JPS61118499A - スプレ−洗浄用洗浄剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １１五Δ机星は！ 本発明は工業用洗浄剤、特に切削、研削加工後の金属加
工品またはプラスチック成型品の洗浄剤に関する。

従来技術 従来、機械加工された金属部品は、その金属表面に加工
油および加工による切粉などが付着し、その後工程の組
立て、塗装を施す前処理として必ず洗浄が行なわれる、
これらの洗浄方法は種々な方法が考案されているが、や
はり、その主流は苛性ソーダ（カリ）、珪酸塩、炭酸塩
、りん酸塩等の無機塩を配合したアルカリ系洗浄剤であ
る。

また、洗浄装置においては、これらの被洗体が限られた
短い時間内に洗浄しなければならないという制約された
条件下で行なわれるために、一般的に、高１ｉ（６０〜
８０℃）、高圧（２〜５０ｋｙ／ｃｍ”）のスプレ一方
式が採用されている。

しかし、この様に洗浄性能の高いアルカリ系洗浄剤と、
高温高圧のスプレー装置を利用しても、洗浄されにくい
らのがある。例えば被洗体としては、細い切粉の付着し
た金属加工部品およびパフ研摩後のバフカスの除去など
がある。

ついで、洗浄国璽なものにプラスチック成型品の汚染物
がある。これら成型品はある一定期間使用すると、非常
に強固な汚れが付着する。この種の汚れとしては油類に
よる汚れ、静電気的な汚れ等種々雑多である。例として
挙げるならば、ビ−ル、コーラ類などの通い箱、パン、
ケーキ等食品類を入れる通い箱、ビデオテープなどの電
気部品を入れるケース等がある。

これらプラスチック成型品の洗浄も前述同様、通常のア
ルカリ系洗浄剤と高温高圧のスプレー装置を使用しても
、完全なる清浄面は得られず、特に静電気により付着し
た強固な汚れは全くといってよい程、洗浄効果を示さな
い。

一方、従来落ち難い汚れを落すために粉末を含む洗浄剤
、例えば食器洗い用のクレンザ−などが知られている。

しかしながら、これらのものは手もしくはスポンジにつ
けて、汚れをこすり取るためのものであって、スプレー
洗浄用の洗浄剤としては全く認識されていない。加えて
、これらの無機粉末を用いたクレンザ−順でプラスチッ
クやパフ研摩された金属加工部品を洗浄すると、表面に
回復不可能な傷を生ずるため、従来この様な粉末をこれ
らのものの洗浄剤に配合することはむしろ忌避されてい
た。

＾豆互亘五 本発明は、傷がつき易く、かつ落ち難い汚れを有するプ
ラスチック類や切削または研摩された金属加工部品を表
面に傷をつけることなく洗浄することのできるスプレー
用洗浄剤を提供することを目的としている。

魚服免盪底 本発明は粒径５〜３００μｌの水に不溶性の無機粉末と
界面活性剤を含有するスプレー洗浄用洗浄剤に関する。

本発明に用いる水に不溶性の無機粉末としてはパーライ
ト、ベントナイト、ゼオライト、タルク、活性白土、カ
ーボンブラック、ガラスピーズ、アルミナ、樹脂ビーズ
、珪石、炭酸カルシウム、珪砂等が例示されるが、パー
ライト、ベントナイト。

ゼオライトが好ましく、特にパーライトは比較的高いス
プレー圧であってもプラスチック類に対しても傷をつけ
ることなく好ましいものである。

無機粉末の粒径は５〜３００μＲで、５μ麿より小さい
と洗浄効果が不十分であり、３００μ麿を絶えると、傷
をっけ易くなる。

無機粉末の配合量は洗浄剤中の固形分全量に対して２０
重量％以上、好ましくは２０〜４０１１量％である。

本発明に用いる界面活性剤は特に限定的ではなく、通常
の洗浄剤に用いられるものから適宜選定すればよい。し
かしながら、水に不溶性の無機粉末を用い、スプレー洗
浄に使用するため、泡が立ち易く、従って非イオン界面
活性剤、特にエチレンオキシド鎖の末端にプロピレンオ
キシドを反応させた低起泡性の界面活性剤やプロピレン
オキシドとエチレンオキシドのブロックまたはランダム
共重合体等が好ましい。

本発明に用いる好ましい界面活性剤の例は、ポリオキン
エチレンアルキルエーテル、ポリオキンエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン／ポリオキン
プロピレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシプロ
ピレン／ポリオキンエチレンブロック共重合体等である
。

起泡性を抑えるために適当な消泡剤、例えばシリコーン
系消泡剤を添加してもよい。

また、洗浄性を高めるため、ビルグー類を添加してもよ
い。適当なビルグーとしてはポリりん酸塩、例えばトリ
ポリりん酸ソーダ、メタりん酸ソーダ、ピロりん酸ソー
ダ、炭酸ソーダ、珪酸ソーダ等を併用してもよい。

必要ならば他の洗浄助剤、例えば、キレート剤（クエン
酸、酒石酸、グルコン酸、ＥＤＴＡ等）、グリコール系
溶剤（カルピトール類、セロソルブ類等）、石油系溶剤
等を添加してもよい。

本発明洗浄剤は、スプレー洗浄に用いる。

スプレー洗浄のための装置および洗浄法の例を第１図に
示す。

被洗浄物品（＋）をハンガー（２）に吊し、ノズル（３
）を取付けたハウジング（４）内に挿入する。、ノズル
（３）は好ましくは等間隔に３ヶ以上配置し、洗浄液（
５）をポンプ（６）により被洗浄物品（＋）にスプレー
する。被洗浄物品は均一にスプレーされるようハンガー
により上下する。

この種の粉末を用いた洗浄剤をスプレーによりプラスチ
ックや研摩金属加工部品に噴射すると、その表面に傷を
生ずるものと予測されるが、スプレー圧２ｋｇ／ｃｍ”
以下ではその心配が全くないことがわかった。好ましい
スプレー圧は１〜２　ｋｇ７Ｃ１１″であり、これによ
って、プラスチック表面に付着した汚れ、研摩金属加工
品上の加工油、切粉などを容易に落すことができる。洗
浄温度は常温でも十分であるが、必要により４０℃〜５
０℃、場合によってはそれ以上であってもよい。スプレ
ー洗浄濃度は１．０〜３．０重量％が過当である。

魚朧曵隻里 プラスチックやパフ研摩された金属加工部品を傷つける
ことなく優れた洗浄効果を達成することができる。

実施例１ 以下の処方で本発明スプレー用洗浄剤を調製した： 配合例１ 成　　分　　　　　　　　　　　　　　　　重量％トリ
ポリりん酸ソーダ　　　　　　　　　　６１ポリオキシ
エチレン（８モル）ノニル フェニルエーテル（以下、ＮＣ−８）　　　　３ポリオ
キノエチレン・ポリオキシプロピレンノニルフェニルエ
ーテル　＊ｌ　　　　　６パーライト（５０％平均粒１
６０μ肩）３０＊１　日本乳化剤（株）製；ニューコー
ル５６５ＦＨ配合例２ 成　　分　　　　　　　　　　　　　　　　重量％りん
酸三ソーダ　　　　　　　　　　　　　６にニーコール
５６５ＦＨ９ 活性白土（５０％平均拉径粒径μ１）３０メタ珪酸ソー
ダ　　　　　　　　　　　　　６１ＮＣ−８３ ポリオキシエチレン（７）ノニルフェニルエーテル（以
下、ＮＧ−７）　　　　　　　　　６タルク（５μ厘以
下）３０ 配合例４ 成　　分　　　　　　　　　　　　　　　　重量％メタ
珪酸ソーダ　　　　　　　　　　　　６１Ｌ−６４９ ゼオライト（６μｌ以下）１５ パーライト（５０％平均拉径粒径μｇ）　　　　ｌ　５
星血桝工 成　　分　　　　　　　　　　　　　　　　重量％炭酸
ソーダ　　　　　　　　　　　　　　　６１Ｎ　Ｇ−８
３ ニユーコール５６５ＰＨ６ 炭酸カルシウム（５μｌ以下）３０ 比較配合例Ｉ 成　　分　　　　　　　　　　　　　　　　　重１し４
メタ珪酸ソーダ　　　　　　　　　　　　　７５炭酸ソ
ーダ　　　　　　　　　　　　　　　ＩＯトリポリりん
酸ソーダ　　　　　　　　　　　１０Ｌ−６２５ 比較配合例２ 成　　分　　　　　　　　　　　　　　　　重量％炭酸
ソーダ　　　　　　　　　　　　　　９１ＮＧ−８３ ＮＧ−７６ 上記配合例のものを次の条件下で洗浄試験を行った。

被洗体はビデオカセット用通い箱で、その材質はＡＢＳ
樹脂である。このケースは静電気の発生によるゴミの付
着で非常に汚れたケースである。

前記配合例１〜５および比較配合例１〜２の洗浄剤を濃
度１５％でと一定に保ち、液量を各々１０Ｊ！とし、下
記の条件で洗浄を行った。

温　　度：　５０℃±５ 吐出圧：　Ｉ〜ｌ　、　Ｉ　ｋｇ／ａｘ”ノズルから被
洗体までの距離、３０ＣＩ１１固定洗浄時間、１分間 洗浄効果の判定方法は洗浄後、被洗体の表面をティッシ
ュベーパーでふき取り、その汚れ具合を判定した。結果
を表−■こホす。

表−１ 実施例２ 実施例１で性能が良好であった配合例１をベースにして
更に細く検討を行った。

被洗体は自動車部品のシリンダー（鉄材）で加工直後の
切粉が付着したものである。

試験方法は第１図のような装置を用い、下記のような洗
浄条件で行った。

温　度：５０℃ 吐出圧：　Ｉ　、　５　ｋｇ／ａｘ” 時　間＝２０秒（上下２往復） 洗浄結果の判定は、試験片を洗浄後、水洗、乾燥を行い
、その後灯油によって残存の汚れを洗い落し、Ｎｏ、２
＞Ｆ紙によって洗液を一過し、１紙の乾燥後、その付着
物の重量を測定した。なお、被洗体によって初期の汚染
物の付着重量がまらましであるので、除去率は算出でき
ないが、洗浄前の汚染物の付着重量は全て＋５＊ｙ以上
であった。

表−２はＡ剤とＢ剤を水１０ｉに対して各比率で添加し
た濃度を示す。また、表中の数字は洗浄後の残存汚染物
の乾燥秤量後の重量である。

Ａ剤：　炭酸ソーダ　　　　　　　９０％ＮＧ−８３％ ニューコール５６５ＰＨ７％ Ｂ剤：　パーライト（５０％平均粒径６０μｓ）表−２ 他社製品（珪酸塩ベース）を用いたときは、３％濃度で
ら約５ｚ９汚れが残存した。

湯洗のみを用いたときは、６〜７ｍｇ汚れが残存した。

【図面の簡単な説明】 第１図はスプレー洗浄装置の一聾様を示す。 （１）ハンガー　　　　（３）ノズル （４）ハウジング　　　（６）ポンプ 第１囚

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、粒径５〜３００μｍの水に不溶性の無機粉末と界面
   活性剤を含有するスプレー洗浄用洗浄剤。 ２、水に不溶性の無機粉末を洗剤固形分全量の２０〜４
   ０重量％含有する第１項記載の洗浄剤。 ３、無機粉末がパーライト、ベントナイトまたはゼオラ
   イトである第１項記載の洗浄剤。 ４、界面活性剤が低起泡性界面活性剤である第１項記載
   の洗浄剤。