JPS61111978A - 金属管内壁面のセラミツク接合方法 - Google Patents
金属管内壁面のセラミツク接合方法Info
- Publication number
- JPS61111978A JPS61111978A JP23073584A JP23073584A JPS61111978A JP S61111978 A JPS61111978 A JP S61111978A JP 23073584 A JP23073584 A JP 23073584A JP 23073584 A JP23073584 A JP 23073584A JP S61111978 A JPS61111978 A JP S61111978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal pipe
- bonding method
- metal
- inside wall
- ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(4)技術分野の説明
本発明は金属製パイプの内壁の耐食、耐摩耗性を向上さ
せる目的で、金属製パイプの内壁をセラミック管で内張
する方法に関するものである。
せる目的で、金属製パイプの内壁をセラミック管で内張
する方法に関するものである。
(B) 従来技術の説明
金属製パイプの内壁にセラミック管で内張シするには通
常は有機、無機接着剤を用いる。有機高分子接着剤は2
00°C以上での使用はできない。
常は有機、無機接着剤を用いる。有機高分子接着剤は2
00°C以上での使用はできない。
無機接着剤は接着力が有機接着剤に比して劣る。
さらにたとえ接着できたとしても金属とセラミック材の
熱膨張の差によって熱履歴で剥離する。
熱膨張の差によって熱履歴で剥離する。
従って両者の熱膨張を緩衝する目的で、両者の接合面に
硫化銅を塗布したυあるいは銅薄板を挿入し、加熱し溶
着接合を試みている。しかし、この方法は作業が繁雑で
あり溶着後の冷却処理などに難しさがある。さらにはセ
ラミック管t−舞ぐるむ方法もあるが、この方法はセラ
ミック管の周りの鋳造金属の収縮によって大きい応力を
うけ破損してしまう。いずれの方法も現在、金属製パイ
プの内壁をセラミックで内張シ接合する方法は至難であ
る。
硫化銅を塗布したυあるいは銅薄板を挿入し、加熱し溶
着接合を試みている。しかし、この方法は作業が繁雑で
あり溶着後の冷却処理などに難しさがある。さらにはセ
ラミック管t−舞ぐるむ方法もあるが、この方法はセラ
ミック管の周りの鋳造金属の収縮によって大きい応力を
うけ破損してしまう。いずれの方法も現在、金属製パイ
プの内壁をセラミックで内張シ接合する方法は至難であ
る。
C)発明の目的
本発明は有機けい素であるボロシロキサンポリマーを使
って接合作業を簡便にし、かつ数百°Cの加熱された条
件でも接着力は低下しない接合方法に関するものである
。産業界への利用は当然に、内面はセラミック、とくに
高硬度、ち密なセラミックであり外周は金属管といった
複合化されたパイプは耐食、耐摩耗用素型材として広範
である。
って接合作業を簡便にし、かつ数百°Cの加熱された条
件でも接着力は低下しない接合方法に関するものである
。産業界への利用は当然に、内面はセラミック、とくに
高硬度、ち密なセラミックであり外周は金属管といった
複合化されたパイプは耐食、耐摩耗用素型材として広範
である。
■ 発明の構成
金属製管の材質はどのようなものであってもよ、い。し
かしセラミック管はち密であることが望ましい。金属製
管とセラミック管との間に上記のボロシロキサンポリマ
ーを塗布しておく。あるいは少量の金属微粉全添加した
ボロシロキサンポリマーを塗布する。金属製パイプの内
壁とセラミック管のすきまはθ/ないし02ミリであれ
ばよい。
かしセラミック管はち密であることが望ましい。金属製
管とセラミック管との間に上記のボロシロキサンポリマ
ーを塗布しておく。あるいは少量の金属微粉全添加した
ボロシロキサンポリマーを塗布する。金属製パイプの内
壁とセラミック管のすきまはθ/ないし02ミリであれ
ばよい。
接着するときに両者t−ざ0〜100°C程度に加温す
るとポリマーの流動性がよくなって接着に有効である。
るとポリマーの流動性がよくなって接着に有効である。
このま\で常温に放置すれば強固に接着する。しかし、
再び700〜200°Cに加熱すると接着剤は流動化し
接合がゆるむ。本発明は数多い実験で、セラミック管を
内挿接着された金属管を不活性ガス中でsOOないし7
00°Cで30分間加熱し、揮発性分を飛散させること
とした。
再び700〜200°Cに加熱すると接着剤は流動化し
接合がゆるむ。本発明は数多い実験で、セラミック管を
内挿接着された金属管を不活性ガス中でsOOないし7
00°Cで30分間加熱し、揮発性分を飛散させること
とした。
■ 発明の実施例
内径51、長さ701の鋳鉄製管の内側に気孔率のほと
んどないアルミナ質パイプを接合することとした。使用
したボロキサンポリマーには金属けい素粉を!重量パー
セント添加した。接着加熱温度はざ0 ”Cであった。
んどないアルミナ質パイプを接合することとした。使用
したボロキサンポリマーには金属けい素粉を!重量パー
セント添加した。接着加熱温度はざ0 ”Cであった。
接着後直ちに窒素気流中の炉に入れ700°Cで30分
間加熱した。冷却は炉冷とした。鋳鉄管とアルミナ質パ
イプは強固に接合していた。接合面に生成した黒色物質
は、X線回折の結果、硼酸と炭素の生成が認められた。
間加熱した。冷却は炉冷とした。鋳鉄管とアルミナ質パ
イプは強固に接合していた。接合面に生成した黒色物質
は、X線回折の結果、硼酸と炭素の生成が認められた。
このようにして得られたアルミナ内張り鋳鉄管を大気中
でS00°Cに加熱し2時間経過後、再び常温にて接合
状態を観察したが、きわめて強固に接合していた。
でS00°Cに加熱し2時間経過後、再び常温にて接合
状態を観察したが、きわめて強固に接合していた。
以上の実施例で述べたように、接合面に生成する硼酸、
炭素は鋳鉄接合表面から鋳鉄に硼素や炭素の拡散、ある
いは添加した少量のけい素の拡散があシ、その一方では
アルミナ材質中へは微量の炭化物、窒化物の拡散がある
ものと考えられる。
炭素は鋳鉄接合表面から鋳鉄に硼素や炭素の拡散、ある
いは添加した少量のけい素の拡散があシ、その一方では
アルミナ材質中へは微量の炭化物、窒化物の拡散がある
ものと考えられる。
次ぎに炭化けい素粉末に鋼粉を等量に混合し、これを加
圧成形し、直径3 cm 、厚さ3朋の小試片を作成し
、ボロキサンポリマーを塗布した鋼板の上に置き接着さ
せた後、500″Cで60分間不活性ガス中で加熱した
が、両者の接合は強固であった。
圧成形し、直径3 cm 、厚さ3朋の小試片を作成し
、ボロキサンポリマーを塗布した鋼板の上に置き接着さ
せた後、500″Cで60分間不活性ガス中で加熱した
が、両者の接合は強固であった。
■ 発明の効果
本発明の接合方法は既に記述したようにきわめて簡便で
あり、しかも従来の有機高分子接着剤を使用した場合と
ことな沙数百度の高温という状況にさらされても強固な
接合の状態を保持し、かつ金属とセラミックという熱膨
張の差によって剥離しないという大きな特長を持つもの
であり、この方法によって接合されたパイプの利用域は
きわめて大きいことは明らかである。
あり、しかも従来の有機高分子接着剤を使用した場合と
ことな沙数百度の高温という状況にさらされても強固な
接合の状態を保持し、かつ金属とセラミックという熱膨
張の差によって剥離しないという大きな特長を持つもの
であり、この方法によって接合されたパイプの利用域は
きわめて大きいことは明らかである。
Claims (1)
- 金属管内壁面とセラミック材質管をボロシロキサンポリ
マーあるいは少量の金属粉を混合したボロシロキサンポ
リマーで接着し、不活性雰囲気で加熱して接合する方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23073584A JPS61111978A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 金属管内壁面のセラミツク接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23073584A JPS61111978A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 金属管内壁面のセラミツク接合方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111978A true JPS61111978A (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=16912476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23073584A Pending JPS61111978A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 金属管内壁面のセラミツク接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61111978A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586712A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | Hitachi Ltd | X形圧延機の駆動装置 |
JPS5846476A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-17 | Nec Corp | 黒領域頂点検出回路 |
-
1984
- 1984-11-01 JP JP23073584A patent/JPS61111978A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586712A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | Hitachi Ltd | X形圧延機の駆動装置 |
JPS5846476A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-17 | Nec Corp | 黒領域頂点検出回路 |
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