JPS61116215A - 石油燃焼器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石油燃焼器の固定タンク部給油口に関するもの
である。

従来の技術 従来固定タンク式の石油燃焼器に於て、固定タンクへの
給油は外部タンクから直接給油する構造になっており、
以下図面を参照しながら従来例を説明する。第４図、第
５図は従来例を示す図面で、第４図は固定タンク式の石
油燃焼器の全体半断面図で、１は固定タンク、２は固定
タンクに取付けられた給油口、３は給油口の蓋であり、
４は固定タンク１内の油を吸い上げる灯芯で、Ｓは燃焼
部、６は煙突、７は天板である。

この様な構成の固定タンクに於ての給油は給油口の蓋３
を外し、外部の油タンクからホースポンプ８などによシ
固定タンク１内に油を給油する。

第５図は給油口部の拡大詳細図である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では給油時、石油燃焼
器か、あるいは外部の油タンクを移動しなくではならず
、大変不便であると共に、部屋内で給油する時には床上
に油をこぼす可能性も犬であった。又燃焼器を移動する
時は特に器具全体を移動しなければならず大変である。

本発明は上記問題点に鑑み、従来通り外部タンクから直
接に給油も出来かつ、移動式タンクからも簡単に給油出
来るようにする事を目的にしたものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明は固定タンクの給油口を、移動式のタンクの給油
口が嵌合できる大きさにしたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、固定タンクに給油する
時、固定タンクの給油口蓋を外し、油が入った移動式タ
ンクの給油口を嵌合挿入することにより、固定タンク内
の弁受体により移動式タンクの弁が開き、移動式タンク
内の油が固定タンク内に簡単に給油が出来る。

実施例 以下本発明の一実施例の給油口部を中心とじた構成につ
いて図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明第１の実施例における給油口部の拡大詳
細図、第２図は給油口部を設けた固定タンク式の石油燃
焼器の全体半断面図である。

第２図に於いて１は固定タンク、２は固定タンクに設け
られた給油口、３は給油口２とネジで嵌合されたところ
の給油口蓋である。又給油口２の下部には移動式タンク
１２からの給油を受けるところの弁受体４＆９が位置し
ている。又燃焼器の全体構成として燃焼する為の灯芯４
、燃焼部５が固定タンク１の上部に位置し、かつその周
囲をかこむように煙突６、その上部に天板７が位置して
いる。又第１図に示すところの本発明の給油口部につい
ては固定タンク１の上面に給油口２が設けられており、
その下部には弁受体ピン１０を中央部に位置させた弁受
体９が設けられている。又給油口２の外周には給油口２
とネジなどで嵌合締付けが出来る給油口蓋３が設けられ
ておシ、かつ給油口２の上部には給油口蓋３との間に洩
れ防止用のパツキン１３が位置する構成になっている。

以上のように本実施例によれば、給油時、給油口蓋３を
外し、移動式タンク１２の給油口１１を固定タンク１の
給油口２内に挿入することにより、固定タンク１内の弁
受体９の弁受体ピン１０により移動式タンク１２の給油
口１１の弁が押し開けられ、移動式タンク内の油が固定
タンク１内に流れ込む。なお固定タンク１の給油口２の
内径は移動式タンク１２の給油口１１が入る径と高さ寸
法をもつ大きさの寸法にしである。

次に本発明の第２の実施例を第３図を用いて説明する。

第２の実施例は固定タンク１に設けられた給油口２を固
定タンク１内方向に向けて取り付けた構成で、その給油
口２の下部に弁受体ピン１０を設けた弁受体９を位置さ
せ、さらに弁受体９には移動式タンク１２の給油口１１
とのシールと給油口蓋３とのシールを兼ねたパツキン１
３を設けである。

この様な構成にする事により第１実施例では固定タンク
１の給油口２が外部に突出している為に移動式タンク１
２の給油口１１を弁受体９迄とどかせる為給油口１１が
大変長いものになる。しかし、第２の実施例のように給
油口２を固定タンク１内方向に位置させる事により移動
式タンク１２の給油口１３も短くてすませることが出来
る。また、給油口２下部の弁受体９内に油は通し、水は
通さないところの水分離フィルター１４を設ける事によ
シ固定タンク１内に水が入るのを防止することが出来る
ようにもなる。

なお上記各実施例では弁受体９を給油口２に取付けたも
ので説明したが、これに限られるものではなく、例えば
固定タンク１の底に弁受体９を取付けてその上部を給油
口２にのぞませるようにしてもよいものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、固定タンクの給油口内に
移動式タンクの給油口を嵌合させて給油できるので、給
油時に油をこぼす危険がなくなると共に簡単に作業がで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す要部の拡大断面図
、第２図は燃焼器全体の半断面図、第３図は同第２の実
施例を示す要部の拡大断面図、第４図は従来例を示す燃
焼器の全体断面図、第５図はその給油口部の拡大断面図
である。 １　・・・固定タンク、２　・・給油口、３・・・・給
油口蓋、５−・・燃焼部、１１・・・・移動式タンクの
給油口、１２　・・・移動式タンク、１３・・・パツキ
ン、１４・・・・水分離フィルター。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 １−１■責乙ｒンク ２−−−衿５１１ｒ１？ ３−一一判１う由０１ ／　／−−一鮮Ｉ書口 第２図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）燃焼部と給油口とを備えた固定タンクと、この固
   定タンクの給油口に着脱自在に装着した蓋とを備へ、上
   記固定タンクはこの固定タンクとは別の移動式タンクか
   ら給油が受けられるよう、前記給油口を、移動式タンク
   の給油口が嵌合できる大きさとするとともに、この給油
   口にのぞんで給油口に嵌合させた移動式タンクの給油口
   の弁を開く弁受体を設けてなる石油燃焼器。
2. （２）固定タンクの給油口は、この給油口に装着した蓋
   、あるいは給油口に嵌合した移動式タンクの給油口との
   間の気密を保持するパッキンを備えた特許請求の範囲第
   １項記載の石油燃焼器。
3. （３）弁受体は油を通し、水は通さない水分離フィルタ
   ーを備えた特許請求の範囲第１項または第２項記載の石
   油燃焼器。