JPS61109945A - 自動変速機の変速初期油圧設定方法 - Google Patents
自動変速機の変速初期油圧設定方法Info
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- JPS61109945A JPS61109945A JP22794884A JP22794884A JPS61109945A JP S61109945 A JPS61109945 A JP S61109945A JP 22794884 A JP22794884 A JP 22794884A JP 22794884 A JP22794884 A JP 22794884A JP S61109945 A JPS61109945 A JP S61109945A
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- hydraulic pressure
- shift
- initial
- frictional engagement
- cooling device
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、車両用自動変速機において、冷房装置使用時
の変速中に摩擦係合要素へ適正な油圧を送給して、冷房
装置使用時におけるエンジンのトルクの低下にかかわら
ず、常に良好な状態で変速を行なわせる変速油圧制御方
法に関する。
の変速中に摩擦係合要素へ適正な油圧を送給して、冷房
装置使用時におけるエンジンのトルクの低下にかかわら
ず、常に良好な状態で変速を行なわせる変速油圧制御方
法に関する。
〈従来の技術〉
車両用自動変速機の一つとしてクラッチやブレーキ等の
摩擦係合要素に油圧を送給し。
摩擦係合要素に油圧を送給し。
任意の回転ドラムやギヤ等の回転要素を選択することに
より、変速比切換(変速)を車両の運転状態に応じて自
動的に行うものが知らnておシ、各種装置及び機器の保
護や快適な乗心地維持のためにこnら摩擦係合要素への
圧油の送給は、変速開始信号発信後に送給さnる初期油
圧から成る所定の特性に清って除徐に行なわnるのが普
通である。
より、変速比切換(変速)を車両の運転状態に応じて自
動的に行うものが知らnておシ、各種装置及び機器の保
護や快適な乗心地維持のためにこnら摩擦係合要素への
圧油の送給は、変速開始信号発信後に送給さnる初期油
圧から成る所定の特性に清って除徐に行なわnるのが普
通である。
このような従来の一般的な車両用自動規機の概略構造を
表す第6図に示す工うに、車両の動力源となるエンジン
11のクランク軸12ハ、トルクコンバータ13のポン
プ14/こ一体的に連結さnており、トルクコンバータ
13はポンプ14とタービン15とステー16とワンウ
ェイクラッチ17とを有し、ステータ16flこのワン
ウェイクラッチ17を介してケース18に結合さrts
Mワンウェイクラッチ17に工りステー/16はクラン
ク軸12と同方向へは回転するが、その逆方向の回転は
許容さnない構造となっている。タービン15に伝えら
ntトルクは、入力軸19fこ:ってその後部に配役さ
れた前進4段後進1段の変速段を達成する歯車変速装置
に伝達される。
表す第6図に示す工うに、車両の動力源となるエンジン
11のクランク軸12ハ、トルクコンバータ13のポン
プ14/こ一体的に連結さnており、トルクコンバータ
13はポンプ14とタービン15とステー16とワンウ
ェイクラッチ17とを有し、ステータ16flこのワン
ウェイクラッチ17を介してケース18に結合さrts
Mワンウェイクラッチ17に工りステー/16はクラン
ク軸12と同方向へは回転するが、その逆方向の回転は
許容さnない構造となっている。タービン15に伝えら
ntトルクは、入力軸19fこ:ってその後部に配役さ
れた前進4段後進1段の変速段を達成する歯車変速装置
に伝達される。
歯車変速装置は、三組のクラッチ20,21゜22と二
組のブレーキ23.24と一組のワンウェイクラッチ2
5と一組のラビニョ型遊星歯車機構26とで構成さ孔て
bる。このラビニョ型遊星歯車機#42Gは、リングギ
ヤ27とロングピニオンギヤ28とショートピニオンギ
ヤ29とフロントギヤ゛3oとリヤサンギヤ3工と前記
ピニオンギヤ28.29を回転自在に支持すると共に入
力軸19に回転自在に嵌合さnたキャリア32とから構
成さ几てシカ。リングギヤ27は出力軸33に連結さn
%フロントサンギヤ3oはキックダウンドラム34及び
フロントクラッチ2oを介して入力軸197こ連結さn
、リヤサンギヤ31はリヤクラッチ21を介して入力軸
19に連結さ孔、キャリア32は相互に並列に配設され
九ローリ・バースブレーキ24とワンウェイクラッチ2
5とを介してケース18に連結されると共にこの歯車変
速装置の後端に配設さ几た4速クラツチ22を介して入
力軸19に連結されている。なお、キックダウンドラム
34はキックダウンブレーキ23によってケース18と
一体的に連結可能となっており、遊星歯車機構26を通
ったトルクは、出力軸33に固着さn比出力ギャ35が
ら図示しない駆動輪の駆動軸側へ伝達される。
組のブレーキ23.24と一組のワンウェイクラッチ2
5と一組のラビニョ型遊星歯車機構26とで構成さ孔て
bる。このラビニョ型遊星歯車機#42Gは、リングギ
ヤ27とロングピニオンギヤ28とショートピニオンギ
ヤ29とフロントギヤ゛3oとリヤサンギヤ3工と前記
ピニオンギヤ28.29を回転自在に支持すると共に入
力軸19に回転自在に嵌合さnたキャリア32とから構
成さ几てシカ。リングギヤ27は出力軸33に連結さn
%フロントサンギヤ3oはキックダウンドラム34及び
フロントクラッチ2oを介して入力軸197こ連結さn
、リヤサンギヤ31はリヤクラッチ21を介して入力軸
19に連結さ孔、キャリア32は相互に並列に配設され
九ローリ・バースブレーキ24とワンウェイクラッチ2
5とを介してケース18に連結されると共にこの歯車変
速装置の後端に配設さ几た4速クラツチ22を介して入
力軸19に連結されている。なお、キックダウンドラム
34はキックダウンブレーキ23によってケース18と
一体的に連結可能となっており、遊星歯車機構26を通
ったトルクは、出力軸33に固着さn比出力ギャ35が
ら図示しない駆動輪の駆動軸側へ伝達される。
摩擦係合要素である上記各クラッチ20〜22及びブレ
ーキ23.24はそれぞ几係合用ピストン装置あるいは
サーボ装置等を備えt油圧機器で構成さnており、トル
クコンバーク13のポンプ14に連結さnt図示しない
オイルポンプで発生する圧油によって油圧制御装置を介
し操作さnるが、その詳細な構成や作用は特開昭58−
46258号公報等に開示さ几ている通りである。
ーキ23.24はそれぞ几係合用ピストン装置あるいは
サーボ装置等を備えt油圧機器で構成さnており、トル
クコンバーク13のポンプ14に連結さnt図示しない
オイルポンプで発生する圧油によって油圧制御装置を介
し操作さnるが、その詳細な構成や作用は特開昭58−
46258号公報等に開示さ几ている通りである。
ここで1例えばl速固定のレンジ以外での1速の変速段
においては、フロントクラッチ20及び4速のクラッチ
22が非接続の状態にあると共にキックダウンブレーキ
23及びローリバースブレーキ24が解除さnており。
においては、フロントクラッチ20及び4速のクラッチ
22が非接続の状態にあると共にキックダウンブレーキ
23及びローリバースブレーキ24が解除さnており。
更にリヤクラッチ21が接続すると共にワンウェイクラ
ッチ25が機能している状態となっている。この場合、
2速へのアップシフトは、キックダウンブレーキの連結
のみで達成さ几、ワンウェイクラッチ25が機能しなく
なるようになっている。
ッチ25が機能している状態となっている。この場合、
2速へのアップシフトは、キックダウンブレーキの連結
のみで達成さ几、ワンウェイクラッチ25が機能しなく
なるようになっている。
この変速システムを実現する油圧制御回路の一部を表す
第7図に示すように、キックダウンブレーキ23の作動
を制御するキックダウンサーボ、361こはl−2シフ
ト弁37が油路38を介して接続しており、このl−2
シフト弁37には変速制御弁39とシフト制御弁40と
がそnぞn油路41,42を介して接続している。
第7図に示すように、キックダウンブレーキ23の作動
を制御するキックダウンサーボ、361こはl−2シフ
ト弁37が油路38を介して接続しており、このl−2
シフト弁37には変速制御弁39とシフト制御弁40と
がそnぞn油路41,42を介して接続している。
l速の変速段においてシフト制御弁40の作動を制御す
る一対の電磁弁43.44は。
る一対の電磁弁43.44は。
共に油路45.46を開放している几め、シフト制御弁
40の中央のスプール47が第7図中、左側へ変位して
油路42をシフト制御弁40の排油ボー)EXへ連通さ
せ、l−2シフト弁37のスプール48が第7図中、左
端に変位した状態にある。この結果、油路38が1−2
シフト弁37の排油ボートEXに連通してキックダウン
サーボ36の圧縮コイルばね49のばね力に工勺ピスト
ン50が第7図中、右側に戻さ几、キックダウンドラム
34に対するキックダウンブレーキ23の保合が解除さ
れる。又、変速制御弁39に接続する二本の油路51.
52のうち、一方の油路51に付設されて電子制御装置
53によシデューティ制御さ几る電磁弁54のデユーテ
ィ率が100憾に設定されており、油路51には油圧が
作用しない。この友め、変速制御弁39のスプール55
が第7図中左側に変位して油路41が変速制御弁39の
排油ボー)EXに連通ずる。
40の中央のスプール47が第7図中、左側へ変位して
油路42をシフト制御弁40の排油ボー)EXへ連通さ
せ、l−2シフト弁37のスプール48が第7図中、左
端に変位した状態にある。この結果、油路38が1−2
シフト弁37の排油ボートEXに連通してキックダウン
サーボ36の圧縮コイルばね49のばね力に工勺ピスト
ン50が第7図中、右側に戻さ几、キックダウンドラム
34に対するキックダウンブレーキ23の保合が解除さ
れる。又、変速制御弁39に接続する二本の油路51.
52のうち、一方の油路51に付設されて電子制御装置
53によシデューティ制御さ几る電磁弁54のデユーテ
ィ率が100憾に設定されており、油路51には油圧が
作用しない。この友め、変速制御弁39のスプール55
が第7図中左側に変位して油路41が変速制御弁39の
排油ボー)EXに連通ずる。
上記状態から2速へのアップシフトを行なう場合。車両
の走行条件から電子制御装置53が一方の電磁弁43を
操作して油路45を閉塞する几め、中央のスプール47
が第7図中。
の走行条件から電子制御装置53が一方の電磁弁43を
操作して油路45を閉塞する几め、中央のスプール47
が第7図中。
右側へ変位(7,て前記ホイルポンプからの圧油(以下
、これをライン圧と呼称する〕はシフト制御弁401こ
接続する油路56から油路42を通って1−2シフト弁
37に送給さ几る。
、これをライン圧と呼称する〕はシフト制御弁401こ
接続する油路56から油路42を通って1−2シフト弁
37に送給さ几る。
このため、l−2シフト弁37のスプール48は第7図
中、右側へ変位して油路38.41が1−2シフト弁3
7を介して連通ずる。一方、電磁弁54のデユーティ率
が電子制御装置53に;り減少するため、ライン圧が油
路51.52に作用して、変速制御弁39のスプール5
5の受圧面積差に工りスプール55は第7図中、右側へ
変位し、油路41.52が変速制御弁39を介して連通
ずる。この結果、油路52からのライン圧は油路41,
38を通ってキックダウンサーボ36に供給され。
中、右側へ変位して油路38.41が1−2シフト弁3
7を介して連通ずる。一方、電磁弁54のデユーティ率
が電子制御装置53に;り減少するため、ライン圧が油
路51.52に作用して、変速制御弁39のスプール5
5の受圧面積差に工りスプール55は第7図中、右側へ
変位し、油路41.52が変速制御弁39を介して連通
ずる。この結果、油路52からのライン圧は油路41,
38を通ってキックダウンサーボ36に供給され。
そのピストン50を第7図中、左側に変位させてキック
ダウンブレーキ23がキックダウンドラム34を締め付
けるようになっている。
ダウンブレーキ23がキックダウンドラム34を締め付
けるようになっている。
ところで、電磁弁54のデユーティ率を変化させること
によるキックダウンサーボ36への変化特性は、変速シ
ョック等の乗り心地を左右するものであり、他の変速段
における他の摩擦係合要素に対する供給油圧の変化特性
についても同様で、特(こ変速初期の油圧の適否が重要
な要件となっている。例えば、比較的大排気量用の自動
変速機を比較的小排気量のエンジンに組合せ几場合には
、この小排気量のエンジン用の自動変速機に較べて大排
気量用のものの作動油圧(ライン圧)が元々大きく、こ
のエンジンの出力トルクlこ較べて摩擦係合要素の係合
力が過大となってしまい。
によるキックダウンサーボ36への変化特性は、変速シ
ョック等の乗り心地を左右するものであり、他の変速段
における他の摩擦係合要素に対する供給油圧の変化特性
についても同様で、特(こ変速初期の油圧の適否が重要
な要件となっている。例えば、比較的大排気量用の自動
変速機を比較的小排気量のエンジンに組合せ几場合には
、この小排気量のエンジン用の自動変速機に較べて大排
気量用のものの作動油圧(ライン圧)が元々大きく、こ
のエンジンの出力トルクlこ較べて摩擦係合要素の係合
力が過大となってしまい。
変速開始信号が発信されるやいなや初期油圧により摩擦
係合要素が係合状態となってしまい、多大な変速ショッ
クを来たしてしまうという問題を生ずる。又、これと逆
の場合にはライン圧が低すぎて変速が開始しなかつ几り
。
係合要素が係合状態となってしまい、多大な変速ショッ
クを来たしてしまうという問題を生ずる。又、これと逆
の場合にはライン圧が低すぎて変速が開始しなかつ几り
。
変速までζζ長時間かかったりという問題を生じてしま
う。
う。
そこで、現在、変速中の回転要素が予め設定された回転
速度となつ几時点に!IX擦係合要素に送給さ几ている
油圧のデユーティ率から変速開始信号発信後に摩擦係合
要素へ送給さnるべき初期油圧のデユーティ率を演算し
、次回変速時の変速開始信号発信後(こ該デユーティ率
で電子制御装置を作動させる学習制御iこ:る変速方法
が提案さn、それによシ、摩擦保合要X)こ対する供給
油圧の理想的な変化特性を得ることが図ら孔ている。
速度となつ几時点に!IX擦係合要素に送給さ几ている
油圧のデユーティ率から変速開始信号発信後に摩擦係合
要素へ送給さnるべき初期油圧のデユーティ率を演算し
、次回変速時の変速開始信号発信後(こ該デユーティ率
で電子制御装置を作動させる学習制御iこ:る変速方法
が提案さn、それによシ、摩擦保合要X)こ対する供給
油圧の理想的な変化特性を得ることが図ら孔ている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところで、夏場などの車両運転時に冷房装置を使用する
と、冷房装置のコンプレッサが作動する几め、このとき
の変速中の出力軸トルク変化を実線で表す第5図に示す
ように。
と、冷房装置のコンプレッサが作動する几め、このとき
の変速中の出力軸トルク変化を実線で表す第5図に示す
ように。
出力軸トルクは図中、破線で表す冷房装置を使用してい
ない場合ζζ比べて、変速初期において低下するが、ア
クセル開度やエンジン回転数、エンジン回転速度あるい
は車速等lこ基づいて行なわれる変速時の摩擦係合要素
へ送ら孔る油圧は、冷房装置非使用時のエンジントルク
に対応して一定に保持されている。従って、エンジント
ルクが低下する冷房装置使用時に変速が行なわnると、
摩擦係合要素に送ら几る油圧が相対的1こ高い状態にな
り、摩擦係合要素が急激に接続さnて変速ショックが大
きくなり、自動変速機やエンジンに過大な負荷がかかる
ばかりか乗員の乗り心地も悪くしてしまう。
ない場合ζζ比べて、変速初期において低下するが、ア
クセル開度やエンジン回転数、エンジン回転速度あるい
は車速等lこ基づいて行なわれる変速時の摩擦係合要素
へ送ら孔る油圧は、冷房装置非使用時のエンジントルク
に対応して一定に保持されている。従って、エンジント
ルクが低下する冷房装置使用時に変速が行なわnると、
摩擦係合要素に送ら几る油圧が相対的1こ高い状態にな
り、摩擦係合要素が急激に接続さnて変速ショックが大
きくなり、自動変速機やエンジンに過大な負荷がかかる
ばかりか乗員の乗り心地も悪くしてしまう。
く問題点を解決する之めの手段〉
本発明は、自動変速機における冷房使用時の上記の工う
な変速ショックを低減することを目的としてなされたも
ので、その構成は。
な変速ショックを低減することを目的としてなされたも
ので、その構成は。
油圧により任意の摩擦係合要素の保合、離脱を行なうこ
とにより変速を達成し、且つ変速中の前記摩擦係合要素
ζこおける回転要素の回転速度の変化率が予め設定さ几
た目標変化率が予め設定さnft目標変化率に追従する
ように前記摩擦係合要素への油圧を制御すると共に、変
速中の前記回転要素が予め設定さn之回転速度となつた
時点の前記摩擦係合要素へ供給さ几ている油圧(こ基づ
いて変速開始時に前記摩擦係合要素へ送給さnるべき初
期油圧を決定する工うにし定自動変速機用変速油圧制御
方法1こおいて、エンジンに連結さ几る冷房装置の作動
による負荷時には前記初期油圧を非負荷時の初期油圧よ
り一定量減じた値にする工う(こしたことを特徴とする
。
とにより変速を達成し、且つ変速中の前記摩擦係合要素
ζこおける回転要素の回転速度の変化率が予め設定さ几
た目標変化率が予め設定さnft目標変化率に追従する
ように前記摩擦係合要素への油圧を制御すると共に、変
速中の前記回転要素が予め設定さn之回転速度となつた
時点の前記摩擦係合要素へ供給さ几ている油圧(こ基づ
いて変速開始時に前記摩擦係合要素へ送給さnるべき初
期油圧を決定する工うにし定自動変速機用変速油圧制御
方法1こおいて、エンジンに連結さ几る冷房装置の作動
による負荷時には前記初期油圧を非負荷時の初期油圧よ
り一定量減じた値にする工う(こしたことを特徴とする
。
つまり、冷房装置の使用時には学習制御は行なわず、初
期油圧は非負荷時の初期油圧から量適と考えら几るもの
(こ補正して設定するのである。
期油圧は非負荷時の初期油圧から量適と考えら几るもの
(こ補正して設定するのである。
く実 施 例〉
図を参照して説明する。
フローチャートは電子制御装置53に記憶され、このフ
ローチャートに従って自動変速機の摩擦係合要素の一つ
であるキックダウンサーボ36への送給油圧のフィード
バック制御、冷房装置不使用時の変速初期油圧の学習制
御及び冷房装置使用時の初期油圧設定がなさnるのであ
る。
ローチャートに従って自動変速機の摩擦係合要素の一つ
であるキックダウンサーボ36への送給油圧のフィード
バック制御、冷房装置不使用時の変速初期油圧の学習制
御及び冷房装置使用時の初期油圧設定がなさnるのであ
る。
先ず、車の走行状態zni速から2速へ変速すべき状態
が検出されると、電子制御装置531こ工り電磁弁43
がデユーティ制御され。
が検出されると、電子制御装置531こ工り電磁弁43
がデユーティ制御され。
それlこよりシフト制御弁40のスプール47に作用す
る油圧が変化し、スプール47はl−2変速段達成位置
に変位される(第1図中ステップl、2)。
る油圧が変化し、スプール47はl−2変速段達成位置
に変位される(第1図中ステップl、2)。
上記変速指令が出さnfCときのスロットル弁の開度θ
tが検出されると共に、キックダウンドラムの回転速度
Nd・が検出される(ステップ30゜ 前記変速開始時のスロットル弁開度θtlこ応じた補正
係数αが呼び込まれる(ステップ4)。
tが検出されると共に、キックダウンドラムの回転速度
Nd・が検出される(ステップ30゜ 前記変速開始時のスロットル弁開度θtlこ応じた補正
係数αが呼び込まれる(ステップ4)。
補正係数αは、予め求めら几ている第3図に示すような
スロットル弁開度領域を示す変速特性に基づき、各領域
21〜Z4ごとに設定さ几ており、変速開始時のスロッ
トル弁開度θtに応じ友ものが呼び出されるのである。
スロットル弁開度領域を示す変速特性に基づき、各領域
21〜Z4ごとに設定さ几ており、変速開始時のスロッ
トル弁開度θtに応じ友ものが呼び出されるのである。
上記補正係数αと下式に基づき保合初期デユーティ率d
1が設定される(ステップ5)。
1が設定される(ステップ5)。
d、==do+α(θを一θ0)
次に、冷房装置のコンプレッサのスイッチが入っている
かどうか判定される(ステップ6)。
かどうか判定される(ステップ6)。
スイッチがOFFであれば、つまり冷房装置が運転され
ていなければ、電磁弁54の駆動指令が出され、電磁弁
54が前記初期デユーティ塞d1でデユーティ制御さn
、キックダウンサーボ36への油圧が制御される(ステ
ップ8.9)。
ていなければ、電磁弁54の駆動指令が出され、電磁弁
54が前記初期デユーティ塞d1でデユーティ制御さn
、キックダウンサーボ36への油圧が制御される(ステ
ップ8.9)。
コンプレッサのスイッチがON、つまり冷房装置が運転
さ孔ている場合には、前記初期デユーティ本に補正値が
加算さn、補正ざnた初期デユーティ率d1に工す電磁
弁54がデユーティ制御される(ステップ7.8−9)
a補正量は1列えば冷房装置使用前最後の1−2変速時
に学習制御により求めらnL初期油圧↓り一定量低い初
期油圧となる工うlこ決めらnる。前記一定量は、冷房
装置使用時不使用時の出力トルクの大きさがわかってい
るの正されているので、中ツクダウンサーボ36に供給
される油圧は冷房装置不使用時つ瞥シ非負荷時のものよ
り低くなる。
さ孔ている場合には、前記初期デユーティ本に補正値が
加算さn、補正ざnた初期デユーティ率d1に工す電磁
弁54がデユーティ制御される(ステップ7.8−9)
a補正量は1列えば冷房装置使用前最後の1−2変速時
に学習制御により求めらnL初期油圧↓り一定量低い初
期油圧となる工うlこ決めらnる。前記一定量は、冷房
装置使用時不使用時の出力トルクの大きさがわかってい
るの正されているので、中ツクダウンサーボ36に供給
される油圧は冷房装置不使用時つ瞥シ非負荷時のものよ
り低くなる。
上記のい―rn加;工っで電磁弁54がデユーティ制御
さn、キックダウンサーボ36への油圧が制御さn、る
と1次いで、キックダウンドラム34の回転速度Ndが
検出され(ステップ五〇)、その回転速度Nd が変
速初期のドラム回転速度Nd、の95%より小さいかど
うかが判断される(ステップ11 )。これは変速が
開始さnたかどうかを判定するステップである。つまり
、キックダウンドラム34の回転速度が5壬下降したこ
とiこより変速開始とみなすのである。
さn、キックダウンサーボ36への油圧が制御さn、る
と1次いで、キックダウンドラム34の回転速度Ndが
検出され(ステップ五〇)、その回転速度Nd が変
速初期のドラム回転速度Nd、の95%より小さいかど
うかが判断される(ステップ11 )。これは変速が
開始さnたかどうかを判定するステップである。つまり
、キックダウンドラム34の回転速度が5壬下降したこ
とiこより変速開始とみなすのである。
検出したドラム回転速度Ndが変速初期のドラム回転速
度Ndoの95壬ニジ小さい場合には、変速が開始され
ていないので、変速を開始させるべく、電磁弁54のデ
ユーティ率を所定の割合(ここでは3 % / sec
)で下げてキックダウンサーボ36への油圧を上げる
(ステップ12)。
度Ndoの95壬ニジ小さい場合には、変速が開始され
ていないので、変速を開始させるべく、電磁弁54のデ
ユーティ率を所定の割合(ここでは3 % / sec
)で下げてキックダウンサーボ36への油圧を上げる
(ステップ12)。
変速が開始さnたら、第4図1こ示す工うな予め決めら
れているキックダウンドラム36の回転変化率(目標変
化率)を選定する(ステップ13)。
れているキックダウンドラム36の回転変化率(目標変
化率)を選定する(ステップ13)。
実際のキックダウンドラム36の回転変化率を演算しく
ステップ14)、前記目標変化率とのすnを演算しくス
テップ15)、ずnに対するデユーティ率補正演算を行
ない、デユーティ率補正値を求める(ステップ16)。
ステップ14)、前記目標変化率とのすnを演算しくス
テップ15)、ずnに対するデユーティ率補正演算を行
ない、デユーティ率補正値を求める(ステップ16)。
上記補正値を前記デユーティ率d、に加算し。
補正後のデユーティ率d1を求め、電磁弁54に指令し
、キックダウンサーボ36への油圧をデユーティ制御す
る(ステップ17)。つまシ、変速開始後の供給油圧が
フィードバック制御されるのである。制御されたキック
ダウンドラム34の回転速度は例えば、第4図中破線で
示す如くなる。
、キックダウンサーボ36への油圧をデユーティ制御す
る(ステップ17)。つまシ、変速開始後の供給油圧が
フィードバック制御されるのである。制御されたキック
ダウンドラム34の回転速度は例えば、第4図中破線で
示す如くなる。
次いで、更に冷房装置のコンプレッサスイッチがONか
どうか、つまり冷房装置が運転状態か非運転状態かが判
定さnる(ステップ18)。
どうか、つまり冷房装置が運転状態か非運転状態かが判
定さnる(ステップ18)。
判定結果がYESつまり冷房装置が運転状態であわば、
そのtまデユーティ制御が続行される。
そのtまデユーティ制御が続行される。
判定結果がNOつまり冷房装置が非運転状態にあわば、
第1回目の補正かどうかが判定さイt(ステップ19〕
、第1回目の補正でめnば、つまυYES′″Cあれば
、下式により補正係数αが演算され、そ几が記憶される
(ステップ20.21)、第1回目の補正でなければ、
つまシNOであれば、そのままデユーティ制御が続行さ
れる。
第1回目の補正かどうかが判定さイt(ステップ19〕
、第1回目の補正でめnば、つまυYES′″Cあれば
、下式により補正係数αが演算され、そ几が記憶される
(ステップ20.21)、第1回目の補正でなければ、
つまシNOであれば、そのままデユーティ制御が続行さ
れる。
次いで、キックダウンドラム34の回転数Ndが検出さ
n(ステップ22)1その回転数がl 40 ypm
であるかどうかが判断さn(ステップ23)。つまり
、変速終了直前にあるかどうかが判断されるのである。
n(ステップ22)1その回転数がl 40 ypm
であるかどうかが判断さn(ステップ23)。つまり
、変速終了直前にあるかどうかが判断されるのである。
検出回転数がx 40 rpm x夛大きい場合には、
まだ変速終了段階に至っていないのであるから、ステッ
プ14fこ戻り、油圧の制御が続行される。
まだ変速終了段階に至っていないのであるから、ステッ
プ14fこ戻り、油圧の制御が続行される。
検出回転数Ndが14 Orpm以下であれば。
Nd=14Orpm 時のデユーティ率が0−1秒間保
持される(ステップ24)。これはタイマなどによりな
される。こnlcより、キックダウンドラムブレーキは
保合状態とさn、変速は終了する。
持される(ステップ24)。これはタイマなどによりな
される。こnlcより、キックダウンドラムブレーキは
保合状態とさn、変速は終了する。
この後、電磁弁54Iこは停止指令が出さn(ステップ
25)、制御は終了する(ステップ26)。
25)、制御は終了する(ステップ26)。
上記の如く、キックダウンサーボ36への変速油圧を制
御すること1こよ)、冷房装置運転時の変速時出力軸ト
ルク変動は第2図中実線で示すように、冷房装置非運転
時(図中破線で示す〕とほとんど変わらなくなり(Ta
キTb)、変速ショックは小さくなる。
御すること1こよ)、冷房装置運転時の変速時出力軸ト
ルク変動は第2図中実線で示すように、冷房装置非運転
時(図中破線で示す〕とほとんど変わらなくなり(Ta
キTb)、変速ショックは小さくなる。
上記実施列はl−2速変速に本発明を適用したものであ
るが、勿論他の変速段ζこも適用可能である。
るが、勿論他の変速段ζこも適用可能である。
〈発明の効果〉
本発明fこ係る変速油圧制御方法によれば、冷房装置使
用時には学習制御を行なわず、変速初期油圧を冷房装置
不使用時の初期油圧より一定量減じたものとなるように
し友ので。
用時には学習制御を行なわず、変速初期油圧を冷房装置
不使用時の初期油圧より一定量減じたものとなるように
し友ので。
冷房装置使用の出力軸トルク変動が小さくなシ、変速シ
ョックが軽減される。
ョックが軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るフローチャート、第2
図は本発明方法による変速時のトルク変動を示すグラフ
、第3図はスロットル弁開度領域を示す変速特性グラフ
、第4図は変速時における時間に対するキックダウンド
ラムの回転速度の変化を示すグラフ、第5図は従来の変
速時トルク変動を示すグラフ、@6図は自動変速機の動
力伝達部の概略構成図、第7図はその油圧制御部の一部
の油圧回路図である。 図 面 中。 11はエンジン。 34はキックダウンドラム。 36はキックダウンサーボ。 37はl−2シフト弁。 53は電子制御装置。 54は電磁弁である。
図は本発明方法による変速時のトルク変動を示すグラフ
、第3図はスロットル弁開度領域を示す変速特性グラフ
、第4図は変速時における時間に対するキックダウンド
ラムの回転速度の変化を示すグラフ、第5図は従来の変
速時トルク変動を示すグラフ、@6図は自動変速機の動
力伝達部の概略構成図、第7図はその油圧制御部の一部
の油圧回路図である。 図 面 中。 11はエンジン。 34はキックダウンドラム。 36はキックダウンサーボ。 37はl−2シフト弁。 53は電子制御装置。 54は電磁弁である。
Claims (1)
- 油圧により任意の摩擦係合要素の係合、離脱を行なうこ
とにより変速を達成し、且つ変速中の前記摩擦係合要素
における回転要素の回転速度の変化率が予め設定された
目標変化率に追従するように前記摩擦係合要素への油圧
を制御すると共に、変速中の前記回転要素が予め設定さ
れた回転速度となつた時点の前記摩擦係合要素へ供給さ
れている油圧に基づいて変速開始時に前記摩擦係合要素
へ送給されるべき初期油圧を決定するようにした自動変
速機用変速油圧制御方法において、エンジンに連結され
る冷房装置の作動による負荷時には前記初期油圧を非負
荷時の初期油圧より一定量減じた値にするようにしたこ
とを特徴とする自動変速機用変速油圧制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22794884A JPS61109945A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 自動変速機の変速初期油圧設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22794884A JPS61109945A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 自動変速機の変速初期油圧設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61109945A true JPS61109945A (ja) | 1986-05-28 |
JPH0535297B2 JPH0535297B2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=16868779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22794884A Granted JPS61109945A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 自動変速機の変速初期油圧設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61109945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102235493A (zh) * | 2010-04-21 | 2011-11-09 | 加特可株式会社 | 自动变速器的控制装置及控制方法 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP22794884A patent/JPS61109945A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102235493A (zh) * | 2010-04-21 | 2011-11-09 | 加特可株式会社 | 自动变速器的控制装置及控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0535297B2 (ja) | 1993-05-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |