JPS61110292A - 冷凍炭酸飲料デイスペンサ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、産業上の利用分野 本発明は冷凍炭酸飲料ディスペンサーに関するものであ
る。

ｂ、従来の技術 従来用いられていたこの徨の冷凍炭酸飲料ディスペンサ
ーとしては、種々開発されて℃・るｂｌ、代表的な構成
として実公昭ｓ　ｇ−ｉｔｓｓｏ号、特公昭ｊｊ−１Ｉ
４９０９号および実公昭５７−ｌす、Ｊｆ号公報等に開
示されたものがある０すなわち、水、シロップおよび炭
酸ガス等の原料の流入口と、水、シロップおよび炭酸ガ
スからなる混合液の吐出口とを有する密閉タンク（中継
タンク）を設けると共に、該密閉タンクを、冷凍系に接
続した冷却室に連通管を介して接続し、この密閉タンク
内の混合液量又は炭酸ガス圧力を検出することによって
、原料を適宜補給する構成であり、シロップ、水および
炭酸ガス等の原料の密閉タンクへの供給は、前記検出信
号により同時に行なわれ、密閉タンク内の状態は混合液
の液相と炭酸ガスからなる気相部分とに分かれている。

前述の従来構成において、冷凍炭酸飲料を製造し、冷却
室からの外部注出を行なうと、密閉タンク内の混合液は
冷却室に圧送され、密閉タンク内の液量が減少して所定
量又は所定圧になると同時に、シロップ、水および炭酸
ガスが速やかに該密閉タンク内に供給されるが、この場
合、シロップ、水および炭酸ガスの同時供給により密閉
タンク内の圧力が急上昇するため、冷却室内に混合液が
多量に送り込まれ、冷却室内の混合液量が増加する。そ
のため、また、この状態において、飲料を冷却凍結させ
ると冷却室内の圧力が上昇するため、外部に取り出され
る冷凍炭酸飲料は、湿気を多く含み、重い感゛じで、ふ
んわりと盛り上がらないものとなり、品質の悪い製品と
なっていた。

又、製品に含有される炭酸ガスの量は変動しない方が好
ましいが、前述の同時供給の構成においては、密閉タン
クに供給されるシロップ、水の温度が変化すれば、製品
の炭酸ガス含有量は変化する。そのため、特に温度が高
くなった場合、密閉タンクに供給される炭酸ガスの圧力
を上げて対応するが、このことは、冷却室内の圧力を上
昇させることになり、次のような弊害が生じることにな
っていた。

すなわち、冷却シリンダの耐圧を上げる必要性が生じる
。冷却室内には攪拌器が設けられているが、それがトル
クコントロールの場合に冷却シリンダ内圧の影響を受け
る。原料の密閉タンクべの供給に際し、密閉タンク内の
圧力が上昇し、原液を圧送するための１次圧と２次圧の
差圧が小さくなり糖度の変動が発生する等の欠点があっ
た。

前述の各欠点を除去するための手段として、水のプレク
ーラ、炭酸ガスを冷却室に供給するバイパス管を設ける
等の手段が開示されているが、これらの構造、動作およ
び制御等が極めて複雑であり、特に、コスト的に問題が
生じていた０ さらに、前述の構成においては、冷凍炭酸飲料を冷却室
から取り出す際、しばしば製品が飛散し、ユーザーに不
評であった。

Ｃ１発明の目的 本発明は、以上の欠点を速やかに除去す°るための極め
【効果的な手段を提供することを目的とするもので、特
に、常にふんわりと安定した品質の製品を製造しうる冷
凍炭酸飲料ディスペンサーを提供せんとするものである
Ｏ ｄ０発明の構成 前記目的を達成するための本発明の要旨とするところは
、冷凍系に接続された冷却室２３と、該冷却室に連通管
コダを介して接続された中継タンクふと、該中継タンク
に炭酸ガス供給管ｊを介して接続された炭酸ガス源／と
、選択的に付勢される液体供給手段？、／りを有する液
体供給管１１、１７を介して前記中継タンクに接続され
る貯液タンク７、／Ｊと、前記中継タンク６内の所定の
液量を検出する検出手段−／と、前記液体供給手段？、
／ダ及び検出手段−ｌを含む制御回路部２７とを備え、
該制御回路部には、前記検知手段］／が所定の液量を検
出したときに、所定時間遅延後に前記液体供給手段９．
／≠が付勢され中継タンクへの液体供給を行なうように
、前記検知手段］／及び液体供給手段デ。

ｌ≠に接続された時間遅延手段ＴＭが設けられている冷
凍炭酸飲料ディスペンサーに存する。

ｅ、実施例 図面において符号／で示されるものは炭酸ガスを内蔵し
た炭酸ガス源であり、この炭酸ガス源ｌの吐出口／ｆｉ
は、第１レギユレータコ、第１電磁弁Ｊ、第１レギユレ
ーターをこの順に有する第１炭酸ガス供給管！を介して
中継タンク６の炭酸ガス注入口ｊａに接続されている。

前記第１炭酸ガス供給管りに形成された第１分岐部ｊｂ
Ｋは、シロップを内蔵したシロップタンク、即ち第１貯
液タンク？に接続された第１炭酸ガス供給管５が接続さ
れると共に、第コ分岐部ｊｃＫは異常警報用圧力スイッ
チ５ｄが接続される。第１電磁弁Ｊおよび第１逆止弁／
Ｑを直列に接続した液体Ｃシロップ〕供給管１／は、そ
の一端がシロップタンフッ内圧設けられ、他端が前記中
継タンク乙のシロップ注入０１１ａ　　Ｋ接続されてい
る３第ｊｌ弁ｔは選択的に付勢される液体供給手段であ
る。

次に、貯水バルブノコを有する第コ貯液タンク、即ち貯
水タンクｉ３に接続されポンプモータｌダ、第３レギュ
レータｉｌおよび第コ逆止弁１６を直列に接続した液体
（水）供給管１７は、前記中継タンク乙の水注入口１７
ａ　　Ｋ接続され、前記貯水タンクｌＪ内には、上限ス
イッチｉ、ｇおよび下限スイッチ１９とからなる貯水タ
ンクスイッチ２０が設けられている。ポンプモータ１４
は選択的に付勢される液体供給手段である。

前記中継タンク６内には、この実施例の場合。

液量の検出手段であるフロートスイッチコｌが混合液コ
コ上に浮いた状態で保持され、ａ、合液−一の液量な中
継タンク６外から検出することができると共に、この中
継タンク乙の底板６ａの混合液吐出口ＡｂＫは、冷却室
２Ｊの底板コｊａ　　の一端側に設けられた混合液注入
ロコ３ｂＫ接続された連通管２μが接続されている。

前記冷却室２３の底板２３ａ　　Ｋは図示しない冷凍系
を制御するための温度コン）ｏ−ルセンサーｊが設けら
れ、前記冷却室２３の側板コ３ｃ前記混合液注入口コ３
ｂ　とこの取り出し部コロとは前記冷却室２３の互いに
反対側に設けられ。

互いに干渉することがないよ５に所定の間隔が設けられ
ている。

さらＫ、前記フロートスイッチコｌ、貯水タンクスイッ
チ−〇、貯水バルブｌコ、各電磁弁Ｊ、ｔおよびポンプ
モータｌダは、第２図で示す制御回路部コ？に接続され
ており、前記フロートスイッチ２１にはタイマ部コｔが
直列に接続され、このタイマ部二ｇにはりレーコ９のリ
レー接点Ｘ８　　およびタイマ接点ＴＭ、が直列に接続
されている。

前記リレーコ９には貯水タンクスイッチ−〇が直列に接
続され、前記貯水バルブ７２にはタイマ接点ＴＭ、およ
びリレー接点ＸＩ　　が直列に接続され、互いに並列に
接続されたポンプモータ／４ｔおよび第２を磁弁９には
リレー接点Ｘ、が接続されている。

以上のような構成において１本発明による冷凍炭酸飲料
ディスペンサーを作動させる場合について説明する。

炭酸ガス諒ｌの炭酸ガスは第１レギユレーターで減圧さ
れた後、第１分岐部！ｂで分岐され。

一方は第１炭酸ガス供給管ｇを経てシロップタンク？に
入り、シロップ押し出しＫｆｌ’用さｔ′１゜他方は第
１炭酸ガス供給管５の第１電磁弁Ｊおよび第２レギユレ
ータ仏を経て中継タンク６に供給される。このシロップ
タンタフのシロップはシロップ供給管１１の第コ電磁弁
９および第１逆止弁ＩＱを経て中継タンク６内に供給さ
れ。

貯水タンクｌＪ内の水はポンプモータｌμ、第３レギュ
レータｉｚおよび第コ逆止弁１６を有する水供給管／’
７を経て中継タンク６円に供給されると共に、中継タン
ク６円の混合液ココは連通管コ４を経て冷却室−３円に
送られる。

前述の状態において、中継タンク６への水およびシロッ
プの供給制御は、貯水タンクスイッチ２０の下限スイッ
チ１９の作動に連動して。

ポンプモータｌダおよび第コ電磁弁９に接続されたリレ
ー接点Ｘ１　　の作動により停止され、中継タンク６円
への水、シロップの供給量は貯水タンクｉ３内の貯水量
で決められている。

冷却室コ３の取り出し部コロから冷凍炭酸飲料を取り出
すと、圧力降下により中継タンク６の混合液吐出口Ａｂ
から連通管コ４を経て混合液ココが冷却室コ、？ＩＥ３
に供給され、中継タンク６内の混合液−一量が減少して
、フロートスイッチコｌが作動し、検出信号を出すと、
タイマ部コｔが作動を開始し、このタイマ部−ｇのタイ
ムアツプ信号によりタイマ接点ＴＭ、が作動すると共に
、貯水バルブノコが開弁、して貯水タンク／Ｊへの水の
供給が開始される。

前記貯水タンクノコ内の貯水が所定量に達すると、貯水
タンクスイッチ−〇の上限スイッチ／ｌが作動し、ポン
プモータ１４および第コ電出弁９の作動により中継タン
クＡＰ’３に水およびシロップが再び追加供給される。

すなわち、前述のように、中継タンク６内の混合液ココ
のレベル低下を検出後、水およびシロップの中継タンク
６への供給は、タイマ部−ｇのスタートからタイムアツ
プ塩のタイマ作動時間分、遅延制御されている。

前述のタイマ部コざのタイムアツプ塩の遅延時間中にお
いて、炭酸ガスは第ユレギュレータａｙより所定圧力に
制御された状態で、中継タンク６内に中茜されることな
く連続して供給され続け、混合液ココが冷却室２３内に
圧送され続けるため、中継タンク６内は炭酸ガス相のみ
となり、ついＫは、炭酸ガスのみが中継タンク６から連
通管２４！を経て冷却’ｊ１２３に供給される。

この場合、炭酸ガスが連続して供給され続くと、冷凍炭
酸飲料はふんわりと盛り上がるが、ガスが抜けやすく味
覚の悪いオーバーランの高い製品となり、冷凍炭酸飲料
の取り出し時のトラブルも多くなるため、炭酸ガスの供
給は一蛍時間後停止する必要力Ｓあるが、炭酸ガス供給
の停止は、前述のタイマ部コｌのタイムアツプ信号によ
り、リレー接点Ｘ１　　が作動してポンプモータｌμお
よび第コ電磁弁９が作動することによって、シロップお
よび水が中継タンク６内に供給され、混合液吐出口６ｂ
が混合液ユコで閉口されて停止される。

従って、前記連通管−μは、タイマ部−ｇのスタートか
らタイムアツプ塩の時間、すなわち。

ポンプモータｉａおよび第コ電磁弁９が作動する迄は、
前記連通管−μは炭酸ガス供給管として作用するが、中
継タンク６に再び水およびシロップが供給されると、連
通管コ弘は再び混合液供給管として作用する。

尚、前記タイマ部コｔのタイムアツプ時間を任意に設定
することＫより、冷却室コ３への炭酸ガス供給量を制御
することができろ。

さらに、前記冷却室コ３に供給された炭酸ガスは、混合
液ココ中を泡状で通り抜は冷却室コ３上部に溜り、ガス
相と液相に分かれると共に、混合液注入口ユ３ｂ　が取
り出し部２乙の底板コ３ａの反対側に位置しているため
、炭酸ガスの流れが縦になるため、取り出し時の影響を
小さくすることが出来、さらには、混合液ココが炭酸ガ
スの泡で攪拌冷却される。

前述の状態では、冷却室２３円は体積膨張により圧力が
高く保たれており、取り出し部コロから冷凍炭酸飲料を
取り出すと、圧力が低下し。

圧力降下分だけ中継タンク６内の混合液ココが冷却室、
２３に供給され、中継タンク６内には、水、シロップが
前述の手段により供給されると共に、炭酸ガスは第コレ
ギュレータ４Ｃ１Ｃよすｐ整され、所定圧以下になると
常に供給されるものである。

尚、前述のフロートスイッチコ１．タイマ部−ｇ、貯水
タンクスイッチコ０．貯水バルブｌユ、第コｔａｉ弁９
およびポンプモータｔａの各動作タイムチャートは第３
図に示される通りである。

ｆ０発明の効果 本発明は以上のような構成と作用とを備えているため。

ｌ　冷却室内にガス空間が出来ろため、飲料の冷却凍結
時の体積膨張を吸収出来る。

ユ　冷却室内のガス空間九より、中継タンク内へ原料を
供給する際の圧力上昇を吸収出来。

安全性が高くなり、原料供給７次圧と中継りンク内コ次
圧の差圧が常に保たれ、原液の流量が変化せず、糖度を
安定させることが出来る。

３　冷却室内に供給されろ炭酸ガスは、飲料の冷却と共
に吸収され、水温変化に対するカーポネーション変化が
少ない。

病　冷却室内九人きいガス空間が出来るため。

飲料の膨み具合が良好に保たれる。

ふ　タイマ部によって炭酸ガス供給量が制御されると共
に、冷却室の取り出し部と反対側に混合液注入口が形成
されているため、取り出し時の飛び散り等のトラブルを
防止出来る。

瓜　電磁弁等を有する炭酸ガスバイパス管等を用いるこ
となく、従来の連通管によってタイマ制御により自動的
に炭酸ガスを供給しているため１Ｍ、＠が極めて安価と
なると共に信頼性が向上し、極めて安定した一定の品質
の炭酸飲料を得ることが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による冷凍炭酸飲料ディスペンサーを示す
もので、第１図は全体構成図、第２図は制御回路、第３
図は第２図の各部のタイムチャート図である。 ｌ・・・炭酸ガス源、１５１・・・吐出口、コ・・・第
１レギュＶ−タ、３・・・第１電磁弁２ｇ・・・第３レ
ギユレータ、Ｓ・・・第１炭酸ガス供給管、ｊａ・・・
炭酸ガス注入口、！ｂ・・・第１分岐部、ＩＣ・・・第
コ分岐Ｗ６．ｊｄ・・・圧力スイッチ、６・・・中継タ
ンク。 ６ａ・・・底板、Ａｂ・・・混合液吐出口、り・・・シ
ロップタンク、ｔ・・・第１炭酸ガス供給管、９・・・
第１電磁弁、１０・・・第１逆止弁、ｌハ・・シロップ
供給１１１ａ・・・シロップ注入口、１２・・・貯水ノ
くルプ、ノ３・・・貯水タンク、７ｇ・・・ポンプモー
タ。 ｌ！・・・第３レギユレータ、／Ａ・・・第コ逆止弁。 ｉ’ｔ・・・水供給管、ｉ’ｙＢ、・・・水注入口、ｉ
ｇ・・・上限スイッチ、／ｑ・・・下限スイッチ、コＯ
・・・貯水タンクスイッチ、コト・・フロートスイッチ
、コ３ｂ・・・混合液注入口、コｑ・・・連通管、コＳ
・・・温度コン）ａ−ルセンサ、コみ・・・取り出し部
。 コｔ・・・制御回路部、二ｇ・・・タイマ部、コ９・・
・リレー、ｘ８　　・・・リレー接点、　ＴＭ、・・・
タイマ接点。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、冷凍系に接続された冷却室（２３）と、該冷却室に
   連通管（２４）を介して接続された中継タンク（６）と
   、該中継タンクに炭酸ガス供給管（５）を介して接続さ
   れた炭酸ガス源（１）と、選択的に付勢される液体供給
   手段（９、１４）を有する液体供給管（１１、１７）を
   介して前記中継タンクに接続される貯液タンク（７、１
   ３）と、前記中継タンク（６）内の所定の液量を検出す
   る検出手段（２１）と、前記液体供給手段（９、１４）
   及び検出手段（２１）を含む制御回路部（２７）とを備
   え、該制御回路部には、前記検出手段（２１）が所定の
   液量を検出したときに、所定時間遅延後に前記液体供給
   手段（９、１４）が付勢され中継タンクへの液体供給を
   行なうように、前記検知手段（２１）及び液体供給手段
   （９、１４）に接続された時間遅延手段（ＴＭ）が設け
   られている冷凍炭酸飲料ディスペンサー。 ２、前記時間遅延手段（ＴＭ）はタイマである特許請求
   の範囲第１項記載の冷凍炭酸飲料ディスペンサー。 ３、前記冷却室（２３）の一端側には冷凍炭酸飲料の取
   り出し部（２６）が設けられており、前記連通管（２４
   ）は該取り出し部（２６）の反対側で冷却室（２３）に
   接続されている特許請求の範囲第１項又は第２項記載の
   冷凍炭酸飲料ディスペンサー。