JPS61116696A - 粒状生成物を定量しかつ転送する方法および設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は粒状生成物を定量し、続いてこの生成物をタン
クの中に転送する新規な方法と、この方法を実施し得る
ようにする設備とに関する。

（従来の技術） 大きさの異なる粒の形をなす生成物の一定量を定量する
ために普通に使用される方法は原不正確であり、かつ特
に定量容器に対する生成物の転送が、該生成物を水の如
き液体と混合して行われるような時には実施が困難であ
る。

（発明が解決せんとする問題点） 本発明の主なる目的は粒状生成物を如何なる危険をも伴
うことなく正確に定量し得る、特に簡単な方法および設
備を供することである。

本発明の他の目的は定量された生成物を、特に少量の転
送液体により、廃棄流出を伴うことなく定量容器から付
病タンクに転送し得るようにすると共に、定量された生
成物全体の転送を敏速かつ確実に行い得るようにするこ
とである。

なお本発明は生成物の性質および粒度とは関係なく、あ
わゆる粒状生成物を一様に定量しかつ転送するために使
用される。同様に本発明は加圧水型原子炉の第１ループ
の浄化容器および燃料貯蔵プールからくる使用済みイオ
ン交換樹脂の定量および転送を行うために使用すること
ができ、かつ化学工業、薬品工業または農業食品工業に
対しても使用することができる。

（問題点を解決するための手段） 粒状生成物を定量容器の中に送給し、かつ定量された生
成物をタンク内に転送するための本発明による新規な方
法は次の相次ぐ段階を有しているニー転送液体と混合し
た前記生成物を、有孔留置機構の下方において前記定ｍ
容器内に導入することによって定量し、転送液体が前記
留＠機構上の所定レベルを越えた時に、該転送液体を排
出し、前記定量容器内に導入された転送液体の圧力を制
御し、かつ前記圧力が前記留置機構と接触した到着生成
物を表わす閾値を越えた時に、転送液体と混合される生
成物の導入を停止させるようになった段階、 −このように定量された生成物および転送液体が逆Ｕ字
形の導管にして、前記定量容器の底部および前記タンク
の上方部分に開口するサイフォンを形成する導管によっ
て定ｍ容器から前記タンクに転送されるようになってお
り、該タンクが定量容器とほぼ同じレベルに配置され、
前記留置機構の上方において定量容器の中に加圧された
状態でガス状流体が噴射されるようになっている段階、
−このように転送される生成物を乾燥する段階にして、
転送液体を導管を通してポンプによりタンクから定量容
器に送給することによって行われ、この時前記導管の一
端がタンクの底部に開口し、かつ該端部が粒状生成物の
通過を阻止する濾過装置を有している段階。

前記生成物の乾燥は定量容器内に搬送される転送液体の
容積を測定することによって制御することが望ましい。

なお本発明の目的は前述の定量および転送方法を実施し
得るようにする定量および転送設備を供することである
。

（実施例） 次に添付図面によって本発明による定量および転送を行
う設備の好適な実施例を非制限的に説明する。

図示の設備は加圧水型原子炉の第１ループの浄化容器、
核燃料貯蔵プール、他のすべてのループ　・からくる使
用済みイオン交換樹脂を定吊し、次いでこの使用済み樹
脂をタンク、すなわちこの場合は有機結合剤内に配合さ
れた樹脂を不動化する混合気の中に転送し、混和被覆が
行われるようにするためのものである。しかしながらた
とえば薬品工業または農業食料品工業における他の粒状
生成物のすべてを定量しかつ転送するにはこれと似通っ
た設備を使用することができる。

図示の設備においては粒状樹脂（たとえば０．２ミリメ
ートルから１．２ミリメートルまでの）が空気式制御弁
１４によって制御される入口管１２を通して定量容器１
０の中に導入される。

転送が確実に行われるようにするために前記樹脂はなる
べくは脱塩された水よりなる転送液体と混合される。前
記弁１４は確実に制御し得る電磁三方弁１８を通して圧
縮空気管１６に連結されている。圧力計２０は弁１４と
定量容器１０との間において入口管１２内の圧力を測定
する。前記圧力計２０は電線２２によって電磁弁１８に
接続され、管１２内の圧力が一定の閾値を越えた時に前
記電磁弁を作動し得るようになっている。

定量容器１０はその上記ドームの近くに有孔留置格子２
４を備え、該格子は水平に配置されかつその下方には入
口管１２の端部が開口している。

本発明によれば格子２４内に形成された孔は粒状樹脂を
留置し、この時転送を行った脱塩水を通過させる。

弁２８を有する出口管２６は前記留置格子２４の上方に
おいて定量容器１０の中に開口している。

以上に説明した設備の構造により、格子２４の下方の容
器内部に画定された容積に対応する使用済みイオン交換
樹脂の容積を非常にすぐれた状態でかつ簡単な態様で定
量することができる。

事実弁２８は開かれた状態にあり、かつ作業員は電磁弁
１８によって空気弁１４の開きと、連続的に定量容器１
０の中に流入する転送水に混合される樹脂とを制御する
。容器１０内の樹脂のレベルが格子２４に達しない限り
、圧力計２０によって検出される圧力は電磁弁１８の釈
放閾値以下にとどまり、かつ弁１４は開放状態にとどま
る。この時転送水は自由に格子２４を通り、管１２内の
液体の著しい損失を発生させることなく出口管２６によ
って排出されるようになる。

定量容器１０内の樹脂のレベルが、樹脂の通過を阻止す
る格子２４のレベルに達するや否や、入口管１２内の樹
脂の速度は箸しく低下し、かつこの管の中の圧力を一時
的に圧力計２０によって画定された閾値以上に上昇させ
る。これは直ちに電磁弁１８に作用をおよぼし、弁１４
を閉じてこれに加わる圧力を低下させる。特に管１２内
の速度が１．５メ一トル／秒の近くにある時は樹脂の定
量が正確に行われる。

排出管２６′は、弁１４の直前において入口管１２を脱
塩水管２８′に連結している。この管２６′は空気式常
閉制御弁３０によって制御され、該制御弁は電磁三方弁
３２を介して圧縮空気管１６と連通している。

前記管２６は適当なレベルにおいて、すなわち定量が終
了した時に容器１０内の水の容積が、続いて樹脂を混合
タンク３４の方に最適の状態で転送せしめ得るように選
択されたレベルにおいて該容器１０の中に開口している
。したがってたとえば容器１０内に間隙充填水３０リツ
トルを含む樹脂１００リツトルが定量されている場合に
は、この管２６によって容積４０リツトルの“浮揚水が
格子２４の上に残存するようになる。

定量容器１０を再び満たしかつ弁１４が自動的に閉じる
ようになれば、この弁の上流に位置する管１２の部分が
電磁弁３２の制御によって弁３０が開いた後に管２８′
からくる脱塩水によって一掃される。なお管１２のこの
部分に位置する樹脂も追放される。この作業が終了すれ
ば弁３０は再び閉じられ、かつ作業員は弁２８を閉じ、
定量容器１０がその上流に位置する設備部分（図示せず
）に対して隔離されるようにする。

図示の設備はなお容器１０内において定量された樹脂を
簡単に、効果的にかつ廃棄流出を伴うことなく混合タン
ク３４に転送し、該タンクの中で樹脂が王台良く混和被
覆されるようにする装置を有している。

図示の如く定量容器１０および混合１１３４はほぼ同じ
レベルに位置し、これらはサイフオンを形成する逆Ｕ字
形の管３６によって連結され、該管の第１ｔｓ部は容器
１０の軸線に沿って、この容器１０のほぼ１２０度にわ
たるホッパの形をなした円錐形底部１０ａのレベルまで
垂直に延びている。

管３６の反対端は混合気３４の頂部を通り、該混合機の
上方部分に開口するようになっている。この管３６は弁
３８およびループ制御装置４０を有している。

管３６の上方水平部分は空気式常閉制御弁４２を通して
廃棄流出ガスを排出する管４４に連結されている。圧縮
空気管１６と弁４２との間に電磁弁４６が挿置され、前
記弁４２を１ｌＪＩＩ］するようになっている。

管３６の上方水平部分の各端部の近くにおいて該管は二
つの空気式常閉制御弁４８．５０を通して脱塩水管２８
′に連結されている。“前記弁はそれぞれ二つの電磁弁
５２．５４を通して圧縮空気管１６によりυ制御される
。

三方電磁弁５８によって制御される管５６は圧縮空気管
１６および廃棄流出ガス管４４を交互に、弁２８の上流
において、かつ定量容器１０の直ぐ近くで出口管２６に
連結する。

定量容器１０および混合機３４はなお常閉弁６２および
ポンプ６４を備えた管６０によって連通せしめられてい
る。この管６０は転送水を混合機から定量容器の方に復
帰せしめ、該混合機の中に導入された樹脂を乾燥させる
ためのものである。

前記管６０は混合機３４の軸線に沿って下降し、ストレ
ーナ６６によって該混合機の底部内に開口し、樹脂が管
６０に流入するのを阻止するようになっている。この管
の他端は格子２４の上方に位置するノズル６８によって
定量容器１０内に開口している。この管６０の中には同
様に循環制御装！ｉ６５が設けられている。定量容器の
中に配置されたレベル表示器６３により、ポンプ６４を
通して該定量容器の中に搬送される水の容積を制御し、
したがって樹脂が正しく乾燥されたか否かを検査するこ
とができる。

常閉弁７０．７２によって多管３６．６０を圧縮空気管
１６と連通させることができる。

最後に混合機３４の頂部を通る管７４により、該混合機
から廃棄流出ガスを管４４の方に排出し、かつ同様に混
合機の頂部を通る単数または複数の管７６により、該混
合機の中に混和被覆を行うための有様結合剤を導入する
ことができる。

容器１０内における樹脂の定量が行われた時、弁３８．
６２は閉じられ、かつ弁５８は管５６を廃棄ガス管４４
と連通させるような位置を占める。

定量容器１０が樹脂によって満たされ、かつ弁１４、次
いで弁２８が閉じることによって上流に位置する設備か
ら切離された時に、この樹脂は混合ｌ１１３４内に転送
し得るようになる。

転送を行う前に作業員は弁３８．６２を開き、容器およ
び混合機を連通させる。厳密な意味での転送は電磁弁５
８の作動によって制御され、この弁は管５６を通して格
子２４の上方に位置する定量容器１０の上方部分の中に
管１６からくる圧縮空気を噴射する。容器１０内の水−
樹脂混合物の上においてこの容器の中に導入された圧縮
空気は前記混合物を管３６によって混合１ｌＩ３４の方
に追出する。同時に混合機内に含まれるガスが管７４に
よって管４４の方に排出される。管３６の構造により、
この管の中にはサイフオン効果が生じ、したがって圧縮
空気によって定量容器１０内の樹脂−水混合物に圧力が
加えられる。

したがって転送は比較的均一に行われ、樹脂全体が混合
機内に転層されるようになっていることに注意する必要
がある。これは周知の装置、すなわちポンプによって液
体が固体より速く転送され、したがって固体が集積し、
サイクルが終了した時に転送されない部分が残るように
なった装置の場合は望み得ないことである。なお中央管
を使用しての混合物のサイフオン転送原理による時は使
用水量を少なくすることができ、かつ廃棄物の発生を阻
止することができる。

転送の終了は表示器４０によって検出される。

この表示器は乾燥ポンプ６４を自動的に始動せしめ、混
合機３４から定量容器１０まで、樹脂と混合された脱塩
水を転送するようになっている。脱水品質は定潰容器内
に転送される水の量を、レベル表示器６３により測定す
ることによって制御される。

同時に作業員は管３６内に形成されたサイフオンを、電
磁弁４６の作動により遮断し、弁４２が開かれるように
し、かつ電磁弁５２．５４によって制御される弁４８．
５０を開くことにより、この管３６が脱塩水によって洗
われるようにする。

管６０内に配置された表示器６５が乾燥の終了を検出し
た時に、作業員はポンプ６４を停止せしめかつ電磁弁７
０．７２を開くことによって管３６．６０に送風する。

言うまでもなく本発明は前述の実施例に制限されるもの
ではなく、すべての変形を行うことができる。すなわち
本願による時は混合機３４の代りにたとえば貯蔵容器ま
たは他の型のタンクを使用することができる。なお特許
請求の範囲を離れることなく前述の種々の空気式制御弁
の代りに他の型の弁を使用することができ、特に手動弁
または電磁弁を使用することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による設備を一部断面で示した路線図であ
る。 １０：定ｍ容器、１０ａ：底部、１２：入口管、１４：
υＪＩＸＩ弁、１８：三方弁、２０：圧力計、２６：排
出管、３４：タンク、３６：導管、５６：噴射管、６０
：導管、６３ニレベル表示器、６４：ポンプ、６６：ｉ
ｌ！過装置。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）粒状生成物を定量容器（１０）の中に送給しかつ
   定量された生成物をタンク（３４）内に転送する方法に
   おいて、次の相次ぐ段階を有することを特徴とする方法
   ： −転送液体と混合した前記生成物を、有孔留置機構（２
   ４）の下方において前記定量容器（１０）内に導入する
   ことによつて定量し、転送液体が前記留置機構上の所定
   のレベルを越えた時に、該転送液体を排出し、前記定量
   容器内に導入された転送液体の圧力を制御し、かつ前記
   圧力が前記留置機構と接触した到着生成物を表わす閾値
   を越えた時に、転送液体と混合される生成物の導入を停
   止させるようになつた段階、 −このように定量された生成物および転送液体が逆Ｕ字
   形の導管（３６）にして、前記定量容器（１０）の底部
   （１０ａ）および前記タンク（３４）の上方部分に開口
   するサイフォンを形成する導管によつて定量容器（１０
   ）からタンク（３４）に転送されるようになつており、
   該タンクが定量容器とほぼ同じレベルに配置され、前記
   留置機構（２４）の上方においてこの定量容器の中に加
   圧された状態でガス状流体が噴射されるようになつてい
   る段階、 −このように転送される生成物を乾燥する段階にして、
   転送液体を導管（６０）を通してポンプによりタンク（
   ３４）から定量容器（１０）に送給することによつて行
   われ、この時前記導管の一端がタンク（３４）の底部に
   開口し、かつ該端部が粒状生成部の通過を阻止する濾過
   装置（６６）を有している段階。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の方法において、生成
   物の乾燥が、定量容器（１０）内に搬送された転送液体
   の容積を測定することによつて制御されるようになつて
   いる方法。
3. （３）粒状生成物を定量する設備において、上部に有孔
   留置機構（２４）を備えた定量容器（１０）と、転送液
   体に混合された生成物の入口管（１２）にして、前記留
   置機構（２４）の下方において前記容器内に開口する入
   口管と、前記入口管（１２）内の圧力を、前記留置機構
   （２４）と接触する到着生成物に対応して定められた閾
   値と比較するための装置（２０）と、前記圧力比較装置
   によつて制御され、圧力が前記閾値を越えた時に、前記
   入口管（１２）を閉じるようになつた装置（１８、１４
   ）と、前記留置機構（２４）の上方において前記定量容
   器（１０）の中に開口する転送液体排出管（２６）と、
   該定量容器（１０）とほぼ同じレベルに配置されたタン
   ク（３４）と、定量容器（１０）の底部と前記タンク（
   ３４）の上方部分とに開口するサイフォンを形成する逆
   Ｕ字形の導管（３６）と、前記留置機構（２４）の上方
   において定量容器（１０）内に開口する加圧ガス状流体
   噴射管（５６）と、前記生成物を乾燥する導管（６０）
   にして、前記タンク（３４）の底部を定量容器（１０）
   に連結し、かつ転送液体を送給するポンプ装置（６４）
   を備え、さらに前記タンク（３４）の底部内に位置する
   その端部に、前記粒状生成物の通過を阻止する濾過装置
   （６６）を備えた導管とを有することを特徴とする設備
   。
4. （４）特許請求の範囲第３項記載の設備において、さら
   に前記導管（６０）を通して前記タンク（３４）から定
   量容器（１０）に転送された転送液体の容積を測る装置
   （６３）を有している設備。
5. （５）特許請求の範囲第３項に記載された設備において
   、前記定量容器（１０）の底部が円錐形を呈し、かつほ
   ぼ１２０度の角度をなしている設備。
6. （６）特許請求の範囲第３項に記載された設備において
   、前記定量容器（１０）の底部に開口したサイフォンを
   形成する前記逆Ｕ字形の導管（３６）が前記底部から該
   導管の内径とほぼ等しい距離にわたつて隔置されている
   設備。