フラツクスを塗布、電気炉中６１０℃の温度で５分間ろ
う付し、継手部のフィレットの状態により。
う付し、継手部のフィレットの状態により。
ろう付性の良否を判定した。またろう付後の強度は、６
１０℃×５分の加熱後１０日目にビッカース硬度計によ
り硬度を測定することにより評価した。更に耐食性に関
しては、上記のろう付加前後。
１０℃×５分の加熱後１０日目にビッカース硬度計によ
り硬度を測定することにより評価した。更に耐食性に関
しては、上記のろう付加前後。
ＪＩＳＨｓ６ｏ１に基づ（ＣＡＳＳ試験を５００時間行
なって自己腐食性、およびボートホール継目部の腐食の
有無について調べた。これらの結果をまとめて第３表に
示す。
なって自己腐食性、およびボートホール継目部の腐食の
有無について調べた。これらの結果をまとめて第３表に
示す。
第 ２ 表
第 ３ 表
○ 良 へ やや悪い Ｘ 不良第２表および
第３表より明らかなように、従来合金３００４．６０６
１．７ＮＩＱ１はそれぞれ、強度。
第３表より明らかなように、従来合金３００４．６０６
１．７ＮＩＱ１はそれぞれ、強度。
ろう付性、ポートホール継目部の腐食のいずれかの点で
劣り、ポートホール押出法によるコネクター材用合金と
しては適さない。これに対し１本発明合金Ｎａ１〜９は
強度もある程度あり、ろう付性も良好、更には継目部の
優先的な腐食も発生せず。
劣り、ポートホール押出法によるコネクター材用合金と
しては適さない。これに対し１本発明合金Ｎａ１〜９は
強度もある程度あり、ろう付性も良好、更には継目部の
優先的な腐食も発生せず。
従来合金と比較し優れていることが判る。
これに対し、合金の成分値が本発明で規定する範囲より
外れる比較合金では、自己腐食性、継目部の優先的な腐
食、ろう付性および強度の何れか１つ又は２つ以上が劣
っている。
外れる比較合金では、自己腐食性、継目部の優先的な腐
食、ろう付性および強度の何れか１つ又は２つ以上が劣
っている。
本発明合金は従来合金に比較し、ボートホール押出の継
目部の耐食性１強度、ろう付性等の特性をかねそなえた
優れた特徴を有する。自動車用エアコン等の熱交換器の
コネクター用Ａｌ合金素材として工業上顕著な効果を奏
するものである。
目部の耐食性１強度、ろう付性等の特性をかねそなえた
優れた特徴を有する。自動車用エアコン等の熱交換器の
コネクター用Ａｌ合金素材として工業上顕著な効果を奏
するものである。
第１図は自動車用エアコンのシステムを示す概略図であ
る。 第２図はボートホール押出しによる中空棒の断面図であ
る。 第３図はハーフユニオンとコンデンサーパイプとをろう
付する状態を示す説明図である。 １：コンデンサー、２：エバボレーター、３：配管、４
：コンプレッサー、５ニレシーバー、６：ハーフユニオ
ン、７：ナツト、８：ボートホール継目部、９：中空部
、１０：パイプ、１１：ろう材。 第２図 第３図
る。 第２図はボートホール押出しによる中空棒の断面図であ
る。 第３図はハーフユニオンとコンデンサーパイプとをろう
付する状態を示す説明図である。 １：コンデンサー、２：エバボレーター、３：配管、４
：コンプレッサー、５ニレシーバー、６：ハーフユニオ
ン、７：ナツト、８：ボートホール継目部、９：中空部
、１０：パイプ、１１：ろう材。 第２図 第３図
Claims (2)
- （１）Ｃｕ０．３〜０．５％、Ｍｎ０．５〜１．５％
，Ｍｇ１〜３％残部Ｍと不可避的不純物からなることを
特徴とするコネクター用Ａｌ合金。 - （２）Ｃｕ０．３〜０．５％，Ｍｎ０．５〜１．５％
、Ｍｇ１〜３％更にＣｒ０．３％以下、Ｚｒ０．３％以
下の範囲で何れか１種又は２種を含み、残部Ａｌと不可
避的不純物からなることを特徴とするコネクター用Ａｌ
合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24099784A JPS61119645A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | コネクタ−用ａｉ合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24099784A JPS61119645A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | コネクタ−用ａｉ合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61119645A true JPS61119645A (ja) | 1986-06-06 |
Family
ID=17067787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24099784A Pending JPS61119645A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | コネクタ−用ａｉ合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61119645A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62267443A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-20 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器コネクター用ａｉ合金中空押出棒材 |
| JPH0219439A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-23 | Mitsubishi Alum Co Ltd | Ａｌ熱交換器の管継手用高強度Ａｌ合金 |
| WO1997020080A1 (en) * | 1995-11-30 | 1997-06-05 | Alliedsignal Inc. | Aluminum alloy parts for heat exchanger |
| WO2000073529A1 (fr) * | 1997-12-08 | 2000-12-07 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Corps creux en alliage d'aluminium, tuyau en alliage d'aluminium extrude pour canalisations de climatisation, et procede de fabrication de ce corps creux |
| US6908520B2 (en) | 1999-05-28 | 2005-06-21 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Aluminum alloy hollow material, aluminum alloy extruded pipe material for air conditioner piping and process for producing the same |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5616646A (en) * | 1979-07-23 | 1981-02-17 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Aluminum alloy clad for heat exchanger |
| JPS5625955A (en) * | 1979-08-06 | 1981-03-12 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Manufacture of structural aluminum alloy having superior strength and formability |
| JPS5641347A (en) * | 1979-09-13 | 1981-04-18 | Furukawa Alum Co Ltd | Aluminum alloy clad for vacuum brazing |
| JPS5644742A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-24 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Aluminum alloy clad for heat exchanger |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP24099784A patent/JPS61119645A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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| JPH0219439A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-23 | Mitsubishi Alum Co Ltd | Ａｌ熱交換器の管継手用高強度Ａｌ合金 |
| WO1997020080A1 (en) * | 1995-11-30 | 1997-06-05 | Alliedsignal Inc. | Aluminum alloy parts for heat exchanger |
| US5857266A (en) * | 1995-11-30 | 1999-01-12 | Alliedsignal Inc. | Heat exchanger having aluminum alloy parts exhibiting high strength at elevated temperatures |
| WO2000073529A1 (fr) * | 1997-12-08 | 2000-12-07 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Corps creux en alliage d'aluminium, tuyau en alliage d'aluminium extrude pour canalisations de climatisation, et procede de fabrication de ce corps creux |
| US6908520B2 (en) | 1999-05-28 | 2005-06-21 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Aluminum alloy hollow material, aluminum alloy extruded pipe material for air conditioner piping and process for producing the same |
| US6962632B2 (en) | 1999-05-28 | 2005-11-08 | Furukawa-Sky Aluminum Corp. | Aluminum alloy hollow material, aluminum alloy extruded pipe material for air conditioner piping and process for producing the same |
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