JPS61114806A - 木材の薬剤含浸方法 - Google Patents

木材の薬剤含浸方法

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Publication number
JPS61114806A
JPS61114806A JP23724784A JP23724784A JPS61114806A JP S61114806 A JPS61114806 A JP S61114806A JP 23724784 A JP23724784 A JP 23724784A JP 23724784 A JP23724784 A JP 23724784A JP S61114806 A JPS61114806 A JP S61114806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
chemical
surface layer
ultrasonic vibrator
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23724784A
Other languages
English (en)
Inventor
俊博 松永
鶴田 郁男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Industrial Co Ltd, Fuji Kogyo KK filed Critical Fuji Industrial Co Ltd
Priority to JP23724784A priority Critical patent/JPS61114806A/ja
Publication of JPS61114806A publication Critical patent/JPS61114806A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)fl実業上利用分野 本発明は木材の表層に、合成樹脂、防腐剤、防由剤又は
かび防止剤等の薬剤を浸透させて含浸させる方法に関す
る。
(ロ)従来技術 従来、木材の表層に薬剤を含浸させる方法として、木材
を薬剤中に浸漬し、この木材から離した位置に超音波振
動子を設置して薬剤に振動を与えて薬剤を木材に浸透さ
せることは林業試験場研究報告第212号によって既に
知られている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 前記既知の方法によると、第4図に示す如く薬剤槽の代
部に超音波振動子を設置し、その上部両側に台を置いて
板材1枚を載せ、その上に桟木を介装しながら間隔をお
いて更に2枚の板を積みトげ、それらの板材が浮き上が
らないように上部に重錘を載せ1周波数: 50kc〜
1o00kc、出力400 Wで超音波処理したところ
、常温浸漬のものに比し、下位の板材には浸透側進効果
がみられたが、他のものには殆ど効果がみられず、また
、表層への薬剤浸透量が飽和状態になるのに約30分を
要し、経済効果を考えると、現在では実用的価値がない
旨報告されている。
即ち、既知の処理方法は板材のような薄い材でもjtI
数枚同時に処理した場合最下位の1枚にしか浸透側進効
果がみられず、かつ処理時間が長過ぎて実用には供し得
なかった。
(ニ)間!111I屯を解決するための手研本発明は薬
剤槽に入れた処理溶液中に木材を浸漬し、この木材に超
音波振動子を直接又は固体を介して接触せしめると共に
その状!ルで加圧して、超音波振動子の振動を実質的に
直接木材に作動させたところ、約3分転変の処理で木材
表面に対する薬剤浸透量が略飽和状態になり、また、板
材を桟積みせず、複数の板材をその板面が直接接触する
ように重ね合せ、超音波振動子を重ね合せた板材に前述
と同様に加圧接触させて作動させたところ、各板材の板
面が加圧接触しているにも拘らず、それらの板材の全表
層に必要にしてかつ充分な薬剤浸透を約3分で行なうこ
とができ、凌来法に比し処理時間を飛躍的に短縮するこ
とが可能になり前述の閘即点を解決することができた。
(ホ)作用 薬剤液を入れた容器内に板材そに他の木材を浸I11す
る。板材の場合は複数枚、板面相互を直接重ね合せ、こ
の重ね合せた板材の外面に超音波発生機の超音波発振子
を板面全体に均等に接合させると共に加圧し、その状態
でtfii記超音波発振子を作動させると、木材自体及
びそれに追従して薬剤液が振動し、該薬剤液は木材が厚
板又はブロック状ののものであっても、また、各種工芸
用材、スポーツ用素材、建具材、仏壇仏具、建築m材及
び家具用材等の化粧板となる厚さ2〜4Iの板材であっ
ても、約3分転変で表層が飽和状態になるまで浸透した
なお、軟質材のように浸透し易いものにおいては更に短
時間で浸透するから表層のみ処理することを目的とする
場合は処理時間を短くする。
(へ)実施例 未発明の一実施例を板材を処理した例につき図面を参照
して説明すると、厚さ8 am、蝙130tam、長さ
450履謬の板材(フローリング材)2慟・を、20枚
、バット1に板面が相互に′IE着するように平積みに
して入れ、薬剤4f43には薬剤液としてテトラエチレ
ングリコールジメタアリレート(TEGDM)を充分に
入れ、前記へ−,ト1を薬剤槽3内に沈めてバット1全
体を浸漬させ、しかる後、ペタル4を踏んで超音波発生
装置5の超音波振動子6を下降させて板面全体に均等に
接触せしめると共に加圧し、その状態にして周波数18
kc〜50kcで超音波振動子6を作動させ、その間に
次ぎのパット1に板材を重合してセットし、前記超音波
振動子6は予め設定した約3分間作動して停止し、その
時表示灯7が消灯するから、ベタル8を踏むと、超音波
振動子6が1昇する。この状態でバット1を引き上げ、
次いで上記パラ)lを重合開始液if!j9に移行させ
、重ね合せた板材2・・間に爪金開始剤液が良く侵入す
るようにパット1を横倒(板材2・・の板面を上下方向
にする)しにして侵清した。
しかる後、搬出して浸透させた前記合成樹脂の加すh重
合を行なう。
前記処理を施した結果、前記超音波振動子6に直接接触
していた板材2は勿論のこと最も離れたに板材2に亘る
すべての板材2・・の表層に略1.5〜2■の層に合成
樹脂が飽和状態で含浸されていた。
なお、重合開始液による処理をPitJ1工程とし、超
音波振動子による薬剤液浸透処理を@2工程としても前
述の実施例と同様な結果が得られた。
(ト)発明の効果 未発明は前述のように処理液中に浸漬した木材に、超音
波振動子を加圧接触させて木材に振動を与えることによ
り木材の表層に薬剤液を浸透させることにより、従来技
術では側底予測することができない程急速に短時間で処
理液を表層に含浸させることができた。
また、板材に対しては多数枚の板材の板面が接触するよ
うに重ね合せると共に加圧状態にして超音波振動を実質
的に直接作用させることで、超音波振動子に接触したも
のは勿論のこと他の板材にも略均等に必要量の処理液を
短時間に含浸させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって。 第1図は処理装置の平面図、第2図は同上側面図、第3
図は要部の拡大側面図、第4図は従来例の側面図である
。 1・・バット、2・・板材、3・・薬剤槽、6・・超音
波振動子、9拳・重合開始液槽 第1図 第4図 手続補正書 (圃 昭和59年12月27日 2、発明の名称   木材の薬剤含浸方法3、 補正を
する者 事件との関係  出願人 静岡県藤枝市仮宿1357番地 富士鋼業株式会社外1名 4、代理人〒241 (1)図 面 6、補正の内容

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理液中に浸漬した木材に、超音波振動子を加圧
    接触させて木材に振動を与えることにより木材の表層に
    薬剤を浸透させることを特徴とする木材の薬剤含浸方法
  2. (2)処理液中に木材として板材を重ね合せて浸漬し、
    それらの板材の板面に超音波振動子を加圧接触させて板
    材全体を振動させることにより各板材の表層に薬剤を浸
    透させることを特徴とする木材の薬剤含浸方法。
JP23724784A 1984-11-09 1984-11-09 木材の薬剤含浸方法 Pending JPS61114806A (ja)

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JPS61114806A true JPS61114806A (ja) 1986-06-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030077913A (ko) * 2002-03-26 2003-10-04 학교법인 동의학원 색상을 가지는 나무의 제조방법 및 이 방법으로 제조된 나무

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030077913A (ko) * 2002-03-26 2003-10-04 학교법인 동의학원 색상을 가지는 나무의 제조방법 및 이 방법으로 제조된 나무

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