JPS61118447A - 耐放射線性食品用包装体又は容器 - Google Patents
耐放射線性食品用包装体又は容器Info
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- JPS61118447A JPS61118447A JP59240098A JP24009884A JPS61118447A JP S61118447 A JPS61118447 A JP S61118447A JP 59240098 A JP59240098 A JP 59240098A JP 24009884 A JP24009884 A JP 24009884A JP S61118447 A JPS61118447 A JP S61118447A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、特定安定剤を併用配合した結晶性プ〈従来の
技術〉 放射線は、食品を新鮮な状態のままで処理することが可
能なために、殺菌、殺虫、発芽抑制、果物の熟度の調整
及び食品の改質などの目的に利用出来る。すなわち、そ
の強力な透過力のため、包装したままの食品に照射の効
果を及ぼすことが出来る利点があり、衛生上好ましい処
理方法である。
技術〉 放射線は、食品を新鮮な状態のままで処理することが可
能なために、殺菌、殺虫、発芽抑制、果物の熟度の調整
及び食品の改質などの目的に利用出来る。すなわち、そ
の強力な透過力のため、包装したままの食品に照射の効
果を及ぼすことが出来る利点があり、衛生上好ましい処
理方法である。
このときの包装体としては、従来、木箱、ダンボール紙
箱、ポリエチレンフィルム、プラスチックストレー等が
用いられるが、軽量化、密封性、衛生性等の理由力1ら
プラスチック製のものが好ましい。中でも、結晶性プロ
ピレン重合体樹脂(以下、単にポリプロピレンと言う)
は、成形性、材料力学特性、透明性、外観、等の利点を
生かして食品包装体として好適であるのに加えて、放射
線照射による架橋が起こらないので、かかる包装体く最
適である。
箱、ポリエチレンフィルム、プラスチックストレー等が
用いられるが、軽量化、密封性、衛生性等の理由力1ら
プラスチック製のものが好ましい。中でも、結晶性プロ
ピレン重合体樹脂(以下、単にポリプロピレンと言う)
は、成形性、材料力学特性、透明性、外観、等の利点を
生かして食品包装体として好適であるのに加えて、放射
線照射による架橋が起こらないので、かかる包装体く最
適である。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、ポリプロピレンは、放射線を照射される
と、着色、分子切断に伴なう衝撃強度や製品寿命の低下
、さらには、劣化物や添加剤がブリードして食品へ移行
し、食品の味や臭いを変化させたり、安定性の問題が残
ると言った種々の欠点があシ、改善が必要である。
と、着色、分子切断に伴なう衝撃強度や製品寿命の低下
、さらには、劣化物や添加剤がブリードして食品へ移行
し、食品の味や臭いを変化させたり、安定性の問題が残
ると言った種々の欠点があシ、改善が必要である。
放射線照射耐性を有するポリプロピレン材料に関しては
、例えば、一般的なヒンダードアミンを配合したもの(
特開昭55−49199号公報)や、対称塁のトリアリ
ールホスファイトを単独またはヒンダードフェノール系
酸化防止剤等と併用して配合したもの(特開昭57−1
79234号公報)が医療用途向けその他に紹介されて
いるが、上記の欠点の改善は未だ十分ではない。
、例えば、一般的なヒンダードアミンを配合したもの(
特開昭55−49199号公報)や、対称塁のトリアリ
ールホスファイトを単独またはヒンダードフェノール系
酸化防止剤等と併用して配合したもの(特開昭57−1
79234号公報)が医療用途向けその他に紹介されて
いるが、上記の欠点の改善は未だ十分ではない。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、特定のヒンダードアミンおよび亜リン酸エス
テル系酸化防止剤を併用して配合したときに、放射線照
射耐性を有する食品容器として上記の欠点が解消される
ことを見い出して為されたものである。
テル系酸化防止剤を併用して配合したときに、放射線照
射耐性を有する食品容器として上記の欠点が解消される
ことを見い出して為されたものである。
即ち、本発明は、[結晶性プロピレン重合体樹脂100
重量部に、(1)下記式(11で示されるヒンダードア
ミン化合物0.01〜1重量部、および、(2)下記式
〔11又は【圀で示される亜リン酸エステル系酸化防止
剤0.01〜1重量部を配合した組成物を常式中、xi
;t、炭素数2〜18のアルキレン基、Yは炭素鎖中お
よび側鎖置換基中にOSN、Pのへテロ原子を含んでい
てもよい2価の脂肪族、脂環式、芳香族またはアルキル
化芳香族、nば2〜100の整数でちり、また、R1、
R2、R3はそれぞれ炭素数3〜8.1〜18.8〜3
0のアルキル基、2は下記の基を1〜3個it換結合し
ていてもよい炭素数1〜8のアルキレン基である。
重量部に、(1)下記式(11で示されるヒンダードア
ミン化合物0.01〜1重量部、および、(2)下記式
〔11又は【圀で示される亜リン酸エステル系酸化防止
剤0.01〜1重量部を配合した組成物を常式中、xi
;t、炭素数2〜18のアルキレン基、Yは炭素鎖中お
よび側鎖置換基中にOSN、Pのへテロ原子を含んでい
てもよい2価の脂肪族、脂環式、芳香族またはアルキル
化芳香族、nば2〜100の整数でちり、また、R1、
R2、R3はそれぞれ炭素数3〜8.1〜18.8〜3
0のアルキル基、2は下記の基を1〜3個it換結合し
ていてもよい炭素数1〜8のアルキレン基である。
Rう
」である。
く作用〉
本発明で用いるポリプロピレン(結晶性プロピレン重合
体樹脂)としては、プロピレン単独重合体の外に過半重
量のプロピレンとエチレン、ブテン、ペンテン、ヘキセ
ン、4−メチルペンテン、ヘプテン、オクテン等の他の
α−オレフィンとのランダム及びブロック共重合体を含
むものでアシ、A体的には、プロピレン−エチレンラン
ダム又はブロック共重合体、プロピレン−エチレン−ブ
テン共重合体、プロピレン−ヘキセン共重合体、プロピ
レン−ヘキセン−ブテン共重合体などである。
体樹脂)としては、プロピレン単独重合体の外に過半重
量のプロピレンとエチレン、ブテン、ペンテン、ヘキセ
ン、4−メチルペンテン、ヘプテン、オクテン等の他の
α−オレフィンとのランダム及びブロック共重合体を含
むものでアシ、A体的には、プロピレン−エチレンラン
ダム又はブロック共重合体、プロピレン−エチレン−ブ
テン共重合体、プロピレン−ヘキセン共重合体、プロピ
レン−ヘキセン−ブテン共重合体などである。
これらのポリプロピレンは、チーグラーナツタ型触媒に
て気相中、液相中またはヘキサン、ヘプタン等の溶剤中
において重合され、その後、アルコール、エポキシ化合
物等の触媒分解剤にて失活させるプロセスにて製造され
るものが一般的ではあるが、これらの工程を簡略化ある
いは削除したプロセスでの重合体でもよい。また、使用
される触媒についても、塩化マグネシウム等の担体上に
触媒成分を担持したタイプの触媒が開発されているが、
このような触媒により製造されたポリプロピレンでもさ
しつかえない。
て気相中、液相中またはヘキサン、ヘプタン等の溶剤中
において重合され、その後、アルコール、エポキシ化合
物等の触媒分解剤にて失活させるプロセスにて製造され
るものが一般的ではあるが、これらの工程を簡略化ある
いは削除したプロセスでの重合体でもよい。また、使用
される触媒についても、塩化マグネシウム等の担体上に
触媒成分を担持したタイプの触媒が開発されているが、
このような触媒により製造されたポリプロピレンでもさ
しつかえない。
これらの中でも、特に、MFRが1〜100t/10分
のものが好ましい。
のものが好ましい。
また、必要によシ、ポリプロピレンに他のポリオレフィ
ンを混合してもかまわない。混合できるポリオレフィン
としては、プロピレン以外のα−オレフィンの単独重合
体若しくは共重合体がある。
ンを混合してもかまわない。混合できるポリオレフィン
としては、プロピレン以外のα−オレフィンの単独重合
体若しくは共重合体がある。
ここで、共重合体の場合は生重量未満のプロピレンを含
むものやα−オレフィン以外の不飽和単量体、例えば、
酢酸ビニルや酪酸ビニル等のビニルエステル、アクリル
酸や無水マレイン酸等の不飽和有機酸、アクリル酸エチ
ルやメタクリル酸メチル等の不飽和有機酸エステル等を
少量含む共重合体であってもよい。このようなポリオレ
フィンとしては、例えば、高圧法ポリエチレン、低圧法
高密変ポリエチレン、低圧法低密度ポリエチレン、エチ
レン−プロピレン系共を合体ゴム、エチレン−ブテン−
1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル等が挙げられる。
むものやα−オレフィン以外の不飽和単量体、例えば、
酢酸ビニルや酪酸ビニル等のビニルエステル、アクリル
酸や無水マレイン酸等の不飽和有機酸、アクリル酸エチ
ルやメタクリル酸メチル等の不飽和有機酸エステル等を
少量含む共重合体であってもよい。このようなポリオレ
フィンとしては、例えば、高圧法ポリエチレン、低圧法
高密変ポリエチレン、低圧法低密度ポリエチレン、エチ
レン−プロピレン系共を合体ゴム、エチレン−ブテン−
1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル等が挙げられる。
また、本発明で用いる上記式(IFで示されるヒンダー
ドアミン化合物は、例えば、XがへキサメチレンでYが かつnが5〜10の化合物、または、Xがへキサメチレ
ンでYが かつnが3〜4の化合物、または、XおよびYともにヘ
キサメチレンでかつnが5〜10の化合物、若しくは、
XがへキサメチレンでYがエチレンかつnが3〜5の化
合物等が好適である。
ドアミン化合物は、例えば、XがへキサメチレンでYが かつnが5〜10の化合物、または、Xがへキサメチレ
ンでYが かつnが3〜4の化合物、または、XおよびYともにヘ
キサメチレンでかつnが5〜10の化合物、若しくは、
XがへキサメチレンでYがエチレンかつnが3〜5の化
合物等が好適である。
また、本発明で用いる上記式(IIで示される亜リン酸
エステル系酸化防止剤は、例えば、4.4’−メチレン
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−トリ
デシル)フォスファイト、4+4’−ブチリデンビス(
3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−トリデシル
)フォスファイト、1.1.3−トリス(2−メチル−
4−ジ−トリデシルフォスファイト−5−t−ブチルフ
ェニル)ブタンなどが好適である。
エステル系酸化防止剤は、例えば、4.4’−メチレン
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−トリ
デシル)フォスファイト、4+4’−ブチリデンビス(
3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−トリデシル
)フォスファイト、1.1.3−トリス(2−メチル−
4−ジ−トリデシルフォスファイト−5−t−ブチルフ
ェニル)ブタンなどが好適である。
さらに、本発明で用いる上記式(nで示される亜すンJ
エステル系酸化防止剤は、例えば、ビス−(2,4−シ
ーt−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−シフオ
スファイト、ビス−(2−t−フチルー4−メチルフェ
ニル)ペンタエリスリトール−シフオスファイトなどが
好適である。
エステル系酸化防止剤は、例えば、ビス−(2,4−シ
ーt−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−シフオ
スファイト、ビス−(2−t−フチルー4−メチルフェ
ニル)ペンタエリスリトール−シフオスファイトなどが
好適である。
これら成分の配合割合は、ポリプロピレン100重量部
に対し、ヒンダードアミンが0.01〜1重量部、好ま
しくは0.03〜0.3重量部、および、亜リン酸エス
テル系酸化防止剤が0.01〜1重量部、好ましくは0
.03〜0.3重量部である。これより多い添加量の場
合はブリードの問題や放射線照射後の着色などの問題を
生じて好ましくなく、また、経済的にも好ましくない。
に対し、ヒンダードアミンが0.01〜1重量部、好ま
しくは0.03〜0.3重量部、および、亜リン酸エス
テル系酸化防止剤が0.01〜1重量部、好ましくは0
.03〜0.3重量部である。これより多い添加量の場
合はブリードの問題や放射線照射後の着色などの問題を
生じて好ましくなく、また、経済的にも好ましくない。
添加量がこれ未満では、発明の効果が充分に発揮されな
い。
い。
本発明で用いる組成物には、必要に応じて他の付加的成
分を添加することが出来る。付加的成分としては、フェ
ノール系、チオエーテル系、リン系等各種の酸化防止剤
、他のヒンダードアミン系、ニッケル系、ベンゾエート
系等各種の光安定剤、ベンゾフェノン系、トリアゾール
糸環各種の紫外線吸収剤、ンルビトール系等の透明化剤
、核剤、滑剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、無
滴剤、顔料、分散剤、中和剤、有機過酸化物の分子量調
整剤、さらには、タルク、硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、ガラス繊維等の充填剤があり、これらは、本発明の
効果を著しく損なわない範囲で添加できる。
分を添加することが出来る。付加的成分としては、フェ
ノール系、チオエーテル系、リン系等各種の酸化防止剤
、他のヒンダードアミン系、ニッケル系、ベンゾエート
系等各種の光安定剤、ベンゾフェノン系、トリアゾール
糸環各種の紫外線吸収剤、ンルビトール系等の透明化剤
、核剤、滑剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、無
滴剤、顔料、分散剤、中和剤、有機過酸化物の分子量調
整剤、さらには、タルク、硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、ガラス繊維等の充填剤があり、これらは、本発明の
効果を著しく損なわない範囲で添加できる。
これらの成分を一般の混線機で組成物ベレットとなして
成形に供するが、ベレットを経ないで直接成形もできる
。
成形に供するが、ベレットを経ないで直接成形もできる
。
成形は常法による。即ち、射出成形、ブロー成形、押出
し成形(真空、圧空成形)、フィルム成形等の工程を経
て、目的とする包装体とし、これに食品を投入して後、
殺菌、殺虫、発芽抑制、果物の熟度調整、食品の改質な
どの目的に応じて必要量の放射線が照射される。
し成形(真空、圧空成形)、フィルム成形等の工程を経
て、目的とする包装体とし、これに食品を投入して後、
殺菌、殺虫、発芽抑制、果物の熟度調整、食品の改質な
どの目的に応じて必要量の放射線が照射される。
使用される放射線としては、ガンマ−線、エックス線、
電子線であるが、ガンマ−線が透過力が強くよく用いら
れる。
電子線であるが、ガンマ−線が透過力が強くよく用いら
れる。
〈実施例〉
例中で用いる各種の添加剤は、吹下の通りでおる。
(ヒンダードアミン系化合物)
A:先記式〔庄において、Xがへキサメチレン、Yが
かつnが5〜10の混合化合物。
B:ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)セパケート。
ジル)セパケート。
C:コハク酸とN−(2−とドロキシエチル)−2,2
,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシ−ピペリジン
の縮合物。
,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシ−ピペリジン
の縮合物。
(亜リン酸エステル系化合¥!J)
D : 414’−フ゛チリデンビス(3−メチル−6
−t−ブチルフェニルーシートリデシル)フォスファイ
ト。
−t−ブチルフェニルーシートリデシル)フォスファイ
ト。
′E: 1,1.3− トリス(2−メチル−4−ジ−
トリデシルフォスファイト−5−t−ブチルフェニル)
ブタン。
トリデシルフォスファイト−5−t−ブチルフェニル)
ブタン。
F:ビス−(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタ
エリスリトール−ジ−フォスファイト。
エリスリトール−ジ−フォスファイト。
Gニドリス−(2,4−ジ−t−ブチル−フェニル)フ
ォスファイト。
ォスファイト。
H:ジステアリルペンタエリスリトールージフオスファ
イト。
イト。
(その他の酸化防止剤および中和剤)
工:テト2キス〔メチレン−a −(3’、5’−ジー
t−−jfルー4−ヒドロキシフェニル)フロビオネー
トコメタン。
t−−jfルー4−ヒドロキシフェニル)フロビオネー
トコメタン。
Jニステアリン酸カルシウム。
K : 2,6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノー
ルO L : 2.5−ジメチル−2,5−ジー(t−ブチル
フェノキシ)ヘキシン−3゜ 実施例1〜4および比較例1〜8 MFR8P/1G分のパウダー状プロピレン単独重合体
100重量部に下記表に記載のヒンダー機(210℃設
定)にて溶融混練した。得られたペレットを射出成形機
(240℃設定)にかけて1100X100X1厚のシ
ートを成形した。この射出成形品を、コバルト−60の
線源にてガンマ−線を第1表に示す量照射$t(線量率
0.1メガラド/時間)して試料とした。
ルO L : 2.5−ジメチル−2,5−ジー(t−ブチル
フェノキシ)ヘキシン−3゜ 実施例1〜4および比較例1〜8 MFR8P/1G分のパウダー状プロピレン単独重合体
100重量部に下記表に記載のヒンダー機(210℃設
定)にて溶融混練した。得られたペレットを射出成形機
(240℃設定)にかけて1100X100X1厚のシ
ートを成形した。この射出成形品を、コバルト−60の
線源にてガンマ−線を第1表に示す量照射$t(線量率
0.1メガラド/時間)して試料とした。
得られた試料につき、製品の衝撃強度の目安として、分
子量の低下をMFR(AsTM−D−1238,230
℃、2.16麺荷りの変化にて確認した。また、120
℃ギヤーオープン中にて脆化時間を測シ、製品寿命の尺
度とした。さらに、80℃ギヤーオープン中に7日間熱
処理した試片につき、着色度合いおよび添加剤や劣化物
のブリード度合いを判定し、商品性ならびに食品への付
着による味の変化の目安とした。
子量の低下をMFR(AsTM−D−1238,230
℃、2.16麺荷りの変化にて確認した。また、120
℃ギヤーオープン中にて脆化時間を測シ、製品寿命の尺
度とした。さらに、80℃ギヤーオープン中に7日間熱
処理した試片につき、着色度合いおよび添加剤や劣化物
のブリード度合いを判定し、商品性ならびに食品への付
着による味の変化の目安とした。
評価結果を$1表に示す。
(以下余白)
実施例5.6および比較例9〜13
ポリプロピレンをエチレン含tatt*、MFR。
5 P/l OGのプロピレン−エチレンランダム共重
合体に代え、第2表に示す配合とした以外は、実施例1
と同様な方法で評価した。結果を第2表に示す。
合体に代え、第2表に示す配合とした以外は、実施例1
と同様な方法で評価した。結果を第2表に示す。
C以下余白)
第2表
実施例7および比較例14
パウダー状のプロピレン単独重合体(MFR−で混合後
、押出機でペレット化した。
、押出機でペレット化した。
得られたペレットを240℃で溶融押し出しして、表面
温度40℃を有する冷却ロール上で固化させシート状に
なし、ロールの周速差を利用して115℃で縦方向に5
倍延伸し友。引き続き、160℃のテンターオーブン中
で横方向に10倍延伸しt後、iso℃で熱固定し、フ
ィルムの片面にコロナ放電処理をして厚き25μのボリ
プロビレンニ軸延伸フィルムを得た。
温度40℃を有する冷却ロール上で固化させシート状に
なし、ロールの周速差を利用して115℃で縦方向に5
倍延伸し友。引き続き、160℃のテンターオーブン中
で横方向に10倍延伸しt後、iso℃で熱固定し、フ
ィルムの片面にコロナ放電処理をして厚き25μのボリ
プロビレンニ軸延伸フィルムを得た。
このフィルムを用いて、溶断シールで製袋加工し、コバ
ルト−60の線源にてガンマ−線を照射し、着色度合い
及び製袋開口時の臭気を測定した。
ルト−60の線源にてガンマ−線を照射し、着色度合い
及び製袋開口時の臭気を測定した。
(以下余白)
実施例8および比較例15
パウダー状のMFRI Of/10分、エチレン含量4
重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体100
fr量部に酸化防止剤無添加でメルトインデックス5
f/10分、密度0.924 y /Jの高圧法ポリエ
チレン5重量部、さらに酸化防止剤無添加でメルトイン
デックス4y/1o分、プロピレン含1zz31景%の
エチレン−プロピレン混合し、L/Dが25で40m径
のスクリューを持つ押出機(250℃設定)にて溶融混
線してペレット化した組成物を得た。
重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体100
fr量部に酸化防止剤無添加でメルトインデックス5
f/10分、密度0.924 y /Jの高圧法ポリエ
チレン5重量部、さらに酸化防止剤無添加でメルトイン
デックス4y/1o分、プロピレン含1zz31景%の
エチレン−プロピレン混合し、L/Dが25で40m径
のスクリューを持つ押出機(250℃設定)にて溶融混
線してペレット化した組成物を得た。
これらの組成物をダイスから押出される樹脂の温度が2
80℃になる様に設定され九押出コーティング装置で実
施例7で得られた25μの二輪延伸ポリプロピレンフィ
ルムにコート厚みが30μとなる様に押出して押出しコ
ーティングフィルムを得た。
80℃になる様に設定され九押出コーティング装置で実
施例7で得られた25μの二輪延伸ポリプロピレンフィ
ルムにコート厚みが30μとなる様に押出して押出しコ
ーティングフィルムを得た。
コレラ押出コーティングフィルムヲ、コバルト−60の
線源にてガンマ−線を第4表に示す量照射した。
線源にてガンマ−線を第4表に示す量照射した。
得られた試料につき製品の衝撃強度の目安として分子量
の低下をMFHの変化(押出コーティングフィルム試料
より押出コート物のみをはがして測定した。)にて確認
し念。さらに試料の着色度合いを目視判定し、商品性の
目安とした。
の低下をMFHの変化(押出コーティングフィルム試料
より押出コート物のみをはがして測定した。)にて確認
し念。さらに試料の着色度合いを目視判定し、商品性の
目安とした。
結果を第4表に示す。
(以下余白)
実施例9.10および比較例16
パウダー状のプロピレン−エチレンランダム共−1ラン
ダム共重合体(エチレン含有11.7重量てスーパーミ
キサーで混合後、押出機でペレット化した。
ダム共重合体(エチレン含有11.7重量てスーパーミ
キサーで混合後、押出機でペレット化した。
得うれたペレットを230℃でT型ダイスを有する押出
機から押し出して25℃で冷却した後、フィルムの片面
にコロナ放電処理をして厚さ25μの無延伸フィルムを
得た。
機から押し出して25℃で冷却した後、フィルムの片面
にコロナ放電処理をして厚さ25μの無延伸フィルムを
得た。
得られt無延伸フィルムと実施例7で得た二軸看
延伸フィルムをウレタン系の接l剤を用いてドライラミ
ネートし、ヒートシーラーで製袋加工した後、コバルト
−60の線源にてガンマ−線を照射し、着色度合い及び
製袋開口時の臭気を測定した。
ネートし、ヒートシーラーで製袋加工した後、コバルト
−60の線源にてガンマ−線を照射し、着色度合い及び
製袋開口時の臭気を測定した。
実施例11訃よび比較例17
パウダー状のプロピレン単独重合体85重量%(MFR
o、af/lo分)に、添加剤無添加のペレット状高圧
法低密度ポリエチレン15重量%後、押出機でペレット
化した。
o、af/lo分)に、添加剤無添加のペレット状高圧
法低密度ポリエチレン15重量%後、押出機でペレット
化した。
得られたペレットを250℃で1Mダイスを有する押出
機を用いて60℃で冷却して厚さ0.3fiのシートを
型造し、浅野研究所製の熱板式圧空成1ヒ機にて熱板温
度tSO℃で3秒間直接加熱し、30℃の冷却水が内部
で循環している金型に圧空圧2Kf/−で賦形して冷却
固化した後、暖り出した。成形品は、縦190m横10
011!I11.深き15団の橋型薄肉容器である。こ
れらの薄肉容器についてコバルト−60の線源にてガン
マ−線を照射し、着色度合いおよび低温衝撃強度につい
て測定した。
機を用いて60℃で冷却して厚さ0.3fiのシートを
型造し、浅野研究所製の熱板式圧空成1ヒ機にて熱板温
度tSO℃で3秒間直接加熱し、30℃の冷却水が内部
で循環している金型に圧空圧2Kf/−で賦形して冷却
固化した後、暖り出した。成形品は、縦190m横10
011!I11.深き15団の橋型薄肉容器である。こ
れらの薄肉容器についてコバルト−60の線源にてガン
マ−線を照射し、着色度合いおよび低温衝撃強度につい
て測定した。
なお、低温衝撃強度の測定は、5℃の雰囲気下で、直径
1.5インチ、重量200fの鋼球を高さ55cmより
i形品のコーナ一部に落として破壊の有無を訓べた。結
果を第6表に示す。
1.5インチ、重量200fの鋼球を高さ55cmより
i形品のコーナ一部に落として破壊の有無を訓べた。結
果を第6表に示す。
(以下余白)
〈発明の効果〉
本発明の包装体は、放射線照射による着色、衝撃強度や
製品寿命の低下、劣化中や添加剤のブリードの心配が殆
んどなく、食品の味や臭いの変化が起こらない、優れた
効果を有するものである。
製品寿命の低下、劣化中や添加剤のブリードの心配が殆
んどなく、食品の味や臭いの変化が起こらない、優れた
効果を有するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 結晶性プロピレン重合体樹脂100重量部に、(1)下
記式〔 I 〕で示されるヒンダードアミン化合物0.0
1〜1重量部、および、(2)下記式〔II〕又は〔III
〕で示される亜リン酸エステル系酸化防止剤0.01〜
1重量部を配合した組成物を常法により成形してなるこ
とを特徴とする耐放射線性食品包装体。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 式中、Xは炭素数2〜18のアルキレン基、Yは炭素鎖
中および側鎖置換基中にO、N、Pのヘテロ原子を含ん
でいてもよい2価の脂肪族、脂環式、芳香族またはアル
キル化芳香族、nは2〜100の整数であり、また、R
_1、R_2、R_3はそれぞれ炭素数3〜8、1〜1
8、8〜30のアルキル基、Zは下記の基を1〜3個置
換結合していてもよい炭素数1〜8のアルキレン基であ
る。 ▲数式、化学式、表等があります▼
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59240098A JPS61118447A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 耐放射線性食品用包装体又は容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59240098A JPS61118447A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 耐放射線性食品用包装体又は容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61118447A true JPS61118447A (ja) | 1986-06-05 |
JPH0543742B2 JPH0543742B2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=17054459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59240098A Granted JPS61118447A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 耐放射線性食品用包装体又は容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61118447A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153953A (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-13 | Tonen Sekiyukagaku Kk | 耐放射線性ポリオレフィン組成物 |
JP2002002794A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-09 | Okura Ind Co Ltd | 放射線減菌処理用バッグインボックス内袋 |
JP2002302579A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-18 | Sumitomo Chem Co Ltd | 食品包装用成形体 |
JP2018075300A (ja) * | 2016-11-11 | 2018-05-17 | 住友ベークライト株式会社 | 放射線滅菌処理用フィルム、及び包装体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60130635A (ja) * | 1983-12-17 | 1985-07-12 | Chisso Corp | 安定化されたポリオレフイン組成物 |
JPS60217265A (ja) * | 1984-03-20 | 1985-10-30 | チバ‐ガイギー アクチエンゲゼルシヤフト | 放射線安定化組成物 |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP59240098A patent/JPS61118447A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS60217265A (ja) * | 1984-03-20 | 1985-10-30 | チバ‐ガイギー アクチエンゲゼルシヤフト | 放射線安定化組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4498551B2 (ja) * | 2000-06-26 | 2010-07-07 | 大倉工業株式会社 | 放射線減菌処理用バッグインボックス内袋 |
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JP4734746B2 (ja) * | 2001-04-06 | 2011-07-27 | 住友化学株式会社 | 食品包装用成形体 |
JP2018075300A (ja) * | 2016-11-11 | 2018-05-17 | 住友ベークライト株式会社 | 放射線滅菌処理用フィルム、及び包装体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543742B2 (ja) | 1993-07-02 |
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