JPS6111470Y2 - - Google Patents

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JPS6111470Y2
JPS6111470Y2 JP266179U JP266179U JPS6111470Y2 JP S6111470 Y2 JPS6111470 Y2 JP S6111470Y2 JP 266179 U JP266179 U JP 266179U JP 266179 U JP266179 U JP 266179U JP S6111470 Y2 JPS6111470 Y2 JP S6111470Y2
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JP
Japan
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diaphragm
throttle valve
engine
return spring
diaphragm chamber
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JP266179U
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English (en)
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JPS55102054U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、スロツトルバルブを戻すとき、一
時期一定開度に保つて一度にアイドリング開度に
なつてエンジン不調を来たすのを防止するスロツ
トルオープナと、冷機時のスタート時にウオーミ
ングアツプのため、一定開度にスロツトルバルブ
を開いておく装置を兼ねるように改善した気化器
のスロツトルオープナに関する。
気化器によつてエンジンに燃料を供給するもの
では、減速時に一度にスロツトルバルブをアイド
リング位置まで戻すと、吸気比が変つてエンジン
不調になるので、一時期一定開度にスロツトルバ
ルブを保つスロツトルオープナが設けられてい
る。又、これとは別に、冬期の冷機時のスタート
に際しては、スロツトルバルブをウオーミングア
ツプ中、一定開度に開いて、エンジン回転を上
げ、エンジンストツプを防いでいる。このよう
に、別々の装置であるので、構造が複雑で、各々
の調節にも手間を要し、製作コストも高くなる不
都合がある。
この考案は、かかる点に鑑み改善したもので、
以下図面に示す本考案の実施例について説明す
る。
気化器1のスロツトルバルブ2は、軸3を介し
て操作レバー4に連結されている。そして、操作
レバー4は、アクセルペタルで引張るボーデンワ
イヤ5に連結してあつて、戻しバネ6に抗してボ
ーデンワイヤ5を引張つて回動させ、スロツトル
バルブ2を開く方向に回動させる。ボーデンワイ
ヤ5を緩めると、戻しバネ6の弾力で戻つて閉じ
る。而して本考案は、操作レバー4に先端を掛止
めて、操作レバーの戻りを制限する制限片7を設
け、該制限片7のロツド8をダイヤフラム室9の
ダイヤフラム10に連結する。ダイヤフラム室9
には、一側に、温度変化によつて伸縮するサーモ
ワツクス11に添着した温度可動板12を設け、
ダイヤフラム10と温度可動板12の間に戻しバ
ネ13を弾挿する。戻しバネの伸び位置は、スト
ツパ筒14で規制してある。ダイヤフラム室9
は、パイプ15で、エンジンの吸気管に連結す
る。尚、サーモワツクス11は、気温に感温させ
てもよいが、エンジン冷却水の一部や、排気ガス
の一部を誘導して、これに感温させると、一層確
実になる。
作用について説明する。
冷機時のスタートでは、アイドリング時の吸気
管負圧(約400mmHgに対し、サーモワツクス11
が縮み、戻しバネ13が伸びているので、戻しバ
ネ13を約550mmHg以下の設定圧になるようにし
ておく。こうすると、吸気管負圧によつて、ダイ
ヤフラム10を引き、制限片7によつて、スロツ
トルバルブ2を一定開度(図の実線位置)に開
き、エンジン回転を上昇させて、エンジンストツ
プを防止する。暖機時は、サーモワツクス11が
温度上昇によつて伸びるので(第2図二点鎖線参
照)、その分だけ、戻しバネ13が縮んで、バネ
圧が上る。(約500mmHg相当がよい)。このとき、
スロツトルバルブ2を戻して減速すると、始め
は、エンジン回転が高く、吸気管負圧が約500mm
Hgより大きいので、ダイヤフラム10を戻しバ
ネ13に抗して引き、制限片7に操作レバー4を
掛止めて、スロツトルバルブ2を一定開度に保
ち、吸気比を一定に保つて、エンジン不調を防止
する。そして、エンジン回転が次第に下ると、吸
気管負圧が500mmHg以下になるので、戻しバネ1
3の弾力で制限片7が戻り、スロツトルバルブ2
がアイドリング位置(第1図二点鎖線参照)にな
る。
以上説明したように、この考案は、気化器のス
ロツトルバルブを開閉する操作レバーの戻りを制
限する制限片のロツドをダイヤフラム室のダイヤ
フラムに連結し、ダイヤフラム室の戻しバネをダ
イヤフラムと温度可変板との間に弾挿し、ダイヤ
フラム室をパイプで吸気管に連結したので、温度
可変板によつて戻しバネの弾力を変えることがで
き、冷機時には、スロツトルバルブを一定開度に
保つて、エンジン回転を上げてストツプを防ぎ、
暖機時は、スロツトルオープナとして、減速の一
時期スロツトルバルブを一定開度に保つて、エン
ジン不調を防ぐことができる。こうして、二つの
役目を兼ねるので、それだけ、構造が簡単にな
り、調整を容易で安価にできる。尚、温度可変板
は、サーモワツクスで可動するほか、バイメタル
等でもよい。そして、温度可変板にゴム板等の緩
衝材を添着すると、寸法公差も楽になる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図はダイヤフラム室の拡大縦断面図であ
る。 1……気化器、2……スロツトルバルブ、4…
…操作レバー、7……制限片、8……ロツド、9
……ダイヤフラム室、10……ダイヤフラム、1
2……温度可変板、13……戻しバネ、15……
パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気化器のスロツトルバルブを開閉する操作レバ
    ーの戻りを制限する制限片のロツドをダイヤフラ
    ム室のダイヤフラムに連結し、ダイヤフラム室の
    戻しバネをダイヤフラムと温度可動板との間に弾
    挿し、ダイヤフラム室をパイプで吸気管に連結し
    たことを特徴とする気化器のスロツトルオープ
    ナ。
JP266179U 1979-01-12 1979-01-12 Expired JPS6111470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP266179U JPS6111470Y2 (ja) 1979-01-12 1979-01-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP266179U JPS6111470Y2 (ja) 1979-01-12 1979-01-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55102054U JPS55102054U (ja) 1980-07-16
JPS6111470Y2 true JPS6111470Y2 (ja) 1986-04-11

Family

ID=28805923

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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JPS55102054U (ja) 1980-07-16

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