JPS61111716A - ラツパ−ロ−ルの制御装置 - Google Patents
ラツパ−ロ−ルの制御装置Info
- Publication number
- JPS61111716A JPS61111716A JP23202784A JP23202784A JPS61111716A JP S61111716 A JPS61111716 A JP S61111716A JP 23202784 A JP23202784 A JP 23202784A JP 23202784 A JP23202784 A JP 23202784A JP S61111716 A JPS61111716 A JP S61111716A
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- control
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ホットストリップミルのダウンコイラーにお
けるラッパーロールの制御装置に関するものである。
けるラッパーロールの制御装置に関するものである。
近年、ダウンコイラーに対する要求は増々厳しいものに
なってきており、製品コイルの大型化、極厚板(板厚2
5mm以上〕の巻取り、又高速度での巻取り、更に熱間
降伏点の高い材料〔高張力鋼等〕の巻取り等、苛酷な要
求がなされている。
なってきており、製品コイルの大型化、極厚板(板厚2
5mm以上〕の巻取り、又高速度での巻取り、更に熱間
降伏点の高い材料〔高張力鋼等〕の巻取り等、苛酷な要
求がなされている。
マンドレルへの巻取り開始時にストリップ先端がラッパ
ーロール部を通過する際に生ずる衝撃力、或いは巻取り
中にストリップの先端ラップ部(段差部或いは重なり部
とも言う)がラッパーロール部を通過する除土ずる衝撃
力は、上記諸条件の下では非常に大きなものとなる。こ
のため、機械系に破損が生じたり、巻取られるストリッ
プに疵が生じたり、巻形状が悪くなる等の不利益が生じ
ている。
ーロール部を通過する際に生ずる衝撃力、或いは巻取り
中にストリップの先端ラップ部(段差部或いは重なり部
とも言う)がラッパーロール部を通過する除土ずる衝撃
力は、上記諸条件の下では非常に大きなものとなる。こ
のため、機械系に破損が生じたり、巻取られるストリッ
プに疵が生じたり、巻形状が悪くなる等の不利益が生じ
ている。
従来のダウンコイラーのラッパーロールでは、上述の衝
撃力を緩和する対策として、第7図に示すように、空気
圧シリンダjのロッドjに接続されたアームCとラッパ
ーロールCの軸受部dとの間に17311jばねfを入
れ、マンドレルbに巻取られるストリップaの先端がラ
ッパーロールCとマンドレルbとの間に噛込まれる時、
或いは2巻目以降の段差部がラッパーロールC部を通過
するとき、緩衝ばねfにより衝撃を緩和させることが行
われていた。尚gはストッパー、hはラッパーロールC
とマンドレル5間の初期ギャップを設定するテンション
ロッド、kはエプロンガイドである。
撃力を緩和する対策として、第7図に示すように、空気
圧シリンダjのロッドjに接続されたアームCとラッパ
ーロールCの軸受部dとの間に17311jばねfを入
れ、マンドレルbに巻取られるストリップaの先端がラ
ッパーロールCとマンドレルbとの間に噛込まれる時、
或いは2巻目以降の段差部がラッパーロールC部を通過
するとき、緩衝ばねfにより衝撃を緩和させることが行
われていた。尚gはストッパー、hはラッパーロールC
とマンドレル5間の初期ギャップを設定するテンション
ロッド、kはエプロンガイドである。
この方式は、ラッパーロールcm械系の大きな質量を分
離すると言う点からは意義があるが、kM %Jjばね
fに緩衝作用をさせるためには、ばね定数、ストローク
等の問題があり、容易ではない。例えば、ばね定数は巻
取られるストリップaの厚み、巻取り速度によって可変
にする必要がある。又現状の機械構造からは取り得るス
トロークにも限界がある。従って、予め大きな衝撃力を
想定して、アームCを大型化して機械強度を維持し、ま
た、定期的に大損すな保守作業を行なった機械系を保持
しているのが実情である。又ストリップaへの叩き疵、
巻形状の悪化に対しては特別の対策は採られていない。
離すると言う点からは意義があるが、kM %Jjばね
fに緩衝作用をさせるためには、ばね定数、ストローク
等の問題があり、容易ではない。例えば、ばね定数は巻
取られるストリップaの厚み、巻取り速度によって可変
にする必要がある。又現状の機械構造からは取り得るス
トロークにも限界がある。従って、予め大きな衝撃力を
想定して、アームCを大型化して機械強度を維持し、ま
た、定期的に大損すな保守作業を行なった機械系を保持
しているのが実情である。又ストリップaへの叩き疵、
巻形状の悪化に対しては特別の対策は採られていない。
そこで最近、第8図に示す如く、従来の緩衝ばねと空気
圧シリンダを利用する代りに油圧シリンダ5を用い、該
油圧シリンダ5のピストンロッド6をアーム4に連結し
、油圧によりアーム4の位置を自由に制御する新しい型
の油圧式ダウンコイラーが考えられた。即ち、アーム4
を支持する回転軸7に角度検出器15を連結してラッパ
ーロール3の位置を検出するようにしく第8図において
、ラッパーロール3の位置Xは、検出器15によって検
出された角度をθとすると、x=Qθで求められる。Q
はラッパーロール3と回転軸7との間の距離である。)
、この検出した飴と予め設定した位置の設定値9とを演
算装置10で比較演算し、差があるとこの偏差信号をサ
ーボ弁11へ送り配管12.13を介して油圧シリンダ
5へ供給される圧油を制御し、油圧シリンダ5のピスト
ンロッド6を動かしてラッパーロール3の位置を変える
ようにする。1はストリップ、2はマンドレルである。
圧シリンダを利用する代りに油圧シリンダ5を用い、該
油圧シリンダ5のピストンロッド6をアーム4に連結し
、油圧によりアーム4の位置を自由に制御する新しい型
の油圧式ダウンコイラーが考えられた。即ち、アーム4
を支持する回転軸7に角度検出器15を連結してラッパ
ーロール3の位置を検出するようにしく第8図において
、ラッパーロール3の位置Xは、検出器15によって検
出された角度をθとすると、x=Qθで求められる。Q
はラッパーロール3と回転軸7との間の距離である。)
、この検出した飴と予め設定した位置の設定値9とを演
算装置10で比較演算し、差があるとこの偏差信号をサ
ーボ弁11へ送り配管12.13を介して油圧シリンダ
5へ供給される圧油を制御し、油圧シリンダ5のピスト
ンロッド6を動かしてラッパーロール3の位置を変える
ようにする。1はストリップ、2はマンドレルである。
これを実現するためには、ロール位置を制御する電気油
圧サーボ系の応答が充分に速い必要があるが、単にラッ
パーロール3の位置信号をフィードバックする制御方式
では、応答を速くするためには機械系の剛性を充分に大
きくしてラッパーロール系の固有振動数を高くしておか
なければならない。即ち、このような構造の装置は、ア
ーム4、ラッパーロール3、ピストンロッド6等を主要
な質量とし、油圧シリンダ5中の液体をばねとする「ば
ね−質量系」を構成するので機械系固有の振動数を持つ
ことになる。
圧サーボ系の応答が充分に速い必要があるが、単にラッ
パーロール3の位置信号をフィードバックする制御方式
では、応答を速くするためには機械系の剛性を充分に大
きくしてラッパーロール系の固有振動数を高くしておか
なければならない。即ち、このような構造の装置は、ア
ーム4、ラッパーロール3、ピストンロッド6等を主要
な質量とし、油圧シリンダ5中の液体をばねとする「ば
ね−質量系」を構成するので機械系固有の振動数を持つ
ことになる。
このような系を上述の方法で制御した場合に、制御の応
答速度を速くしようとしても機械系の固有振動数に近い
周波数では制御ループ中の信号の位相遅れが大きくなり
、無理に応答を速くしようとしても制御系が発振をして
しまう。このため制御の応答速度は機械系の固有振動数
により制約を受けることになる。
答速度を速くしようとしても機械系の固有振動数に近い
周波数では制御ループ中の信号の位相遅れが大きくなり
、無理に応答を速くしようとしても制御系が発振をして
しまう。このため制御の応答速度は機械系の固有振動数
により制約を受けることになる。
機械の固有振動数を高くするためには、質量を減するか
或いは液体のばね定数を増す必要があるが、強度上の理
由から質量を減することは容易にはできず、又液体のば
ね定数を増すためにはシリンダ5の有効断面積を増した
り、ピストンロッド6と回転軸7との距離、即ちモーメ
ントアームを増加させなければならない。しかしシリン
ダ5の有効断面積を増すと、液体の消費量が増加するた
めサーボ弁11の容量、油圧ポンプ容量を必要以上に増
大させなければならず全くの無駄となってしまう。又モ
ーメントアームは種々の機器の設計上の制約があるので
通常は任意に大きくすることはできない。
或いは液体のばね定数を増す必要があるが、強度上の理
由から質量を減することは容易にはできず、又液体のば
ね定数を増すためにはシリンダ5の有効断面積を増した
り、ピストンロッド6と回転軸7との距離、即ちモーメ
ントアームを増加させなければならない。しかしシリン
ダ5の有効断面積を増すと、液体の消費量が増加するた
めサーボ弁11の容量、油圧ポンプ容量を必要以上に増
大させなければならず全くの無駄となってしまう。又モ
ーメントアームは種々の機器の設計上の制約があるので
通常は任意に大きくすることはできない。
従って、実用上許容される経済性を考慮する限り、機械
系の固有振動数を充分に大きくする容易な手段はないと
言うことができる。
系の固有振動数を充分に大きくする容易な手段はないと
言うことができる。
第8図に示した油圧式ダウンコイラーの電気油圧サーボ
系のブロック線図を第9図から第11図までに示す。
系のブロック線図を第9図から第11図までに示す。
klはラッパーロール3の位置フィードバック系数であ
る。Kvはサーボ弁11の流量ゲインであリ、サーボ弁
11自身の応答は充分に速いものとみなしている。Sは
ラプラス演算子である。Aはシリンダ5の有効断面積、
Koはシリンダ5中の液体の圧縮によるばね定数、見は
ピストンロッド6のモーメントアーム、■は慣性モーメ
ント、θはアーム4の角度を示している。
る。Kvはサーボ弁11の流量ゲインであリ、サーボ弁
11自身の応答は充分に速いものとみなしている。Sは
ラプラス演算子である。Aはシリンダ5の有効断面積、
Koはシリンダ5中の液体の圧縮によるばね定数、見は
ピストンロッド6のモーメントアーム、■は慣性モーメ
ント、θはアーム4の角度を示している。
第9図を整理すると第10図のようになり、第10図で
は角度θの代りに変位Xにより系の変数を表現している
。又第10図において機械系の部分を取出して示したの
が第11図であり、第11図であることが容易に解る。
は角度θの代りに変位Xにより系の変数を表現している
。又第10図において機械系の部分を取出して示したの
が第11図であり、第11図であることが容易に解る。
而して、この制御ループの場合には、制御ループ中に存
在する各機器の応答遅れがあるために制御の応答の速さ
は制約を受け、特に機械系の固有振動数に近い周波数に
対しては機械系での信号の位相遅れが90度に近くなり
、又シリンダはほぼ完全な積分作用を行うので、ここで
−の位相遅れは周波数にかかわりなく90度となる。
在する各機器の応答遅れがあるために制御の応答の速さ
は制約を受け、特に機械系の固有振動数に近い周波数に
対しては機械系での信号の位相遅れが90度に近くなり
、又シリンダはほぼ完全な積分作用を行うので、ここで
−の位相遅れは周波数にかかわりなく90度となる。
従って、たとえ他の機器つまりサーボ弁やセンサー類が
充分に速く応答するとしてもシリンダとm械系の動きだ
けで180度近い位相遅れとなり、第12図に示すよう
に”アーム4の変位が不安定気味となり、減衰の悪い振
動が発生する。
充分に速く応答するとしてもシリンダとm械系の動きだ
けで180度近い位相遅れとなり、第12図に示すよう
に”アーム4の変位が不安定気味となり、減衰の悪い振
動が発生する。
制御系が安定であるためには開ループの位相遅れは14
0度以内に保つことが必要であるから、角度検出器15
の出力だけをフィードバックする制御系では機械系の固
有振動数に近い周波数までその応答を高めることができ
ない。即ち、機械系の固有振動数f、が制御の応答を制
約してしまうことになる。
0度以内に保つことが必要であるから、角度検出器15
の出力だけをフィードバックする制御系では機械系の固
有振動数に近い周波数までその応答を高めることができ
ない。即ち、機械系の固有振動数f、が制御の応答を制
約してしまうことになる。
本発明は前記実情に鑑み為したもので、優れた応答性を
得ると同時に機器のイニシャル・コスト及び運転費のコ
ストダウンを図るものである。
得ると同時に機器のイニシャル・コスト及び運転費のコ
ストダウンを図るものである。
本発明では、アームの位置検出器からの検出信号及び一
定時間間隔における検出信号量の差分信号とを演算装置
にフィードバックして、位置設定(17iと比較演算す
るようにしたものである。
定時間間隔における検出信号量の差分信号とを演算装置
にフィードバックして、位置設定(17iと比較演算す
るようにしたものである。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図に示す如く、本発明では第8図に示したラッパー
ロール制御装置において、アーム4の回転軸7に変位計
8を設けて(これは第8図の角度検出器15と同じもの
であるが、x=Qθを検出するという意味で以下変位計
という)、該変位計8からの検出値と位置の設定m9と
を演算装置10で比較演算するようにし、更に、前記変
位計8からの変位量の一定時間間隔における変位量の差
分を求める演算器14を設け、該演算器14力1らの差
分信号も前記演算装置10ヘフィードバックするように
し、差があると偏差信号をサーボ弁11へ送って油圧シ
リンダ5のピストンロッド6を動かし、アーム4を介し
てラッパーロール3の位置を変え実際の位置を予め設定
された位置に修正させるよう構成したものである。
ロール制御装置において、アーム4の回転軸7に変位計
8を設けて(これは第8図の角度検出器15と同じもの
であるが、x=Qθを検出するという意味で以下変位計
という)、該変位計8からの検出値と位置の設定m9と
を演算装置10で比較演算するようにし、更に、前記変
位計8からの変位量の一定時間間隔における変位量の差
分を求める演算器14を設け、該演算器14力1らの差
分信号も前記演算装置10ヘフィードバックするように
し、差があると偏差信号をサーボ弁11へ送って油圧シ
リンダ5のピストンロッド6を動かし、アーム4を介し
てラッパーロール3の位置を変え実際の位置を予め設定
された位置に修正させるよう構成したものである。
第2図から第5図までは第1図に示した電気油圧サーボ
系のブロック線図であり、k、はラッパーロール3の速
度のフィードバック系数、bはアーム4の角速度である
。又第3図では回転角θの代りに変位Xにより系の変数
を表現している。尚、他の部分は第9図から第11図ま
でのブロック線図と同一符号にて示す。
系のブロック線図であり、k、はラッパーロール3の速
度のフィードバック系数、bはアーム4の角速度である
。又第3図では回転角θの代りに変位Xにより系の変数
を表現している。尚、他の部分は第9図から第11図ま
でのブロック線図と同一符号にて示す。
本発明においては、変位計8により検出した変位量の一
定時間間隔における差分女からのフィードバックを付加
するので応答性を高めることができる。
定時間間隔における差分女からのフィードバックを付加
するので応答性を高めることができる。
演算器14において、予め設定された一定時間間隔で変
位計8の変位量の差分を取ると、これは近似的にアーム
4の速度信号になる。すなわち、ある一定の時間間隔に
おける変位信号の増減した量、つまりΔX/Δtは時間
Δを間の平均速度を表わす。今、Δtは一定だから、差
分ΔXは速度に比例する信号となるので、これを実際の
速度信号の代わりにフィードバックする。
位計8の変位量の差分を取ると、これは近似的にアーム
4の速度信号になる。すなわち、ある一定の時間間隔に
おける変位信号の増減した量、つまりΔX/Δtは時間
Δを間の平均速度を表わす。今、Δtは一定だから、差
分ΔXは速度に比例する信号となるので、これを実際の
速度信号の代わりにフィードバックする。
第4図(A) 、 (B)に演算の様子を示す。ΔXが
演算器14の出力である。
演算器14の出力である。
二二で、もしに2を適当な大きさの値とすると、ること
がわかる。つまり機械本来の固有振動数はf6であるに
もかかわらず、変位量の差分をフィードバックすると、
結果としてはf:>f、であるようなf!が機械の固有
振動数と等価になり、あたかもm械の固有振動数が増加
したようになる。
がわかる。つまり機械本来の固有振動数はf6であるに
もかかわらず、変位量の差分をフィードバックすると、
結果としてはf:>f、であるようなf!が機械の固有
振動数と等価になり、あたかもm械の固有振動数が増加
したようになる。
従って、このような見かけの機械の固有振動数の増加に
見合う分だけ開ループの信号の位相遅れが減するので、
第6図に示すようにアーム4の変位が安定し、より高い
周波数に対してまで安定な制御を実現することができる
。この結果、シリンダ5の直径やモーメントアーム或い
は機械の慣性モーメントを変えなくとも、通常の制御方
式では実現不可能な速い応答を容易に得ることができる
。
見合う分だけ開ループの信号の位相遅れが減するので、
第6図に示すようにアーム4の変位が安定し、より高い
周波数に対してまで安定な制御を実現することができる
。この結果、シリンダ5の直径やモーメントアーム或い
は機械の慣性モーメントを変えなくとも、通常の制御方
式では実現不可能な速い応答を容易に得ることができる
。
尚、本発明は前記実施例にのみ限定されるものではなく
、変位計8としては第1図において二点鎖線で示すよう
に回転型ではなく直線型のものも使用し得ること、アナ
ログ式ではなくディジタル型の変位計も使用できること
、並びに油圧シリンダ5でアーム4を駆動する例を述べ
たが、作動流体は一般の油以外に水を含む種々の流体が
適用できることは言うまでもない。
、変位計8としては第1図において二点鎖線で示すよう
に回転型ではなく直線型のものも使用し得ること、アナ
ログ式ではなくディジタル型の変位計も使用できること
、並びに油圧シリンダ5でアーム4を駆動する例を述べ
たが、作動流体は一般の油以外に水を含む種々の流体が
適用できることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明のラッパーロールの制御装
置によれば、ラッパーロールの位置と共に位置変位量の
一定時間間隔における差分をもフィードバックさせるの
で、見かけの機械の固有振動数の増加に見合うだけ開ル
ープの信号の位相遅れが減じ、より高い周波数に対して
まで安定で且つ高応答の制御を実現することができ、従
って、サーボ弁、シリンダ、液圧源容量、配管等は制御
を考慮せずに選択設計することができ、しかもこれらの
機器は必要最小限の容量のものを使用すればよいので、
製作コスト、ランニングコストの低減が図れ、大幅な経
済メリットを得る、等の優れた効果を発揮する。
置によれば、ラッパーロールの位置と共に位置変位量の
一定時間間隔における差分をもフィードバックさせるの
で、見かけの機械の固有振動数の増加に見合うだけ開ル
ープの信号の位相遅れが減じ、より高い周波数に対して
まで安定で且つ高応答の制御を実現することができ、従
って、サーボ弁、シリンダ、液圧源容量、配管等は制御
を考慮せずに選択設計することができ、しかもこれらの
機器は必要最小限の容量のものを使用すればよいので、
製作コスト、ランニングコストの低減が図れ、大幅な経
済メリットを得る、等の優れた効果を発揮する。
第1図は本発明の制御装置の概略構成図、第2図、第3
図及び第5図は本発明の装置のブロック線図、第4図(
A)、 (B)は演算説明図、第6図は本発明の装置に
てアームのステップ応答を測定した結果を示す図、第7
図は従来例の説明図、第8図は最近考え出された装置の
説明図、第9図から第11図までは最近考え出された装
置の応答性を説明するためのブロック線図、第12図は
最近考え出された装置にてアームのステップ応答を測定
した結果を示す図である。 1はストリップ、3はラッパーロール、4はアーム、5
は油圧シリンダ、8は変位計、9は設定値、10は演算
装置、11はサーボ弁、14は演算器を示す。 祠佃1 ″′ 誓簀少 0
図及び第5図は本発明の装置のブロック線図、第4図(
A)、 (B)は演算説明図、第6図は本発明の装置に
てアームのステップ応答を測定した結果を示す図、第7
図は従来例の説明図、第8図は最近考え出された装置の
説明図、第9図から第11図までは最近考え出された装
置の応答性を説明するためのブロック線図、第12図は
最近考え出された装置にてアームのステップ応答を測定
した結果を示す図である。 1はストリップ、3はラッパーロール、4はアーム、5
は油圧シリンダ、8は変位計、9は設定値、10は演算
装置、11はサーボ弁、14は演算器を示す。 祠佃1 ″′ 誓簀少 0
Claims (1)
- 1)位置検出器からの検出値と位置設定値とを制御用比
較演算装置で比較演算し、差があると偏差信号をサーボ
弁へ送り液圧シリンダのピストンロッドの移動を介して
ラッパーロールの位置を修正するようにしたラッパーロ
ールの制御装置において、前記位置検出器の出力信号か
ら該信号の一定時間間隔における差分を求める演算器を
設け、該演算器からの出力信号を前記演算装置へフィー
ドバックするよう構成したことを特徴とするラッパーロ
ールの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23202784A JPS61111716A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | ラツパ−ロ−ルの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23202784A JPS61111716A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | ラツパ−ロ−ルの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111716A true JPS61111716A (ja) | 1986-05-29 |
JPS646844B2 JPS646844B2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=16932814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23202784A Granted JPS61111716A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | ラツパ−ロ−ルの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61111716A (ja) |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP23202784A patent/JPS61111716A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS646844B2 (ja) | 1989-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |