JPS61108418A - 熱交換器用多重管の製造法 - Google Patents

熱交換器用多重管の製造法

Info

Publication number
JPS61108418A
JPS61108418A JP22978884A JP22978884A JPS61108418A JP S61108418 A JPS61108418 A JP S61108418A JP 22978884 A JP22978884 A JP 22978884A JP 22978884 A JP22978884 A JP 22978884A JP S61108418 A JPS61108418 A JP S61108418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
pipe
heat exchanger
manufacturing
rolling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22978884A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Seki
関 淳夫
Noritaka Umeda
梅田 典孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP22978884A priority Critical patent/JPS61108418A/ja
Publication of JPS61108418A publication Critical patent/JPS61108418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱交換器用多重管の製造法に関するものであり
、耐食性良好な極薄肉管をそなえた熱交換器用多重管の
製造法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、腐食性の大きい流体を作動流体とする熱交換器に
おいては熱交換器用チューブとして内外面に耐食性の高
い材質、たとえばチタン等換器用チー−プに使用する場
合は、一般に熱伝導を良くすると共に、材料費を節減す
るなどのために他の管の内外面に極薄肉管として設けら
れるのが通例であるが、製造上程々の問題点があった。
たとえば、従来極薄肉のチタン管を内張すした二重管の
製造法として、一般に厚さ02ゴ以下の極薄肉のチタン
板をロールフォーミング等により円形に曲げ加工し、そ
の後突き合せ面を溶接して作った溶接管を小さなりリア
ランスでもって外管に挿入し、水圧拡管等によシ、密着
させるようにした方法が考えられている。
〔従来技術の問題点〕
ところが、この種の製造法では、極薄肉溶接管を製造す
る場合および前記極薄肉溶接管を外管内に挿入する場合
、下記のような種々の問題点がある。
すなわち、板が薄いため、成形時に第4図に示すように
溶接素管2の縁部が波打ち、いわゆる緑液(エツジバッ
クリング)が生じ、突き合せ面の溶接が困難である。ま
た、何らかの方法で縁液を抑制できた場合でも溶接不良
を招かないように突き合せ面を安定にすることが要求さ
れるが、これを維持することは困難である。さらに、極
薄肉管であるため、前記困難を克服しつつ溶接するため
に溶接速度が遅くなり、生産性が悪く、また歩留りも悪
い。さらにまだ、薄板の材料コストが高いため、最終製
品は高価なものになる。そのうえに、溶接後の管を絞る
ことが困難であるため、真円度が悪く、小さなりリアラ
ンスで挿入するのに手間どり作業能率の向上を阻害する
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情を背景としてなされたものであ
り、本発明の目的とするところは、極薄肉管はあらかじ
め極薄肉化されていないものを使用し多重管の製造過程
中に極薄肉にし得ると共に、製造が容易で量産に適した
熱交換器用多重管の製造法を提供することにあ、る。
〔発明の構成〕
このような目的全達成するためになされた本発明の要旨
とするところは、 外側の第1の管の内側に、第2の管を所定クリアランス
ではめこみ、第2の管の内側に第3の管を所定クリアラ
ンスではめこみ、しかる後抽伸及び圧延を行ない容管を
密着させると共に第2の管を極薄肉管とする工程を含ん
で構成したことと、 外側の第1の管の内側に、第2の管を所定クリアランス
ではめこみ、第2の管の内側に第3の管を所定クリアラ
ンスではめこみ、しかる後抽伸及び圧延を行ない容管を
密着させると共に第2の管を極薄肉管とし、その後第1
の管または第3の管を除去する工程を含んで構成したこ
とにある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図において、10は第1の管としての外管であり、
本実施例では調合金製とされている。
外管は銅合金に代え、目的に応じて銅、アルミニウム、
ステンレス鋼等の材質の管を使用することも可能である
外管の内側に、0.2fIr!n程度のクリアランスで
第2の管としての溶接チタン管12をはめこむ。
溶接チタン管は、肉厚05franのチタン板材をロー
ル成形した後、溶接したものである。前記クリアランス
および肉厚は多少増減しても良い。
前記外管ば、後記するように内管を除去して使用される
場合には使用目的に合った肉厚のものが使用され、溶接
チタン管よシ厚肉とされるが外管を除去して使用される
場合はチタン管より薄肉か略同等の肉厚程度とすること
が望ましい。
そしてこの場合には、銅管などの加工性良好なものを採
用するのが望ましい。
本実施例ヤは、第2の管として、チタン管を使用してい
るが、これに代えて耐食性の高い他の材質の管を使用す
る場合にも本発明の適用が可能であり、また、チタン管
に代えて耐食性に限らず他の性質を有するが抽伸性が良
くない材質の管を使用する場合も同様である。また、第
2の管が溶接せずに得られる場合は、勿論これを使用す
ることも可能である。
次に、溶接チタン管の内側に第3の管としての内管14
を0.2閣程度のクリアランスではめこむ。このクリア
ランスも前記同様多少増減してもよい。第1図はこの状
態を示すものであるが、肉厚とクリアランスはやや誇張
して示されている。内管はこの例の場合、外管と同様に
調合金製とされるが目的に応じて銅、アルミニウム、ス
テンVス鋼を使用することもできる。また肉厚について
も使用目的に合ったものが使用されるが、前記外管を除
去して使用する場合にはチタン管より厚肉とされる。そ
して内管を除去して使用する場合には外管と同様にチタ
ン管(より薄肉か略同等の肉厚とされると共に成形性良
好な鋼管等が採用される。なお、前記容管10.12.
14のはめこむ順序は前後しても良い。
ついで、ダイスを使用して空抽伸を行ない、容管10.
12.14を密着させる。抽伸1回当りのりダクション
(縮小率)は数%を目標とする。勿論多少増減しても良
い。
その後、外径をあまり落さないで、大きな減肉を得る為
に圧延を行うか、または拡管抽伸を行う。ここでのりダ
クションは50%以上が可能である。その後索引棒によ
って心金を引き通すプラグ抽伸をくり返す。その際、抽
伸1回当りのりダクションは30%以下を目標とする。
勿論この値は多少増減しても良い。加工硬化によシ抽伸
が困難になった場合は、必要に応じて上記工程途上に、
中間焼鈍工程を入れても良い。
このようにして、三重管が得られるが、個々の管10,
12.14の肉厚変化率は各抽伸あるいは圧延でほぼ等
しいので、圧延及び抽伸をくり返すことによって、溶接
チタン管12を容易に望ましい肉厚0.2trrIn以
下の極薄肉管とすることができる。従って、抽伸性の良
くない溶接チタン管単独では、不可能と考えられる0、
15斜以下の超極薄肉化が可能となる。板厚が極薄でな
いチタン板を成形した後に溶接した溶接チタン管を使用
するので、溶接チタン管の製造に当って溶接素管2に縁
液(エツジパックリング)が生じにくいことから突き合
せ面の溶接が容易、 で、溶接不良を回避でき、そのう
え溶接速度を高めることが可能で1、生産性と歩留シの
向上とを図り得、量産性を高めることができる。さらに
、外管と内管は、溶接チタン管との間に所定のクリアラ
ンスを生ずるようにされているので、溶接チタン管には
めこむことが容易であり、作業能率を向上させることが
できる。このようにして得られる管は内管に銅合金を使
用しているので冷却水が海水である場合には、生物付着
に対する抑制効果が大きい、又、内管に海水腐食を生じ
た場合には、中間に耐食性の大きいチタン管が存在する
ので、管外への海水漏れを防ぐことができるが、これか
ら外管10または内管14の一方を除去すれば内面壕だ
外面に極薄肉のチタン管をそなえた熱交換器用二重管が
得られる。耐腐食性の大きいチタン管を設けると、腐食
性の強い流体を作動流体として使用することが可能とな
る。たとえば、硫黄、塩類など腐食性の物質を含んでい
る温泉なども熱交換器の作動流体として使用できる。。
外管または内管を除去するには次のようにして行なう。
たとえば、内管を除去する場合にはり−ラ矯正機でもむ
ことにより、内管と溶接チタン管との間には1弾性率の
差により隙間が生ずるので、内管を引き抜くことが可能
となる。従ってリーラ矯正機でもんだ後、内管を引き抜
けばよい。また、素管の状態の時に、内管の外面にスパ
イラル上の疵をつけておけば、製造工程中の減肉に、、
cす、疵部分の残肉厚がきわめて薄くなるので、一端か
ら内管を容易に引きはがすことも可能である。外管を除
去する場合や内管とチタン管との間に弾性率の差がない
場合には、外管または内管を腐食させて除去することが
可能である。この場合、贋食を容易にするため外管また
は内管はできる限り薄肉とすることが望ましい。
以上1本発明の実施例について説明したが、本発明はこ
のような実施例に何ら限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる態様で実
施し得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
をはめこんだ後、圧延及び抽伸を行ない、第2の管を極
薄肉化するので、あらかじめ極薄肉化した第2の管を製
造する必要がなく、その製造に伴なう種々の不都合を解
消できることから、製造が容易で量産に適する。容管の
間には所定のクリアランスでもって、相互にはめこむよ
うにさnているので、はめこみ作業が容易で1作業能率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)は本発明の実施例において容管を
はめこんだ状態を示す横断面図と縦断面図であシ、第2
図(イ)、(ロ)は同実施例において抽伸工程により容
管を密着させた状態を示す横断面図と縦断面図であり、
第3図(イ)、(ロ)は同実施例において、さらに抽伸
工程をくり返し中心の管(第2の管)を極薄肉化した状
態を示す横断面図と縦断面図である。第4図は従来例の
二重管製造法に使用する溶接素管を示す斜視図である。 io・・・外管(第1の管) 12・・溶接チタン管(第2の管) 14・・・内 管(第3の管) 代 理 人    福  1) 保  内、   jl
−7二 第1図 (イ)                (ロ)第2図 (イ)                 (ロ)第3
図 (イ)                 (ロ)第4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側の第1の管の内側に、第2の管を所定クリアラ
    ンスではめこみ、第2の管の内側に第3の管を所定クリ
    アランスではめこみ、しかる後抽伸及び圧延を行ない各
    管を密着させると共に第2の管を極薄肉管とする工程を
    含むことを特徴とする熱交換器用多重管の製造法。 2 前記工程は、空抽伸、プラグ抽伸及び圧延とからな
    るものである特許請求の範囲第1項記載の熱交換器用多
    重管の製造法。 3 前記第2の管はチタン管である特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の熱交換器用多重管の製造法。 4 外側の第1の管の内側に、第2の管を所定クリアラ
    ンスではめこみ、第2の管の内側に第3の管を所定クリ
    アランスではめこみ、しかる後抽伸及び圧延を行ない各
    管を密着させると共に、第2の管を極薄肉管とし、その
    後第1の管または第3の管を除去する工程を含むことを
    特徴とする熱交換器用二重管の製造法。 5 前記工程は、空抽伸、プラグ抽伸及び圧延とからな
    るものである特許請求の範囲第4項記載の熱交換器用二
    重管の製造法。 6 前記第2の管はチタン管である特許請求の範囲第4
    項または第5項記載の熱交換器用二重管の製造法。
JP22978884A 1984-10-31 1984-10-31 熱交換器用多重管の製造法 Pending JPS61108418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22978884A JPS61108418A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 熱交換器用多重管の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22978884A JPS61108418A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 熱交換器用多重管の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61108418A true JPS61108418A (ja) 1986-05-27

Family

ID=16897681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22978884A Pending JPS61108418A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 熱交換器用多重管の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61108418A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104990440A (zh) * 2015-07-10 2015-10-21 常州市盈顺电子有限公司 换热管

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611416A (ja) * 1984-06-12 1986-01-07 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用多重管の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611416A (ja) * 1984-06-12 1986-01-07 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用多重管の製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104990440A (zh) * 2015-07-10 2015-10-21 常州市盈顺电子有限公司 换热管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1211278A (en) Method for producing a clad steel pipe
KR102365943B1 (ko) 클래드 강관 제조 방법
US5388329A (en) Method of manufacturing a heating exchange tube
JP6154611B2 (ja) アルミニウム合金製内面溝付き伝熱管
CN104154796A (zh) 一种内螺纹热交换管及其制造工艺
KR20000029325A (ko) 복합-벽 관
JP2008173648A (ja) 管の冷間曲げ方法、冷間曲げ装置およびこれらで加工されたエルボ
JPS61108418A (ja) 熱交換器用多重管の製造法
US6103027A (en) Method of making seam free welded pipe
JPH091234A (ja) Uo鋼管の製造方法
JPH0364210B2 (ja)
JPH11351791A (ja) アルミニウム製内面溝付管
JPH0994623A (ja) スパイラルフィン付き金属管の製造方法
JPH0417727B2 (ja)
JPS59202117A (ja) 二重管の製造方法
JPH0677773B2 (ja) 薄肉金属管の製造方法
RU1790460C (ru) Способ производства труб
SU786865A3 (ru) Способ изготовлени прецизионных труб
TW378164B (en) Method of producing bent pipe without thinning and device therefore
JPH0566210B2 (ja)
JPS6076290A (ja) クラツド鋼管の製造方法
RU2163851C1 (ru) Способ получения теплообменных труб
JP2003245714A (ja) ロックボルト用異形管およびその製造方法
JP3400564B2 (ja) 異なる熱膨張率を持つ異種金属多重管の製造方法
JPH09263916A (ja) 形状記憶合金管の製造方法