JPS61111910A - 偽珪灰石の製造方法 - Google Patents

偽珪灰石の製造方法

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JPS61111910A
JPS61111910A JP23033784A JP23033784A JPS61111910A JP S61111910 A JPS61111910 A JP S61111910A JP 23033784 A JP23033784 A JP 23033784A JP 23033784 A JP23033784 A JP 23033784A JP S61111910 A JPS61111910 A JP S61111910A
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Japan
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silica
silicic
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JP23033784A
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Hiroshi Hagiwara
萩原 宏
Keiichi Miura
啓一 三浦
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Onoda Cement Co Ltd
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Onoda Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明は偽珪灰石の製造方法、さらに詳しくは高純度の
偽珪灰石を製造する方法に関する。
[従来の技術l 一般に、焼結法によって純粋な石灰質原料と珪酸質原料
の純2成分系から偽珪灰石の製造を行なうに際しては、
反応速度が極めて小さいなめこれらの微粉砕原料をCa
o / S i Oz≦1Cモル比)になるように調合
し、溶融点以下の温度で長時間焼成してもなかなか反応
は完結しない、しかも得られたクリンカは、一般に未反
応鉱物の遊離石灰及び中間生成鉱物の2CaO−3iO
zや3Ca0・2SiOzK物など、窯5j原料として
安定性を欠くものを大量に含有している。さらに、偽珪
灰石クリンカにおいでは、必要な加熱温度の最低値(焼
成下限温度)と焼成上限温度、即ちクリンカが溶融し始
め、クリンカ塊同志が互いに融着して巨塊に生民したり
炉壁にM着し始め、安定した連M焼成作!が不可能にな
り始める温度とのrMかが極めて小さい、即ち、焼成温
度範囲が狭い欠点を有する。
従って、上述のごとき不安定な鉱物を含有しない良質の
偽珪灰石クリンカを回転窯にてyI済的に製造すること
は、反応速度の遅さと相まって焼成温度範囲が狭いこと
からかっでは不可能であった。
従来はこれらの点を克服するために、主として牒融削を
添加する方法が行なわれている。Jl+]ち焼成の際に
、少量の液相を介在せしめることにより、原料間の反応
速度が著しく増大することに着目し、K、Na%Ba、
Zn%Zr、Ti、AI、8%M、。
P、Pb、Liの酸化物及び塩類の1種又は2種以上を
含有する化合物及VtH合物を媒EII剤としで添加す
る方法である(特公昭42−19321号公報、特公昭
47−44964号公N)0しかし、媒融削を添加する
と媒融屑成分が生成りリンカ中に偽珪灰石以外の鉱物又
はプラスの形で不純物として残り、偽珪灰石クリンカの
純度を低下させるため、高純度を要求する月途には使用
できない。
時に、偽珪灰石の持つ高周渡絶縁特性を利Mする場合は
、媒触効果が大きく費源的にもfj、まれでいるため最
も経済的なに、Na等のアルカリであっても、偽珪灰石
の誇電特性を劣化させるために添加は不都合である。
従来の媒融剤を添加しないこの他の方法としては、石灰
質原料として生石灰又はiW′E灰を使用し、珪酸質原
料を化学址論社より過剰に加える方法が知らt’Lcい
るc¥を公明55−45486号公報)。
この方法でも中間生成鉱物の2CaO・S10.や3C
a0・2 S + Otが残存するため、高純度の偽珪
灰石をS!遺するには不充分である。
また、珪pHf!I原料として通常使朋されている石英
質珪石以外のクリストバフイト質、トリツマイト質又は
非晶質の珪石を使用する方法もあるが。
二の場合も珪酸質原料を化学量N1mより過剰に加え、
さらに石灰質原料として叉応性の良い生石灰、1w石灰
を使用したとしても、2CaO・5iftや3Ca0・
2 S + Oxが残存し、高純度の偽珪灰石を製造す
るには不充分である。
〔発明が解決しようとする問題、α] 上述のように、従来行なわれてきた製造方法では、一般
に珪酸質原料は反応速度が小さく、不純物成分、未反応
に春、中間生成鉱物が残存するため高純度偽珪灰石の製
造は困難であった。
そこで本発明者らは、不純物成分となる媒融剤を添加し
ないで、かつ遊離石灰や2CaO・Sin、、3C10
・2SiOz等の未反応鉱物又は中間生成に物が非常に
少ない高純度の偽珪灰石を製造するために種々の製造方
法について検討した結果、珪a質原料として粉末度、−
次粒子径及び比表面積を限定した微細な非晶質シリカを
使用すれば、又応速度が著しく改@されることを知見し
た。
本発明は、石灰ff原料と珪酸質原料との混合物を加熱
炉で焼成する焼結法による偽珪灰石の製造方法において
、11離百灰、2 CaO−9io、、3CIIO・2
SiOt等の未反応鉱物や中間生成鉱物が非常に少なく
、その上媒融剤添加による不純に物、グラスを含まない
μ純度の偽11灰百を製造することを目的とする。
C問題点を解決するための手段1 即ち本発明は1石灰質原料と珪#l質原料との混合物を
加熱炉で焼成する焼結法による偽珪灰石の91造方法に
おいて、珪酸質原料として44μmふるい残分が20%
以下、平均−次粒子径が1μm以下、かつB、E、T、
比表1ili槓が2m2/g以上である非晶質シリカを
使用することを特徴とする偽珪灰石のS!遣方法に存す
る。
[作 用1 本発明に用いられる石灰質原料は、消石灰、生石灰、又
は石灰石、あるいはこれらの混合物よりなり、その粉末
度は44μmふるい残分が40%以下であることが望ま
しい、また、珪酸質原料は微目な非晶質シリカであり、
その粉末度は44μ■ふるい残分が20%以下、平均−
次粒子径が1μm以下、かつB、E、T、比表面積が2
s2/g以上のものを使用する。非晶質シリカとしては
、天然には白土、珪藻土、人工的には湿式法(?j[分
解)により!l!遇されるフィラー泪の微粉末シリカや
710シリコンM ?LeJ l二II+産するシリカ
フラワー、珪弗化物を用いて水晶石もしくは弗化アルミ
ニウム等を合成する際に副産するシリカ等がある。この
うち、反応性及1純度の点でフィラー用のシリカ又は合
成氷晶石や弗化アルミニウム装造のljl+ <7リカ
が好ましい、さらに、この非晶質シリカの中でも珪弗化
物から合成氷晶石を製造する際の1JIJ際シリカの反
応性が特に優れている。この原因については明確には解
明されていないが、ジII産シリカ中に愼く僅かに含ま
れている微量成分が偽珪灰石をW造する際に、反応促進
M的なmさをしていると寸えられている。また、反応性
の点で、その粒度は44μ鴎ふるい残分が20%以下で
、平均一次粒子径が1μm以下で、かつB、E、T、比
表面積が2m”7g以上であることが必要である。
以下に示すように、44μmふろい残分が20%を越え
ると3Ca0・2SiO7の相対高さく内部r!檗試料
として石英を10%添加した時のX#a回折チャートに
おける石英のピーク(2θ=ZG、6°)の高さを10
0とした場合の3Ca0・2SiOzのビーク(2θ=
29.6’lの高さ)が10を越えると、事後の偽珪灰
石として使用する際の安定性及び泥漿の性質の悪杉7を
及1rすので、44μmふるい残分け20%以下である
ことが必要である。
一次粒子径及び比表面積についても、それぞれ一次粒子
径1μm以下、比−A面積2−27ビ以上では3Ca0
・2S+Otが10以下で島9、石灰質原料と埋1!2
ff原料との反応速度が改善される。
高純度の偽珪灰石を製造するためにはCaOとSiO+
のモル比は1.0が好ましい、しかし原料成分の測定誤
差及び調合の誤差によりCaOが過剰になったときは、
2倍のCaO−3iOzや3Ca0・2SiO−が生成
する上にJ!!離石灰らタリン力中に残りやすくなる。
このことを避けるためにSiO+を化学量論量より若干
番目に調合するf)カJ: < 、CtO/ S io
 t(モAt比)Ito、9−1.0、好ましくは0.
95〜1.0の範囲となるように調合した原料を用いる
0石灰??原料と珪酸質原料の混合物は、以下の実験例
6に示すように粉末のままでは高純度の偽珪灰石が合成
し難いので、焼成vJI=成形するのが望ましい。
また、焼成温度は1300〜1500 ’Cの範囲が使
用できる。
以下実験例及び実施例に基づき本発明の詳細な説明する
実験例1 第1表に示す化学組成の非晶質シリカと消石灰とを原料
とし、非晶質シリカの粒度と反応性との関係について調
べた。非晶質シリカとして、珪弗化物から合成氷晶石を
製造する際に1.I11産する非晶質シリカを使用した
第1−& 使用した原料の化学組成 まず、平均一次粒子径が0.8μmの非晶質シリカのみ
をアルミナ製ボフトミルで粉砕して44μ口ふるい残分
が異なる非晶質シリカを数憧頚r!A備しな、こ・の非
晶質シリカと消石灰(44μmふるい残分33.7%)
の垂1比が45,4:54.6になるように秤量し、ア
ルミナ製ボッ)ミルでゴムボールを使用して混合した原
料を直径10−のベレー/ )に遺粒後、電気炉を眉い
て1360℃で20分間焼成した。非晶質シリカの44
μmふるい残分とX線回折チャートにおける焼成物(タ
リンカ)中の3Cm0 ・25iOyのh”−り(2f
9 =29.6° )の相対高さとの関係を第1図に示
した。
ユニで3Ca0・2SiOtに着目した理由は次の通り
である。偽珪灰石合成時の未反応鉱物及び中間生成Km
には、in石灰、2CaO・5iOyあるいは3C40
・2 S i O2がある。しかし、本発明のような純
度の高い偽珪灰石を合成する過程において、最終的には
遊離石灰と2CaQ−3iOtの鼠は極めて僅かになり
、3Ca0・2S10□だけが残るため、3Ca0・2
 S + 02にのみ着目し、焼成反応の完結を示す指
標とした。
第1図において、44μ■ふるい残分が20%以トでは
3C蟲0・2 S Io 2のピークの#IN商さが1
0以下になる。即ち、珪PR質原料として44USふる
い残分が20%以下の非晶質シリカを使用することが反
応速度の改善に有効であることがわかる。
実験例2 44μ階ふるい残分が20%以下で平均一次粒子径およ
びB、E、T、比表面積が異なる非晶質シリカを使用し
た場合の反応性について調べた。使用した非晶質シリカ
は、珪弗化物から合成水晶石を製造する際の副産物であ
り、44μmふるい残分が15〜20%、平均一次粒子
径が0.1〜2.1μm、B、E、T、比表面積が0.
8〜6.0(−27g)の非晶質シリカを用いた。この
非晶質シリカと消石灰(44μmふるい性分は33,7
%)の重量比が45.4:54.6になるように秤量し
、アルミナ製ボットミルでゴムポールを使用して混会し
た原料をIff径lOoのベレットに造粒後、電気炉を
泪ぃて1360°Cで2()分II+焼成しタリン力を
得た。
なお、使用した非晶質シリカは、強熱g証、5102そ
の池の化学組成は、第1表に示したものとほぼ同一であ
る。
非晶質シリカの平均一次粒子径とクリンカ中の3C鳳0
・2SiO+のX#a回折チャートのピーク(2θ=2
9.6’)の相対高さとの関係を第2図に、非晶質シリ
カのB、E、T、比表iii積とクリンカ中の3Ca0
・2SiOzのX#i回折回折チャートビーク(2θ=
29.6°)の相対℃6さの関係を第3図にそれぞれ示
しな、こ二で平均一次粒子径は電子顕微鋭観察により、
B、E、T、比表面積は窒素〃ス吸着法により測定した
この結果、使用する非晶質シリカの平均一次粒子径が1
μm以下、及1/B、E、T、比表面積が2s 2 /
 g以上チク’) ンlJ中f)3 Ca0 ・2 S
iO:ノX線回折チャート上のピークの相対高さが10
以下になる二とが判明した。
上記実験結果をまとめると次のようになる。
44μmふるい残分が20%以下、平均一次粒子径が1
μm以下で、かつB、E、T、比表面積が2■2 / 
g以上の非晶質シリカを使用した場合には、反応速度が
極めで改善される。
実験例3 珪酸質原料として使用する非晶質シリカと結晶質シリカ
との反応性の違いについて調べた。非晶質シリカとしで
は副産シリカ(珪弗化物から合成氷晶石を製造する際の
ぼり産物)、別府白土、シリカフラワー、及びフィラー
用微粉末シリカを、また、結晶質シリカとしては石英質
の打出珪石をそれぞれ使用した。また、石灰質原料とし
ては消石灰を使用した。第2表にそれぞれの化学組成及
びB、E、T、比表面積を示した。
!@2表 化学組成及びB、E、T、比表面積富;^1
zOs+FezO2の合蛍 各珪酸に原料と消石灰を下記第3表に示したin量比に
なるように秤量し、アルミナ製ポットミルでゴムボール
を使用して混合したに(料を直径101のペレットに造
粒後、電気炉を用いて1360°Cで20分間焼成した
。クリンカ中の3CIIO・2 S + OrのXJl
!i回折チャートのピーク(2θ=29.6°)の相対
病さ及びi離石灰の定量分析の結果を第3表に示した。
第3表 原料の配合側合及びクリンカの分析結果納品π
シリカである移出珪石を珪酸質原料として使用した場合
は、未反応鉱物である!1111石灰や中間土11tK
物である3C墨0・2SiO−がクリンカ中に多く残っ
ているが、珪酸質原料として非晶質シリカを使用した場
合は、111石灰や3Ca0・2SiO2が少ない、従
って、珪酸質原料として結品質シリカを使用した場合よ
り非晶質シリカを使用した方が純度の高い偽珪灰石が製
造できる。
また、その非晶質シリカの中でも−I産ンリ々をf−用
した場合には、未反応鉱物や中間生成鉱物を殆ど含んで
いない、極めて純度の高い偽珪灰石が製造できる。
実験例4 偽珪灰石を製造する際の焼成温度について検討した結果
について説明する。珪酸質原料として珪弗化物から合成
氷晶石を製造する際t;副生する非晶質ン1ツカ(平均
−次粒子径約0,3μm5B、E、T。
比表面積S 、 3 m”/g)を、石灰質原料として
消石灰をそれぞれ使用した。化学組成及び粒度はm4表
に示した。
#S4表 使用した原料の化学組成及び粉末度なお、非
晶質シリカのB、E、T、比23面積は5 、3 (m
”/ g)であった。
非晶質ンリ々と消石灰の垂2比が45.4:54.6に
なるように秤量し、アルミナ製ポットミルでゴムボール
を使用して混合した原料を直径10+s@のペレットに
3a粒後、’:JL 2(炉を用いて1280℃、13
20℃、1360”C11400℃、1440″c、1
4(i0℃及び1480℃テソれぞれ20分間焼成した
このようにしで得られたクリンカについて、X#を回折
分析、顕微鏡による観察、及び遊離石灰の定量分析を社
った。その結果、1360℃以上で焼成したクリンカに
は2C10・5hos% 3C亀0・2SiO*及びn
az=灰は存在セス、1320”C?な、クリンカ同志
の融着は、1460℃でも僅がしか認められなかった。
即ち焼成時間に依存するが、焼成温度は通常1300〜
1500℃にするのがR当である。
このように、珪酸質原料として44μ鋤ふるい残分が2
0%以下で、一次粒子径が111m以下で。
かつB、E、T、比表面積が2m2/g以上の非晶質シ
リカを使用することに上り1320℃から1460°C
の広範囲の焼成温度でクリンカ同志の融着もなく、純度
の高い偽珪灰石を製造する二とが可能であるから、13
20℃から1460℃の焼成温度が好適である。
実験例5 実験N3では石灰質原料として消石灰を使用したが、こ
の消石灰の代わりに第5麦に示した化学組成及び粉末度
の生石灰あるいは石灰石を使用して、叉訣例1と同様の
実験を行った。
第5表 生石灰と石灰石の化7組成及び粉末度生石灰を
使用した場合には、消石灰の時と同じように1360℃
以上で焼成したクリンカには。
2CaO−3iOt、3 Cm0 ・25iot及びi
a石灰は存在せず、1320℃でもその量は僅かであっ
た。また、石灰石を使用した時には、1420℃以上で
焼成したクリンカには2C&0・5iOz、3Ca0・
2SiOt及び遊離石灰は存在しなかった。1400℃
で焼成したクリンカには、3C龜0・2SiO□が存在
するが、その量は僅かであった。
クリンカ同志の融着は、1480℃の時でも僅かしか認
められなかった。
叉襞9$6 χ験例4で使用した非晶質シリカと1胃石灰の混合原料
を使用し、これらを造粒せずに粉末のまま白金るつぼに
いれて、電気炉により1320’C。
1360℃、1400℃、1440℃、1460℃及び
1480℃でそれぞれ20分子f!焼成する実験を行っ
た。得られたクリンカについてX線回折分析及びi離石
灰の定量分析を行なった結果、焼成温度の上昇とともに
3Ca0・2Sぼh及V遊離石灰の量は減少するが、1
480℃の時でも僅かではあるがこれらの存在が認めら
れた。さらに。
1460℃以上では白金るつぼに付着するようになった
二のように、粉末のままではl&純度の偽珪灰石が合成
し難いので、焼成前に成形してできるだけ反応し易くす
る必要がある。
なお、偽珪灰石を経済的かつ大量に得るためには加熱炉
として回転窯が最も適しでいる。しかし原料が粉末のま
までは未反応鉱物や中間生成鉱物を含まない高純度の偽
珪灰石が得られる焼成温度がクリンカ同志の融;1!!
11始温度より高いので1回転窯による焼成は困難であ
る。そこで原料粉末の焼成前の成形が必要である。
実施例 14衰に示す化学組成及び粉末度を有する平均一次粒子
径が0.3μm程度の非晶質シリカと消石灰とt−in
比が45.4:S 4,6になるように秤量し、アルミ
ナ内張りボールミルで44μmふるい残分が15%以下
になるように混合・粉砕した後、ペシフ)に成形して1
−φX12mLの回転窯で焼成した。焼成歪の最高温度
は1360℃から1410℃の範囲になるように管理し
た。このようにして得られたクリンカは、X線回折分析
%顕微匁による祝祭、及びytxa石灰の定量分析の結
果、3!!離石灰及び2C亀0・5iQz、3Ca0・
23 io を等の未反応鉱物や中151生成鉱物を含
まない純度の高い偽珪灰石であった。
得られた偽理灰6のクリンカは粉砕、加圧成形後焼成す
ることにより、容易に緻密な焼結体が得ちれるので%!
東原料として極めて優れたものである。
C発明め効果1 本発明の製造方法により、N離石灰及12CaO・5i
Ot、3 Ca0 ・2 S 1otWノ未[応鉱物や
中間生成物を極く僅かしか含まない純度の高い偽珪灰石
を、従来上りも低温度で合成が可能となり、焼成温度幅
も広がるため、回転窯で容易に偽珪灰石を製造すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は非晶質シリカの44μmふるい残分とクリンカ
中の3C10・2SiO2のX線回折チャーF上のピー
ク(2θ=29J°)の相対高さとの関係を示す図、!
R2図は非晶質シリカの平均一次粒子径とクリンカ中の
3C凰0・2 S + Orのピーク(2θ==29.
6”)の相対高さとの関係を示す図、第3図は非晶質シ
リカのB、E、T、比表面積とクリンカ中の3Ci0・
2SiOzのxm回折チャート上のピーク(2θ=29
.Go)の相対高さとの関係を示す図である。 第1図 第2図 占 非晶質シリカの平な次粒子逢(ILm)第3図 非晶質シリカのB、ET比S面積(m2/9)手続補正
書 昭和6昨11月27日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、石灰質原料と珪酸質原料との混合物を加熱炉で焼成
    する焼結法による偽珪灰石の製造方法において、珪酸質
    原料として44μmふるい残分が20%以下、平均一次
    粒子径が1μm以下、かつB.E.T.比表面積が2m
    ^2/g以上である非晶質シリカを使用することを特徴
    とする偽珪灰石の製造方法。 2、非晶質シリカとして合成氷晶石製造時の副産シリカ
    を使用する特許請求の範囲第1項記載の偽珪灰石の製造
    方法。 3、石灰質原料として消石灰、生石灰及び石灰石より選
    ばれた少なくとも1種を使用する特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の偽珪灰石の製造方法。 4、石灰質原料と珪酸質原料の混合物を成形した後、回
    転窯で焼成する特許請求の範囲第1項、第2項、又は第
    3項のいずれかに記載の偽珪灰石の製造方法。
JP23033784A 1984-11-02 1984-11-02 偽珪灰石の製造方法 Pending JPS61111910A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108207111A (zh) * 2015-03-20 2018-06-26 索里迪亚科技公司 微结构化的可碳酸化硅酸钙熟料及其制造方法

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