JPS6110747Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110747Y2 JPS6110747Y2 JP16417079U JP16417079U JPS6110747Y2 JP S6110747 Y2 JPS6110747 Y2 JP S6110747Y2 JP 16417079 U JP16417079 U JP 16417079U JP 16417079 U JP16417079 U JP 16417079U JP S6110747 Y2 JPS6110747 Y2 JP S6110747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- fluid
- block
- catalyst layer
- plate
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 claims description 62
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 19
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 4
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば脱硝装置などの触媒装置に係
り、特に触媒層を通過中の被処理流体が流体の排
出路にリークするのを防止する構造に関する。
り、特に触媒層を通過中の被処理流体が流体の排
出路にリークするのを防止する構造に関する。
第1図および第2図は、従来脱硝装置として用
いた触媒装置の概略構成図である。第2図に示す
ように箱形の枠体4に触媒を内填して触媒ブロツ
ク1を作り、排ガスなどの被処理流体Gが流通す
る流路5に前記触媒ブロツク1を複数挿入して積
重ね、これらの触媒ブロツク1で前記流路5を遮
るようにして触媒層6を構成する。流路5に導か
れた被処理流体Gは、その触媒層6を通過する間
に例えば脱硝処理などの所定の処理が行なわれ
る。そして触媒層6を通過した処理済の流体の流
れは折返流路7によつて向きが変えられ、触媒層
6の上部に形成された排出路8を通つて排出され
る。
いた触媒装置の概略構成図である。第2図に示す
ように箱形の枠体4に触媒を内填して触媒ブロツ
ク1を作り、排ガスなどの被処理流体Gが流通す
る流路5に前記触媒ブロツク1を複数挿入して積
重ね、これらの触媒ブロツク1で前記流路5を遮
るようにして触媒層6を構成する。流路5に導か
れた被処理流体Gは、その触媒層6を通過する間
に例えば脱硝処理などの所定の処理が行なわれ
る。そして触媒層6を通過した処理済の流体の流
れは折返流路7によつて向きが変えられ、触媒層
6の上部に形成された排出路8を通つて排出され
る。
前記触媒ブロツク1は触媒層6の上部からホイ
ストにより順次挿入されるが、その挿入を容易に
するため触媒ブロツク1と支柱9との間には若干
の隙間10が設けられている。そのため触媒層6
に供給される被処理流体Gの一部が触媒層6に入
らず前記隙間10を通つて排出路8側にリークす
るから、それを阻止するために最上段の触媒ブロ
ツク1と支柱9との間にシールプレート2が架設
固定されている。このシールプレート2によつて
前記隙間10からの被処理流体Gのリークは阻止
できるが、触媒ブロツク1の上下面は多数の孔な
どが設けられて流通性を有しているから、触媒層
6に入り込んだ被処理流体Gの一部が最上段にあ
る触媒ブロツク1の上面から排出路8側へリーク
することがある。そのためシールプレート2の上
にさらにもう一枚仕切板3を張り、それによつて
触媒層6と排出路8とを仕切り、最上段の触媒ブ
ロツク1からのリークを阻止している。
ストにより順次挿入されるが、その挿入を容易に
するため触媒ブロツク1と支柱9との間には若干
の隙間10が設けられている。そのため触媒層6
に供給される被処理流体Gの一部が触媒層6に入
らず前記隙間10を通つて排出路8側にリークす
るから、それを阻止するために最上段の触媒ブロ
ツク1と支柱9との間にシールプレート2が架設
固定されている。このシールプレート2によつて
前記隙間10からの被処理流体Gのリークは阻止
できるが、触媒ブロツク1の上下面は多数の孔な
どが設けられて流通性を有しているから、触媒層
6に入り込んだ被処理流体Gの一部が最上段にあ
る触媒ブロツク1の上面から排出路8側へリーク
することがある。そのためシールプレート2の上
にさらにもう一枚仕切板3を張り、それによつて
触媒層6と排出路8とを仕切り、最上段の触媒ブ
ロツク1からのリークを阻止している。
この構造の触媒装置では、触媒の詰替えをする
際、仕切板3とシールプレート2を切断し、触媒
ブロツク1を取出して触媒の詰替えを行ない、そ
の後触媒ブロツク1をまた流路5に挿入積重し
て、新しいシールプレート2と仕切板3を架設固
定していた。このようにシールプレート2と仕切
板3の両方をガスなどで切断し、また新しく両方
を溶接などで固定しなければならないから、詰替
え作業に長時間かかり、さらに詰替えの度毎に新
しいシールプレート2と仕切板3が必要になるな
どの欠点があつた。
際、仕切板3とシールプレート2を切断し、触媒
ブロツク1を取出して触媒の詰替えを行ない、そ
の後触媒ブロツク1をまた流路5に挿入積重し
て、新しいシールプレート2と仕切板3を架設固
定していた。このようにシールプレート2と仕切
板3の両方をガスなどで切断し、また新しく両方
を溶接などで固定しなければならないから、詰替
え作業に長時間かかり、さらに詰替えの度毎に新
しいシールプレート2と仕切板3が必要になるな
どの欠点があつた。
本考案の目的は、このような従来技術の欠点を
解消し、触媒の詰替え作業が簡便な触媒装置を提
供するにある。
解消し、触媒の詰替え作業が簡便な触媒装置を提
供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、従来の仕
切板を用いないで、触媒ブロツクの排出路に臨む
側面に遮蔽板を当接して直接取り付けて、この遮
蔽板で触媒層を通過中の被処理流体が排出路にリ
ークするのを阻止することを特徴とする。
切板を用いないで、触媒ブロツクの排出路に臨む
側面に遮蔽板を当接して直接取り付けて、この遮
蔽板で触媒層を通過中の被処理流体が排出路にリ
ークするのを阻止することを特徴とする。
次に本考案の実施例を第3図ないし第5図を用
いて説明する。
いて説明する。
第3図に示すように、板状や粒状などの所定の
形状した触媒を箱形の枠体4に内填して触媒ブロ
ツク1を構成する。通常の触媒ブロツク1はその
6つの側面に多くの孔などが設けられて、被処理
流体Gの流通性が確保されているが、第4図およ
び第5図に示すように、触媒層6における最上段
の触媒ブロツク1だけには、触媒ブロツク1の上
面にその全面を覆うように遮蔽板11が取り付け
られている。この遮蔽板11は枠体4と一体であ
つても別体であつても構わない。さらにこの最上
段の触媒ブロツク1にはシールプレート2が取り
付けられ、従来と同様にシールプレート2の他端
は支柱9に連結されている。実施例ではシールプ
レート2と遮蔽板11とを別体にしたが、遮蔽板
11の両側端を枠体4より外側へ延長して、その
延長部をシールプレート2としてもよい。
形状した触媒を箱形の枠体4に内填して触媒ブロ
ツク1を構成する。通常の触媒ブロツク1はその
6つの側面に多くの孔などが設けられて、被処理
流体Gの流通性が確保されているが、第4図およ
び第5図に示すように、触媒層6における最上段
の触媒ブロツク1だけには、触媒ブロツク1の上
面にその全面を覆うように遮蔽板11が取り付け
られている。この遮蔽板11は枠体4と一体であ
つても別体であつても構わない。さらにこの最上
段の触媒ブロツク1にはシールプレート2が取り
付けられ、従来と同様にシールプレート2の他端
は支柱9に連結されている。実施例ではシールプ
レート2と遮蔽板11とを別体にしたが、遮蔽板
11の両側端を枠体4より外側へ延長して、その
延長部をシールプレート2としてもよい。
第4図に示すように、シールプレート2と遮蔽
板11によつて、触媒層6と排出路8とが仕切ら
れ、シールプレート2と遮蔽板11が排出路8を
形成するための側壁を兼ねた状態になつている。
流路5に導かれた排ガスなどの被処理流体Gは、
触媒層6を通過する間に脱硝処理などの所定の処
理が行なわれる。そして触媒層6を通過した処理
済の流体は折返流路7を通り、排出路8から排出
される。そして、隙間10から排出路8側へリー
クしようとする流体はシールプレート2によつ
て、また触媒層6から排出路8側へリークしよう
とする流体は遮蔽板11によつてそれぞれ阻止さ
れ、すべての被処理流体Gが洩れなく触媒層6を
通過するようになつている。
板11によつて、触媒層6と排出路8とが仕切ら
れ、シールプレート2と遮蔽板11が排出路8を
形成するための側壁を兼ねた状態になつている。
流路5に導かれた排ガスなどの被処理流体Gは、
触媒層6を通過する間に脱硝処理などの所定の処
理が行なわれる。そして触媒層6を通過した処理
済の流体は折返流路7を通り、排出路8から排出
される。そして、隙間10から排出路8側へリー
クしようとする流体はシールプレート2によつ
て、また触媒層6から排出路8側へリークしよう
とする流体は遮蔽板11によつてそれぞれ阻止さ
れ、すべての被処理流体Gが洩れなく触媒層6を
通過するようになつている。
本考案は前述のように、遮蔽板を触媒ブロツク
に取り付けることにより、触媒を詰替る際にはシ
ールプレートのみを切断したり取り付けたりする
だけでよく、遮蔽板はそのまま使用できるから、
詰替え作業が簡便で、従来のように詰替えの度毎
に仕切板を準備するなどの必要がない。
に取り付けることにより、触媒を詰替る際にはシ
ールプレートのみを切断したり取り付けたりする
だけでよく、遮蔽板はそのまま使用できるから、
詰替え作業が簡便で、従来のように詰替えの度毎
に仕切板を準備するなどの必要がない。
第1図および第2図は従来の触媒装置の概略構
成図および一部拡大断面図、第3図は本考案の触
媒装置に用いる触媒ブロツクの正面図、第4図は
本考案の実施例に係る触媒装置の概略構成図、第
5図はその触媒装置における触媒層の一部拡大斜
視図である。 1……触媒ブロツク、4……枠体、5……流
路、6……触媒層、8……排出路、11……遮蔽
板、G……被処理流体。
成図および一部拡大断面図、第3図は本考案の触
媒装置に用いる触媒ブロツクの正面図、第4図は
本考案の実施例に係る触媒装置の概略構成図、第
5図はその触媒装置における触媒層の一部拡大斜
視図である。 1……触媒ブロツク、4……枠体、5……流
路、6……触媒層、8……排出路、11……遮蔽
板、G……被処理流体。
Claims (1)
- 枠体に触媒を内填して構成した触媒ブロツクを
被処理流体が流通する流路にその流路を遮るよう
に配置して触媒層を形成し、その触媒層を通過し
た流体通過面以外の側面に沿つて形成される排出
路を通つて排出される触媒装置において、前記触
媒ブロツクの前記排出路に臨む側面に遮蔽板を直
接取り付けて、前記触媒層を通過中の被処理流体
が前記排出路にリークするのを阻止したことを特
徴とする触媒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16417079U JPS6110747Y2 (ja) | 1979-11-29 | 1979-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16417079U JPS6110747Y2 (ja) | 1979-11-29 | 1979-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5684023U JPS5684023U (ja) | 1981-07-07 |
JPS6110747Y2 true JPS6110747Y2 (ja) | 1986-04-05 |
Family
ID=29675125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16417079U Expired JPS6110747Y2 (ja) | 1979-11-29 | 1979-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110747Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5435730B2 (ja) * | 2010-04-19 | 2014-03-05 | バブコック日立株式会社 | 脱硝装置 |
JP5685905B2 (ja) * | 2010-11-29 | 2015-03-18 | 三浦工業株式会社 | 触媒構造および燃焼装置 |
-
1979
- 1979-11-29 JP JP16417079U patent/JPS6110747Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5684023U (ja) | 1981-07-07 |
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