JPS61115841A - 飲料容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は従来のびんや缶などを用いた容器に代わり、プ
ラスチックなど無通気性の素材で形成した容器にジュー
ス、コーラ、サイターその他の清涼飲料や酒類などの飲
料を封入して販売する飲料容器に関するものである。

従来の紙製またはプラスチック製などのこの種の飲料容
器は安価で使捨て可能のため自動販売機などを通じ広く
頒布せられている。

しかし購買者が実際に飲用するときには、その容器に添
付せられているかもしくは容器と別に頒布されているス
トロ−を該容器の一部に突き刺すなどして穴をあけ、内
部の液体を吸飲するようになっているものが多い。

しかしながら容器とストロ−が別々であるため、ストロ
−を紛失したりすることも多く、これを紛失すると簡単
な代替方法がなく、容易に飲用できない。紛失を防ぐた
めストロ−を容器に熱圧着などにより添付したものは全
体の形状が不整形となり輸送や販売に際して不都合であ
るという問題もある。またこのようなストロ−には細く
して強度を持たせ一方の先端を尖らすなどの工夫がしで
あるが、方向を間違えたりあるいは材質などの種々の要
素により必ずしも的確に穴があかなかったり、ス）ｏ−
が切損するなどの不便があり、ストロ−も強度の点から
細いものに限られるため、飲料の種類によっては例えば
酒類などには不適当である。

本発明はこのような欠点を解消すると共に、容器の製造
コストも低く、内部ｌ（飲料を封入するのが容易で、し
かも飲料の種類によってス１−ｏ−の太さ等を自由に設
定できる容器を提供するものである。

本発明は特許請求の範囲に記載の通りであって、ストロ
−に相当する管状部と液体容器本体が一体となっており
、しかも該管状部には伸縮可能な蛇腹部が設けてあって
、収納時は小さく折り畳んで収納されてしまうため、運
搬時に不整形とならず前記従来の欠点を総て解消すると
共に、従来のプロー成型法などによって容易に製造する
ことが可能であり、製造コストも低くでき、しかも管状
部の蛇腹部によって、如何なる方向からも飲用に供し得
るものであり、また液体容器の形状も自由に設定でき管
状部の太さも任意のものにできるため、例えば病人や子
供用の飲料容器や、酒類を封入した成人向の容器として
など用途は広い。

以下実施例に沿って詳細に説明する。

第１図は本発明の実施例を示す図で、管状部を収納した
保存、輸送時の状態を示す図、第２図は使用時の状態を
示す部分断面図である。図中１は液体容器、２は管状部
、３は蛇腹部、４は液体容器の切欠部、５は管状部と液
体容器の接続部、６は封止栓である。該実施例において
、液体容器１と管状部２とは合成樹脂によって一体に成
型されており、管状部は液体容器１の上方側部に設けら
れていて管状部２の内部と液体容器１の内部は通じてい
る。切欠部４は液体容器の側端に沿って設けられており
切欠部４中に管状部２の蛇腹部３を折り畳んで収納する
。切欠部４０代わりに液体容器の上端に段状又は斜切状
の切欠部を設け、そこに管状部を収納するようにしても
よい。蛇腹部３により管状部２は伸縮自在であり、飲用
に供する時はこれを伸長して任意の方向から内部の液体
を飲むことができる。

液体の注入は管状部の上部から液体を注入するようにで
きる。完全に液体の漏れ？なくすため、この例では管状
部２の先端にネジ切りを施した封止栓６を設けであるが
封止栓は材質により必ずしもネジ状でなくともよい。こ
の例で明らかな通り、ストロ−に該当する管状部が液体
容器本体と一体であり、しかも液体容器本体中に収納さ
れてしまうため、輸送に際して無用な出っ張りや不整形
部分がなく、自動販売機内での取り扱いも極めて便利で
ある。購買者が使用する際には管状部を引き出すだけで
直ちに飲用に供することができ、前記ストロ−の紛失や
折損といった問題も起こらない。

以上詳細に説明したとおり本発明の飲料容器は簡単な構
成でありながら、前記多大の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す図で、管状図中１は液体
容器、２は管状部、３は蛇腹部、４は液体容器の切欠部
、５は管状部と液体容器の接続部、６は封止栓である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 無通気性の素材で形成した液体容器と、該 液体容器の上側部に該液体容器と一体に形成し内部が該
   液体容器内部に通ずる液体通路である管状部を有し、該
   管状部には伸縮可能な蛇腹部と封止栓を設けたことを特
   徴とする飲料容器。