JPS61109943A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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Publication number
JPS61109943A
JPS61109943A JP59229123A JP22912384A JPS61109943A JP S61109943 A JPS61109943 A JP S61109943A JP 59229123 A JP59229123 A JP 59229123A JP 22912384 A JP22912384 A JP 22912384A JP S61109943 A JPS61109943 A JP S61109943A
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JP
Japan
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gear
clutch
brake
speed
engine
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59229123A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamamoto
宏一 山本
Takayuki Sumimoto
住本 隆行
Hidetoshi Kanbara
蒲原 英敏
Kazuji Kurokawa
黒川 和司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車の動力伝達系において、トルクコンバー
タと多段変速歯車装置とを備え、走行状態に応じて多段
変速歯車装置の動力伝達径路を切換え自動的に変速を行
なわせる自動変速機に関するものである。
(従来技術) 自り車用自動変速機は従来から種々の形式のものが用い
られてきたが、現在ではトルクコンバータと多段変速歯
車装置とを組合わせたものが数多く用いられている。こ
の場合には、トルクコンバータによる変速と多段変速歯
車装置での動力伝達を行なうギヤ列の切換による変速と
を組み合わせ、走行状態に応じて滑らかに変速を行なう
ようにしている。ギヤ列の切換は、油圧クラッチ、ブレ
ーキ、ワンウェイクラッチ等を用いて、これらを適宜作
動させる口とによって行なわれ、これらの作動は油圧バ
ルブによる作動油の給排をil制御して行なわれる。こ
の油圧バルブの作動制御は、エンジンの吸気負圧、エン
ジン回転に応じたがバナ圧、変速機出力回転に応じたガ
バナ圧等を用いてすべて油圧系により制御し、走行状態
に応じた自動変速を行なわせる変速機も用いられている
が、エンジン負荷および回転、変速機出力回転(もしく
は車速)等を電気的に検出し、これらの検出信号に応じ
て油圧バルブを作動させるためのソレノイドバルブを作
動させることにより走行状態に応じた自動変速を行なわ
ゼるようにした電子制御式自動変速機も数多く用いられ
ている。
このような自動変速機において変速を行なわせる時には
、それまでの変速段用のクラッチ・ブレーキ等を解除し
、同時に変速しようとする変速段用のクラッチ・ブレー
キ等を締結する。この場合、第7A図のグラフに示すよ
うに、解除側のクラッチもしくはブレーキの伝達トルク
容量は瞬時に零になるのではなく比較的短時間ではある
が解除時間Δt1を要した後零になり、一方、締結側の
クラッチもしくはブレーキの伝達トルク客間も締結時間
△t2を要した後規定の容量に達する。このため、変速
開始後△tlFR間の間は変速前後の変速段クラッチも
しくはブレーキが共に係合し内部ロック状態となる。こ
の内部ロック状態が生じると、変速機によるブレーキン
グ作用が生じ、第78図のグラフに示すように車はこの
間減速され、これが@員に減速のフィーリングとして伝
わり乗り心地を損なうという問題がある。さらに、内部
ロック状態によりクラッチもしくはブレーキに過度の負
荷がかかり、これらの耐久性を低下させるという問題も
ある。
なお、自動変速機による変速段には変速機内部に使用し
ているワンウェイクラッチの作用によりエンジンブレー
キの効く変速段とエンジンブレーVの効かない変速段と
があるが、エンジンブレーキの効か4jい変速段同士の
変速もしくはエンジンブレーキの効かない変速段と効く
変速段とでの変速においてはエンジンブレーキの効かな
い変速段の逆転が自由なので内部ロックが生じることは
ない6従って、内部ロックが問題となるのはエンジンブ
レーキの効く変速段用りの変速時である。
このような内部ロックによる変速時の減速ということに
鑑みて、特開昭57−179460号にはエンジンブレ
ーキが効く変速段相互の変速を行なう時に、間に一時的
にエンジンブレーキの効かない変速段を経由して変速さ
せるようにした制御方法が提案されている。この方法で
は、例えば変速段が1速から4速まで有する変速機で、
1速;J−3よび2速がエンジンブレーキの効かない変
速段で3速J5よび4速がエンジンブレーキの効く変速
段である場合に、4速から3速へ変速する時には、4速
からまず一時的に2速へ変速し次いで3速へ変速するよ
うにして内部ロック状態が生じるのを防止している。し
かしながら、この制御においては、4速から3速へ変速
するために2速のギA7列を生じさせるクラッチ、ブレ
ーキ等の作動も行なわせる必要があり、変速制御I表装
置複雑化し、変速タイミングをとるのが難しくなるとい
う問題がある。
このような事情から、本出願人はエンジンブレーキの効
く変速段相互の変速を2−テなわせる時に、これらの変
速段のうらのいずれか一方と同一で且つエンジンブレー
キの効かない変速段を一時的に経由してエンジンブレー
キの効く目標変速段へ変速させる制御装置を提案した。
この制御f[l装置は、例えば、エンジンブレーキの効
く4速からエンジンブレーキの効く3速へ変速する際に
、一時的にエンジンブレーキの効かない4速もしくは3
速を経由した後エンジンブレーキの効く3速へ変速させ
るもので、この時にはエンジンブレーキの有無の違いが
必要であるが必要ギヤ列は3速用および4速用のみであ
り変速制御が容易である。この場合に、エンジンブレー
キの効かない変速段の経由時間は、第7A図に示した内
部ロック状態が生じる時間△t1にほぼ一致させるのが
好ましく、これにより内部ロック状態が生ずることのみ
ならず変速作動遅れが生じることも有効に防止できる。
一方、変速時において、変速前の変速段用のクラッチ、
ブレーキ等の作動油圧の解除時間(第7八図の△tt)
および変速後の変速段用のクラッチ、ブレーキ等の作動
油圧の作動時間(第7A図の△tz>が、エンジン回転
速度に応じて変化し、図中鎖、線で示すように△t1、
△t2が変化することがわかっている。具体的には、エ
ンジン回転速度が大きくなると解除時間△t1および乍
u)時間Δt2が短くなる傾向にある。これら解除時間
および作動時間がエンジン回転速度に応じて変化したの
では、前述の変速に際してのエンジンブレーキの効かな
い変速段の経由時間を一定値に設定した場合に、エンジ
ン回転速度の大小に応じて変速時に内部ロック状態が生
じたり、変速作動遅れが生ずる恐れがある。
(発明の目的) 本発明は上記のような事情に鑑み、エンジンブレーキの
効く変速段相互の変速時において、エンジン回転速度の
大小に拘らず内部ロック状態の発生を防止するとともに
変速作動Iれが生ずることを防止することができる自動
変速機の変速制ηIII置を提供すること金目的とする
ものである。
(発明の構成) 本発明の変速制御装置は、トルクコンバータ、変速歯車
機構、このは構の動力伝達径路を切換えるクラッチ、ブ
レーキ等の変速段切換手段、およびこの変速段切換手段
を作動させる油圧バルブ等の切換弁群を有し、走行状態
に応じて切換弁群を作動させ自動的に変速を行なう自動
変速機において、 エンジンブレーキの効く変速段相互の変速を行なわせる
場合に、まずこれらの変速段のいずれか一方と同一で且
つブレーキの効かない変速段を一時経由させ、次いでエ
ンジンブレーキの効く目標変速段に変速させるようにな
し、上記エンジンブレーキの効かない変速段の経由時間
をエンジン回転速度に応じて変えるような制御を行なう
ようにしたことを特徴とするものである。
なお、ここでエンジン回転速度に応じて制御づるとは、
エンジン回転そのものに舗づいて制御する場合のみなら
ずエンジン回転に対応した回転、例えばトルクコンバー
タのタービン回転数に基づいて制御する場合も含む。
(実施例) 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の制御装置を有する自動車の自動変速
機を概略的に示す骨子図である。
この第1図において符号1は、入力軸であるエンジン(
図示せず)のクランク軸を示し、このクランク@1と同
軸にトルクコンバータ2および多段変速歯車装置10が
エンジン回転ら順次配置されている。上記トルクコンバ
ータ2は、ポンプ3、タービン4およびステータ5を備
えており、ポンプ3は、クランク軸1に固定されている
。ステータ5は、一方向クラッチ6を介して上記多段変
速歯車装置10のケース11と一体の固定f’1l17
上で回転する。上記一方向クラッチ6は、ステータ5を
ポンプ3と同方向の回転は許すが、逆転は許さない作用
をなずものである。
多段変速歯車装置10は、基端が上記クランク軸1に固
定され、先端が該多段変速歯@装置の中央を貫通して延
び、該装置の1lljllに配置されたオイルポンプP
を駆動するため、該ポンプPに連結された中実軸12を
備えている。この中実軸12の外方には、基端が上記ト
ルクコンバータ2のタービン4に連結され、先端が上記
多段変速歯@装置10の上記側壁まで延び、この側壁に
回転自在に支持された中空のタービンシャフト13が設
けられている。このタービンシャフト13上には、ラビ
ニョ型プラネタリギヤユニット14が設けられており、
このプラネタリギヤユニット14は、小径サンギヤ15
、この小径サンギヤ15のエンジンから遠い側の側方に
配置された大径サンギヤ16、ロングピニオンギヤ17
、ショートピニオンギヤ18およびリングギヤ19から
なっている。
このプラネタリギヤユニット14のエンジンから遠い側
の側方には、第一および第二のクラッチ装置20.21
が並列して配置されている。上記第一のクラッチ装置2
0は、第一のワンウェイクラッチ22を介して上記小径
サンギヤ15とタービンシャフト13の間の動力伝達を
断続するものである。一方、上記第二のクラッチ装置2
1は、上記第一のクラッチ装置20と並列で上記小径サ
ンギヤ15とタービンシャフト13の間の動力伝達を断
続するものである。上記第二のクラッチ装置21の半径
方向外方には、第一のブレーキ装置23が配置されてい
る。この第一のブレーキ装置23は、バンドブレーキで
あり、上記大径サンギヤ16に連結さ′れたブレーキド
ラム23aとこのブレーキドラムに掛けられたブレーキ
バンド23bを有する。上記第一のクラッチ装置20の
半径方向外方であって、かつ上記第一のブレーキ装置2
3の側方には、第三のクラッチ8置24が配置されてお
り、この第三のクラッチ装置24は、上記第一のブレー
キ装置23のブレーキドラム23aを介して上記大径サ
ンギヤ16とタービンシャフト13の間の動力伝達の断
続を行なうものである。
上記プラネタリギヤユニット14の半径方向外方には、
該プラネタリギヤユニット14のキャリヤ14aと多段
変速歯車装置10のケース10aとを係脱する第二のブ
レーキ装置25が配置されている。上記第一および第二
のブレーキ装置23および25の間には、該第ニブレー
キ装置25と並列で上記キャリヤ14aとケース10a
とを係脱する第二のワンウェイクラッチ装置26が配置
されている。上記プラネタリギヤユニット14のエンジ
ン側の側方には、該プラネタリギヤユニットのキャリヤ
14aと上記タービンシャフト13の間の動力伝達を断
続する第四のクラッチ装置27が配置されている。この
第四のクラッチ装w27のエンジン側の側方には、リン
グギヤ19に連結されたアウトプットギヤ28が配置さ
れている。
なお、図中符号29は、ターごンシャフト13とクラン
クシャフト1をトルクコンバータ2を介さ。
ずに直結するためのロックアツプクラッチを示す。
次に第2図を参照して本動力伝達装置を構成する以上の
各装置の構造について説明する。
7二のクラッチ装置21 この第二のクラッチ装置21は、上記タービンシャフト
13にスプライン結合され、断面形状がほぼコの字′状
の支持部21aに一体的に支持されたクラッチドラム2
1bを僅えている。このクラッチドラム21bの内方に
は、クラッチハブ21Cが配されており、このクラッチ
ハブ21cは、小径サンギヤ15にスプライン結合され
た支持部21dによって一体的に支持されている。上記
クラッチドラム21bとクラッチハブ21Cは、それぞ
れ交互に配置されたクラッチディスク21eを支持して
いる。支持部21aの内部には、この支持部21の内壁
の輪郭に応じた形状で、断面がほぼコの字状であるピス
トン21fが嵌合している。このピストン21fと支持
体21aの間には、作動油空21gが形成されており、
この作動油至21qへの作動油の供給を制御することに
よって、上記クラッチディスク21eを押し、あるいは
解除して、第二のクラッチ8置21の係合、離脱を行な
うようになっている。なお、図から明瞭なように、クラ
ッチハブ21Gの支持部2Mdの舗部は、第一ワンウェ
イクラッチ22のインナレースを構成している。
第一クラッチ装置20 上記第二のクラッチ装置21のピストン21fは、この
第一のクラッチ装置20のクラッチドラム20aおよび
このクラッチドラム20aを一体的に支持する支持部2
0bを兼ている。クラッチドラム20aの内方には、ク
ラッチハブ20cが配されており、このクラッチハブ2
0Cは、基部が上記ワンウェイクラッチ22のアウタレ
ースを構成する支持部20dによって一体的に支持され
ている。上記クラッチドラム20aとクラッチハブ20
Gは、それぞれ交互に配されたクラッチディスク20e
を支持している。支持部20bの内部には、ピストン2
Ofが嵌合されており、このピストン2Ofと支持部2
0bの間には作動油室20gが形成されている。この作
動油室209への作動油の供給を制御することによって
、上記クラッチディスク20eを押し、あるいは解除し
て、第一のクラッチ装置20の係合、離脱を行なうよう
になっている。なあ、図中2011は、第一および第二
のクラッチ装置20.21のピストン20f、21fの
ためのリターンスプリングを示すものである。
第三のクラッチ装置24 この第三のクラッチ装置24は、上記支持部21aと一
体であってほぼ逆り字形の支持部24aによって一体的
に支持されたクラッチドラム24bを備えている。この
クラッチドラム24bの内方には、これと対向してクラ
ッチハブ24cが配置されており、このクラッチハブ2
4cは、第一のブレーキ装置23のブレーキドラム23
aの延長部で形成されている。クラッチドラム24bお
よびクラッチハブ24Gは、それぞれ交互に配置された
ブレーキディスク24CIを支持している。
支持部24aの内部には、ピストン24eが嵌合されて
おり、このピストン24eと支持部24aの間には、作
動油v24fが形成されている。この作動油室24fへ
の作動油の供給を制御することによって、上記クラッチ
ディスク24dを押圧し、あるいは解除して、第三のク
ラッチ装置20の係合、離脱を行なうようになっている
。この第三のクラッチ装置24は、ピストン24eのた
めのダイヤフラムタイプのリターンスプリング24gを
備えている。なお、この第三のクラッチ装置24におい
てダイヤフラムタイプのリターンスプリングを用いるの
は、このダイヤフラムタイプのものは薄く、大きなスペ
ースを必要としないからである。
第四のクラッチ装置27 この第四のクラッチ装置27は、上記タービンシャフト
13にスプライン結合され、断面形状がほぼ逆コの字状
の支持部27aに一体的に支持されたクラッチドラム2
7bを備えている。このクラッチドラム27bの内方に
は、クラッチハブ27Cが配されており、このクラッチ
ハブ27cは、プラネタリギヤユニット14のキA7リ
ヤ14aに支持されている。上記クラッチドラム27b
およびクラッチハブ27cは、それぞれ交互に配置され
たブレーキディスク27dを支持している。支持部27
aの内部には、板金加工で形成されたピストン27eが
嵌合している。このピストン27eと支持部27aの間
には、作動油室27fが形成されており、この作動油室
27fへの作動油の供給を制御することによって、上記
クラッチディスク27dを押圧し、あるいは解除して、
第四のクラッチ装置27の係合、離脱を行なうになって
いる。この第四のクラッチも、上記第三のクラッチ装置
24と同様ダイヤフラムタイプのリターンスプリング2
7びを備えている。
第一のブレーキ装置23 この第一のブレーキ装置23のブレーキドラム23aは
、大径サンギヤ16に一体的に支持された支持部23C
によって支持されている。従って、この第一のブレーキ
装置23が作動すると、上記大径サンギヤ16は固定さ
れるようになっている。
第二のブレーキ装置25 この第二のブレーキ装置25は、ディスクタイプのブレ
ーキであり、そのブレーキドラム25aはプラネタリギ
ヤユニット14のキャリヤ14aに一体的に固着された
支持部25bによって支持されている。従って、この第
二のブレーキ装置23が作動すると、上記キヤIJヤi
4aが固定されるようになっている。
多段変速歯車装置10の機能 以上説明した構造の多段変り歯車装置1oは、それ自体
で前進4段、後進1段の変速段を有し、第一、第二、第
三および第四のクラッチ装置20.21.24、および
27、および第一および第二のブレーキ装置23および
25を適宜作動させることにより所要の変速段を得るこ
とができる。以上の構成において、各変速段とクラッチ
、ブレーキの作動関係を第1表に示す。
ここで、以下第一および第二のワンウェイクラッチ22
J3よび26の作用について説明する。
第二のワン エイクラッチ2に のワンウェイクラッチ26は、1速時のキャリヤ14a
の逆転防止と1→2変速時および2→1変速時の変速タ
イミングを取る作用をなすものである。
上の表からも解かるように、1速時にはキャリヤ14a
の逆転が阻止され、2速時にはキャリヤ14aが正転可
能とされ、かつ大径サンギヤ16が固定されなければな
らない。このため、1−2変速時には、キャリヤ14を
フリーにする手段と大径サンギヤ16を固定する手段す
なわち第一のブレーキ装置23を作動さぜる必要がある
。上記キャリヤ14をフリーにする手段がバンドブレー
キであるとすると、まずキャリヤ14aをフリーとした
後に、大径サンギヤ16の固定を行なわなければならな
いため、一時的にニュートラル状態となり、タイムラグ
が生じる。一方、本装置のように、上記手段としてワン
ウェイクラッチを使用した場合は、このワンウェイクラ
ッチの作用により、大径サンギヤ16を固定した瞬間に
キャリヤ14aがフリーとなって正転するためタイムラ
グがなく、良好なタイミングで変速を行なうことができ
る。
一方、キャリヤ14aが正転し、リングギヤ19が2速
のスピードで回転している2速の状態から1速に変速す
る際に、キャリヤ14aを固定すると、そのときリング
ギヤ19の回転は2速時に比べてキャリヤ14aの回転
弁だけ低くなろうとする。このため、バンドブレーキで
キャリヤ14aを無条件にかつ一気に固定すると変速シ
ョックが生じてしまう。この変速ショックを防止するに
は、エンジン回転が1速の回転に上昇するか、あるいは
車速が下がるかするまで待って変速を行なえばよい。し
かしながら、キA7リヤ14aの固定と大径サンギヤ1
6の解除のタイミングを取ることは、バンドブレーキを
用いていたのでは非常に困難なことで必る。それに比べ
、ワンウェイクラッチを用いた場合は、大径サンギヤ1
6をフリーにした後もキャリr14aは2速のスピード
で回転を続けることができ、リングギヤ19と同じスピ
ードとなったとき初めて小径サンギヤ15がらの駆動力
が伝iPされるようになり、自動的に2−1変速時のタ
イミングを取ることができる。
第一のワンウェイクラッチ22 このワンウェイクラッチ22は、3→4変速時と4→3
変速時の変速タイミングを取る作用をなすものである。
前記衣からも解かるように、3速時には、クラッチ装置
21と27が締結して一体回転し、一方4速時には、ク
ラッチ21が解除されて小径サンギヤ15が増速回転し
、また大径サンギヤ16が固定される必要がある。この
ような条件下で3→4変速を行なう際に、通常のクラッ
チのみを用いる場合は一時的にニュートラル状態が必要
であるが、ワンウェイクラッチを用いれば大径サンギヤ
16を固定づ−るだけでその瞬間から小径サンギヤ15
が増速になるため、タイムラグがなく、正確なタイミン
グで3→4変速を行なうことができる。
一方、4速時には小径ザンギ1715が増速回転してい
るため、この4速から3速に変速ブーるには、エンジン
回転数(入力回転)が上昇′7J−るか、あるいはリン
グギヤ19の回転(出力回転ンが下がるかするまで小径
サンギせ15の固定を待だなtブればならない。通常の
クラッチではこのタイミングを取るのが難しいが、ワン
ウェイクラッチを用いれば、入力回転と小径サンギヤ1
5の回転が一致したとき、自動的に入力fillからの
駆動力を伝達することができ、良好なタイミングで変速
を行なうことができる。
油圧制御回路 以上説明した構造を有する自動変速機が、第3図に示す
油圧制御□□回路からなる切換弁群としての油圧制御バ
ルブ50を有する。この制御バルブ50は以下に示す複
数のバルブを備え、これら複数のバルブの作動により上
述の第1〜第4のクラッチ装置20.21.24,27
および第1〜第2のブレーキ装置23.25への作動油
の給排を行ない、第1表に示したように各速度段に応じ
た各クラッチおよびブレーキ装置の作動を行なわせるよ
うになっている。
以Fに各バルブの作動を説明する。エンジンにより駆動
されるポンプPから圧力ライン71に吐出された作動油
は、ライン72からのスロットル圧(Ps)、ライン7
3からのスロットルモジュレータ圧(Ps、)オよびラ
イン74からのバックアップ圧〈Ps)に応じて作動す
るレギュレータバルブ51により所定のライン圧(PL
)に調圧され、このライン圧(PL)はライン71を介
してマニュアルバルブ52のボート52aへ供給される
。マニュアルバルブ52は運転席のレバーと連動して作
動され、レバー操作に応じてP、RlN、D、2.1の
各走行レンジにシフトされ、各レンジ位置に応じてボー
ト52aへ供給された油圧をマニュアルバルブ52の他
のボートへ供給するようになっている。
一方、ライン圧(Pし)は、ライン71とオリイフィス
71bを介して連通ずるライン71aを介して1−2シ
フトバルブ53の右端に作用する。
このライン71aは1−2用ソレノイド101を介して
ドレン側とも連通し、このソレノイド101がONでラ
イン71aとドレン側とを連通させ、OFFで両者を′
a断し、このため1−2シフトバルブ53のスプール5
3aは左端のスプリング53bの付勢力とライン71a
の油圧を受け、ソレノイド101がONで右動して2速
状態となり、OFFで左動して1速状態となる。Dレン
ジではマニュアルバルブ52のボート52bがらライン
75にライン圧(PL)が供給されるため、Dレンジの
1速状態ではこのライン圧(PL)がライン75aを介
してFWDクラッチ21へ供給されるとともに、N−D
アキュムレータ54を左動させてライン76aとライン
76bとを連通させ、コーストクラッチ20にもライン
75b、ライン76a1ライン76bを通じてライン圧
(PL)を供給する。次いで、Dレンジで1−2ソレノ
イド101をONにして2速に変速するとマニュアルバ
ルブ52のボート52bと連通ずるライン75から分岐
したライン75cとライン77とが連通しこのライン7
7から3−4シフトバルブ55を介して2−4ブレーキ
23の締結側へライン圧(PL)が供給される。また、
ルンジの1速時にはマニュアルバルブ52のボート52
cと連通ずるライン78aからしOWリデューシングバ
ルブ56を経て減圧されたライン圧(PL/)がライン
78b〜78dを介してL&Rブレーキ25に供給され
ると同時に、ライン78eを介してスロットルバックア
ップバルブ57に信号圧として供給される。
2−3シフトバルブ58には、マニュアルバルブ52の
ボート52bからのライン圧<PL)がライン79.7
9aを介して右端に作用し、ライン79aは2−3用ソ
レノイド102のON、OFFによりドレン側と連通、
′a断される。このため、ソレノイド102がONの時
に2速状態となり、OFFの時に3速状態となる。よっ
て、2速から3速に変速すると、マニュアルバルブ52
のボート52(jからライン80に供給されるライン圧
(PL)はサーボコントロールバルブ59.2−3タイ
ミングバルブ60およびバイパスバルブ61を通して最
終的には3−4クラツチ27に供給されてこれが作動さ
れるとともに、ライン圧(PL)は2−4ブレーキ23
の解除側にも供給されこのブレーキが解除される。
3−4シフトバルブ55においてし、マニュアルバルブ
52のボート52bから供給されバルブの右端に作用す
るライン圧(P、)が3−4用ソレノイド103のON
、OFFにより制御され、ソレノイドがONで4速状態
、OFFで3速状態となる。3速状態ではライン75c
から1−2シフトバルブ53を経由したライン圧<PL
)を2−4ブレーキ23の締結側に供給し、同時に1−
2シフトバルブ53をバイパスしたマニュアルバルブ5
2のボート52aからのライン圧(PL)を3−4シフ
トバルブ55およびN−Dアキュムレータ54を介して
コーストクラッチ20に供給する。3−4用ンレノイド
103をONにして3速から4速状態に変えると、1−
2シフトバルブ53を経たライン圧(PL)はオリフィ
スとチェックバルブを有する回路62を通って2−4ブ
レーキ23の締結側に供給される。この時、2−4ブレ
ーキ23の解除側油圧が3−4キヤパシテイバルブ63
を介してドレンされ、コーストクラッチ20の油圧もド
レンされる。
このように、マニュアルバルブ52により走行レンジが
定まると、この走行レンジ内で1−2用ソレノイド10
1.2−3用ソレノイド102および3−4用ソレノイ
ド103を0N−OFF制御することにより、各シフト
バルブを作動させて変速を行なわせることができる。な
お、この油圧制御バルブ50に設けられた他のバルブは
以下の作用をなす。
lowリデューシングバルブ56は、ライン圧(PL)
を減圧するもので、これによりL−Rブレーキ25の油
圧を減圧し変速ショックの緩和を行なうとともに、スロ
ットルバックアップバルブ57へ信号圧を供給する。ス
ロットルバックアップバルブ57は、上記信号圧の有・
無に応じてレギュレータバルブ51への油圧供給を制御
し、エンジンブレーキ時の容量確保のためのライン圧(
PL)の制御を行なう。スロットルバルブ64およびス
ロットルモジュレータバルブ65は、アクセル開度に応
じた油圧を得るバルブでこの油圧によりライン圧(PL
)をエンジントルクにマツチしたものとなす。2−3タ
イミングバルブ60、サーボコントロールバルブ5つお
よびバイパスバルブ61は、2速から3速への変速時の
応答遅れを小さくし変速ショックを和らげるためのもの
である。3−4キヤパシテイバルブ66は3速から4速
への変速時の変速ショックを和らげるためのバルブであ
り、3−2キヤパシテイバルブ63および3−2タイミ
ングバルブ67はスロットル開度に応じて、3速から2
速への変速ショックを和らげるためのバルブである。さ
らに、N−Dアキュムレータ54はマニュアルバルブ5
2を作動させてNレンジからDレンジへシフトする時の
アキュムレータ作用を行なうとともに、この時の7キユ
ムレータピストン54aの動ぎを利用して=1−ストク
ラッチ20への作動油の供給タイミングをFWDクラッ
チ21への供給タイミングより若干遅らせ、アクセルを
ふかした状態でNレンジがらDレンジへシフトした時で
のコーストクラッチの異常摩耗を防止している。また、
ロックアツプコントロールバルブ68はロックアツプ用
ソレノイド104の0N−OFFによりロックアツプク
ラッチ2つの作動制御を行なう。
以上のような構成の油圧制御バルブ50は、上Jのよう
にマニュアルバルブ52の操作と、ソレノイドバルブ1
01〜104の0N−OFF制御により作動されるので
あるが、この0N−OFF制御は第4図に示す制御系に
従って行なわれる。
この制御系においては、吸気負圧、スロットル開度等の
検出を行なうエンジン負荷検出器31からの信号をエン
ジン負荷検出回路32で処理した後、変速制御回路38
へ出力し、エンジン出力回転もしくはトルクコンバータ
の出力回転というエンジン回転に応じた回転速度を検出
する速度検出器33からの18号を速度検出回路34で
処理した後、変速制御回路38および遅延回路35へ出
力し、シフトレバ−の位置から走行レンジを検出するレ
ンジ検出器36からの信号をレンジ検出回路37で処理
した後、変速制御回路38へ出力する。このため、速度
検出回路34からのエンジン回転速度に応じた信号を受
けた遅延回路35においては、このエンジン回転速度に
応じて変速時におけるエンジンブレーキの効かない変速
段経由時間を設定し、この経由時間信号を変速制御回路
38へ出力する。変速Ill Il1回路38は、上述
のエンジン負荷検出回路32、速度検出回路34、レン
ジ検出回路3713よび遅延回路35からの信号に基づ
いて、油圧制御バルブ50を作動させるソレノイド10
1〜104へ作動信号を出力しこれらを適宜作動させ、
変速110を各走行レンジ毎に設定された走行条件に応
じて自動変速させる。
変速制御回路38によるソレノイド101〜104の作
動とこの作動により設定される変速段との関係の1例を
@2表に示すが、上記ソレノイド101〜104のうち
ロックアツプ用ソレノイド104は、トルクコンバータ
2のロックアツプクラッチ2つの作動を行なわせるもの
なので、このソレノイド104を除いた他のソレノイド
101〜103の0N−OFFの組合せと、この組合せ
により設定される変速段の1例を第2表に示す。
なお、エンジンブレーキ欄で○印はエンジンブレーキが
効く速度段であり、X印は効かない速度段であることを
示す。
第2表に示すように、ソレノイドは3個あるので、組み
合わせが8通りでき、この組合せを用いて1速から3速
についてはエンジンブレーキの効く速度段および効かな
い速度段の両方が設定される。次に、第2表に示したソ
レノイド信号と各走行レンジでの速度段設定の組合ぜの
1例を第3表に示す。
第3表かられかるように、この場合にはDレンジにおけ
る3速と4速の間での変速、2レンジにおける3速と2
速の間での変速、6よびルンジにお番ブる2速と1速の
間での変速がエンジンブレーキの効く変速段相互の変速
段となり、このままこれらの変速を行なったのでは内部
ロックの問題が生じる。このため、本発明においては制
御手段38によりソレノイド101〜103の0N−O
FF作動をυ制御して変速時の内部ロックおよび変速作
動遅れが生じないようにしている。この制御をDレンジ
における4速から3速への変速の場合を例に挙げて説明
する。
従来ではDレンジにおける4速から3速への変速は、1
−2用ソレノイド101 J5よび3−4用ソレノイド
103をONにしていた4速がら3−4用ソレノイドを
OFFにして3速への変速を行なわせている。これによ
って、FWDクラッチ21.3−4クラツチ27および
2−4ブレーキ23の締結側にライン圧(PL)が供給
されて、トWOクラッチ21.3−4クラツチ27およ
び2−4ブレーキ23が作動する3速状態から、2−4
ブレーキ23の解除側にもライン圧(PL)が供給され
て2−4ブレーキ23は解除されるとともにコーストク
ラッチ2oにライン圧(PL)が供給されてコーストク
ラッチ2oが作動する(4速状態になるン。すなわち、
従来のDレンジでの4速から3速への変速はFWDクラ
ッチ21と3−4クラツチ27を作動させたまま2−4
ブレーキ23を解除するとともにコーストクラッチ2o
を作動させて行なっている。この時の、2−4ブレーキ
23およびコーストクラッチ20のトルク容量を示すの
が第6A図である。このグラフかられかるように、変速
信号がでてからΔt3時間の間は2−4ブレーキ23お
よびコーストクラッチ2゜が共に作動しており、内部ロ
ック状態が生じる。
このため、本発明の制御ilI装置で(j、4速がら3
速へ変速する際に、4速がら第2表のNo、4に゛示す
エンジンブレーキの効がない3速を経た後エンジンブレ
ーキの効く3速(第2表のNo、2)へ変速するように
変速信号を出す。このため、4速で1−2用ソレノイド
101と3−4用ソレノイド103をONにしていた状
態から、1−2用ソレノイド101をOFFにして一時
的にエンジンブレーキの効かない3速の状態に保った後
、1−2用ソレノイド101をONにするとともに3−
4用ソレノイドをOFFにしてエンジンブレーキの効く
3速へ変速する。この時のクラッチ、ブレーキの作動を
説明する。まず、4速時にはFWDクラッチ21.3−
4クラツチ27、d3よび2−4ブレーキ23が作動し
ており、この状態から2−4ブレーキ23の締結側への
ライン圧(PL)の供給を停止し2−4ブレーキ23を
解除Jる。
この後、所定時間(実際にはごく短時間)経過した時に
コーストクラッチ2oを作動さける。なdゴ、この時同
時に2−4ブレーキ23の締結側および解除側の両方へ
ライン圧(PL)が供給されるが、両側へ供給されるの
で2−4ブレーキ23の解除状態はそのまま保たれる。
この時の2−4ブレーキ23とコーストクラッチ20の
トルク容量変化を表わしたのが第8図で、この図かられ
かるようにコーストクラッチ20の作動を△t4時間遅
らせているので2−4ブレーキ23の解除が完了してか
らコーストクラッチ20の作動を行なわせることができ
、内部ロックを防止できる。
さらに、本発明の制御11装置では、上記コーストクラ
ッチ20の作動を遅らせる時間△ia  (すなわち、
エンジンブレーキが効がない状態の保持時間)をエンジ
ン回転速度に応じて可変制御するようになっている。こ
れは、既述のようにクラッチ、ブレーキ等の作動時間お
よび解除時間がエンジン回転速度に応じて変化すること
に鑑みたもので、具体的には第4図に示した遅延回路3
5にd5いて設定されるエンジン回転速度に応じたエン
ジンブレーキの効かない変速段の経由時間信号を受けて
、変速制御回路38によりソレノイド101〜103の
作動時間を調整して行なう。この制御フローを示すのが
第5図で、ステップS1でエンジン負荷を検出した後、
ステップS2に進み、ステップS2においてはこのエン
ジン負荷におtプる変速速度、ずなわら変速点を決定す
る。一方、ステップS3においてはエンジン回転速度も
しくはこれにほぼ対応するトルクコンバータのタービン
回転速度を検出した接、ステップStに進んでエンジン
回転速度に対応する遅延時間(コーストクラッチの作動
を遅らせる時間)を決定する。この遅延時間は、例えば
868図のグラフに示すように、エンジン負荷の大小に
応じて2−4ブレーキの油圧解除時間が△t3 (実線
)と八t3′(鎖線)のように異なるのに対応して、こ
の時間とほぼ同じ△t4と△ja  =で示す時間に設
定される。これ−により、2−4ブレーキの解除が完了
するのとほぼ同時にコーストクラッチを作動させること
ができ、作動遅れも内部ロックも生じない。変速点と遅
延時間が決まると、ステップS3で検出された速度に応
じてステップS5からステップS6へ進み変速を行なう
。当然ながら、この変速においては、上記遅延時間だ(
ブエンジンブレーキの効かない変速段を経由する変速が
行なわれる。
上記においては、Dレンジの4速から3速の変速の場合
について説明したが、他のエンジンブレーキの効く変速
段相互の変速においても同様の制御を行なえば、内部ロ
ックの防止を図ることができるのは明らかである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によればエンジンブレーキ
の効く変速段相互の変速を行なわせる場合に、該変速段
のいずれか一方と同一で且つエンジンブレーキの効かな
い変速段を一時経由した後にエンジンブレーキの効く目
標変速段に変速させることができるので、変速時におい
てクラッチ、ブレーキ等の解除時間および作動時間によ
って生じる内部ロック状態の発生を避けることができ、
ざらに上記エンジンブレーキの効かない変速段の経由時
間をエンジン回転速度に応じて変化させ、エンジン負荷
の変動により生じるクラッチ、ブレーキ等の解除時間お
よび作動時間の変動に対応させているので、変速の作動
遅れを最小にすることができる。このため、従来問題と
なっていた内部ロックによる減速フィーリングや、クラ
ッチ、ブレーキの耐久性の問題を改善することができ、
変速フィーリングが良くなって乗り心地が向上し、クラ
ッチ、ブレーキの耐久性も向上する。
また、本発明では変速を行なう際に変速前もしくは後の
いずれか一方と同一変速段で且つエンジンブレーキの効
かない変速段を経由するようにしているので、作動もし
くは解除させるクラッチ、ブレーキの数は最低減に抑え
ることができ変速タイミングがとり易く、また各変速段
の設定は複数のソレノイドの0N−OFFの組合せ−を
変えるだけでよいので制御装置が複雑化することもない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御I装買を有丈る自動車の自動変速
機を概略的に示す母子図、 第2図(よ本発明の制御装置を有する自動車の自動変速
機を示す断面図、 第3図は本発明の制御装置として作用する油圧1III
J111回路図、 第4図は本発明の制御装置をエンジン、変速機とともに
示す概略図、 第5図は本発明の変速制御装置による変速作動制御を示
すフローチャート、 第6A図および第6B図はDレンジの4速から3速への
変速時のクラッチ、ブレーキのトルク容2を示し、第6
A図は従来の変速を示すグラフ、第6B図は本発明によ
る場合の変速を示すグラフ、第7A図は従来の変速制御
での変速時のトルク各機変化を示すグラフ、 第7B図は従来の変速制御での変速時の車の加速度変化
を示すグラフである。 1・・・クランク軸   2・・・トルクコンバータ1
0・・・多段変速歯車装置 12・・・中実軸    13・・・タービンシャツj
〜14・・・プラネタリギャユニット 19・・・リングギヤ 20・・・第1のクラッチ装置(コーストクラッチ)2
1・・・第2のクラッチ装置(FWDクラッチ)22・
・・第1のワンウェイクラッチ装置23・・・第1のブ
レーキ装置(2−4ブレーキ)24・・・第3のクラッ
チ装置(REVクラッチ)25・・・第2のブレーキ装
置(L−Rブレーキ)26・・・第2のワンウェイクラ
ッチ装置27・・・第4のクラッチ装置(3−4クラツ
チ)34・・・制御手段   50・・・油圧制御バル
ブ51・・・レギュレータバルブ 52・・・マニュアルバルブ 53・・・1−2シフトバルブ 55・・・3−4シフトバルブ 58・・・2−3シフトバルブ 第5図 第6A図 第68図 第7A図 第7B図 @闇 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 特願昭59−229123号 2、発明の名称 自動変速顆の制御装置 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住 所  広島県安芸郡府中町新地3番1号名称  マ
ツダ株式会社 4、代理人 東京都港区六本木5丁目2番1号 5、補正命令の日付 昭和60年2月6日 (発送日 昭和60年2月26日
)6、補正により増加する発明の数   な   し7
、補正の対象   明細轡 2.4)8、補正の内容 
      二j1. ”1.51)明細虐を適ilE
な大きさの印7クイ、ブ浄円に補正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンの出力軸に連結されて駆動されるトルクコンバ
    ータと、該トルクコンバータの出力軸に連結された変速
    歯車機構と、該変速歯車機構の動力伝達径路を切換える
    クラッチ、ブレーキ等の変速段切換手段と、該変速段切
    換手段を作動させるための該変速段切換手段への作動油
    の給排を制御する切換弁群とを有し、車両走行状態に応
    じて前記切換弁群を作動させて変速を行なう自動変速機
    において、 エンジンブレーキの効く変速段相互の変速時に、前記切
    換弁を作動させて、前記変速段のいずれか一方と同一変
    速段で且つエンジンブレーキの効かない変速段を一時経
    由しエンジンブレーキの効く目標変速段に変速させるよ
    うになし、前記エンジンブレーキの効かない変速段の経
    由時間をエンジン回転速度に応じて変えるような制御を
    行なうようにしたことを特徴とする自動変速機の制御装
    置。
JP59229123A 1984-10-31 1984-10-31 自動変速機の制御装置 Expired - Lifetime JPS61109943A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5125294A (en) * 1988-04-26 1992-06-30 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of controlling speed range shifting in an automatic transmission

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5125294A (en) * 1988-04-26 1992-06-30 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of controlling speed range shifting in an automatic transmission

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