JPS61111927A

JPS61111927A - ガラス器製造装置に使用する移動装置

Info

Publication number: JPS61111927A
Application number: JP60238548A
Authority: JP
Inventors: ヴアルター　ヒルト; フリツツ　フツテルクネヒト
Original assignee: Emhart Industries Inc
Current assignee: Emhart Industries Inc
Priority date: 1984-10-27
Filing date: 1985-10-24
Publication date: 1986-05-30
Also published as: GB2166433A; US4618356A; DE3538079A1; IT8523462V0; FR2572385B1; GB8427221D0; GB2166433B; IT210806Z2; JPH051216B2; FR2572385A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用可能性〕本発明は、濾斗、パフフル又はブローヘッドのような作
動部材を移動させるためにガラス器製造ｖ装置に使用さ
れる移動装置に関する。

〔従来の技術〕

いわゆる「個別区画」形のガラス器製造装置においては
、製造装置の型のキャビテイの開口との整列から外れた
退避位置とこの開口に近接してこれに整列された作動位
置との間に作動部材を移動させることが必要となる０例
えば、製造装置の各各の区画は、プレス又は吹込み操作
によって溶融ガラスのかたまりからパリソンを形成する
ためのブランク用の型を備えている。濾斗によってかた
まりを型キャビティに導くことができるように濾斗を型
キャビティと整列させることが必要になる。

濾斗は次に、型キャビティの開口をパフフルによって閉
ざしうるように、退避位置に移動させる。

次にパフフルを濾斗の場合と同様に、ブランク用の型に
対して相対的に移動させると共に、空気を型に吹込むた
めのブローヘッドを、同様に、しかしその区画の仕上げ
用の型に対して相対的に移動させる。ブランク用の型か
ら仕上げ用の型に移されたパリソンを吹いてガラス器と
する。

個別区画型のガラス器製造装置の濾斗、パンフル及びブ
ローヘッドを移動させるための従来の移動装置は、別の
場合にも同じように作動し、即ち、作用が僚かよってい
る。移動装置は、２つの一体的なピストンロッドを有す
るピストンを備えた垂直配向ピストン−シリンダーユニ
ットを備えている。一方のピストンロッドは、垂直軸を
形成するように、垂直上方に延長し、この垂直軸に、作
動部材のための支持部が、垂直軸と一緒に運動するよう
に組付けられる。他方のピストンロッドは、垂直下方に
延長し、カムトランクと噛合うカム従節を支持している
。このカムトラックの形状は、シリンダーに沿ったピス
トンの運動の一部分の間にピストンが回動し、前記一方
のピストンロッドがその長手方向の垂直軸線の回りに回
動するように定められている１作動部材のための支持部
は、水平に延びる作動部材取付は用のアームと、支持部
が垂直軸と共に移動するように支持部を垂直軸に締付け
るための締付は手段とを備えている。上方に延長するピ
ストンロッドは、ピストンの運動によって垂直に移動す
ると共に、その長手方向軸線の回りに回動することによ
り、作動部材が、垂直軸線の回りの回動成分と垂直方向
の直線成分とをもった運動を行ない、直線成分が作動部
材を、型キャビティに近付いたりそれから離れたりする
ように移動させ、回動成分が作動部材を、前記開口と整
列したり整列しなくなったりするように移動させるよう
になっている。

従来の製造装置の作動部材移動装置の垂直軸は、円筒軸
であり、締付は手段は、垂直軸の両側にある半円形の２
つの掴み面を垂直軸と強制的に掴み係合させるように作
用する。この構成によれば、支持部は、どの配向におい
ても、垂直軸に対してクランプされるが、型キャピテイ
の開口に対して作動部材を正確に整列させようとする際
にアームが垂直軸から離れるように正確な配向に延長し
ていなければならないため、この構成は、好ましくない
、そのため、作動部材の摩耗によって、又は、別の製品
を製造するために製造装置を変更する目的で作動部材の
交換を行なう際は、垂直軸に対して支持部をクランプす
る前に軸に対して支持部を正確に方向決めすることに多
くの時間が費やされる。特にこの問題が、パンフル、ブ
ローへラド及び濾斗について各区画について起こること
を想起するならば、この時間のロスは、かなりの割合の
生産効率が失なわれることを意味する。典型的なガラス
器製造装置は、６区画を有するため、ジョブの交換時に
この問題が１８回も生ずることになる。８〜１０区画の
製造装置も用いられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、前述した従来の移動装置よりも迅速に
、垂直軸に対して支持部を方向決めしう　　　。

るようにした、冒頭に記載した形式の移動装置を提供す
ることにある。

ｃ問題点を解決するための手段〕本発明は、垂直軸線の回りの回動成分と垂直方向の直線
成分とをもった運動を行なう作動部材を退避位置とガラ
ス器製造装置の型のキャビティの開口と整列した作動位
置との間に移動させるために、ガラス器製造装置に使用
される移動装置であって、移動装置が、垂直軸と、作動
部材のための支持部とを有し、該支持部は、作動部材が
その上に組付けられた水平アームと、支持部がその垂直
軸と共に移動するように支持部を垂直軸に締付けるため
の締付は手段とを含み、移動装置は更に、垂直軸をその
長手方向に移動させると共に垂直軸をその垂直軸線の回
りに回動させることにより、作動部材を垂直に、また垂
直軸の長手方向垂直軸線の回りに移動させるための手段
を有するものにおいて、垂直軸と支持部とが相補の形状
のカム面を存し、これらのカム面は、互いＣｏ合った時
に、垂直軸上の支持部の適正な配向である特別の配向を
垂直軸に対して取るように支持部を強制することを特徴
とする移動装置を提供する。

本発明の移動装置によれば、垂直軸上に支持部を取付け
た時、支持部は、カム面の噛合いによって、適正な配向
を取るように強制される。そのため、適正な配向を得る
ために時間を浪費する必要はない、　′ 従来の移動装置によれば、垂直軸に対して支持部を締付
けることにも、多くの時間が費やされる。

この時間は、支持部のアームをその締付は手段上に着脱
自在に取付けた際に、交換しようとする作動部材が新し
い作動部材と同じ相対的な高さに必ず位置されるように
することによって節減される。

この場合、作動部材とそれを取付けたアームとを締付は
手段からＰＪｌｉに取外し、新しい作動部材を取付けた
同様のアームをその代りに組付けるだけでよい、ｉｌ付
は手段に対するアームの相対的な高さはストッパーによ
って定めることができる。ストッパーにより、新しいア
ームは、交換しようとするアームと同一の、締付は手段
に対する相対的な高さとなり、垂直軸に対する相対的な
高さは、締付は手段が垂直軸に対する相対位置を保って
いるため、変更を受けない、ストッパーは高さ方向に調
節することができる。ジョブの変更により支持部の高さ
を変更する必要がある場合は、垂直軸にスケールを組付
け、このスケール上の選定された読みに支持体の高さを
調節できるようにすれば、必要な時間が時には節減され
る。この場合、その特別のジョブが以前に実行されたこ
とがあり、スケールの読み値が記録されていたら、この
記録された読みに支持部を調節することができる。別の
方法として、成る１つの区画の支持部の正確な高さが定
められていた場合に、この区画からスケールの読みを取
り、他の区画の支持部を同一のスケールの読みに調節す
ることができる。

従来の移動装置の垂直軸を本発明による移動装置につい
て使用するように適合可能とするには、垂直軸のスリー
ブ部分（垂直軸の円筒状ロッド部分上に嵌合され、スリ
ーブ部分が円筒状ロッド部分に対し相対的に回動しない
ように、円筒状ロッド部分にキー止めされる）上に、垂
直軸のカム面を形成すればよい、そのため、スリーブ部
分をロフト部分に嵌合させると共にロフト部分に対して
キー止めすることによって、従来の移動ＶｔＫの円筒状
の垂直ピストンロッドを適合させることができる。

垂直軸のカム面は、６０’〜１２０°の角度で相対的に
傾斜させた２つの偏平面部分によって形成することが好
ましい、垂直軸は、６０°の角度では、実質的に三角形
になり、Ｉ２０゛では実質的に六角形になる。カム面は
垂直軸又は支持部に形成した突部と、この突部が係合す
るように支持部又は垂直軸に形成した凹所、例えば、ス
プライン及びこれと係合するスプライン溝により形成し
てもよい。

次に、本発明の好ましい実施例によるガラス器製造装置
に使用するための移動装置を添付図面に基づいて詳細に
説明する。ここに示された移動装置はもちろん単に例示
的であり、本発明を限定する意味をもつものではない。

〔実施例）図示した移動装置は、ブローへラド１０及び別のブロー
ヘッド１２を移動させるために個別区函形のガラス器製
造装置に使用されるようになっている。ブローヘッド１
０は、退避位置と、ガラス器製造装置（図示しない）の
仕上げモールドのキャビティの開口と整列される作動位
置との間において移動される。パリソンはこの開口のと
ころで、ブローへラド１０からの供給空気によって吹か
れ、ガラス器となる。ブローヘッドＩＯの運動によって
ブローヘッド１２も、退避位置と、ガラス器製造装置の
別の仕上げモールドのキャビティの開口と整列する作動
位置との間に移動させる。ブローへラド１０は、垂直軸
線１４の回りの回転成分と垂直方向の直線成分とをもっ
た運動を行なう。

図示した移動装置は、垂直軸線１４に沿って延長する垂
直軸１５を備えている。垂直軸１５は、長手方向軸線が
垂直軸線１４に沿って延長している円筒状ロッド部分１
６と、スリーブ部分１７とを有し、スリーブ部分１７は
、タフト部分１６上に嵌合されていると共に、ロフト部
分１６に対してスリーブ部分１７が相対的に回動するこ
とを阻止するように、図示しないキーによりロッド部分
１６にキー止めされている０図示した移動装置のブロー
ヘッド１０．１２の支持部１８は、ブローヘッド１０．
１２がその上に組付けられた水平アーム２０と、支持部
１８が垂直軸１６と共に移動するように支持部１８を垂
直軸１６にクランプするた応の締付は手段とを備えてい
る。

図示した移動装置は、垂直軸線１４に沿って垂直軸１５
を長手方向に移動させると共に、垂直軸線１４の回りに
垂直軸１５を回動させ、かくしてブローヘッド１０．１
２を垂直軸線１４０回り及び垂直方向に移動させること
により、退避位置と不作動位置との間に移動させるため
の、既知の構造手段を備えている。この構造手段は、２
つの一体のピストン棒を備えたピストンを有する垂直配
向のシリンダーユニット（図示しない）を含み、一方の
ピストン棒は、垂直軸１５のロフト部分１６である。他
方のピストン棒（図示しない）は、垂直軸線１４に沿っ
て下方に延長しており、カムトラックと噛合うカム従節
を有し、このカムトランクの形状は、シリンダーに沿っ
たピストンの運動の一部分の間にカム従節が垂直軸線１
４の回りに回動されるように定められている。そのため
シリンダーユニットの作動時に、軸１５は、垂直に移動
すると共に軸線１４の回りに回動し、ブローヘッド１０
，１２を前記のように移動させる。

スリーブ部分１７は、２つの偏平カム面２２を備えた外
面を有し、これらのカム面は、垂直軸線１４の回りに円
弧状となった短い表面２４により互に隔たてられると共
に、互に対し９０°傾斜している。スリーブ部分１７の
外面は、２つの別の円弧状表面２６を有し、これらの円
弧状表面は、偏平カム面２２の間に延長する偏平面２８
により互に分離されている。

支持部１８の締付は手段は、２つの向い合う締付は部材
を有し、第１締付は部材３０は、垂直軸１５の円弧状表
面２６と相補の円弧状表面３２を有し、第２締付は部材
３４は、軸１５のカム面２２と相補の２つのカム面３６
を有している。従ってカム面３６は互に対し９０°傾斜
している。

締付は手段は、軸１５のスリーブ部分１７の回りに締付
は部材３０．３４を固着するための２つのボルト３８．
４０も備えている。ボルト３８は、既知の構造のもので
、軸１５の一例と密接するように締付は部材３０．３４
を固定させる。ボルト４０は、締付は部材３０．３４の
間のわずかな間隙４２の幅を制御するように、軸１５の
反対側をボルト３８に作用させる。ボルト４０は、ハン
ドル４４を有し、このハント′ルによりボルト４０を締
めて軸１５の運動に対し締付は部材３０．３４をクラン
プしたり、ボルト４０をゆるめて軸１５に沿い上下方向
に締付は部材３０．３４を滑動させたりすることができ
る。ボルト４０を締めると、相補形状のカム面２２．３
６は一諸に付勢される。

これらのカム面は、そのカム作用によって締付は部材３
０．３４、従って支持体３８に、垂直軸１５に対する成
る特別の配向を取らせる。この特別の配向は、軸１５上
の支持体の適正を配向であり、ロッド部分１６上のスリ
ーブ部分１７の配向によって選定される。

締付は部材３４は、Ｔ字状の延長部分４６を備えている
。アーム２０ば、延長部分４６と相補の形状の、延長部
分４６上に嵌合されるようになったスロット４８を備え
ている。ストッパー５０は、延長部分４６の底部におい
て第２締付は部材３４から突出しており、締付は手段に
対するアーム２０の相対的な高さを定めるために用いら
れる。

ボルト５２は、アーム２０のねじ孔５４中にねじ込まれ
ており、締付は部材３４の運動に対しアーム２０を固定
させるように延長部分４６と係合するようになった締付
は仮５６と、ボルト５２を締めたりゆるめたりするため
のハンドル５８とを備えている。アーム２０はこのよう
にして支持部１８の締付は手段上に着脱自在に組付けら
れる。

スロット４８と延長部分４６との連結によってアーム２
０に締付は部材３４に対する一定の配向が与えられる０
図示した移動手段に対する変形として、アーム２０と締
付は部材３４との間の他の連結手段を用いてもよく、−
例として、アーム２０が嵌合する水平すべり路をもうけ
たり、垂直に延長するピン上にアーム２０を嵌合させた
りしてもよい。

図示した移動装置の使用に当り、成る場合には、偏平面
２Ｂ上に刻設したスケール（図示しない）によって、軸
１５上の所要の高さまで支持部１８を移動させる。ハン
ドル４４を用いて、軸１５に対する相対的な運動に対し
支持体１８がクランプされるように、ボルト４０を締め
る。ハンドル４４を用いてボルト４０を締める際にカム
面２２．３６のカム作用によって支持部１８が適正な配
向とされる。ブローへラド１０．１２の交換が必要にな
った場合に、支持部１８の高さを変更する必要がなけれ
ば、ハンドル５８を用いてボルト５２をゆるめ、ブロー
へ７ド１０．１２と共にアーム２０を除去する。アーム
２０がストッパー５０と係合するまで延長部分４６上に
スロット４８を摺動させ、ボルト５２を締めることによ
って交換ブローヘッド付きの同一のアーム２０を締付は
部材３４に固着する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例による移動装置の支持部の
平面図、第２図は、第１図に示した支持部を第１図の矢
印■の方向にみた側面図である。符号の説明１０・・・作動部材、　　　１４・・・垂直軸線。１５・・・垂直軸、　　　　１８・・・支持部。２０・・・水平アーム、　　２２．３６・・・カム面。３０・・・第１締付は部材（締付は手段）。３４・・・第２締付は部材（締付は手段）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）垂直軸線（１４）の回りの回動成分と垂直方向の
直線成分とをもった運動を行なう作動部材（１０）を退
避位置とガラス器製造装置の型のキャビティの開口と整
列した作動位置との間に移動させるために、ガラス器製
造装置に使用される移動装置であって、移動装置が、垂
直軸（１５）と、作動部材（１０）のための支持部（１
８）とを有し、該支持部は、作動部材（１０）がその上
に組付けられた水平アーム（２０）と、支持部（１８）
が垂直軸（１８）と共に移動するように支持部（１８）
を垂直軸（１８）に締付けるための締付け手段（３０、
３４）とを含み、移動装置は更に、垂直軸（１８）をそ
の長手方向に移動させると共に垂直軸（１５）をその垂
直軸線の回りに回動させることにより、作動部材（１０
）を垂直に、また垂直軸（１５）の長手方向垂直軸線の
回りに移動させるための手段を有するものにおいて、垂
直軸（１５）と支持部（１８）とが相補の形状のカム面
（２２、３６）を有し、カム面（２２、３６）は、互に
噛合った時に、垂直軸（１５）上の支持部（１８）の適
正な配向である特別の配向を垂直軸（１５）に対して取
るように支持部（１８）を強制することを特徴とする移
動装置。
（２）支持部（１８）のアーム（２０）をその締付け手
段（３０、３４）上に着脱自在に組付けたことを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の移動装置。
（３）締付け手段（３０、３４）に対するアーム（２０
）の相対的な高さをストッパー（５０）によって定める
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
の移動装置。
（４）ストッパー（５０）を高さ方向に調節可能とした
ことを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の移動装置
。
（５）垂直軸（１５）にスケールを組付け、支持部（１
８）の高さをこのスケールの選定された読みに対し調節
可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の移動装置。
（６）垂直軸（１５）のスリーブ部分（１７）上に垂直
軸（１５）のカム面（２２）を形成し、スリーブ部分（
１７）が垂直軸（１５）の円筒状のロッド部分（１６）
上に嵌合されてこれにキー止めされることにより、ロッ
ド部分（１６）に対するスリーブ部分（１７）の相対的
な回動が阻止されることを特徴とする特許請求の範囲第
１〜５項のいずれか１項記載の移動装置。
（７）６０°〜１２０°の角度互に対し傾斜した２つの
偏平面部分によって垂直軸（１５）のカム面を形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第１〜６項のいずれか
１項記載の移動装置。
（８）支持部（１８）の溝に入る垂直軸（１５）のスプ
ラインによってカム面（２２、３６）を形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第１〜７項のいずれか１項記
載の移動装置。
（９）垂直軸（１５）の溝に入る支持部（１８）のスプ
ラインによってカム面（２２、３６）を形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第１〜７項のいずれか１項記
載の移動装置。