JPS61109720A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPS61109720A
JPS61109720A JP23068584A JP23068584A JPS61109720A JP S61109720 A JPS61109720 A JP S61109720A JP 23068584 A JP23068584 A JP 23068584A JP 23068584 A JP23068584 A JP 23068584A JP S61109720 A JPS61109720 A JP S61109720A
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Setsuo Fujii
藤井 節郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Llよ立且旦11 本発明は抗fi瘍活性を有する新規な2′−デオキシ−
5−フルオロウリジン誘導体を、抗mlN活性増強作用
を有する化合物と共に含有する新しい抗fl瘍剤に関す
る。
i未立亘1 本発明抗ll瘍剤において有効成分とする抗sII活性
を有する誘導体は文献未載の新規化合物である。
が 決しようとする  点 本発明者等は2′−デオキシ−5−フルオロウリジンの
抗腫瘍強化向上及び低毒性化を企てるべく鋭意検討を重
ねた結果、該2′−デオキシー5−フルオロウリジンの
3′位又は5′位を特定の、置換基を有しもしくは有さ
ないフェニル低級アルキル基で置換した新規な化合物の
合成に成功すると共に、該化合物が優れた抗腫瘍活性作
用を発揮し、しかもこの活性がある種のピリミジン誘導
体又はピリジン誘導体により著しく増強されることを見
い出した。
を 決するための手段 本発明は、一般式 (式中R1及びReは一方がフェニル環上に低級アルキ
ル基及びハロゲン原子から選ばれる置換基を有すること
のあるフェニル低級アルキル基を示し、他方が水素原子
又は低級アルカノイル基を示す R3は水素原子、低級
アルコキシ基を有することのあるベンゾイル基、フェノ
キシカルボニル基又はテトラヒドロフラニル基を示す) で表わされる2′−デオキシ−5−フルオロ99921
11体と、一般式 (式中R4は水素原子又は水酸基を、R5は水素原子、
アミノ基、ハロゲン原子、メルカプト基、ニトロ基、ホ
ルミル基又は低級アルキル基を、R6は水素原子又は水
酸基を示す〕で表わされるピリミジン誘導体及び一般式
〔式中R7は水素原子又はテトラヒドロフラニル基を示
す〕 で表わされるピリジン誘導体から選ばれた少なくとも1
種の化合物とを含有することを特徴とする抗腫瘍剤に係
る。
本明細書において低級アルキル基としては、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブ
チル、ペンチル、ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基を、低級アルコキシ基としては、
例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシ
ルオキシ基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコ
キシ基を、またハロゲン原子としては、フッ素、塩素、
臭素、沃素原子を夫々例示できる。
フェニル環上に低級アルキル基及びハロゲン原子から選
ばれる置換基を有することのあるフェニル低級アルキル
基としては、上記置換基の1〜3摺を有することのある
フェニル基と炭素数1〜6のアルキレン基例えばメチレ
ン、エチレン、トリメチレン、1−メチルエチレン、テ
トラメチレン、2−メチルトリメチレン、ペンタメチレ
ン、ヘキサメチレン基等とが結合したフェニルアルキル
基を例示できる。その具体例は次に示す通りである。
ベンジル、2−メチルベンジル、3−メチルベンジル、
4−メチルベンジル、2−エチルベンジル、3−エチル
ベンジル、4−エチルベンジル、2−プロピルベンジル
、3−プロピルベンジル、4−プロピルベンジル、2−
ブチルベンジル、3−ブチルベンジル、4−ブチルベン
ジル、2−t−プチルベンジル、3−t−ブチルベンジ
ル、4−t−ブチルベンジル、2−ペンチルベンジル、
3−ペンチルベンジル、4−ペンチルベンジル、2−へ
キシルベンジル、3−へキシルベンジル、4−へキシル
ベンジル、2.3−ジメチルベンジル、2.4−ジメチ
ルベンジル、2.5−、ジメチルベンジル、2,6−ジ
メチルベンジル、3.4−ジメチルベンジル、3.5−
ジメチルベンジル、2.3.4−トリメチルベンジル、
2.4.5−トリメチルベンジル、2,3.5−トリメ
チルベンジル、2,4.6−トリメチルベンジル、3゜
4.5−トリメチルベンジル、2.3−ジエチルベンジ
ル、2.4−ジエチルベンジル、2.5−ジエチルベン
ジル、2.6−ジエチルベンジル、2.4.6−)−ジ
エチルベンジル、2,4−ジブ0ピルベンジル、3,4
.5−トリエチルベンジル、3−メチル−4−エチルベ
ンジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、2
−フェニル−1−メチルエチル、1−(2−メチルフェ
ニル)エチル、2−(2−メチルフェニル)エチル、2
−(3−メチルフェニル)エチル、2−(4−メチルフ
ェニル)エチル、1−(2,4−ジメチルフェニル)エ
チル、2− (2,4−ジメチルフェニル)エチル、1
− (2,4,6−トリメチルフエニル)エチル、2−
 (2,4,6−トリメチルフエニル)エチル、3−フ
ェニルプロピル、3−(4−メチルフェニル)プロピル
、4−フェニルブチル、4−(2−メチルフェニル)ブ
チル、5−フェニルペンチル、5−(3−メチルフェニ
ル)ペンチル、6−フェニルヘキシル、6−(4−メチ
ルフェニル)ヘキシル、2−フルオロベンジル、3−フ
ルオロベンジル、4−フルオロベンジル、2.3−ジフ
ルオロベンジル、2.4−ジフルオロベンジル、2,5
−ジフルオロベンジル、2−フルオロ−3−クロaベン
ジル、2−フルオa−3−ブロモベンジル、2,6−ジ
フルオロベンジル、2.3.4−)−リフルオロベンジ
ル、2.4゜5−トリフルオロベンジル、2.3.5−
トリフルオロベンジル、2.4.ロートリフルオロベン
ジル、3.4.5−トリフルオロベンジル、1−(2−
フルオロフェニル)エチル、2−(2−フルオロフェニ
ル)エチル、3−(3−フルオロフェニル)プロピル、
4−(2−フルオロフェニル)ブチル、5−(2−フル
オロフェニル)ベンチ・ル、6−(3−フルオロフェニ
ル)ヘキシル、2−ブロモベンジル、3−ブロモベンジ
ル、4−ブロモベンジル、2.3−ジブロモベンジル、
2−ブロモー3−フルオロベンジル、2−フルオロ−4
−ブロモベンジル、2.4−ジブロモベンジル、2゜5
−ジブロモベンジル、2.6−ジブロモベンジル、2.
3.4−トリブロモベンジル、2,4゜5−トリブロモ
ベンジル、2.3.5−トリブロモベンジル、2.4.
6−トリブロモベンジル、3.4.5−トリブロモベン
ジル、1−(2−ブロモフェニル)エチル、2− (2
−ブロモフェニル)エチル、3− (2−ブロモフェニ
ル)プロピル、4−(3−ブロモフェニル)ブチル、5
−(2−ブロモフェニル)ペンチル、6− (4−ブロ
モフェニル)ヘキシル、2−クロロベンジル、3−クロ
ロベンジル、4−クロロベンジル、2゜3−ジクロロベ
ンジル、2.4−ジクロロベンジル、2.5−ジクロロ
ベンジル、2.6−ジクロロベンジル、2−ブロモー4
−クロロベンジル、2−フルオo−4−クロロベンジル
、2.3.4−トリクロロベンジル、2.4.5−トリ
クロロベンジル、2.3.5−トリクロロベンジル、2
゜4.6−トリクロロベンジル、3.4.5−トリクロ
ロベンジル、1−(4−クロロフェニル)エチル、2−
 (4−クロロフェニル)エチル、3−(2−クロロフ
ェニル)プロピル、4− (4−クロロフェニル)ブチ
ル、5−(3−クロロフェニル)ペンチル、6− (4
−クロロフェニル)ヘキシル、2− (3,4−ジクロ
ロフェニル)エチル、2−ヨードベンジル、3−ヨード
ベンジル、4−ヨードベンジル、3.4−ショートベン
ジル、3゜4.5−トリヨードベンジル、2−(3−ヨ
ードフェニル)エチル、6−(2−ヨードフェニル)ヘ
キシル基等。
低級アルカノイル基としては、ホルミル、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、
ヘキサノイル基等の炭素数1〜6の直鎮又は分枝鎖状ア
ルカノイル基を例示できる。
低級アルコキシ基を有することのあるベンゾイル基とし
ては、ベンゾイル、2−メトキシベンゾイル、3−エト
キシベンゾイル、4−メトキシベンゾイル、2.4−ジ
メトキシベンゾイル、3゜4.5−トリメトキシベンゾ
イル、4−エトキシベンゾイル、2−メトキシ−4−エ
トキシベンゾイル、2−プロポキシベンゾイル、3−プ
ロポキシベンゾイル、4−プロポキシベンゾイル、2゜
4−ジプロポキシベンゾイル、3,4.5−トリア0ボ
キシベンゾイル基等のff置換基して低級アルコキシ基
の1〜311を有することのあるベンゾイル基を例示で
きる。
テトラヒトフラニル基としては、2−テトラヒドロフラ
ニル又は3−テトラヒドロフラニル基を例示できる。
上記一般式(1)で表わされる化合物は、本発明者らが
新たに合成した新規化合物であり、下記反応工程式a−
dに示す方法により製造することができる。
〈k応工程式a〉 〔式中R3は前記に同じ。R3及びR9は少なくとも一
方が水素原子であり他方は低級アルカノイル基又は保護
基を示す。Rはフェニル環上に低級アルキル基及びハロ
ゲン原子から選ばれる置換基を有することのあるフェニ
ル低級アルキル基を示すsR’  及びR2の一方は水
素原子又は低級アルカノイル基であり、他方は上記Rと
同−基を示す、Xはハロゲン原子を示す。〕上記におい
てR8又はR9で示される保fl基には、下記の各基が
包含される。
(A>一般式 S 〔式中Arはアリール基を示す〕 で表わされるトリアリール買換メチル基、類纂としては
、11mmとしてハロゲン原子、ニトロ基、低級アルキ
ル基又は低級アルコキシ基を有することのあるフェニル
基等の7リール基の3個で置換されたメチル基を例示で
きる。
(B)一般式 C式中R′は低級アルキル基及びnは2又は3を示す〕 で表わされる環状エーテル残基。類纂の例としては、2
−テトラヒドロフラニル基、2−テトラヒドロピラニル
基等を例示できる。
(C)低級アルコキシメチル基。類纂としては、メトキ
シメチル、エトキシメチル、ヘキシルオキシメチル基等
を例示できる。
(D)トリ低級アルキルシリル基。+i基としては、ト
リメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル基等を例示
できる。
本反応は、一般式(4)の化合物(化合物(4)という
、以下同様とする)にフェニル低級アルキルハライド(
RX)を反応させて、該化合物(4)の3′位又は5′
位の水素原子を目的とするR基に置換させ、次いで必要
に応じて脱保護基反応又は脱低級アルカノイル化反応を
行なって、化合物(5)を得るものである。
上記においてR基の導入反応は通常の脱ハロゲン化水素
反応の反応条件下に行なわれる。脱ハロゲン化水素剤と
しては、この種の反応に通常用いられている各種の塩基
性化合物をいずれも使用できる。その具体例としては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
等や、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属や水素化
ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アルカリ゛金属
類等を挙げることができる。
上記反応は、無mtsでもあるいは溶媒の存在下でも行
なうことができる。WI媒としては通常の不活性溶媒を
いずれも使用でき、例えば水、テトラヒドロフラン(T
HF)、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クロルベンゼン等の芳香族炭化水素類、
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニ
トリル、プロピオニトリル等のニトリル類ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド等が有利に用いられる
。化合物(4)とフェニル低級アルキルハライド(RX
)との使用割合は、特に限定されず広い範囲から適宜選
択すればよいが、通常前者に対し後者を少な(とも等モ
ル量程度、好ましくは等モル量〜5倍モル量用いるのが
よい。反応温度も特に限定されず広い範囲から適宜選択
されるが、一般には0〜100℃、好ましくは室!l〜
80’Cの範囲から選択されるのがよく、通常5〜64
時間程度で反応は終了する。
上記反応によって得られる化合物が、その3′位又は5
′位に保護基を有する場合は、引続き該保護基の脱離反
応を行なうことにより、目的とする化合物(5)が得ら
れる。この脱保護基反応は、通常の酸加水分解反応に慣
用される適当な触媒、例えば塩酸、硫酸、過塩*a等の
無機酸や罐駿、   ′酢酸、プロピオン酸等の低級ア
ルカン酸、安m香駿、メタンスルホン酸、エタンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホ
ン酸等の有機スルホン酸等の有機酸の適当量を用いて、
通常溶媒中で実施される。溶媒としては、通常の不活性
溶媒、例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパ
ツール等の低級アルコール類、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、ジエチルエーテル、THF、ジオ
キサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン
、クロルベンゼン等の芳香族炭化水素類1、酢酸、プロ
ピオン酸等の低級アルカンWi等やこれらの混合溶媒を
用いることができる。反応温度は、特に限定されず広い
範囲から適宜選択すればよいが、通常0〜100℃、好
ましくは空泡〜80℃程度とすればよく、反応は3分〜
20時間程度で終了する。尚、使用される酸としては通
常触tsffi〜過!!1n程度、好ましくは過剰最程
度とするのがよい。
また上記反応工程式aにおいて得られる化合物(5)中
3位、3′位及び5′位の少なくとも1つにアシル基を
有する化合物は、これを加水分解反応させることにより
、該アシル基のいずれか1つ又は全部を水素原子に変換
させ得る。この加水分解反応は通常の酸又はアルカリ加
・水分解の条件下に行なわれる。この際使用される触媒
としては、通常の酸又はアルカリ加水分解反応に用いら
れるものがいずれも使用できる。代表的なものとしては
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等
の塩基性化合物及び塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸を例示
できる。2等触媒の使用量は特に限定がなく広い範囲か
ら適宜選択すればよい。本反応は一般に溶媒中で有利に
進行し、この際使用される溶媒としては、通常の不活性
溶媒を広く使用できる。例えば水、メタノール、エタノ
ール、イソプロパツール等の低級アルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン類やこれらの混合溶
媒等を有利に用いることができる。反応温度も特に限定
されず広い範囲から適宜選択すればよいが、通常0〜1
00℃、好ましくは室温〜80℃程度で反応を行なうの
がよい。本反応は30分〜10時間程度で終了する。
〈反応工程式b〉 C式中R1及びR2は上記に同じ。R1/及びR2′は
一方が上記R1で、他方が水素原子、低級アルカノイル
基又は保護基を示す、、R3aは低級アルコキシ基を有
することのあるベンゾイル基又はフェノキシカルボニル
基を示す。〕本反応は、ピリミジン骨格の3位に所望の
アシル基(W1換もしくは無置換ベンゾイル基又はフェ
ノキシカルボニル基)を導入する反応(アシル化反応)
であり、通常の方法例えば酸クロライド法に従って実施
できる。該酸クロライド法によれば化合物(6)に7シ
ルハライド(R” aX>を、脱酸剤の存在下、適当な
i媒中で作用させることにより、目的とする化合物(7
)が収得される。
上記において脱酸剤としては例えば炭酸水素ナトリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ピリジン、トリエチ
ルアミンなどを使用できる。WltjXとしては、例え
ばベンゼン、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素
、ジオキサン、テトラヒドロフランなどが用いられる。
アシルハライドの用量は、化合物(6)に対し少なくと
も等モルffi程度、好ましくは等モル〜3モル程度と
するのがよい。
反応濃度は通常−30〜100℃、好ましくは嘗m〜8
0℃程度であり、20分〜20時間程度で反応は終了す
る。
尚上記反応において化合物(6)が、その3′位又は5
′位に遊離水酸基を有する場合は、これらの部位も3位
と同時にアシル化される。従って2等化合物の上記アシ
ル化に当っては、予め3′位又は5′位の水酸基を、保
護しておき、アシル化後、保護基のIl!2pHを行な
うのが好ましい。この保■基の尋人反応については後記
する。また該保護基のI2r!反応は、前記反応工程式
aの項で説明した方法と同様にして行ない稈る。
〈反応工程式C〉 r) 〔式中R1b及びR2bは、一方が水素原子、他方が前
記R基を示す。R1及びR2は一方が低級アルカノイル
基、他方が前記R基を示す。
R3は上記に同じ。〕 本反応によれば化合物(8)の3′位又は5′位遊離水
酸基を低級アルカノイル化することにより、化合物(9
)が得られる。この低級アルカノイル化反応には、通常
のアシル化反応方法、例えばnクロライド法、酸無水物
法、混合W1無水物法、N、N−ジシクロへキシルカル
ボジイミド法CDCC法)等のいずれをも適用すること
ができ、特に酸無水物法及び酸クロライド法が有利に適
用される。
酸無水物法は、化合物(8)を適当な溶媒中、酸無水物
と共に加熱することにより実施される。
酸無水物としては、3′位又は5′位に導入すべきアシ
ル基に対応する酸の無水物を使用する。その具体例とし
ては例えば無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸等を
例示できる。之等の酸無水物は化合物(8)に対して少
なくとも等モル量、好ましぐは1〜3倍モル量程最熱い
られるのがよい。
溶媒としては各種の不活性?!yts、例えばピリジン
、クロロホルム、ジクロルメタン等のハロゲン化炭化水
素、ジオキサン、THF等のエーテル類、ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素類、ジメチルホルムアミド(
DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO) 、アセ
トニトリル等を使用できる。
反応濃度は通常−30℃〜100℃程度、好ましくは室
S〜80℃程度とされ、約20分〜20時間で反応は終
了する。また上記反応は、塩基性化合物の存在下に有利
に行なわれる。該塩基性化合物としては、例えばピリジ
ン、トリエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン等の
第三級アミン類等の有機塩基や、炭酸水素ナトリウム、
炭酸カリウム、酢酸ナトリウム等の無機塩基性化合物を
例示できる。
酸クロライド法は、化合物(8)に低級アルカノイルハ
ライド(R3ax)を、脱酸剤の存在下、適当な溶媒中
で作用させることにより実施される。
該方法は前記反応工程式すに示したそれと同様にして行
ない得る。
上記反応工程式す及び反応工程式Cにおいて、試薬即ち
酸無水物又は酸ハライドの使用量を原料に対して少なく
とも2倍モル量とする時には、3′位又は5′位(0−
アシル体)と3位(N−アシル体)とが同時にアシル化
された化合物が得られる場合もあるが、この〇−及びN
−アシル体はO−アシル体又はN−アシル体と容易に分
離することができる。
(10)            <11)〔式中R1
及びR2は前記に同じ。Aはトリ低級アルキルシリル基
及びBは低級アルカノイル基を示す。またRln及びR
2“は一方が前記R基で他方が上記A基又は低級アルカ
ノイル基を示す。〕 上記によれば、化合物(10)にビス−N10−トリ低
級アルキルシリルアセトアミドを反応(トリアルキルシ
リル化反応)させて化合物(11)を得、次いでこれに
2−低級アルカノイルオキシテトラヒドロフランを反応
(テトラヒドロフラニル化反応)させることにより、化
合物(12)を収得できる。
トリアルキルシリル化反応は、適当な不活性溶媒3、例
えばジオキサン、THF等のエーテル類、ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素類、DMF、DMSO、アセ
トニトリル等の溶媒中、約0〜100℃、好ましくは室
温〜50℃の温度下に30分〜6時間を要して行なわれ
る。。上記においてビスーN、O−トリ低級アルキルシ
リルアセトアミドは、反応させるべき官能基1個に対し
て少なくとも当量、好ましくは1〜2倍当量となる量で
用いられるのがよい。
上記に引き続くテトラヒドロフラニル化反応は、上記と
同様の溶媒中、約O〜100℃、好ましくは室温〜50
℃の温度下に30分〜6時間で行なわれる。2−低級ア
ルカノイルオキシテトラヒドロフランの使用量は原料に
対して少なくとも等モル量、好ましくは1〜2倍モル員
とするのがよい。
この反応はまた、反応系内に塩化第2錫(SnCQ直)
、塩化アルミニウム、塩化亜鉛等のルイス酸を通常原料
に対して約0.1モル以上存在させることにより有利に
進行する。また該テトラヒドロフラニル化反応において
、R1#又はR2“がトリ低級フルキルシリル基である
化合物を用いる場合には、引き続き該トリ低級アルキル
シリル基の脱離反応を行なうことにより、目的とする化
合物(12)が収得される。この脱離反応は、反応工程
式aの項で述べた脱保y1基反応と同様にして実施され
る。
かくして一般式(1)の化合物を収得する。得られる化
合物は通常の分離手段例えば再沈澱、再結晶、シリカゲ
ルクロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー
、ゲルクロマトグラフィー、I!和クロマトグラフィー
等により容易に単離精製される。
尚前記反応工程式a−dにおいて用いる出発原料化合物
は、例えば下記反応工程式e−gに示す方法により得ら
れる。
く反応工程式e〉 (R3aは上記に同じ。R2Cは低級アルカノイル 基
及びR1は保護基を示す〕 化合物(13)の低級アルカノイル化反応は、前記反応
工程式Cに示す化合物(8)のそれと同様にして行なわ
れる。より好ましくは、該反応は、5′位に導入すべき
低級アルカノイル基に対応する酸無水物を、化合物(1
3)に対して約1〜1.5倍モル量用い、反応工程式C
に示す酸無水物法と同様の不活性Wjts中、−30℃
〜80℃程度の潤度条件下に約1〜6時間を要して行な
われる。
上記反応により5′位がアシル化された化合物(14)
が主成分として得られ、副成分として3′位がアシル化
された化合物も得られる。
上記により得られる化合物(14)は、次いでその3′
位水Wa基の保護反応に供される。この保護反応は反応
工程式aの項で説明した保護基を化合物(14)の3′
位に導入するものであり、該保護基を導入するための試
薬としては前記一般式(A)で表わされる保護基を与え
るトリアリール置換メチルパライト、前記一般式(B)
で表わされる保護基を与える下記一般式 %式%() (式中R′及びnは一般式(B)におけるそれらに同じ
〕 で表わされる不飽和環状エーテル、低級アルコキシメチ
ルハライド及びトリ低級アルキルシリルハライドが用い
られる。
上記ハライドを利用する保護基導入反応は、前記反応工
程式aに示した脱ハロゲン化水素反応と同様にして行な
われる。但し試薬量を化合物(14)に対して1〜2倍
モル、好ましくは1〜1.5倍とし、反応温度を一30
℃〜80℃とするのがよい。
上記一般式(B′)で表わされる不飽和環状エーテルを
利用した保護基導入反応は、酸触媒の存在下、例えばT
HF、ジオキサン、アセトニトリル等の非プロトン性不
活性溶媒中で行なわれる。
酸触媒としては臭化水素、塩化水素等のハロゲン化水素
酸や、塩化アルミニウム、弗化硼素、塩化亜鉛等のルイ
ス酸を使用できる。反応は試薬を化合物(14)に対し
て1〜1.5倍モル量用い、−30℃〜60℃下に約2
〜5時間を要して行なわれる。
かくして得られる化合物(15)の5′位低級アルカノ
イル基の脱離反応は、アルカリ加水分解条件下に行なわ
れる。該条件は触媒として塩基性化合物を用いる前記反
応工程式aの項で説明した加水分解反応と同様である。
く反応工程式f〉 〔式中R1は上記に同じ〕 上記によれば、化合物(13)に直接保護基導入反応を
行なうことにより、5′位に保護基の導入された化合物
(17)が得られる。この保護基導入反応は、反応工程
式eに示すそれと同条件下に行なわれる。
上記反応工程式e及びfに示す反応により、3′位又は
5′位のいずれか一方に低級アルカノイル基又は保護基
の導入された原料化合物を収得できる。
〈反応工程式Q〉 〔式中Aは前記に同じ〕 化合物(18)のトリアルキルシリル化反応は、ビスー
〇、N−トリ低級アルキルシリルアセトアミドを化合物
(18)に対して少なくとも3モル用いる以外は、反応
工程式dに示す化合物(10)のトリアルキルシリル化
反応と同様にして行なわれる。
得られる化合物(19)の3位のテトラヒドロフラニル
化反応及びこれに引き続く化合物(20)の3′位及び
5′位トリ低級アルキシリル基の脱離反応は、いずれも
反応工程式dに示す各反応と同様にして行なわれる。か
くして3位にテトラヒドロフラニル基を有する化合物(
21)が得られる。該化合物(21)を上記反応工程式
e及びfに示す反応に従わせることにより、3位にテト
ラヒドロフラニル基を有し、3′位又は5′位のいずれ
か一方に低級アルカノイル基又は保f!基の導入された
原料化合物を収得できる。
上記各式に示す反応により得られる原料化合物は、その
まま原料化合物として用いることもでき、また通常の方
法に従い反応系より分離して後、原料化合物として用い
ることもできる。
かくして得られる化合物(1)は、それ自体優れたf1
1癌作用を有し、しかも低毒性であり、例えば体m減少
等の副作用も少な(、人及び動物の癌治療のための抗f
lffi剤として非常に有用である。
本発明は、該化合物(1)の制癌作用が、これを前記一
般式(2)で表わされるピリミジン誘導体及び(又は)
一般式(3)で表わされるとリジン誘導体と併用すると
きには、−a増強されることを見い出し完成されている
本発明において化合物(1)と併用される上記化合物(
2)及び(又は)化合物(3)は公知であるか又は公知
の方法(Trlv、Chem、Rec、、73゜704
 (1954))に準じて容Bに製造することができる
本発明抗腫瘍剤における化合物(1)と、化合物(2)
及び(又は)化合物(3)との配合割合は、2等化合物
の種類により若干異なるが、通常化合物(1)の1モル
に対して、化合物(2)及び(又は)化合物(3)を0
.1〜10モル最程度とするのがよく、この併用により
、化合物(2)及び化合物(3)自体実質的に抗nrt
r活性を有しないにかかわらず、顕著に増強された抗t
im活性が発現され、しかも体重減少等の副作用が軽減
され、毒性も著しく弱められる。
本発明抗腫瘍剤は、通常一般的な医薬製剤の形態で用い
られる。製剤は通常使用される充填剤、増量剤、結合剤
、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤ある
いは賦形剤を用いて調整される。この医薬製剤としては
各種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表的な
ものとして錠剤、火剤、散剤、液剤、!!J4R剤、乳
剤、顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤
等)、軟青剤等が挙げられる。錠剤の形態に成形するに
際しては、担体として倒えば乳糖、白糖、塩化ナトリウ
ム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオ
リン、結晶セルロース、ケイ酸等の賦形剤、水、エタノ
ール、プロパツール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプ
ン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セ
ラック、メチルセルロース、リン義カリウム、ボニビニ
ルピロリドン等の結合剤、乾nデンプン、アルギン酸ナ
トリウム、カンテン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリ
ン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖
、ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制
剤、第4級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム
等の吸収促進剤、グリセリン、デンプン等の保湿剤、デ
ンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケ
イ酸等の吸着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸
末、ポリエチレングリコール等の滑沢剤等を使用できる
。さらに錠剤は必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例
えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、謁溶被錠、フィルムコー
ティング錠あるいは二重錠、多層錠とすることができる
。火剤の形態に成形するに際しては、担体として例えば
ブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カ
オリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラガン
ト末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナラン、
カンテン等の崩壊剤等を使用できる。坐剤の形態に成形
するに際しては、担体として例えばポリエチレングリコ
ール、カカオ脂、高級アルコール、高級アルコールのエ
ステル類、ゼラチン、半合成グリセライド等を使用でき
る。カプセル剤は常法に従い通常本発明化合物を上記で
例示した各種の担体と混合して硬質ゼラチンカプセル、
軟質カプセル等に充填して調整される。注射剤として調
整される場合、乳剤、乳剤及びF!潤剤は殺菌され、−
かっ血液と等張であるのが好ましく、これらの形態に成
形するに際しては、希釈剤として例えば水、エチルアル
コール、マクロゴール、プロ 。
ピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコー
ル、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を使用できる
。なお、この場合等優性の溶液を着整するに充分な合の
食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを医II剤中に含有
せしめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛
化剤等を添加してもよい。更に必要に応じて着色剤、保
存剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の医薬品を@薬製剤
中に含有せしめてもよい。ペースト、クリーム及びゲル
の形態に成形するに際しては、希釈剤として例えば白色
ワセリン、パラフィン、グリセリン、セルロースミs体
、ポリエチレングリコール、シリコン、ベントナイト等
を使用できる。
本発明の医薬製剤中に含有されるべき化合物(1)と化
合物(2)及び(又は)化合物(3)との量としては、
特に限定されず広範囲に適宜選択されるが、通常医m製
剤中之等化合物が総計で1〜70m!量%含有される量
とするのがよい。
上記医薬製剤の投与方法は特に制限はなく、各種製剤形
態、患者の年齢、性別その他の条件、患者の程度等に応
じて決定される。例えば錠剤、火剤、液剤、懸濁剤、乳
剤、顆粒剤及びカプセル剤は経口投与される。注射剤は
単独であるいはブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混
合して静脈内投与され、更に必要に応じて単独で筋肉内
、皮肉、皮下もしくは腹腔内投与される。坐剤は直程内
投与される。
上記医薬製剤の投与量は用法、患者の年齢、性別その他
の条件、疾患の程度等により適宜選択されるが、通常前
記配合割合で併用される化合物(1)の量が1日当り体
重1klll当り約0.5〜20II1g程度とするの
がよい。該製剤は1日に1〜4回に分けて投与すること
ができる。
衷−JLJ 以下、本発明に用いる化合物(1)の製造例を挙げ、次
いで薬理試験例及び製剤例を挙げる。
製造例1及び2 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン(R’ =Ce R5CH2、R2−R3−H)
及び5′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオ
ロウリジン(R’ =R3−H,R2−Cs R5CH
2)の製造 水3501Qとジオキサン100曽との混液に水酸化カ
リウム11.40を溶解し、室温撹拌下、2′−デオキ
シ−5−フルオロウリジン1o、OQ及び臭化ベンジル
3.0mを加えた。この後24時間おきに5%水酸化カ
リウム水溶液100−と臭化ベンジル3.0−とを3回
加え、さらに−夜撹拌を続けた。反応溶液をエーテル2
00mGで2回洗浄後、水層を6N−HCQで中和し約
200四まで濃縮した。これを再び6N−HCQでpH
約3−4にffl整し、酢酸エチル100−で2回抽出
した。酢酸エチル層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、濃縮した。油状残渣をシリカゲルカラムを用い、
クロロホルムへ2%メタノールークロロホルムで溶出し
3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジンに対応するフラクションを集め、濃縮し、エタノ
ールから再結晶して目的化合物3.57g(26,1%
)を得た。
融  点  138〜139℃ ’ H−N M R(D M S O−d s )δ:
11.82 (IH,bs、−NH−1D20添加で消
失)、 8.21 (IH,dlJ−7Hz、Cs  H)7.
35 (5H,s、フェニル−H)6.16 (IHl
t、J−6Hz1G+ ’ −H)5.22 (IH,
bs、5’−OH,D20添加で消失) 4、54 (2H,S、 CCH2) 4.24−4.19 (IH,m、Cs ’ −H)4
.09−4.06(IH,m、Ca’  H)3.65
−3.53 (2H,m、Cs ’ −H)2.51 
2.16(28%m、C2’ −H)元素分析値: C
1s Hly FN20sとして計算値(%):C57
,14:H5,09:N8.33 実測値(%):C57,12:H5,28;N8.24 ついで溶出した5′−〇−ベンジルー2′−デオキシー
5−フルオロウリジンに対応するフラクションを集め、
濃縮し、エタノールから再結晶して、目的化合物0.4
C1(2,9%)を得た。
融  点  129−130℃ ’ H−N M R(D M S O−d e )δ:
11.76 (IHlbs、−NH−1020添加で消
失) 7.95(IH,d、J−7H2,、Cs  H)7.
34 (5H,s、フェニル−H)6.15 (1H,
tSJ−7Hz、C1’ −H)5.33 (I H,
bs、3’−0H1020添加で消失) 4、.55 (2H,S、(II?c旦2−)4.34
−4.16 (I Hlm、Cs ’ −H)4.00
−3.89 (IH,m、Cm ’  H)3.69−
3.63 (2H,m、Cs ’ −H)2.14 (
2H,tlJ−6H2%C2’  H)元素分析1t[
: C+ 6 H+ v FN205として計算値(%
):C57,14:H5,09;N8.33 実m値(%):C57,29:H5,30:N8.26 製造例3及び4 3’ −0−(4−りoOベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン(R2−R3−H,R1−4−
クロロベンジル基)及び5’ −0−(4−クロロベン
ジル)−2′−デオキシー5−フルオロウリジン(R1
−R3−H,R2−4−りロロベンジル基)の製造 水150111Gとジオキサン40m+f2との混液に
、水酸化カリウム4.OQを溶解し、室温撹拌下、2′
−デオキシ−5−フルオロウリジン2.00qと4−ク
ロロベンジルクロリド5.5gとを加えた。2日後製造
例1及び2と同様に後処理し、シリカゲルカラムを用い
、クロロホルム−2%メタノール−クロロホルムで溶出
し、3’ −〇−(4−クロロベンジル)−2′−デオ
キシ−5−フルオロウリジンに対応するフラクションを
集め、濃縮して目的化合物0.501;l (17%)
を得た。
融点196−198℃ ’ H−N M R(D M S O−d s )δ:
11.81 (IH,bs、−NH−1020添加によ
り消失)、 8.20 (IH,d、J−7H1,Cs −H)7.
38 (4H,s、フェニル−H)6.14 (IHl
t、J−7Hz、Cs ’ −H)5.21 (IH,
bt、J−5Hz、5’ −OH。
D20添加により消失) 4、53 (2H,S、 <I)−CR2−)4.23
−4.14 (IH,m、C3’ −H)4.10−4
.03 (IH,m1Ct ’ −H)3.71 3.
58 (2H,m、Cs ’ −H)2.41−2.0
2 <2H,m、C2’ −H)元素分析!tl:Ct
 e H+ s CQ FN205として計nf!!(
%):C51,83:H4,35:N7.56 実泗値(%):C51,82:H4,60:N7.41 ついで溶出した5’ −0−(4−クロロベンジル)−
2′−デオキシ−5−フルオロウリジンに対応するフラ
クションを集め、濃縮して粉末状の目的物質0.12g
(4,0%)を得た。
’ H−N M R(D M S O−d s )δ:
11.79 (IH,bs、−NH−1020添加によ
り消失)、 7.91’(IH,d、J−7H2,Cs  H)7.
38 (4H,s、フェニル−H)6.13 (1H,
t、J−6Hz、Ct ’ −H)5.33 (IH,
bs、3’  OH,020FM加で消失) 4.53 (2H,s、  Oc旦2−)4.38 4
.21 (IHlm、Ca ’ −H)4.04 3.
82 (IH,m、Ca ’  H)3.78−3ニア
4 (2H,m、Cs ’ −H)2.25 1.98
 (2H,m、C2’ −H)元素分析値:C+sH盲
5cQFN20sとして計算値(%):C51,83:
H4,35N7.56 実測値(%):C51,73:H4,80:N7.97 製造例5 2′−デオキシ−5−フルオO−3’ −(2−メチル
ベンジル)ウリジン(R2−R3−H,R1−2−メチ
ルベンジル基)の製造水33四とアセトニトリル16−
との混液に、水酸化カリウム1.14aを溶解し、室温
撹拌下、2′−デオキシ−5−フルオロウリジン1.0
0Qと〇−臭化メチルベンジル1.50gを加えた。
その後製造例1及び2と同様に後処理して、目的化合物
0.29a (20%)を得た。
融 点:114−116℃ ’ H−N M R(D M S O−d s )δ:
11.79 (IH,bsl−NH−1D20添加によ
り消失)、 8.19 (IH,d、J−7Hz、Cs  H)7.
30−7.17 (4H,m、フェニル−H)6、 1
 1  (IH,t、J−6Hz、C+  ’  −H
)5.19  (IH,t、J−5Hz、5’  −0
H1020添加により消失) 4、45 (2H,s、 C?c旦2−)4.22−4
.02 (2H,m1 C’3.04’  H) 3.66−3.62 (2H,m、Cs ’ −H)2
.29−2.21 (5H,m、C2’  HとCHs
 ) 元素分析値: C+ y Hle FN205として計
算II(%):C58,28;H5,46N7.99 実測値(%):C58,12:H5,64;N8.01 製造例6 製造例5と同様にして下記化合物を得た。
3’ −0−(4−メチルベンジル)−2’−デオキシ
−5−フルオロウリジン(R2−R3−HSR’ −4
−メチルベンジル基〕収  率  21% 融  点  1 78−180℃ ’ H−N M R(D M S O−d s )δ:
11.81 (1)−1,、bsl−NH−1DzO添
加により消失)、 8.18 (IH,d、J−7H2,C6−H)7.3
0−7.13 (4H,m、フェニル−H)6.12 
(18% t、J−6Hz、C+ ’  −H)5.1
7 (1H1t、J−5Hz、5’  −OH。
020添加により消失) 4.20−4.01 (2H,m。
C3’、CA’−H) 3.65−3.60 (2H,m、Cs ’  H)2
.29−2.12 (5H,mSC2’ −HとCH3
) 製造例7 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロ−
3−フェノキシカルボニルウリジン(R’ −Cs R
5CH2、R2−H。
R3,=フェノキシカルボニル〕の製造3′−〇−ベン
ジルー2′−デオキシー5−フルオロウリジン0.50
Glのジオキサン20舗溶液にトリメチルクロロシラン
0.3811Qとトリエチルアミン1.04−とを加え
、室温で2時間撹拌した後、60℃で30分放置した。
ついでフェノキシカルボニルクロリド0.400とトリ
エチルアミン1.00m2とを加え、さらに60℃で3
時間放置した。溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル50I
IIQにwjWiシ、飽和食塩水で洗浄し、酢酸エチル
層を分取した。これを濃縮し、残渣をメタノール30I
1gに溶解した。ここに酢酸0.5−を加え、−夜装置
し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムを用い、クロロ
ホルムへ2%メタノールークロロホルムで溶出して目的
化合物0.5El(86%)を得た。
市  点  110−112℃ ’HNMR(CDCQs )δ: 8.16 (IH,d、J−7Hz10s−H)、7.
34−7.22 (1081m、 フェニル−H)6、
 27  (IH,t、  J−6Hz、  C+  
’  −H)4.26−4.17 (2H,、m。
Gs’、t’  H) 3.95 3.60 (2H,m、Cs ’  −H)
2.63−1.98 (2H,m、C2’  −H)元
素分析ti:c23H2言FN207として計f[(%
)C60,53:H4,64:N6.14 実測値(%)C60,60:H4,72;N6.08 製造例8 3′−〇−ベンジルー3−ベンゾイルー2′−デオキシ
−5−フルオロウリジン(R1−Cs Hs CH2、
R2=H,R3−C685Go)の製造 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン0.50G+のジオキサン20I!112溶液に
トリメチルクロロシラン0.75112とトリエチルア
ミン2.OOmを加え、至瀉で2時間撹拌した後、60
℃で30分間放置した。次いで臭化ベンゾイル0.42
oとトリエチルアミンi、oomとを加え、更に60℃
で1時間放置した。溶媒を留去し、残渣=を酢酸エチル
50II12に溶解し、飽和食塩水で洗浄した。酢酸エ
チル届を分取し、I!縮し、残渣をメタノール30mG
にwj解し、ここに酢1!!0.5wJを加えて室温で
一夜放置した。
溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムを用い、クロロ
ホルム〜2%メタノールークロロホルムで溶出して、粉
末状の目的化合物0.35g(54%)を得た。
融 点 −(ガラス状粉末) ’ H−N M R(CD CQ s )δ:8.19
 (IH,d、J−7H21C6−)1)4.46 (
2H,S、(J5cs−+t >4.24−4.12 
(2H,m。
03’、A’−H) 3.92 3.56 (2H,m%Cs ’−H)2.
60−1.96 (2H1m、C2’ −H)製造例9 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー3−(4−プロ
ポキシベンゾイル)−5−フルオロウリジン(R’ =
Ce R5CH2、R2−H,R3−4−プロポキシベ
ンゾイル〕の製造 製造例8と同様にして目的化合物を得た。
収  率  65% 融 点 −(ガラス状粉末) ’ H−N M R(CD CQ s )δ:8.19
 (IHld、J−7Hz、Cs −H)7.85 (
2H,d、J−9Hz。
6、 25  (IH,t、  J−6Hz、  C+
  ’  −H)4、44 (2H,S、 <I)−C
H2)4.20−3.55 (6H,m。
C@’*直1.、I  )(。
−CHa C旦2O−) 2.57−1.58 (4H,m、C2’ −H1CH
8CH2CH20) 0.99 (3)1.t、J−7Hz。
CH3CH2) T1造例10 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー3−(2−テト
ラヒドロフラニル)−5−フルオロウリジン(R’ ”
Cs R5CH2、R2−H,R3−2−テトラヒドロ
フラニル〕の製造 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン0.400の吃nジクロロメタン30−懸八液に
、室温撹拌下、N、O−ビス(トリメチルシリル)アセ
トアミド0.54gを加えた。4時間後、2−アセトキ
シテトラヒドロフラン0.20Gと塩化第二錫0.05
mGの乾燥ジクロロメタン0.5111Q溶液を加え、
さらに1.5時間撹拌した。次いでトリエチルアミン1
.0O1lIQを加えて中和し、水洗した。ジクロロメ
タ2層を濃縮し、残渣をメタノール2011Gに溶解し
、ここに酢酸1.0鵬を加えて40℃で3時間、放置し
た。
溶媒を留去し、残漬をシリカゲルカラムを用い、クロロ
ホルムへ4%メタノールークロロホルム、で溶出して油
状の目的化合物0.370 (77%)を得た。
’HNMR(CDC9s )δ: 8.01 (IH,d、J=6H2,Cs  H)7.
30 (5H1s、フェニル−H)6.26 (IH,
bt、J−6Hz、C+ ’ −H)4.39−3.5
0 (7H,m。
03′、ム’ * 5 ’ −Hs C5’ −0H1
計算値(%)C59,11;H5,7ON6.89 実測値(%)C59,02:H6,11N6.78 製造例11 5′−〇−アセチルー3′−〇−ベンジル−3−ベンゾ
イル−2′−デオキシ−5−フルオロウリジン(R’ 
=Cs Hs CH2、R2=CH8Go、R’ =C
s Hs Go)の製造5′−0−アセチル−3′−〇
−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウリジン0
.200のジオキサン1〇四溶液に塩化ベンゾイル0.
290とトリエチルアミン0.73110とを加え、8
0℃で2時間放置した。rBtsを留去した後、残渣を
酢nエチル50−に溶解し水洗した。酢酸エチル居を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した後、残渣をシリカ
ゲルカラムを用い、クロロホルムで溶出して油状の目的
化合物0.20Q(78%)を得た。
’HNMR(CDCQ3)δニ ア、95−7.27 (11H,m、フェニル−Hlo
s−H)  、 6.20  (IH,t、J−6Hz、Ct  ’  
 H)4.23−4.08  (48S m。
C3’  eA’  e%   H) 2.60−2.05  (5H,m、02 ’  −H
lCOCHs  ) 元素分析値: C2!I R2s FN20r トシT
計算値(%)C62,24:H4,80:N5.81 実測値(%)C62,34:H5,06:N5.77 製造例12 3′−〇−ベンジルー5′−〇−7セチルー2′−デオ
キシ−5−フルオロウリジン(R’ =Cs Hs C
Ht 、R” −CH3Go、R3−H)の製造 3′−〇−ベンジルー2′−デオキシー5−フルオロウ
リジン3.95c+のピリジン30112溶液に、無水
群ff13.33四を加え、40℃で一夜放賀した。溶
媒を留去し、残渣を酢酸エチル30戒に溶解し、水15
戒で2回洗浄した。酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、Q縮し、シリカゲルカラムを用いクロロホル
ムで溶出して目的化合物3.62CJ (81,5%)
を得た。
融  点  87−88℃ ’ H−N M R(D M S O−d s )δ:
11.86 (IH,dlJ−4Hz、 −NH−1D
eO添加で消失) 7.93 (IHld、J−7HzSCs −H)7.
35 (5H,s、フェニル−H)6.15 (IH,
t、J−6Hz、C+ ’ −H)4.32−4.20
 (4H,m。
C3’ e  ’ * 5 ’ −H)2.39−2.
28  (2H1t、J−6Hz1C2’−H) 2.04  (3H,S、COCH3)元素分析値:C
+ s H+ a FN20Bとして計算値(%)C5
7,14:H5,06N7.40 実測値(%)C,56,99:H5,22N7.37 製剤例1 5−メルカプト−2,4−ジヒ ドロキシピリミジン       20ma2′−デオ
キシー3’ −0− ベンジル−5−フルオロウリ ジン              50mg乳   糖
                  1 10mG結
晶セルロース         67mamミステアリ
ングネシウム     3mQ上記上記側合で1カプセ
ル当たり250mgのカプセル剤を調整する。
製剤例2 2.4−ジヒドロキシピリミジン  10m02′−デ
オキシ−3’ −0− ベンジル−3−ベンゾイル−5 一フルオロ ウリジン       20mQ乳   
糖                   107ma
結晶セルロース          60mQステアリ
ン酸マグネシウム      3ffl上記配合割合で
1カプセル当たり200maのカプセル剤を調整する。
製剤例3 5−クロロ−2,4,6− ドリヒドロキシピリミジン    10rr13′−〇
−ベンジルー2′− デオキシ−5−フルオロ−3 一フェノキシカルボニルウリジン 10mQ乳   糖
                 iaomc+コー
ンスターチ        290mg−ヒドロキシプ
ロピルメチル セルロース            10ma上記上記
側合で1包当たり500maの顆粒剤を調整する。
製造例4 5−クロロ−4,6−シヒ ドロキシピリミジン       20ma2′−デオ
キシー3′−〇 一ベンジルー3−(2−テ トラヒドロフラニル)−5 −フルオロウリジン       10m。
マク0ゴール300      500mc+注射用蒸
溜水          道母上記配合割合で1アンプ
ル当たり5四の注射用剤を調整する。
製剤例5 N−(2−テトラヒドロフ ラニル)−2,4−ジヒド ロキシピリジン          10a5’ −0
−(4−クロロベ ンジル)−2′−デオキシ −5−フルオロウリジン      10a乳    
 !I                    40
aコーンスターチ          24゜結晶セル
ロース          25gメチルセルロース 
       1.5gステアリン酸マグネシウム  
    1gN−(2−テトラヒドロフラニル)−2,
4−ジヒドロキシピリジン、5’ −0−(4−り0ロ
ベンジル)−2′−デオキシ−5−フルオロウリジン、
乳糖、コーンスターチ及び結晶セルロースを十分混合し
、メチルセルロースの5%水溶液で顆粒とし、200メ
ツシユの篩に通して注意深く乾燥する。乾燥した顆粒を
200メツシユの篩に通してステアリン酸マグネシウム
と混合して錠剤にプレスし、経口使用のための錠剤10
00錠を得る。
薬理試験例工 ICR系マウスに腹水として継代したザルコーv(Sa
rcoma)−180を、生理食塩水で希釈して1匹当
り2X10’ljとなる量を同系マウスの背部皮下に移
植し実験に供した。11m移植24時間後より1日1回
、7日間、5%アラビアゴムで懸濁させた薬剤を連日経
口投与した。
腫瘍移植10日目に背部皮下の固型癌を摘出し、mlI
mmt−w定t、、、薬剤投与群(7)fi1重ffl
 (T)と薬剤未投与の対照群の!l瘍m1i(C)と
の比(T/C)を求め、薬剤投与量と類比(T/C)の
用量−反応曲線よりT/Cが0.5となる50%腫瘍抑
制用ffi(ED50mりを求めた。
供試薬剤として化合物(1)又は他の2′−デオキシ−
5−フルオロウリジン誘導体を単独で抗腫瘍剤として用
いた場合を第1表に示す。
M1表 薬理試験■ 上記薬理試験工において供試薬剤として、化合物(1)
又は公知の抗IIM剤有効成分化合物(FT−207,
1−(2−テトラヒドロフリル−5−フルオロウラシル
)を単独で用いるか或は之等の夫々と下記化合物(2)
又は化合物(3)とをモル比で1:1となる割合で併用
した配合剤を用いた結果を下記第2表に示す。尚各表中
化合物(1)は、前記第1表におけるNo、で表示した
また化合物(2)及び化合物(3)は以下の略号で表示
する。
〈化合物(2)〉 A−2,4−ジヒドロキシピリミジン B・・・5−ニトロ−2,4−ジヒドロキシピリミジン C・・・5−メチル−2,4−ジヒドロキシピリミジン D−・・5−メルカプト−2,4−ジヒドロキシピリミ
ジン E・・・5−クロロ−2,4−ジヒドロキシピリミジン F・・・5−プロモー2.4−ジヒドロキシピリミジン G−5−ヨード−2,4−ジヒドロキシピリミジン H・−4,6−ジヒドロキシピリミジン■・・・5−ク
ロロ−4,6−ジヒドロキシピリミジン J−5−プロモー4,6−ジヒドロキシピリミジン K・・・5−ニトロ−4,6−ジヒドロキシピリミジン L−5−メチル−4,6−ジヒドロキシピリミジン M・−2,4,6−ドリヒドロキシピリミジンN・・・
5−メチル−2,4,6−ドリヒドロキシビリミジン 0・・・5−クロo−2,4,6−ドリヒドロキシビリ
ミジン P−5−プロモー2.4.6−ドリヒドロキシピリミシ
ン Q−5−二トロー2.4.6−ドリヒドロキシピリミジ
ン R・・・5−ホルミル−2,4,6−t−ジヒドロキシ
ピリミジン く化合物(3)〉 S・・・2.4−ジヒドロキシピリジン■・・・N−(
2−テトラヒドロフラニル)−2゜4−ジヒドロキシピ
リジン 第  2  表 上記第1表及び第2表より、本発明に用いる化合物(1
)は、それ自体優れた抗腫瘍活性を有しており、しかも
これを化合物(2)又は(3)と併用する時には抗腫瘍
活性が著しく増強されることが明らかである。
(以 上) 手続補正書(鱈) 昭和59年12月19日 特許庁長官  志賀 学   殿 2・発明0名称 抗、瘍剤 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 大阪市東区平野町2の10沢の鶴ビル電話06−203
−0941 C代)補正の内容 (1)  明細書中「特許請求の範囲」の項の記載を別
紙の通に訂正する。
(2)  明細書第6頁に記載の一般式(3)を次の通
9訂正する。
「 H R? 」 (3)  明細書第73頁第13行(最下行)に「・・
・ピリジン」とあるを次の通り訂正する。
「・・・ピリジン(化合物SoN位が2−テトラしドロ
フラニル基で置換されたもの」 (以 上) 特許請求の範囲 ■ 一般式 〔式中R1及びR2は一方がフェニル環上に低級アル牛
ル基及びハロゲン原子から選ばれる置換基を有すること
のあるフェニル低級アル中ル基を示し、他方が水素原子
又は低級アルカノイル基を示す。R3は水素原子、低級
アルコ牛シ基を有することのあるベンリイル基、フェノ
+ジカルボニル基又はテトラしドロフラニル基を示す〕 で表わされる2−ヂオ牛シー5−フルオOウリジン^5
導体と、一般式 〔式中R4は水素原子又は水酸基を B5 は水素原子
、アミノ基、ハロゲン原子、メルカプト基、ニド0基、
ホルミル基又は低級アル牛ル基を、R6は水素原子又は
水酸基を示す〕で表わされるじり三ジン誘導体及び一般
式〔式中R7は水素原子又はテトラヒト0フラニル基を
示す〕 で表わされるとリジン誘導体から選ばれた少なくともI
FIIの化合物とを含有することを特徴とする抗fi瘍
剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1及びR^2は一方がフェニル環上に低級ア
    ルキル基及びハロゲン原子から選ばれる置換基を有する
    ことのあるフェニル低級アルキル基を示し、他方が水素
    原子又は低級アルカノイル基を示す。R^3は水素原子
    、低級アルコキシ基を有することのあるベンゾイル基、
    フェノキシカルボニル基又はテトラヒドロフラニル基を
    示す〕 で表わされる2’−デオキシ−5−フルオロウリジン誘
    導体と、一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^4は水素原子又は水酸基を、R^5は水素原
    子、アミノ基、ハロゲン原子、メルカプト基、ニトロ基
    、ホルミル基又は低級アルキル基を、R^6は水素原子
    又は水酸基を示す〕で表わされるピリミジン誘導体及び
    一般式▲数式、化学式、表等があります▼〔式中R^7
    は水素原子又はテトラヒドロフラニル基を示す〕 で表わされるピリジン誘導体から選ばれた少なくとも1
    種の化合物とを含有することを特徴とする抗腫瘍剤。
JP23068584A 1984-10-31 1984-10-31 抗腫瘍剤 Granted JPS61109720A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196191A (ja) * 1987-10-06 1989-04-14 Taiho Yakuhin Kogyo Kk 2’−デオキシウリジン誘導体
WO1989010361A1 (en) * 1988-04-27 1989-11-02 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Novel compound and medicine containing same
JPH0222291A (ja) * 1988-07-11 1990-01-25 Taiho Yakuhin Kogyo Kk 5´−ベンジル−5−フルオロウリジン誘導体及びその中間体

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WO1989010361A1 (en) * 1988-04-27 1989-11-02 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Novel compound and medicine containing same
JPH0222291A (ja) * 1988-07-11 1990-01-25 Taiho Yakuhin Kogyo Kk 5´−ベンジル−5−フルオロウリジン誘導体及びその中間体

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