JPS61112553A - 永久磁石式同期モ−タ - Google Patents
永久磁石式同期モ−タInfo
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- JPS61112553A JPS61112553A JP23135584A JP23135584A JPS61112553A JP S61112553 A JPS61112553 A JP S61112553A JP 23135584 A JP23135584 A JP 23135584A JP 23135584 A JP23135584 A JP 23135584A JP S61112553 A JPS61112553 A JP S61112553A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- permanent magnet
- synchronous motor
- yoke
- stator
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/12—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
- H02K21/14—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は永久磁石式同期モータに関し、特に円滑な回転
を得るためのロータの改良構造に関する。
を得るためのロータの改良構造に関する。
従来技術
同期毎−夕の構造として巻線を有した環状ステータと、
その環状ステータの内側に空隙を介して配設され、モー
タ軸上にその軸心方向に着磁されたマグネットを両側面
からヨーク部材によって挾持して該マグネットから空隙
を経てステータ鉄心に到る磁束路を形成した構成のロー
タとを具備することにより軸方向に薄形化した永久磁石
式同期モータは既に従来から提供されており、環状ステ
ータの内周面と空隙を介して対向するロータ磁極を旧来
のマグネットによって形成することに替えてヨーク部材
の外周に軸方向にひさし形に突出した磁極部を設け、磁
束密度分布のむらを解消している。
その環状ステータの内側に空隙を介して配設され、モー
タ軸上にその軸心方向に着磁されたマグネットを両側面
からヨーク部材によって挾持して該マグネットから空隙
を経てステータ鉄心に到る磁束路を形成した構成のロー
タとを具備することにより軸方向に薄形化した永久磁石
式同期モータは既に従来から提供されており、環状ステ
ータの内周面と空隙を介して対向するロータ磁極を旧来
のマグネットによって形成することに替えてヨーク部材
の外周に軸方向にひさし形に突出した磁極部を設け、磁
束密度分布のむらを解消している。
解決しようとする問題点
然しながら、上述した従来の永久磁石式同期モータにお
いても同情な回転出力を発生して精密な回転鹿動源とし
て種々の機械、例えば工作機械の送り駆動源として使用
するには回転むらを解消するための改良が要望されてい
る。すなわち、同期モータにおいては、その作動原理と
してステータの巻線には多相の正弦波状励磁電流が供給
されることによって回転磁界が形成されているからこの
ステータの回転磁界と協働するロータのマグネットから
発生する磁束密度分布も正弦Ｍ布することにより出力ト
ルクの円滑化することが必要とされる。依って本発明は
、このような必要を満たすことのできるロータ構造を有
した永久磁石式同期モータを提供せんとするものである
・ 解決手段と作用 上述の問題点を解決すべく、本発明によれば、巻線を有
した環状ステータと、この環状ステータの内側に空隙を
介して配設され、モータ軸上にその細心方向に着磁され
た板状マグネットを両側面から挾持する磁性板及びその
磁性板の外周に形成されたひさし形状の磁極部を備え、
前記マグネット側面から前記空隙に到る磁束路を形成す
るヨークを有したロータとを具備した永久磁石式同期モ
ータにおいて、上記ヨークのひさし形に突出した磁極部
と前記環状ステータの内周面との間に介在する空隙のう
・シアル幅の周方向分布を正弦波分布にすべく上記ひさ
し形磁極部外周を真円弧形状からラジアル方向に削成修
正し、以って前記空隙部における磁束密度分布を正弦波
分布にしたものである。以下、本発明を添付図面に示す
実施例に基いて詳しく説明する＠ 実施例 第１図は本発明によるロータ構造を有した永久磁石式同
期モータの第１の実施例を示す正面図、第２図は同モー
タにおける第１図のｎ−■線に沿う断面図、第３図は同
モータのロータ部分の分解斜視図である。
いても同情な回転出力を発生して精密な回転鹿動源とし
て種々の機械、例えば工作機械の送り駆動源として使用
するには回転むらを解消するための改良が要望されてい
る。すなわち、同期モータにおいては、その作動原理と
してステータの巻線には多相の正弦波状励磁電流が供給
されることによって回転磁界が形成されているからこの
ステータの回転磁界と協働するロータのマグネットから
発生する磁束密度分布も正弦Ｍ布することにより出力ト
ルクの円滑化することが必要とされる。依って本発明は
、このような必要を満たすことのできるロータ構造を有
した永久磁石式同期モータを提供せんとするものである
・ 解決手段と作用 上述の問題点を解決すべく、本発明によれば、巻線を有
した環状ステータと、この環状ステータの内側に空隙を
介して配設され、モータ軸上にその細心方向に着磁され
た板状マグネットを両側面から挾持する磁性板及びその
磁性板の外周に形成されたひさし形状の磁極部を備え、
前記マグネット側面から前記空隙に到る磁束路を形成す
るヨークを有したロータとを具備した永久磁石式同期モ
ータにおいて、上記ヨークのひさし形に突出した磁極部
と前記環状ステータの内周面との間に介在する空隙のう
・シアル幅の周方向分布を正弦波分布にすべく上記ひさ
し形磁極部外周を真円弧形状からラジアル方向に削成修
正し、以って前記空隙部における磁束密度分布を正弦波
分布にしたものである。以下、本発明を添付図面に示す
実施例に基いて詳しく説明する＠ 実施例 第１図は本発明によるロータ構造を有した永久磁石式同
期モータの第１の実施例を示す正面図、第２図は同モー
タにおける第１図のｎ−■線に沿う断面図、第３図は同
モータのロータ部分の分解斜視図である。
第１図、第２図において、永久磁石式同期モータ１０は
環状ステータ１２を有し、この環状ステータ１２は環状
鉄心１４０周方向に連設した巻線溝１６内に２相、３相
等の複数相の励磁巻線１８を収納することによって形成
された固定子であり、複数相の励磁巻線１８には正弦波
状の励磁電流が供給され、従って環状鉄心１４に位相ず
れを有して複数の回転磁界が発生する。この環状ステー
タ１２の内側には空隙を介してロータ２０が設けられて
おり、このロータ２０の軸２２が図示されていない回転
軸受によって例えば環状ステータ１２を保持したハウジ
ング（図示なし）に対して回転可能に支持されている。
環状ステータ１２を有し、この環状ステータ１２は環状
鉄心１４０周方向に連設した巻線溝１６内に２相、３相
等の複数相の励磁巻線１８を収納することによって形成
された固定子であり、複数相の励磁巻線１８には正弦波
状の励磁電流が供給され、従って環状鉄心１４に位相ず
れを有して複数の回転磁界が発生する。この環状ステー
タ１２の内側には空隙を介してロータ２０が設けられて
おり、このロータ２０の軸２２が図示されていない回転
軸受によって例えば環状ステータ１２を保持したハウジ
ング（図示なし）に対して回転可能に支持されている。
さて、ロータ２０は軸２２のまわりに取付けられた円板
形状のマグネット２４を有し、このマグネット２４は細
心方向に例えば第２図に図示の如く左側面なＮ極、右側
面をＳ極とするように着磁化されている。また円板状の
マグネット２４はその左、右両側面から１対のヨーク２
６．２８を有し、これらのヨーク２６゜２８によって挾
持されることにより軸２２の軸心まわりに保持された構
造を有している。ここで、１対のヨーク２６．２８は同
一の幾何学的形状を有し、通常は鉄系の磁性材料によっ
て形成される。
形状のマグネット２４を有し、このマグネット２４は細
心方向に例えば第２図に図示の如く左側面なＮ極、右側
面をＳ極とするように着磁化されている。また円板状の
マグネット２４はその左、右両側面から１対のヨーク２
６．２８を有し、これらのヨーク２６゜２８によって挾
持されることにより軸２２の軸心まわりに保持された構
造を有している。ここで、１対のヨーク２６．２８は同
一の幾何学的形状を有し、通常は鉄系の磁性材料によっ
て形成される。
このヨーク２６．２８は第１図、第２図と共Ｋｉｄ３図
を参照すると明らかな如く、マグネット２４の側面に圧
着された略円形の面板部２６ ｍ 、 ２８ａとこの面
板部２６ｍ 、２８ｍの周囲に形成された各１対の磁極
部２６ｂ、２６ｂ及び２８ｂ、２８ｂとを有し、後者の
磁極部２６ｂ、２６ｂ及び２８ｂ。
を参照すると明らかな如く、マグネット２４の側面に圧
着された略円形の面板部２６ ｍ 、 ２８ａとこの面
板部２６ｍ 、２８ｍの周囲に形成された各１対の磁極
部２６ｂ、２６ｂ及び２８ｂ、２８ｂとを有し、後者の
磁極部２６ｂ、２６ｂ及び２８ｂ。
２８ｂが空隙を介して回転磁界を発生するステータ１２
の内周面と対向し、同期回転トルクを受けること疋より
ロータ２０の回転が発生する。この場合に両ヨーク２６
．２８の磁極部２６ｂと２８ｂとは軸心方向において互
いに逆方向を向いて突出したひさし形状を有し、しかも
軸心のまわりに略円弧形状に彎曲形成されている。この
ようなひさし形の磁極部２６ｂと２８ｂとを有したヨー
ク２６．２８が具備されることにより、マグネット２４
ＯＮ極、Ｓ極に圧着されたヨーク２６の両磁極部２６ｂ
、２６ｂはＳ極の磁極を形成し、ヨーク２８の両磁極部
２８ｂ、２８ｂはＮ極の磁極を形成する。この結果、こ
れらのヨーク２６．２８の両磁極部２６ｂと２８ｂとを
発した磁束流は空隙を介してステータ１２の鉄心１４中
を通過する閉塞８束流を形成している（＠１図、第２図
に矢印線φで示す）。そしてこのようなヨーク２６゜２
８による磁極ｍ２６ｂと２８′ｏとを有したロータ２０
が回転磁極体として形成されていることにより、ステー
タ１２の正弦波状回転磁界と相互作用を行りて同期回転
トルクを発生するが、このとき、上記両磁部２６ｂ、２
６ｂ及び２８ ｂ 、 ２８．ｂをラジアル方向に通過
する磁束流の密度が各磁極部において回転方向に正弦波
状に分布していることが、上記同期回転トルクを均一化
して円“滑な回転出力を得る必要条件とされる。このた
めに、本１２の内周磁極面との間の空隙におけるラジア
ル幅寸法が各磁極部の周面に沿りて正弦波状に変化させ
るロータ構造を具備させている。つまり、上記各磁極部
２６ｂ 、２６ｂ及び２８ｂ 、２８ｂの周面形状を回
転軸心から見て真円弧から変形修正したものである。す
なわち、各磁極部、例えば第２図の上方の磁極部２６ｂ
の中心線上におけるラジアル空隙δに対して中心線上か
ら電気角θ（中心線上をθ＝０°とする）の位置におけ
るラジアル空隙幅ｇを ｇ＝δ／−θ ・・・（１） となるように当該ひさし形磁極部２６ｂの外周面を削成
したものである。
の内周面と対向し、同期回転トルクを受けること疋より
ロータ２０の回転が発生する。この場合に両ヨーク２６
．２８の磁極部２６ｂと２８ｂとは軸心方向において互
いに逆方向を向いて突出したひさし形状を有し、しかも
軸心のまわりに略円弧形状に彎曲形成されている。この
ようなひさし形の磁極部２６ｂと２８ｂとを有したヨー
ク２６．２８が具備されることにより、マグネット２４
ＯＮ極、Ｓ極に圧着されたヨーク２６の両磁極部２６ｂ
、２６ｂはＳ極の磁極を形成し、ヨーク２８の両磁極部
２８ｂ、２８ｂはＮ極の磁極を形成する。この結果、こ
れらのヨーク２６．２８の両磁極部２６ｂと２８ｂとを
発した磁束流は空隙を介してステータ１２の鉄心１４中
を通過する閉塞８束流を形成している（＠１図、第２図
に矢印線φで示す）。そしてこのようなヨーク２６゜２
８による磁極ｍ２６ｂと２８′ｏとを有したロータ２０
が回転磁極体として形成されていることにより、ステー
タ１２の正弦波状回転磁界と相互作用を行りて同期回転
トルクを発生するが、このとき、上記両磁部２６ｂ、２
６ｂ及び２８ ｂ 、 ２８．ｂをラジアル方向に通過
する磁束流の密度が各磁極部において回転方向に正弦波
状に分布していることが、上記同期回転トルクを均一化
して円“滑な回転出力を得る必要条件とされる。このた
めに、本１２の内周磁極面との間の空隙におけるラジア
ル幅寸法が各磁極部の周面に沿りて正弦波状に変化させ
るロータ構造を具備させている。つまり、上記各磁極部
２６ｂ 、２６ｂ及び２８ｂ 、２８ｂの周面形状を回
転軸心から見て真円弧から変形修正したものである。す
なわち、各磁極部、例えば第２図の上方の磁極部２６ｂ
の中心線上におけるラジアル空隙δに対して中心線上か
ら電気角θ（中心線上をθ＝０°とする）の位置におけ
るラジアル空隙幅ｇを ｇ＝δ／−θ ・・・（１） となるように当該ひさし形磁極部２６ｂの外周面を削成
したものである。
なお、第１図から第３図に示した実施例ではロータ２０
が４極を有した七−夕であり、幾何学的に同一形状を有
したヨーク２６．２８は軸心方向に互いにひさし形磁極
部２６ｂ、２６ｂ及び２８ｂ。
が４極を有した七−夕であり、幾何学的に同一形状を有
したヨーク２６．２８は軸心方向に互いにひさし形磁極
部２６ｂ、２６ｂ及び２８ｂ。
２８ｂを向い合せに対向配置させると共に軸２２の軸心
まわりに幾何学的に９ＣＰずらせて配置したものである
。また、各磁極部２６ｂ、２８ｂの電気角θ。は４極モ
ータであることがらθｅ＝４Ｘ〜（θｍ：ｍ：極磁極部
何学的角度）であることは言の実施例を示す第２図と同
様の断面図である。本実施例が上述した笛１の実施例と
異なる点は１つのマグネット２４と２つのヨーク２６．
２８とからなるロータ２０を軸２２上に軸方向に２組を
連設して設け、ステータ１２は、これら２組のロータ２
０の軸方向長さに見合った軸方向の幅寸法を有するよう
に形成した点であり、これによって２つのロータ２０に
おいては夫々独立に同期回転トルクを発生することから
軸２２から取り出されるモータの回転出力が倍加されて
いるのである。なお、第４図から明らかなように、各ロ
ータ２０のマグネット２４は七〇着磁方向が軸心ｆａＫ
沿って互いに対向した配置として相互の磁気的干渉を回
避している。この実施例（おいても各ロータ２０の１対
のヨーク２６．２８に形成された磁極部１６ｂ、２８ｂ
が既述の磁束密度分布を正弦波状にする削成修正を施こ
されていることは言うまでもなく、従って上述の倍加さ
れた回転出力も極めて円滑なロータ回転を達成し得るこ
とは言うまでもない。ロータ２０は回転出力の必要条件
に従って更に増設することが可能なことは当然である。
まわりに幾何学的に９ＣＰずらせて配置したものである
。また、各磁極部２６ｂ、２８ｂの電気角θ。は４極モ
ータであることがらθｅ＝４Ｘ〜（θｍ：ｍ：極磁極部
何学的角度）であることは言の実施例を示す第２図と同
様の断面図である。本実施例が上述した笛１の実施例と
異なる点は１つのマグネット２４と２つのヨーク２６．
２８とからなるロータ２０を軸２２上に軸方向に２組を
連設して設け、ステータ１２は、これら２組のロータ２
０の軸方向長さに見合った軸方向の幅寸法を有するよう
に形成した点であり、これによって２つのロータ２０に
おいては夫々独立に同期回転トルクを発生することから
軸２２から取り出されるモータの回転出力が倍加されて
いるのである。なお、第４図から明らかなように、各ロ
ータ２０のマグネット２４は七〇着磁方向が軸心ｆａＫ
沿って互いに対向した配置として相互の磁気的干渉を回
避している。この実施例（おいても各ロータ２０の１対
のヨーク２６．２８に形成された磁極部１６ｂ、２８ｂ
が既述の磁束密度分布を正弦波状にする削成修正を施こ
されていることは言うまでもなく、従って上述の倍加さ
れた回転出力も極めて円滑なロータ回転を達成し得るこ
とは言うまでもない。ロータ２０は回転出力の必要条件
に従って更に増設することが可能なことは当然である。
なお、上述した第１．第２の実施例におけるロータ２０
に具備されている円板状マグネット２４は中心に軸２２
が貫通する孔部を有した磁性円板を機械的に加工形成し
た後に磁場内でその厚さ、方向に磁化させることによっ
て簡単に製造し得る利点を有するが、これに替え【、第
５図に示すようなセグメントマグネット２４＆を４個用
いて形成したり、他のセグメント°マグネット２４ｂ又
２４ｃを環状に各８個配置して略円板形の単一マグネッ
トに形成するようにしても良く、このようにセグメント
化すれば、磁性材料を有効利用して材料の無駄を省くこ
とができる。
に具備されている円板状マグネット２４は中心に軸２２
が貫通する孔部を有した磁性円板を機械的に加工形成し
た後に磁場内でその厚さ、方向に磁化させることによっ
て簡単に製造し得る利点を有するが、これに替え【、第
５図に示すようなセグメントマグネット２４＆を４個用
いて形成したり、他のセグメント°マグネット２４ｂ又
２４ｃを環状に各８個配置して略円板形の単一マグネッ
トに形成するようにしても良く、このようにセグメント
化すれば、磁性材料を有効利用して材料の無駄を省くこ
とができる。
第６図はヨーク２６．２８の材料節減を図るための構造
として各ヨーク２６又は２８におけろ面板部２６ａ又は
２８ｂを変形させた例を部分的に図示した断面図である
。同図において、面板部２６ａ又は２８ｂの点線で囲ま
れた部分は磁束通路を形成する上で不必要とされる部分
であり、ひさし形の磁極部２６ｂ又は２８ｂと円板形マ
グネット２４の磁極面との間で外部への磁束漏洩を生せ
しめることなく、磁束流が通過し得る断面積を各部で確
保するように設計すると″、上述した点線で囲まれろ領
域部分を省除して材料の節減を図ることができるのであ
る。なお、このようなマグネット２４を形成するに当っ
ては鍛造法、鋳造法又は焼結法等の周知の加工方法を用
いれば、材料節減効果が顕著である。つまり、マグネッ
ト２４の成形型を準備しておけば、必要量の材料を用い
て磁気的不要部を省除した形状のマグネットを形成する
ことができる。
として各ヨーク２６又は２８におけろ面板部２６ａ又は
２８ｂを変形させた例を部分的に図示した断面図である
。同図において、面板部２６ａ又は２８ｂの点線で囲ま
れた部分は磁束通路を形成する上で不必要とされる部分
であり、ひさし形の磁極部２６ｂ又は２８ｂと円板形マ
グネット２４の磁極面との間で外部への磁束漏洩を生せ
しめることなく、磁束流が通過し得る断面積を各部で確
保するように設計すると″、上述した点線で囲まれろ領
域部分を省除して材料の節減を図ることができるのであ
る。なお、このようなマグネット２４を形成するに当っ
ては鍛造法、鋳造法又は焼結法等の周知の加工方法を用
いれば、材料節減効果が顕著である。つまり、マグネッ
ト２４の成形型を準備しておけば、必要量の材料を用い
て磁気的不要部を省除した形状のマグネットを形成する
ことができる。
なお、既述した第１実施例、第２実施例においては、磁
束密度の正弦波分布とすることにより正弦波状の多相回
転磁界と協働する回転磁極に均一な回転トルクを常に得
る構成としたが、これに加えて各ヨーク２６又は２８に
具備されたひさし形磁極部を軸心に対し、ねじり構造を
持たせる周知のスキュー構造を採用すれば、更に回転ト
ルクを均一化させ、以って円滑な回転出力を得ることが
できる。
束密度の正弦波分布とすることにより正弦波状の多相回
転磁界と協働する回転磁極に均一な回転トルクを常に得
る構成としたが、これに加えて各ヨーク２６又は２８に
具備されたひさし形磁極部を軸心に対し、ねじり構造を
持たせる周知のスキュー構造を採用すれば、更に回転ト
ルクを均一化させ、以って円滑な回転出力を得ることが
できる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、永久
磁石式同期モータにおいて、ロータの回転磁極を形成す
るヨークの磁極部形状な削成修正することにより、ステ
ータの磁極面と空隙を介して対向する上記回転磁極にお
ける磁束密度の分布を正弦波状の分布に成し、ステータ
の多相回転磁界との相互作用によって得られる同期回転
トルクを均一化させることができるから、モータ軸から
取り出される出力回転を円滑化することが可能となり、
故に斯る同期モータを機械の回転駆動源として用いると
きに精密な駆動源として利用することが可能になるとい
う効果を肩する。
磁石式同期モータにおいて、ロータの回転磁極を形成す
るヨークの磁極部形状な削成修正することにより、ステ
ータの磁極面と空隙を介して対向する上記回転磁極にお
ける磁束密度の分布を正弦波状の分布に成し、ステータ
の多相回転磁界との相互作用によって得られる同期回転
トルクを均一化させることができるから、モータ軸から
取り出される出力回転を円滑化することが可能となり、
故に斯る同期モータを機械の回転駆動源として用いると
きに精密な駆動源として利用することが可能になるとい
う効果を肩する。
第１図は本発明による永久磁石式同期モータの１実施例
の要部構成を示す正面図、第２図は同モータの第１図に
おける■−■線に沿う断面図、第３図は同モータのロー
タの分解斜視図、第４図は本発明による永久磁石式同期
モータの第２の実施例を示す第２図と同様の断面図、第
５図はロータに具備される永久磁石の形成方法の例を示
す正面図、第６図はロータに具備されるヨークの構造の
別の実施例と製造方法を説明するための部分断面図。 １０・・・永久磁石式同期モータ、１２・・・ステータ
、１４・・・鉄心、１８・・・励磁巻線、２０・・・ロ
ータ、２２・・・軸、２４・・・円板状マグネット、２
６．２８・・・ヨーク、２６ ａ 、 ２８ ａ−面板
部、２６ｂ。 ２８ｂ・・・ひさし形磁極部。
の要部構成を示す正面図、第２図は同モータの第１図に
おける■−■線に沿う断面図、第３図は同モータのロー
タの分解斜視図、第４図は本発明による永久磁石式同期
モータの第２の実施例を示す第２図と同様の断面図、第
５図はロータに具備される永久磁石の形成方法の例を示
す正面図、第６図はロータに具備されるヨークの構造の
別の実施例と製造方法を説明するための部分断面図。 １０・・・永久磁石式同期モータ、１２・・・ステータ
、１４・・・鉄心、１８・・・励磁巻線、２０・・・ロ
ータ、２２・・・軸、２４・・・円板状マグネット、２
６．２８・・・ヨーク、２６ ａ 、 ２８ ａ−面板
部、２６ｂ。 ２８ｂ・・・ひさし形磁極部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、巻線を有した環状ステータと、この環状ステータの
内側に空隙を介して配設され、モータ軸上にその軸心方
向に着磁された板状マグネットを両側面から挾持する面
板部及びその面板部の外周に形成されたひさし形状の磁
極部を備え、前記マグネット側面から前記空隙に到る磁
束路を形成するヨークを有したロータとを具備した永久
磁石式同期モータにおいて、前記ヨークのひさし形磁極
部と前記環状ステータの内周面との間に介在する前記空
隙のラジアル幅の周方向分布を正弦波分布にすべく前記
ひさし形磁極部外周を真円弧形状からラジアル方向に削
成修正し、以って前記空隙部における磁束密度分布を正
弦波分布にしたことを特徴とする永久磁石式同期モータ
。 ２、前記ロータを前記モータ軸上に複数連設すると共に
相隣り合うロータに具備された前記板状マグネットの前
記着磁方向を軸方向に互いに逆方向に配列した特許請求
の範囲第１項に記載の永久磁石式同期モータ。 ３、前記ロータに具備された板状マグネットを前記ロー
タ軸周囲に配列した複数のセグメントマグネットによっ
て形成した特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の永
久磁石式同期モータ。 ４、前記ロータのヨークを該ヨーク各部の磁束通過量に
応じて肉厚削減させて所要磁性材料の量を必要限に切り
つめた特許請求の範囲第１項に記載の永久磁石式同期モ
ータ。 ５、前記ロータのヨークに形成されたひさし形磁極部を
モータ軸の軸心まわりにスキューさせた特許請求の範囲
第１項に記載の永久磁石式同期モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23135584A JPS61112553A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 永久磁石式同期モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23135584A JPS61112553A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 永久磁石式同期モ−タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61112553A true JPS61112553A (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=16922320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23135584A Pending JPS61112553A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 永久磁石式同期モ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61112553A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0654620U (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-26 | 株式会社タイショー | 穀類運搬用コンテナ |
| CN103326527A (zh) * | 2012-03-23 | 2013-09-25 | 阿斯莫有限公司 | 无刷电机 |
| JP2013207858A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Asmo Co Ltd | モータ |
| US9502931B2 (en) | 2012-03-23 | 2016-11-22 | Asmo Co., Ltd. | Brushless motor |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP23135584A patent/JPS61112553A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0654620U (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-26 | 株式会社タイショー | 穀類運搬用コンテナ |
| CN103326527A (zh) * | 2012-03-23 | 2013-09-25 | 阿斯莫有限公司 | 无刷电机 |
| US9502931B2 (en) | 2012-03-23 | 2016-11-22 | Asmo Co., Ltd. | Brushless motor |
| CN106300846A (zh) * | 2012-03-23 | 2017-01-04 | 阿斯莫有限公司 | 无刷电机 |
| US9893576B2 (en) | 2012-03-23 | 2018-02-13 | Asmo Co., Ltd. | Brushless motor with cog-shaped rotor core having poles with auxiliary magnets and shaft-fixing portions |
| CN103326527B (zh) * | 2012-03-23 | 2018-03-20 | 阿斯莫有限公司 | 无刷电机 |
| US9966807B2 (en) | 2012-03-23 | 2018-05-08 | Asmo Co., Ltd. | Brushless motor |
| CN106300846B (zh) * | 2012-03-23 | 2019-03-29 | 株式会社电装 | 无刷电机 |
| JP2013207858A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Asmo Co Ltd | モータ |
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