JPS6111015A

JPS6111015A - 内視鏡用洗浄消毒装置

Info

Publication number: JPS6111015A
Application number: JP59133799A
Authority: JP
Inventors: 小笠原　忠彦
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1984-06-28
Filing date: 1984-06-28
Publication date: 1986-01-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は内視鏡を収容槽に入れて洗浄消毒する内視鏡用
洗浄消毒装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

この種の内視鏡用洗浄消毒装置では収容槽に内視鏡を収
容し、洗浄するときには洗浄液金噴き付け、消毒すると
きには収容槽に消毒液を満たしてその消毒液中に内視鏡
′を浸漬することにより行なう。ところで、消毒終了後
、収容槽内の消毒液は消毒液タンクに回収するが、この
場合、回収に要する時間は実験的に求めた所要時間に、
排出口のごみ詰シなどを考慮した余分な時間を加えたト
ータル時間が経過して始めて次のすすぎ工程に移るよう
にマイコンによって自動的に制御されてい゛る〇しかしながら、この方式であると、余分な時間を見込ん
だ場合でもときには消毒液が完全に回収されないうちに
すすぎが始ブつて消毒液が希釈された勺回収不光分にな
ったシする可能性がある。このようなことから特に安全
を見込んで真に必要な回収時間よ勺も相当に長い時間を
設定するのが普通である。

したがって、内視鏡の洗浄消毒作業には比較的時間がか
かるため、内視鏡検査の合間に手短く洗浄消毒を行ない
たいユーザにとっては不便であった。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは浸漬消毒終了後の消毒液の回収に用意す
る時間を節約し、消毒液回収後すみやかに次の工程に移
行できる能率的な内視鏡用洗浄消毒装置全提供すること
にある。

〔発明の概要〕

本発明は収容槽の排出口にその排出口から流出する液体
を検出するセンサを設け、このセンサによって得た信号
を利用して消毒液が上記収容槽から排出し終ったことを
知り次の工程に移行させて能率向上を図った内視鏡用洗
浄消毒装置である。

〔発明の実施例〕

以下、この発明を第１図ないし第６図に示す一実施例に
もとづいて説明する。第１図は内視鏡用洗浄消毒装置の
全体を、第２図は洗浄消毒用収容槽廻り金それぞれ示し
、図中１は本体、２は本体１の上部に設けられた収容槽
、３は本体１の上部側に枢支された上記収容槽２の開口
部を開閉する透明なカバーである。また収容槽２の内部
中央にはノズル４，４を設けたロータ５が配設されてい
る一方、そのロータ５の周囲の内底部（ｉｌｌには内視
鏡を巻回状態で保持するための保持具６が設けられてい
る。さらに、収容槽２の内部には複数の槽内チューブコ
ネクタ７・・・、漏水検知水注入口８、構内消毒液注入
口９、固定ノズル１０、槽内異常液面検知スイッチ１１
、槽内浸漬液面検知スイッチ１２の他、排出口１３なら
びに小物用かご１４などが設けられている。そして、全
体が洗浄可能な形式の内視鏡（新スコープ）ではその内
視鏡の全体を保持具６に載置して洗浄槽２内に納めるこ
とにより、回転ノズル４ならびに固定ノズル１ｏから噴
出される洗浄液で内視鏡の外表面を洗い落とす一方、接
続チューブ（図示しない。）を使って槽内チー−ブコネ
クタ７・・・全内視鏡の各チャンネル（図示しない）に
、副送水チャンネルがある場合はそれも接続して洗浄液
を送シ込んで、内視鏡の内外を洗い、その後、収容槽２
内に消毒液を撫たして内視鏡を浸漬により消毒するとと
もに、各チャンネル内に消毒液を送って内視鏡の内外を
消責、シかる後、内視鏡をすすいで、最後に槽内チュー
ブコネクタ７・・・を通じて各チャンネル内に空気を送
り込んで、水抜きならびに乾燥を併せて行なうようにし
ている。また、本体１の前面には洗浄槽２に隣接して固
定具コネクタ１６ならびに複数の槽外チューブコネクタ
１７・・・が設けられていて、挿入部のみが可能な内視
鏡（現行スコープ）でも、内視鏡の操作部を槽外に出し
て上記固定コネクタＪ６に固定して挿入部のみを保持具
６に載置することにより、挿入部ならびに槽外チューブ
コネクタ１７・・・を使って各チャンネルを同様に洗浄
消毒することができるようになっている。

そして、このような洗浄な込し消毒をなすため、本体１
には第３図で示すように各種の機器が設けられている。

これを第３図について説明すれば、２０け給水タンク％
　２１は洗剤タンク、２２は混合へラダー、２３は消毒
液タンクである。給水タンク２０けその入口部が給水弁
２４を介して水道の蛇口２５に接続きれていて、給水タ
ンク２０内に設けた液面検知スイッチ２６・・・により
、内部に常に所期レベルの量の水をためることができる
ものである。そして、この２つあるうちの一方の出口部
は漏検注水ポンプ２７を介装した連絡管２８を通じて上
記漏水検知水注入口８に接続されていて、収容槽２内に
漏水検知に必要な水を給水することができるようになっ
ている。また他方の出口部は洗浄Ｉンゾ２９を介装した
給水管３０を通じて上記ノズル４、固定ノズル１０．さ
らには、混合ヘッダー２２にそれぞれ接続されている。

そして、洗浄ポンプ２９の吸込側には上記洗剤タンク２
１が洗剤弁３１を介して接続されていて、洗浄に必要な
水、あるｂは水と洗剤とが混合した水（いづれも洗浄液
）、さらにはすすぎに必要な水を必要に応じノズル４お
よび固定ノズル１゜に送ることができるようになってい
る。なお、３２はノズル４を回転させるためのモータで
ある。また、混合ヘッダー２２の出口側は、槽外チュー
ブコネクタ１２・・・、槽内チューブコネクタ７・・・
にそれぞれ接続されていて、内視鏡の各チャンネルにも
洗浄に必要な水、あるいけ水と洗剤とが混合した水（い
づれも洗浄液）、さらにはすすぎに必要な水を送ること
ができるようになっている。なお、３３は混合ヘッダー
２２に向かう給水管３０に設けた水混入弁、３４は混合
ヘッダー２２から各内視鏡１５の各チャンネルに向かう
給水管３０ｍに設けた流路切換え用のチャンネル弁であ
る。そして、このような内視鏡１５に向けてすすぎ水を
供給する給水管３０の流入側に、この発明の要部となる
微生物を無害化する手段、たとえば除菌用フィルター４
５が第３図でも示すように設けられている。

一方、消毒液タンク２３け収容槽２の下段に配置されて
いる。そして、この消毒液タンク２３の出口側は、薬液
ポンプ３５を介装した薬液管３６を通じて上記槽内消毒
液注入口９ならびに混合ヘッダー２２にそれぞれ接続さ
れていて、内視鏡を消毒液で浸漬させるべく、消毒液タ
ンク２３内の消毒液を収容槽２内に供給することができ
るとともに、併せて混合へ、ダー２２から各内視鏡のチ
ャンネルを消毒するに必要な消彷液を槽内チー−ブコネ
クタ７・・・、あるいは槽外チューブコネクタ１７・・
・に送ることができるようになっている。なお、３５＆
は混合ヘッダー２２に向かう管路に設けた逆止弁、３６
、け槽内消毒液注入口９に向かう管路に設けた消毒液注
入弁、３７は消毒液タンク２３内の液量を検知するため
の液面検知スイッチである。また、収容槽２の排出口１
３と上記消参液タンク２３の上部側この間には、収容槽
２から排出される洗浄液を外部に排出する、排出される
消毒液を消毒タンク２３に回収する、排出口１３を閉塞
するといった３つ流路切換えをなす切換弁３８が設けら
れていて、切換弁３８と上記洗浄系、消毒系この組合わ
せから、洗浄槽２内で水、あるいけ水と洗剤とが混合し
た水による洗浄、ならびに消毒工程を行なわせるように
している。なお、３９は収容　　から排出された洗浄液
を外部に排出するための排液Ｉンプである。他方、４０
け大気中の空気を数カ込むエアーポンプである。そして
、このエアーポンプ４０け送気管４１を介して上記混合
ヘッダー２２、および上記槽内チー−ブコネクタ７・・
・、槽外チー−プコネクタ１７・・・にそれぞれ接続さ
れていて、混合ヘッダー２２に向かう空気にて槽内チュ
ーブコネクタ７・・・へ空気と水この混合液、あるいは
空気と消毒液この混合液を供給するようにしている一方
、槽内チューブコネクタ？・・・、槽外チー−ブコネク
タ１７・・・に、内視鏡の各チャンネルに残る水を取除
くべく空気を圧入するようにしている。また送気管４ノ
の吐出側には空気を外部に排出するための排気系４１ｍ
が設けられる。なお、送気は各洗浄、消毒、すすぎ工程
の最終で行われるものである。但し、４２け送気管４１
の混合ヘッダー２２側に設けられたエアー混入弁、４３
は同じくエアー逆止弁、４４は送気ｇ４１のチーーブコ
ネクタ側に設けられたエアー弁、４４ａＦｉ排気系４１
８に設けられたエアー抜き弁である。

なお、図面において、４８は内視鏡の内部に漏検口金４
９を介して漏水検知用の空気全圧入する、漏検ポンゾ５
０およびエアー抜き弁５ノから構成される漏検圧入機器
、５２は本体１の上面に設けたメイン操作ｉ４ネル、５
３は本体ｌの前面上部側に設けたサブ操作パネル、５４
Ｊｄ本体ノの前面下部に設けたカバー開閉操作用のフッ
トペタルである。

一方、上記排出口１３と切換弁３８の部分は第５図で示
すように構成されている。まず、切換弁３８は排出口１
３を消毒液タンク２３に連通させる第１の分岐路５５と
排出口１３を外部への排出路に連通させる第２の分岐路
５６とが設けられている。第１の分岐路、５５と第２の
分岐路５６の各入口５７．５８は左右対称的に形成され
ておシ、その開口縁にはそれぞれ対称外側に向って形成
される第１の弁座５９と第２の弁座６０が形成されてｂ
る。そして、この各弁ＦＪ　、５．９　、　＋ｉ　０　
Ｖｃそれぞれ対向して第１の分岐路５５と８１′！２０
分岐路５６には第１の弁体６１と第２の弁体６２が設け
られている。この各弁体６１．６２は各分岐路５５　、
５６の入口５２゜、５　Ｂ　？：横切って貫通する操作
杆６３に対して水密的に摺動自在に取り付けられている
。さらに、各弁体６１，６２間に位置して上記操作杆６
３にはＣリングからなる第１のストツノぐ６４と第２の
ストッ・ヤ６５が取着されている。そして、上記操作杆
６３を第１の分岐路５５側へ移動させたとき、その第１
のストツノぐ６４によって第１の弁体６ノ金押して第１
の弁座５９から離し開口させる。また１、操作杆６３を
第２の分岐路、′ｉ６側へ移動させたときにはその第２
のストツノぐ６５によって第２の弁体６２を第２の弁座
６０から離して開口する。さらに、上記各弁体６１．６
；！はそれぞれ対応する弁座５９，６０のほうへ向ｆｆ
でスプリング６６．６７によって付勢されている。しか
して、各弁体６１，６２はストッパ６４．６５によって
押されない解放状態ではその弁座５９　、６０に当り閉
塞さルるようになっている。

上記操作杆６３の一端側は切換弁、７８の本体を貫通し
てその外部に突き出しており、この突出端にはラック６
８が連結されている。また、このラック６８には制御モ
ータ６ｇの回転軸に取り付けられたピニオン７０が噛合
している。

そして、上記制御モータ６９を後述する制御部によって
駆動制御することによって操作杆６３を左右に移動し、
切換弁３８を操作するようになっている。

上記排出口１３の途中にはセンサとしてアクチーエータ
７ノを有し次スイ、テア２が設置されている。アクチュ
エータ７ノは排出口１３′ｆｒ横切るようにスプリング
７３によって配設される。そして、このアクチーエータ
７ノは排出口１３から排出する液体によって第５図中点
線で示すように押し下げられ、そのスイッチ７２の操作
ビン７４を押してＯＮさせるようになっている。上記ア
クチュエータ７１の先端には排出口１３から排出する液
体がよシ多く当るように当て血７５が取っ付けられてい
る。また、上記スイッチ７２は前述した制御部７６に接
続されている。

なお、排出口１３にはメツシュ２７が設けられている。

しかして、このように構成された内視鏡用洗浄消毒装置
を用いてたとえば全体が洗浄可能な内視鏡を洗浄すると
きには、まず洗浄槽２の保持具６に内視鏡をセットして
洗浄槽２内に収容する。ついで、内視鏡の各チャンネル
を接続チューブ１５ａ・・・を使って槽内チューブコネ
クタ７・・・に接続する。その後、カバー３で洗浄槽２
の開口部を閉塞した後、メイン操作パネル５２を操作す
れば、洗浄ポンプ２９、モータ３２、水混入弁３３、エ
アー混入弁４２、エアーポンプ４０が作動する。これに
より、給水タンク２０の水が、回転する回転ノズル４、
および固定ノズル１０．混合ヘッダー２２に送られる。

そして、内視鏡に向かって噴射される水にて内視鏡の外
表面が洗われる。一方、混合ヘッダー２２に至った水は
、エアーポンプ４０から送られた空気と混合して槽内チ
ューブコネクタ７・・・を通じて内視鏡の各チャンネル
内に送水され、チャンネル内部を水と空気この混合流で
洗う。

これにより、内視鏡の内外を洗浄することになる。もち
ろん、この際、水でなく洗剤を使って内視鏡の内外を洗
浄してもよい。この場合、洗浄初期から洗剤弁３１を作
動させればよい。なお、この洗浄工程の際、切換弁３８
が外部排出側に切替わっているとともに、排液ボンｆ３
９が作動して、洗浄槽２内の汚れた水を外部に排出して
いることはもちろんである。こののち、洗浄が終わると
、エアーポンプ４０のみが作動して内視鏡のチャンネル
内の水を除水して、消毒工程に移る。

消毒工程では切換弁３８の各弁体６１，６２が弁座５９
．６Ｑに当シ、その各分岐路５５゜５６の入口５７．５
８金閉塞する。つまシ、排出口１３け遮断される。そし
て、薬液ポンプ３５および消毒液注入弁、？　６　ａ　
ｆ作動させてなり、消毒滑タンク２３から消毒液を槽内
消毒液注入口９を通じて洗浄槽２内に汲み上げて内視鏡
全消青液で浸漬する一方、ｒ、合ヘッダー２２オヨヒ槽
内チーーブコネクク７を通じ内視鏡の各チャンネルに消
毒液を供給して行われる。これにより、内視鏡の内外の
消毒が行われる。なお、洗浄槽２内における消毒液のレ
ベルは、槽内異常液面検知スイッチ１１ならびに槽内浸
漬液面スィッチ１２で監視されることはいう１でもない
。そして、消毒を終えると、切換弁３８が第５図中実線
で示す位置に動作することによって第１の分岐路５５が
開放されるため、洗浄槽２内の消毒液が消毒液タンク２
３に回収されるとともに、エアーポンプ４０の作動（チ
ャンネル内に対する空気の圧入）によって消毒液も回収
する。

この消毒液の回収時において排出口１３を流れる消毒液
によってスイッチ７２のアクチュエータ７１が第５図中
点線で示すように押し下げられてスイッチ２２けｏＮ−
（る。消毒液が回収し終ると、アクチュエータ７）かス
プリング７３によって元の待機位置に戻シ、同時にスイ
ッチ７２がＯＦＦになる。そこで、制他」部７６のＣＰ
Ｕがこれを受けて回収終了として判別する。

そして、直ちに次の工程であるすすぎ工程に移行する。

つまり、スタート時と同様に水で内視鏡の外表面ならび
にチャンネル内を洗うことにより、内視鏡の内外のすす
ぎが行われる。その後、内視鏡のチャンネル内に、エア
ーポンプ４０の作動によって空気を送気することにより
、各チャンネル内の水が除水されて乾燥に至ることにな
シ、内視鏡の洗浄ならひに消毒を終えることになる。

このように必要最小限の所要時間で消毒液の回収を終了
するので、時間短縮全図ることができる。

なお、本発明におけるセンサは上記実施例のものに限ら
ない。たとえば第７図ないし第１１図のそれぞれで示す
方式のものでもよい。

第７図でボずものけエコーによる原理を用いたセンサ８
１を排出口１３の内壁面に設けたものである。寸だ、電
硫波や光を用いてその変化不検出してもよい。

第８図で示すものは圧力を検知する＋フサ８２を用い、
これ’（ｉ−ｕＦ出口１３の連路途中に形成し７た台部
８３に設置したものである。

第９図で示すものけ液体の流れに剤１れることＫより電
気ｆ［１抗が変る線状ループからｌるセンサ８４（（用
いたものである。

第１０ト１本・よび第１１図で示すものは排出ロア３を
流ハる液体によって回転する羽根車８５を設け、この羽
根車８５でダイナモ８６を回転して起電力で検知し７た
シボテンショメータを作動させたりするものである。

〔発明の効果〕

ｊ′−ｊ上詰・明したように本発明によれは、消毒液の
回収に用意ゴ′る時間を少なくできる。そして、消毒液
の回収後、次の工程へすみやかに移行して能率向上が達
成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例金示す内視鏡用洗浄消毒装置
の斜視図、第２図は同じくそのカバーを開いた平面図、
第３図は同じくその装置の構成系統図、第４図は同じく
その主をな工程図、第５図は同じくその排出口と切換弁
付近の断面図、第６図はセンサとしてのスイッチの斜視
図、第７図ないし第１１図はそれぞれ異なるセンサの例
を示す断面図である。２・・・収容槽、１３・・・排出口、７２・・・スイッ
チ、８１．８２．８４・・・センサ、８５・・・羽根車
。出願人代理人　　弁理士　坪　井　　　淳第１図第２図第４図第５図第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

内視鏡を入れる洗浄消毒用の収容槽と、この収容槽の底
部に設けられた排出口と、この排出口を開閉する弁と、
この排出口から液体が流出するのを検出するセンサと、
このセンサにより得られる信号を利用して消毒液が上記
収容槽から排出し終ったことを知り次の工程に移行させ
る制御部とを具備したことを特徴とする内視鏡用洗浄消
毒装置。