JPS61112104A - 光フアイバ接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光ケーブル線路建設現場での光ファイバ接続作
業を能率的に実施するための方法に関する。

（従来の技術） 通信用光ケーブル線路建設における光ファイバ接続には
１通常、融着接続法が用いられている。

これは元ファイバ端部を互いに突き合わせ、放電等の熱
で溶接する方法である。

従来、この種の接続装置は手作業が主体であり、作業者
の技能を必要とするとともに、作業時間の短縮について
は限界があった。最近、この光ファイバ接続工程をすべ
て自動的に行う装置が開発され次（灰原ほか「光ファイ
バの全自動融着接続」昭和５９年度電子通信学会光・電
波部門全国大会講演番号５５−１８）。しかしこの装置
においては・従来、入間の目視によって実施されてきた
チェック機能がほとんど省かれている。つまり元ファイ
バの接続の工程としては、■光ファイバ被覆の除去、■
切断による光ファイバの端面出し、０元ファイバの軸合
わせと端面位置決め、■融着、■光ファイバ接続部の補
強のように区分されるが、それぞれの工程において５作
業者が目視によって良否の判断を行ってきた。そして前
記全自動融溜接続の装置においてに、テレビカメラによ
る画像情報が生かされるのに、軸合わせ精度と端面間隔
のコントロールのみである。

接続装置の機能の安定性が保障されれば、それでも問題
がないのでおるが、地下マンホール内という厳しい作業
環境を考えれば、温度、湿度、はこり等の影響を無視で
きない。したがって適時にテレビカメラによる自動的な
判断機能を付加することが、接続装置の動作の信頼性を
高めるのに有効なのである。しかし現実には１画像処理
に要する時間が大幅にふえるので、速度の面で実用性を
欠いてしまう問題があった。

（発明が解決しようとする問題点） 元ケーブル接続工事現場における光ファイバの接続を、
自動的に、かつ高速安定に動作させることにある〇 （問題点を解決する几めの手段） 本発明は、光ケーブル端局に高速に画像処理のできる計
算機を設置し、これを用いて現場においてテレビカメラ
を具備した光ファイバ接続装置の動作を行うことができ
るようにする。

以下図面により不発明の詳細な説明する。

図に本発明の一実施例の得成を示す図でろって、１．１
′は接続すべき光ケーブル、　２．２’は接続中の光フ
ァイバ、８に光ファイバ自動融着接続装置。

４は元ファイバ自動融着接続装置８に取り付けられてい
るテレビカメラ、５はテレビカメラのコントローラ、６
に電気、・光信号変換器である。テレビカメラのコント
ローラ５は光ファイバ自動融着接続装置８およびテレビ
カメラ４と電気的ケーブルにより結合されており、信号
のやりとりができる。またテレビカメラのコントローラ
５は電気・光信号変換器６と電気的ケーブルでつながっ
ており、テレビカメラのコントローラ５から電気・光信
号変換器６へ信号を伝送できる。ま友７は送信用光ファ
イバ、８は光・電気信号変換器、９は高速画像処理機能
を有する計算機である。送信用光ファイバ７を伝わった
光信号に光・電気信号変換器８により電気信号に変えら
れ、電気的ケーブルを介して前記計算機９に入力される
。計算機９からの出力信号は電気的ケーブルを介しか電
気・光信号変換器６′に送られ、光信号は受信用光ファ
イバ１０全通して接続作業現場に到達する。この信号は
光・電気信号変換器８′７により再び電気信号になって
光ファイバ自動融着接続装置ｈ８ＶＣ入力される。

元ケーブル１，１′を接続する現場は１通常、地下マン
ホールになることが多い。この元ケーブル中の元ファイ
バｚ、２′を接続する光ファイバ自動融着接続装置８の
円にはマイクロコンピュータが組み込まれており、装置
の動作を制御している。

接続工程の途中でテレビ画像による判断が必要になった
時には、この光ファイバ自動融着接続装置３の内のマイ
クロコンピュータから指令信号がテレビカメラのコント
ローラ５に送られる。そうすると、画像処理の内容を指
示する指令信号とともにテレビ画像信号が光信号に変換
されて光ファイバを通って図の上部の元ケーブルの端部
にある光ケーブル端局に送られる。光ケーブル端局には
高速に画像処理のできる前記計算機９があり、指令信号
に応じてテレビ画像を加工し、必要なパラメータを算出
する。

テレビ画像信号と指令信号は同一の光ファイバにより伝
送する之め、指令信号のめとに続けてテレビ画像信号を
送る時分割的手法や、両信号を重畳して並列的に送る方
法をとる。図においてこの動作に必要な回路系に、テレ
ビカメラのコントローラ５に組み込まれている。！ｆに
の時、受信側においては、信号の分離は計算機内にある
回路系によって行う。場合によっては、指令信号とテレ
ビ画像信号を初めから２本の元ファイバを用いて、別々
に送ってもよい。また指令信号の情報室は少ないので、
これを通常、光ケーブル内に納められている銅線のうち
の１対を使って送ってもよい。

なお計算機９によって算出されたパラメータは、送信用
元ファイバとは別の光ファイバを伝わって自動融着接続
装置３に返送される。このパラメータに、光ファイバに
ついての距離情報であったり。

光ファイバ表面での付着物の有無であったり、また接続
後の光ファイバ形状の良否でめつ友すする。

このパラメータの伝送を前述の銅線対を用いて行うこと
も可能である。光ファイバ自動融着接続装置内のマイク
ロコンピュータに、このパラメータにより最適な動作を
実行させる。このようにしてテレビ画像情報を自動融着
接続装置の動作にフィードバックして用いることができ
る。

本発明においては、テレビ画像信号を光ファイバを用い
て伝送するので、遠くはなれた計算機に瞬時に入力する
ことができる。元ケーブル端局では、この計算機のため
の設置スペースを十分用意でき、また、温度、湿度等の
環境条件を安定できるので、計算機の機能を損うおそれ
がない。高速画像処理用の計算機は近年目ざましく進歩
しつつあるが、それでもマンホール内に持ち込むのには
。

大きさや耐環境性の点で無理である。

この計算機を光ケーブル端局に設置することにより１こ
れまでできなかつ次画像情報についての高速フィードバ
ック動作が実現できる。

したがって、この方法を用いれば、これまで位置が固定
されていたテレビカメラにＳ動機能をも７’Ｃぜ、自制
的にピント合わせやズーム倍率の設定を行って、観測対
象を認識させることも可能になる０ ｔＣ５融着接続時の元ファイバ溶融部を観測しながら、
放電電流の１４にや、光ファイバ相互の突当て動作の制
御を、この画像情報をもとに行うことが可能になる。な
おこの方法において通信に用いた光ファイバの接続に、
光ファイバ自動融着接続装置単体の機能で、最後に実行
すればよい。またこの元ファイバをコネクタ接続するも
のとして、あらかじめ端末形成しであるならば、さらに
簡単である。

（発明の効果） 以上説明し次ように１本発明の光ファイバ接続方法によ
れば、テレビ画像を用いた光ファイバ自動接続の動作制
御を高速に行うこてとりぶてきるから。

元ケーブル接続工事現場において、信頼度の高い　　　
！：接続を１人手を要さずに高速に実施できるので。

光ファイバを多数収容した光ケーブル相互の接続を迅速
、かつ確実に行うことができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の構成を示す図である。 １．１′・・・接続すべき元ケーブル ２．２′・・・接続中の光ファイバ′ ａ・・・”ｋ、ファイバ自動融着接読装置４・・・テレ
ビカメラ ５・・・テレビカメラのコントローラ ６．６′・・・電気・光信号変換器 ７・・・送信用光ファイバ ８．８′・・・元・電気信号変換器 ９・・・高−運画像処理機能を有する計算機１ｏ・・・
受信用元ファイバ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、光ケーブル接続工事現場に光ファイバ接続装置を設
   置し、高速画像処理機能を有する計算機を光ケーブル端
   局に設置し、前記光ファイバ接続装置に具備されている
   テレビカメラからの画像信号を被接続光ケーブル内の光
   ファイバを用いて光ケーブル端局に伝送し、その信号を
   前記計算機で処理し、得られたパラメータ値を同光ケー
   ブル内の光ファイバまたは同ケーブル内の銅線対により
   接続現場内に伝送し、そのパラメータ値をもとに、光フ
   ァイバ接続装置の動作を行うことを特徴とする光ファイ
   バ接続方法。