JPS61112452A - プラント監視制御装置 - Google Patents

プラント監視制御装置

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JPS61112452A
JPS61112452A JP59233321A JP23332184A JPS61112452A JP S61112452 A JPS61112452 A JP S61112452A JP 59233321 A JP59233321 A JP 59233321A JP 23332184 A JP23332184 A JP 23332184A JP S61112452 A JPS61112452 A JP S61112452A
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transmission line
transmission path
plant
transmission
failure
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Shozo Namikawa
並川 省三
Kenji Omori
憲司 大森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の技術分野] 本発明は、上位の計算機から伝送路を介して下位の計算
機であるリモートステーション計算機に指令を与え、プ
ラントの運転を制御するプラント監視制御装置に関する
〔発明の技術的背景] 第5図に、プラント監視制御装置の一例として。
ガスタービン−と蒸気タービンを結合した発電軸を複数
軸備えた複合発電プラント制御装置を示す。
自動化コンソール1の軸自動運転スイッチを選択するこ
とにより、制御指令が上位の計算機2よリゾ−タウエイ
等の伝送路3を介して下位の制御用計算機である軸コン
トローラ4へ伝送される。
軸コントローラ4はこの制御指令に基づき、更に下位の
制御用計算機であるローカル制御装置5に個々の具体的
制御指令を与える。ローカル制御装置5はこの制御指令
に基づきガスタービン、蒸気タービン、発電機を一軸上
に結合して成る発電軸6を制御すると共に、その結果を
軸コントローラ4に返す、また、軸コントローラ4は直
接発電軸6におけるプラント状態を監視してその結果を
伝送路3を介して計算機2に送り返す、計算機2は各相
コントローラ4から送られる各発電軸6のプラント状態
を監視し、必要な指令を軸コントローラ4に与えると共
に、適宜自動化コンソールlに表示出力する。なお、こ
の例での軸コントローラ4はリモートステーション計算
機4とする。又、以下発電プラントの呼び方は発電軸と
して説明する。
このように複合発電プラントにおいては、1つの発電軸
が従来の1プラントに相当し、上位の計算機と各リモー
トステーション計算機の間は従来のプラントの様に大量
の信号ケーブルを布設することを避けるために伝送路と
してデータウェイを採用しており、設置スペースを最小
にして大量データを高速伝送することにより設備投資効
果を上げている。従って大部分の信号路がデータウェイ
に集中している複合発電プラントにおいては、伝送路の
故障が1部又は全体のプラント停止あるいは重大なプラ
ント事故にもつながるため高度の安全性と、安定した運
転の維持を確保する上で伝送路の信頼性を上げることが
特に重要となる。従って、万が一伝送路の1部に異常が
生じた場合でも。
その異常に対して迅速に対処し、伝送路全体の機能が、
極力損われることがないようにする必要がある。
一般にデータウェイには順次近接するステーション間を
二本の伝送路でループ状に結び、伝送路の総延長距離を
最短とする二重化ループ構成が採用され、且つ伝送路を
監視するため、上位の計算機2及びリモートステーショ
ン計算機4とは独立してデータウェイ監視装置が接続さ
れている。
上位の計算機2およびリモートステーション計算機4は
ステーションによりデータウェイに接続され相互間のデ
ータ伝送を行なう。
しかし、その伝送路上には前記正常なデータ伝送を阻害
する要因が数多く存在する。その阻害要因としては伝送
路系を構成するいずれかの機器の故障や伝送路系を設置
する環境条件からの外乱によるもの等がある。
機器の故障には、信号ケーブルの断線、ステーション及
び接続機器の故障等があり、故障度合から見ると、信号
ケーブル断線の様な永久的なものとケーブル接続コネク
タの接続不良や初期故障あるいは寿命等電子部品の不安
定動作により間欠的に発生するものとに分けることが出
来る。又、外乱によるものとしては発電プラント特有の
強磁界・強電流設備、大型補機の運転/停止等による高
周波サージや電磁波障害等のさけがたい特定環境条件に
起因するものと、風水害及び地震等自然環境の変化ある
いは災害等の偶発的な事故に起因するものがあり、同様
に永久的なものと間欠的なものに分類できる。複合発電
プラントの伝送路ではこれらの機器あるいは設備の故障
と環境条件からくる外乱とが相互に関連し合って障害が
発生する場合が多い。
以上述べた様に伝送路系には諸種の障害が潜伏している
ため、前記データウェイ監視装置は伝送路及びステーシ
ョンを常時監視しており、なんらかの原因で伝送路の障
害を検出した場合は障害内容を記憶するとともに障害レ
ベルに対応した異常回復処理を行なう、ここで、障害の
程度が軽度な場合5例えば高周波サージ等の外乱による
数m5ec巾の瞬時のインパルスが発生してデータ信号
の1部が損傷した場合等は、ステーションが行なうデー
タ信号に対する修復機能やデータ信号の再送で伝送路は
正常状態を継続し、伝送路の構成には変化を生じない。
しかしながら、インパルスが数10m5ecの巾で継続
してデータ信号の損傷中が大きくなった場合。
あるいはケーブル断線等が発生した場合は、伝送路の同
期断となってしまい、データウェイ監視装置が伝送路系
の状態をLl mすることができなくなる。従って、デ
ータウェイ監視装置は、伝送路の同期断にいたらしめる
重度の伝送路の障害に対しては、一旦全スチージョンを
切離した上で伝送路の再診断を行ない伝送路の再構成を
行なう。
データウェイ監視装置は全ステーションを切離した後、
順次近接ステーションに対して再構成を行なうための診
断イコ号を送り、伝送路及びステーションの正常/異常
の判定を行ない正常な部分のみを順次ループ内に組込ん
でいく。この結果、最終的に故障しているハードウェア
をループから切離すことになる 第6図はその伝送路再構成時の遷移図を示したものであ
る。14は(3号ケーブル断線等により伝送路に永久故
障が発生したケース(以下、ケースlと呼ぶ)となんら
かの一時的な障害により伝送路の同期断が発生したケー
ス(以下、ケース2と呼ぶ)の2つの例についての再構
成遷移の説明であり、伝送路の同期断に対してデータウ
ェイ監視装置が伝送路の再構成を実施する結果、いずれ
のケースの場合も伝送路の機能が損われることなくデー
タ伝送上正常状態が継続されることを示している。
図中、2重化された伝送路の実線部分は使用中の伝送路
を示し、破線部分は予備の伝送路を示す。
なお、説明を簡単にするために図中2つのステーション
は各々5TN1.5TN2とし、データウェイ監視装置
19はSVCと略す。
遷移lで示す様に5TNI−3TNZ間で障害が発生し
て伝送路が同期断になると遷移2で示すように全ステー
ションが切離される。つづいてSVCは左右の片側(こ
こでは左側とする)の方向から近接するステーションの
診断を行なう、遷移3は5VC−5TNI間がループに
組込まれたことを示す、遷移4に於いてケース2では既
にKt害が復旧しているために5VC−5TNI−5T
N2がループに組込まれるが、ケース1では5TNI−
5TN2間で伝送路が使用できないためにこの方向から
は5TN2をループに組込めないことを示している。従
って遷移5に於いて、ケース1の場合は逆方向つまりS
vCの右側の伝送路を使用して5TN2をループに組込
む、当然のことながら右側方向からも5TN2〜5TN
I間は伝送路が使用できないため、ケース1ではここに
おいて再構成を終了する。一方、ケース2においては5
VC−3TNI 〜5TN2〜SvCの様に左側方向で
一巡することが出来る。
遷移6は再構成の最終結果を示す。
ケース1をループバック(伝送路縮退)と称し。
ここでは5TNI〜5TNZ間のケーブル断線箇所を切
離していることがわかる。ケース2では再構成段階で障
害が復旧したため元の正常ループに戻っている。
以上に述べたようにデータウェイ監視装置は信号ケーブ
ル断線等のハードウェアの永久故障に対しては故障した
部分を切離すとともに永久的及び一過的故障のいずれを
原因とする同期断に対しても極力伝送路の機能を損わな
い様に異常時の回線監視制御を行なっている。
[背景技術の問題点コ しかしながら前記データ伝送阻害要因の一つである電子
部品の不安定動作等で起る間欠的機器故障もしくは、高
周波サージや、電磁波障害による外乱を原因とする一過
的故障により伝送路の同期断が発生して前記データウェ
イ監視装置が伝送路の再構成を行なう際、該当箇所の診
断で故障が既に自己復旧している場合には既に正常と判
定できるため間欠故障として扱うが、該当箇所の診断時
点まで継続する時間rIJを有する故障や短時間の故障
が集中して発生している場合等のように1診断時間以上
の復旧時間を要する場合、一定時間後に自己復旧するに
もかかわらず、その時点で正常と判定することが出来な
いため、ハードウェア上の故障として切離さざるを得な
い。
その理由の1番目は、伝送路の再構成中はデータ伝送が
全面的にブロックされることから、再構成動作がデータ
伝送を行なう前記上位の計算機及びリモートステーショ
ン計算機等のシステム動作の許容度を逸脱してシステム
に悪影響を及ぼすことがない様に、再構成に要する時間
を最小におさえる必要があり、伝送路及びステーション
の診断時間及び診断の再試行回数を極めて小さい範囲に
制約せざるを得ない点にある。
2番目の理由は、前記データウェイ監視装置は前記上位
の計算機及びリモートステーション計算機とは独立して
伝送路及びステーションのみを監視しており、前記上位
の計算機が把握しているプラントの状態を知ることが出
来ないため、再構成の再試行を行なうことが出来ない点
である。
例えば、定検等の目的で人為的に特定部分を切離してい
る場合や、既に固定した永久故障が発生している場合に
は、別の原因で伝送路の同期断が発生して伝送路の再構
成が行なわれた場合を想定する。するとこのとき、デー
タウェイ監視′¥41i′7は前回の状態である定検に
よる人為的切離し状態及び永久故障状態を判断すること
ができないため。
再構成の再試行機能を付与した場合、有害な再試行を行
なってしまい、逆に残りの正常な部分でのループバンク
機能をも損ってしまう、この結果従来技術である、デー
タウェイ監視装置による異常監視制御では、一旦間欠故
障によりループバック状態に移行した場合には、ループ
バックからの復帰は操作員の判断による伝送路の再構成
指令力で出されるまで待たされることになる。
また、ループバック移行時に、一過的な故障と永久故障
との切り分けが出来ないままに伝送路又はステーション
を切離してしまうために、自動運転を行なっている小人
数の運転員に故障原因を調べるための多大な負担を与え
てしまうことになる。
ここで、先に述べたごとく複合発電プラントにおいては
各発電軸に対する監視制御信号がデータウェイに依存す
ることから、伝送路の一過的な故障で一部又は全体のス
テーション及び伝送路がループから切離された場合、そ
のステーションに接続される発電軸を自動運転から除外
せざるを得ず問題が大きい。
更に、前記一過的故障は、原因を追跡する上で故障を人
為的に再現することが非常に困難な場合が多く、データ
ウェイ監視装置の持つ故障時のデータを適切に採集する
手段が不十分であったため。
原因追求のための調査に多大な人員、時間及び費用をか
けることが常であり、中域に展開するデータウェイシス
テムを新たに設置する場合、あるいは、恒常的に運用し
ていく上で大きな問題となっている。
[発明の目的コ 本発明は、上記の点に鑑み、伝送路異常が発生して伝送
路の縮退が行なわれた場合に、伝送路を縮退状態から全
構成状態に自動復帰させることにより、伝送路をより安
定化させ、かつ、信頼度の高い自動運転を可能とするプ
ラント監視制御装置を提供することを目的とする。
[発明の概要コ このため本発明は、伝送路に異常が発生して伝送路が落
ちたとき、これを検知して上位計算機側より指令を出し
、伝送路の再構成を規定回数繰り返すことにより、一過
性の故障の場合は、伝送路を全構成状態に自動復帰させ
ると共に、永久故障の場合は、伝送路の最終構成状態と
、故障個所を警報表示するようにしたことを特徴として
いる。
[発明の実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る複合発電プラント監視
制御装置の構成図である0図中、第5図と同一符号は同
−又は相当部分を示し、更に13はデータウェイ異常監
視手段である。計算機2は。
分散したリモートステーション計算機4(4′及び4′
も同じくリモートステージ、ヨン計算機である)を介し
て発電軸6(6′及び6′も同じく発電軸である)を監
視制御する為にステーション18.伝送路3を情報伝達
手段として接続し、集中監視制御を実現している。また
発電軸6に対するプロセス入出力を行なう各リモートス
テーション計算機4は。
定期的もしくは前記発電軸6のプラント状変時。
プラント情報を計算機2に伝送する。前記計算機2は前
記リモートステーション計算機4より伝送されたプラン
ト状態を伝送手段12で受信しプラント監視手段16に
処理を依頼する。前記プラント監視手段16は前記発電
軸6のプラント状態の正常/異常を判断し、状変時は表
示手段14に表示要求を行なう、又、プラント状変内容
が自動運転に関するものはプラント制御手段17に前記
状変内容を通知する。前記プラント状変内容を受けた前
記プラント制御手段17はプラント状jlAを把握し、
必要に応じ前記リモートステーション計算機4への指令
情報の伝送を伝送手段12に要求する。前記伝送手段1
2は前記指令情報を前記リモートステーション計算機4
に伝送する。前記指令情報を受信したリモートステーシ
ョン計算!!!4は前記指令情報に従って。
発電軸6の制御を行なう0以上の方法で、前記計算機2
は前記各発電軸6を監視制御する。ここで。
データウェイ監視装置19は、規定周期例えば250m
5ec毎に、伝送路3、ステーション18の診断を行な
い1診断情報を蓄える。データウェイ異常監視手段13
は蓄えられた診断情報を周期的に読み込み!?′!接的
にステーション18.伝送路3の異常監視を行なう。
次に、前記データウェイ異常監視手段13の監視方法を
第2図のフローチャートにより説明する。
なお、このデータウェイ異常監視手段13は、計算機イ
ニシャライズ時、伝送路の通常運転状態を全構成として
起動される。また、特定のステーション及び伝送路の保
守点検を行なう場合は、オペレータが対話手段によって
、指定した伝送路構成を全構成として起動される。
前記データウェイ異常監視手段13は、伝送路の全構成
の内容を読み込む伝送路全構成入力部30と。
前記データウェイ監視装置19により蓄えられた診断情
報を読み込むデータウェイ情報読み込み部31と、前記
診断情報により伝送路の状態を判断するデータウェイ情
報判断部32と、前記伝送路の状態により、データウェ
イ監視装置に伝送路再構成を指令し再試行を行なう伝送
路再構成指令部33と、伝送路の故障/復帰の警報出力
を行なう伝送路警報出力部34と1本手段の周期を管理
するデータウェイ監視周期管理部35より構成される。
前記伝送路全構成入力部30は、オペレータもしくは計
算機イニシャライズにより指定された各ステーション名
、各ステーション間の伝送路名等からなる伝送路の全構
成を入力する。データウェイ情報読み込み部31はデー
タウェイ監視装[19のメモリに蓄えられた伝送路、ス
テーションの診断情報、即ち、伝送路のどの個所が故障
中であるとか。
どのステーションが点検中で、正常個所はどれであると
言った診断情報を読み込む。
次に、データウェイ情報判断部32は、前記データウェ
イ情報読み込み部31にて、読み込まれた伝送路、ステ
ーションの診断情報の状態変化有/無のチェックを行な
う、状態変化有りの場合、伝送路及びステーションが、
前記伝送路全構成入力部30にて入力した全構成に従っ
て接続されているかを、 +>i7記診断情報よりチェ
ックする。ここで伝送路の構成に変化があり、かつ、変
化後の構成が前記全構成となった場合は、伝送路が故障
から正常復帰したものとみなし、前記伝送路警報出力部
34に処理を進め、正常復帰後の伝送路構成状態を表示
手段により自動表示し、伝送路故障の警報燈の消燈を行
なう。
一方、伝送路の構成に変化があり、かつ、変化後の構成
が前記全構成と異なった場合は、前記伝送路再構成指令
部33に処理を進める。前記伝送路再構成指令部33で
は再試行規定回数により、再試行カウントを初期設定し
た後、以下の処理を進める。即ち、再試行カウンタが未
だOでないとき。
このときの構成変化は伝送路の間欠故障とみなし。
データウェイ監視装置19より入力した診断情報により
、構成変化要因即ち構成変化個所を表わすデータを作成
するとともに1間欠故障時の伝送路構成状態を表示手段
により自動表示する0間欠故障と判断した場合、前記伝
送路全構成入力部30にて入力した全構成即ち1点検に
よる切離し個所、永久故障個所を除いた正常なステーシ
ョン、伝送路で構成される部分を構成するようにデータ
ウェイ監視装置1119に対して伝送路再構成指令を出
力し伝送路の再構成の再試行を行なわせる。このときの
伝送路再構成は前述第6図に説明したようにして行なわ
れる。伝送路再構成出力指令を出力後、伝送路立上り監
視用時間の間遅延を行ない、再度データウェイ監視装置
19より伝送路及びステーションの診断情報を入力し、
状態変化の有無のチェックを行なう、ここで、伝送路構
成が前記全構成の状態に復帰したとき、伝送路が間欠故
障から自動復帰したものとみなし、前記伝送路警報出力
部34に処理を進め、復帰後の伝送路状態を表示手段に
より自動表示する。一方、伝送路構成が前記全構成状態
に復帰しない場合は再試行からカウンタから1を減算し
て再試行カウンタのチェックに戻る。
再試行カウンタが0となったとき、そのときの伝送路の
構成状態で示されるループバック状態に組込まれていな
い伝送路又はステーションに永久故障が発生したものと
みなし、データウェイ監視装置19より入力した詮所情
報より故障情報を集め。
構成変化要因として前記伝送路警報出力部34に渡す、
前記故障情報を受けた前記伝送路警報出力部34は永久
故障発生後の伝送路再成状態を表示手段により自動表示
し、伝送路故障の警報燈の点燈を行なう、前記伝送路全
楕成入力部30〜伝送路警報出力部34迄の処理をおえ
ると、前記データウェイ監視周期管理部35に処理を移
す、このデータウェイ監視周期管理部35では1次回実
行時刻まで遅延を行ない、前記伝送路全構成入力部30
に処理を移す、ここで5各ステツプにおける自動表示は
オペレータの情報交換を行なうCR7画面に伝送路の最
終構成を系統図として表示される。
次に、第2図のデータウェイ異常監視手段の流れ図の具
体的な処理例について、第3図のタイムチャートを用い
て説明する。
尚、第2図、第3図におけるで1は周期監視用遅延時間
を示し、τ2は伝送路再構成指令出力後から再構成完了
までに要する時間を含んだ再構成の立上り監視用遅延時
間を示す、また、第3図ので。
は伝送路再構成に要する時間を示し、第2図の1は再試
行規定回数を示す。
第3図は、伝送路上に間欠故障が発生して同期断となり
データウェイ監視装置が行なう再試行機能である伝送路
の再構成で1間欠故障部位が伝送路から項数された状態
となったことを検出し、再試行機能により伝送路の再構
成が実施された結果。
間欠故障が救済された例をタイムチャートで示したもの
である。
ここで、データウェイ監視装置19が行なう伝送路の1
回の再構成に要する時間τ、を500m5ec相当とし
、データウェイ異常監視手段130行なうデータウェイ
異常監視周期τ1を1000100O,再構成監視用遅
延時間τ8を600+sec、再試行規定回数r3を3
回と設定している。
データウェイ異常監視手段13は異常監視周期τ゛1に
てデータウェイ監視装W119のメモリ内容を入力し、
伝送路の監視を行なう、ここで伝送路が再構成中で入力
が出来ない場合は入力可能となるまで繰返し遅延を行な
う。
本例では、伝送路に一過的な故障が発生して伝送路が同
期断となりデータウェイ監視装置が再構成を行なったに
もかかわらず故障が継続していたため、故障部位を伝送
路から切離し全構成状態不成立になったことをデータウ
ェイ異常監視手段13が前記異常監視周期で1にとらえ
ている。即ち、1を時点で伝送路に故障が生じ、伝送不
可能状態に陥ると、直ちにデータウェイ監視装置E19
が伝送路再構成を試みる。この結果、再構成に要する時
間で、を経過したt2時点で最終構成ができるが、この
時点では未だ故障が継続しているため、全構成は不成立
に終る。このとき、データウェイ監視装置19のメモリ
にはその最終構成が記憶されるにの状態で遅延時間τ、
経過し、再びデータウェイ異常監視時期にt1時点にな
ると、伝送路全構成入力部30.データウェイ情報読み
込み部31での処理を経て、データウェイ監視装置19
のメモリ内容を読み込んだ結果入力構成に変化が生じ全
構成に一致しないことから、再構成の再試行回数をr3
にセットする。この例ではデータウェイ異常監視手段1
3の再試行規定回数が3回となっているため、データウ
ェイ異常監視手段13がとらえた第1回目の状態変化を
間欠故障として取扱いデータウェイ監視装置119に対
して伝送路の再構成指令を出力し再試行する。この再構
成を再試行する時点で伝送路故障が復旧しているものと
すると、再構成時間τ、経過後のt4時点での最終構成
は全構成に等しくなる。従って、データウェイ異常監視
手段13が再構成指令を出力後、更に、再構成監視用遅
延時間τ2経過後のt5時点で、再びデータウェイ監視
装置19のメモリを入力したとき、この段階で伝送路の
状態が全構成状態に復旧していることから、データウェ
イ異常監視手段13は間欠故障が第1回目の再試行で復
帰したことを自動表示する。この例では、1600m5
ec以内に間欠故障が救済される。
この場合、従来技術“によると1本実施例の再試行規定
回数rlが丁度Oとセットされた場合と等価になり、上
述した如き一過性の間欠故障の場合にも永久故障と見做
されグループから切離されてしまう、しかし1本実施例
の場合には、再構成は3回再試行される結果、信号ケー
ブル断線といった故障のみが永久故障と判断され1表示
手段にてオペレータに通知される結果、伝送路故障に対
する極めて合理的な処理がとられる。
即ち、これを第4図(a)、 (b) 、 (c)を参
照して更に具体的に説明する。なお、第4図において、
リモートステーション計算機・発電軸44は、説明を容
易にするため、リモートステーション計算機と発電軸を
一体として説明する。上位の計算機2は複数のリモート
ステーション計算機・発電軸44をステーション18及
び伝送路3を介して監視・制御している。又、データウ
ェイ監視装置19は前記上位の計算機2及びリモートス
テーション計算機・発電軸44とは独立して、前記ステ
ーション18.伝送路3の診断を行ない伝送路障害によ
る伝送路の同期断発生時は、各ステーション18及び伝
送路3の伝送路の再構成を実施する。     1 同図(a)は、全てのステーション及び伝送路が正常で
あり、伝送路がループをなしている場合のステーション
接続構成例を示している。
同図(b)は、 5TN2〜5TN3の間の伝送路がハ
ード的に切離されループバック(縮退状態)をなしてい
るが、伝送路上には全ステーションが接続されており、
伝送路の機能は満足している場合のステーション接続構
成例を示している。
従来技術に於いては同図(a)の5TN2〜5TN3間
の間欠故障で障害継続時間がデータウェイ監視装置の診
断時間を超える場合は、永久故障として同図(b)のル
ープバック状態に移行し、不安定な状態になる。一方で
データウェイ異常監視手段13による再試行機能では伝
送路の自己復旧を待って、同図(a)の正常で安定した
ループ状態に戻ることは先に述べた通りである。ここで
、データウェイ異常監視手段13を付加した後の伝送路
で、同図(b)の状態となるのは、5TN2〜5TN3
間の伝送路で天災等の事故により永久故障が発生した場
合等の全構成が同図(a)の状態の様に指定されている
にもかかわらず、データウェイ異常監視手段13の再試
行規定回数の再試行によっても復旧せず、永久故障が5
TN2〜5TN3間の伝送路で発生したと判断できる場
合と、伝送路の点検等の目的で5TN2〜5TN3間の
伝送路の信号ケーブルを人為的にはずす様な場合の2通
りのケースが考えられる。
但し、後者の点検を行なう場合には、予め予定された同
図(b)のステーション接続構成を全構成として対話手
段により入力しておくので、この場合は、事故による永
久故障の場合に警報処理が行なわれるのに対して、故障
とはみなされず警報処理の対象からはずすことができる
同図(c)は5TN2に接続されるリモートステーショ
ン計算機・発電軸44の点検等を行なう場合に。
ステーションも含め点検する場合のステーション接続構
成を示している。
従って、ステーション以下の点検を行なうに当って同図
(c)の様な全構成を対話手段により入力しておく。
ここで、複合発電プラントに於いて特に重要であるのが
、各発電軸の点検を例えば7軸の発電軸があるとすると
年間に振り割って約2ケ月毎1軸分に実施するようにな
っている点である。
この発電軸の点検と同時にその発電軸のステーションも
点検を行なうのが普通となるため、この場合同図(c)
のステーション接続構成となる。
従って、いずれかのステーションが人為的に除外される
ケースが実運用上多く考えられる。
この様に、いずれかのステーション又は伝送路が人為的
に除外されている場合、例として同図(b)の場合を考
える。
同図(b)では全ステーションが正常に上位の計算機2
により使用されており、全ての発電軸が正常に監視・制
御されている。この様な条件のもとで5TN2〜5TN
Iの間で間欠故障が発生しデータウェイ監視装置の再構
成では間欠故障として救えなかった場合、従来技術では
同図(c)の状態に移行してしまい、正常な5TN2が
伝送路から切にされてしまう。
この結果、上位計算機2は5TN2に接続されているリ
モートステーション計算機・発電軸44の監視制御が不
可能な状態となる6又、この様な事故が発生しても、従
来技術では、 5TN2の伝送路への復帰をオペレータ
が実施するまで伝送路から1;7J離された状態を継続
する。
又、この様なケースは間欠故障の起る箇所と定検中の箇
所との間に複数のステーションが含まれる様な場合に致
命的となりそれらの複数のステーションが全て切離され
てしなうので発電プラントの自動運転を完全に停止にい
たらしめることになる。
この様に従来技術に置けるデータウェイ監視袋[19だ
けによる再構成処理だけでは、複合発電プラントのデー
タウェイの信頼性を大巾に低下させる場合があることが
わかる。しがるに、データウェイ異常監視手段13を付
加した本実施例の複合発電プラント監視制御装置に於い
ては、永久故障が複数ケ所で発生する場合を除き、はぼ
この様な危険性を除去することが出来る。
尚、上記実施例ではデータウェイ異常監視手段13での
処理を一定周期毎に行なう例について示したが、データ
ウェイ監視F装置19のメモリ内容の変化で計算機2に
割込みをかけ、再構成再試行処理に入るようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、上位の計算機により
、伝送路を介して複数のリモートステーション計算機に
指令を出力して各発電軸を監視制御する複合発電プラン
トにおいて、データウェイ異常監視手段を前記上位の計
算機に組込むようにしたので、伝送路に一時的外乱及び
障害が発生し。
伝送路に一過性の故障が生じた場合は元通り復旧し、プ
ラントの監視制御機能に極力影響することがない様にす
ることができるとともに、前記伝送路に永久故障が発生
した場合は、原因究明が容易に行なえることから、伝送
路をより安定化させて。
信頼度の高いプラントの自動運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例に係る複合発電プラント監
視制御装置のブロック構成図、第2図は。 第1図のデータウェイ異常監視手段の機能を示す流れ図
、第3図は、第1図のデータウェイ異常監視手段の処理
例を示すタイムチャート、第4図(a)は。 全てのステーションが伝送路に接続されているステーシ
ョン接続構成図、第4図(b)は、第4図(a)の伝送
路の一箇所が切離されているが伝送路の全体機能は満足
しているステーション接続構成図、第4図(e)は、ス
テーションが切離されている場合のステーション接続構
成図、第5図は、プラント監視制御装置の一例を示す概
要図、第6図は、データウェイ監視装置による伝送路再
構成の遷移図を示したものである。 !・・・自動化コンソール、2・・・計算機、3・・・
伝送路。 4・・・リモートステーション計算機、5・・・ローカ
ル制御装置、6・・・発電軸、12・・・伝送手段、1
3・・・データウェイ異常監視手段、14・・・表示手
段、 16・・・プラント監視手段+ 17・・・プラ
ント制御手段、【8・・・ステーション、19・・・デ
ータウェイ監視装置、 30・・・伝送路全構成入力部
、 31・・・データウェイ情報読み込み部。 32・・・データウェイ情報判断部、33・・・伝送路
再構成指令部、34・・・伝送路シ報出力部、35・・
・データウェイ監視周期管理部、44・・・リモートス
テーション計’in・発電軸。 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラントを監視制御する上位の計算機と、この上位の計
    算機からの指令に基づきプラントを運転制御する下位の
    計算機である複数のリモートステーション計算機と、前
    記上位の計算機と複数のリモートステーション計算機間
    を接続する伝送路と、この伝送路の状態を監視するデー
    タウェイ監視装置とを備えるプラント監視制御装置にお
    いて、前記伝送路の全構成を読み込む伝送路全構成入力
    部と、前記データウェイ監視装置に蓄えられた診断情報
    を読み込むデータウェイ情報読み込み部と、前記診断情
    報により前記伝送路の状態を判断するデータウェイ情報
    判断部と、前記伝送路の状態により前記データウェイ監
    視装置に伝送路再構成を指令し再試行を行なう伝送路再
    構成指令部と、前記伝送路の故障/復帰状態を表示する
    伝送路警報出力部とを前記上位の計算機側に設けたこと
    を特徴とするプラント監視制御装置。
JP59233321A 1984-11-07 1984-11-07 プラント監視制御装置 Granted JPS61112452A (ja)

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