JPS61106360A - 帯状ワ−ク位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産粟上夏肌且分夏 本発明は例えば、半導体装置用リードフレーム等の帯状
ワークをその両側から開閉式の位置決め用爪で挟持して
幅方向に位置決めする装置に関する。

従来立挟丘 例えば樹脂モールド型半導体装置は、帯状のリードフレ
ームをペレソトマウント工程、ワイヤボンディング、樹
脂モールド工程、捺印工程などの各種工程に送ってから
、リードフレームを個々の半導体装置に分割して製造さ
れている。この各製造工程間のリードフレームの保管や
運搬はリードフレームをマガジンに、多数整列収納して
行われ、マガジンから必要に応じ１枚ずつが取出されて
捺印機等の製造設備に供給される。

例えば捺印機は定位置でレール上を位置決めされて搬送
されてくるモールド済みリードフレームのモールド樹脂
材の表面に、品名、型式等を順次に自動捺印するが、こ
の捺印機へのリードフレームの供給は、リードフレーム
が多品種あって品種によって幅が異なるので品種毎に幅
方向に位置決めして捺印機のレール上に供給する必要が
ある。そこでマガジンからリードフレームを切出して直
接捺印機に供給すると、位置決め精度がどうしても悪く
なるので、通常はマガジンと捺印機の間に位置決め専用
のフレームガイドと称されるステージを配置して、この
ステージ上にマガジンから１枚ずつリードフレームを供
給してステージ上でリードフレームを幅方向に位置決め
しておいて、この位置決めされたリードフレームをステ
ージから切出して捺印機に供給するようにしている。

このようなマガジンと製造設備間のステージ上でのリー
ドフレーム位置決めはリードフレームの両側を対になっ
た開閉式爪で挟持して行うのが一般的である。

（°シよ゛と　るユ　占 ところで、上記ステージ上に供給されるリードフレーム
の幅は、約２５〜７０１）１）１の範囲内にあって、こ
れら範囲内の全ての品種のリードフレームを定位置で開
閉する爪で位置決めするには無理があり、そこでリード
フレーム位置決め装置としては対になった爪の間隔をリ
ードフレームの品種毎に手動で可変調整して固定してお
いて爪を開閉する等してリードフレーム品種毎の個別設
計をなしたものが現在使用されている。しかし、このよ
うな装置は構造が複雑で大型化する問題や、少品種大量
生産の設備には比較的有効であるが、半導体装置の捺印
機のような多品種小量生産の設備においては、リードフ
レームの品種変更毎に調整する工数が多大で製造設備の
稼動率を悪くする問題があった。

°　るための 本発明は上記問題点に鑑み、ステージ上の帯状ワークを
対になった開閉式爪で閉じさせ乍ら、間隔を接近させて
挟持し、位置決めする装置にて上記問題点を解決したも
のである。

即ち本発明はステージの一側端側の定位置に回転可能に
配置された第１回転軸及び第１回転軸に固定されたワー
ク位置決め用第１爪からなる第１爪ユニットと、ステー
ジの他のｌ側端側に遠近平行移°動可能に配置された第
２回転軸及び第２回転軸に固定されたワーク位置決め用
第２爪からなる第２爪ユニットと、第１回転軸に回転力
を加える駆動源と、第１・第２回転軸間に張設されて駆
動源で回転力が加えられた第１回転軸の回転力を第２回
転軸に反対方向に伝達すると共に第２回転軸を介し第２
爪ユニットを第１爪ユニット側に接近させる条体と、第
２爪ユニットを反第１爪ユニット側に常時弾性的に押圧
する復帰手段とを具備した装置で、第１・第２爪が閉じ
乍ら接近してステージ上のワークを挟持して位置決めす
る。

作置 上記のようにワークを挟持する対になった爪を接近させ
乍ら閉動作させることにより、位置決めされるワークの
幅の変更毎に爪間隔を調整する必要が無くなり、ワーク
の品種に対する通用可能範囲が増す。また対になった爪
の開閉と遠近移動が１つの駆動源を使用した簡単な構造
のもので実施できて装置全体の小型、簡略化が実現でき
る。

裏胤医 樹脂モールド成形されたリードフレームを幅方向に位置
決めする装置に本発明を通用した実施例を、図面に基づ
き以下説明する。

図面において、（１）は樹脂モールド成形されたリード
フレーム（以下ワークと称する）で、（２）はワーク（
１）を１枚ずつ幅方向に位置決めする装置で、上面フラ
フトな固定されたステージ（３）上に、ワーク（１）が
マガジン（図示せず）から１枚ずつ供給されて位置決め
されると、ワーク（１）は第１図の矢印方向の長手方向
に外部からの切出し爪（図示せず）でもって切出されて
捺印機等に送られる。ワーク位置決め装置（２）は、ス
テージ（３）の−側端側に配置された固定式第１爪ユニ
ツ）　（Ａ）とステージ（３）の他の一側端側に配置さ
れた可動式第２爪ユニット（Ｂ）と、両爪ユニット（Ａ
）（Ｂ）を連結する条体（４）と、両爪ユニット（Ａ）
（Ｂ）を同時に駆動させる駆動源（５）、及び可動式第
２爪ユニソ）　（Ｂ）を復元させる復元手段（６）とで
構成される。

第１爪ユニット（Ａ）は、ステージ（３）側に固定され
た軸受（７）でもってステージ（３）と平行で回転可能
に設置された第１回転軸（８ａ）と、第１回転軸（８ａ
）の複数、例えば２箇所に固定されたワーク位置決め用
第１爪（９８）と、第１回転軸（８ａ）の一端に同軸に
固定されたプーリ　（１０ａ　）とで構成される。第２
爪ユニット（Ｂ）はステージ（３）側にステージ幅方向
に摺動可能に設置された可動軸受（１））に、回転可能
に支持され、ステージ（３）と平行な第２回転軸（８ｂ
）と、第２回転軸（８ｂ）に第１爪（９ａ）と対向する
箇所に固定したワーク位置決め用第２爪（９ｂ）と、第
２回転軸（８ｂ）の一端に同軸に固定されて第１プーリ
　（１０ａ　）と対をなす第２プーリ　（１０ｂ　’）
とで構成される。

条体（４）は第１・第２プーリ　（１０ａ　）　　（１
０ｂ　）の外周に両端が固定されて第１・第２プーリ（
１０ａ　）　　（１０ｂ　）間に袈裟状に張設されたも
ので、ベルトやチェーンなどが使用される。駆動源（５
）は第１）−リ　（１０ａ　）に一方向に回転力を加え
るもので、例えばステージ（３）側に取付金具（１２）
を介して固定されたシリンダが使用される。シリンダ（
５）は作動するとピストンロッド（５゛）を進出させて
第１プーリ　（１０ａ　）と一体に半径方向に延ばした
レバー（１３）の先端部を第２図の矢印方向に押して第
１プーリ（１０ａ　）を第１爪（９ａ）が閉じる方向に
回転させる。この回転力は条体（４）でもって第２プー
リ　（１０ｂ　）に伝達されて、第２プーリ　（１０ｂ
　’）は第１プーリ（１０ａ　）と反対方向に回転する
と共に、条体（４）による引張力で可動式第２爪ユニツ
）　（Ｂ）の全体が第１爪ユニット（Ａ）側に接近移動
するようトルク調整されている。

復帰手段（６）は条体（４）に引張られて移動した第２
爪ユニット（Ｂ）を元の位置に自動復帰させるもので、
例えば第２爪ユニッｌ−（Ｂ）の可動軸受（１））とス
テージ（３）間に圧縮挿入されたスプリングでもって構
成される。また。

第２プーリ（１０ｂ　）にはトルクバネ（１４）が嵌着
されて、第２爪ユニツ）　（Ｂ）の復帰動に伴って第２
プーリ　（１０ｂ　）を復帰回転させる。

次に上記実施例によるワーク位置決め動作を説明する。

平常時において、第２爪ユ冊フト（Ｂ）は、第１爪ユニ
７）（Ａ）から最も離れた定位置にあり、この時の両爪
ユニット（Ａ）（Ｂ）における第１・第２爪（９ａ）　
　（９ｂ）の間隔はワーク（１）の品種による最大幅よ
り少し太き目に設定されている。この平當状態でステー
ジ（３）上に１枚のワーク（１）が供給されると、シリ
ンダ（５）が作動してピストンロッド（５゛）が、供給
ワーク（１）に応じたストロークでもって突出して、第
５図に示すように、レバー（１３）を押し第１）−リ　
（１０ａ　）を回転させる。すると第１回転軸（８ａ）
を介し第１爪（９ａ）が閉じる方向に回転すると共に、
条体（４）を介し第２プーリ（１０ｂ　”）が回転して
第２回転軸（８ｂ）を介し第２爪（９ｂ）　も閉じる方
向に回転し乍ら第２爪ユニット（Ｂ）が第１爪ユニット
（Ａ）側に接近する。つまり第１・第２爪（９ａ）　　
（９ｂ）は互いに閉じる方向に回転し乍ら接近して、ワ
ーク（１）の両側を挟持しワーク（１）をステージ（３
）上で軸方向に位置決めして停止する。このワーク位置
決め時の第２爪ユニツ）　（Ｂ）の接近移動量の最大値
を、ワーク（１）の品種による最小幅のものを位置決め
できる程度に設定しておけば、多品種のワーク（１）が
供給されても品種毎にシリンダ（５）のピストンロッド
突出量を切換え調整するだけで多品種のワーク位置決め
ができる。

１枚のワーク（１）の位置決めが完了すると、ピストン
ロッド（５”）を退入させて、レバー（１３）から離す
。すると第２爪ユニツ）　（Ｂ）は、スプリング（６）
のバネ力で元の位置まで自動復帰し、第１・第２爪（９
ａ）　　（９ｂ）はトルクバネ（１４）のバネ力にて開
方向に回転して平常の開状態に自動復帰する。而して、
ステージ（３）から位置決めされたワーク（１）が切出
されて、次の新しいワーク（１）がステージ（３）上に
供給され、上記同様の動作が繰り返し行われる。

尚、本発明はリードフし・−ムの位置決め装置に限らな
い。

五所■立果 本発明によれば幅の異なる多品種の帯状ワークの位置決
めに際し、品種変更毎に位置決め用爪の間隔を調整する
といった工数が不要となり、多品種のワーク切換えに対
する間隔設定自由度が増し、汎用性の高いものが提供で
きる。また位置決め用爪の開閉動と遠近移動が１つの駆
動源で行えるので、装置全体が簡略化され小型コンパク
ト化され、各Ｍ製造設備への通用が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す平面図及び
正面図、第３図及び第４図は第１図のＴｌ−’ｒｉ線断
面図及びＴ２−７２線断面図、第５図は第１図の装置の
動作概略説明図である。 （１）−−−−ワーク、（３）　−ステージ、（Ａ）−
第１爪ユニット、　（Ｂ）−第２爪ユニット、（４）−
−一・条体、（５）一駆動源、（６）　−復帰手段、（
８ａ）　−・−第１回転軸、（８ｂ）　−第２回転軸、
（９ａ）　−第１爪、（９ｂ）　−第２爪。 治１ｚ ′！Ｊ３■ 第４図 １！５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ステージ上に載置された帯状ワークを両側から開
   閉式爪で挟持して幅方向に位置決めする装置であって、
   ステージの一側端側の定位置に回転可能に配置された第
   １回転軸及び第１回転軸に固定されたワーク位置決め用
   第１爪からなる第１爪ユニットと、ステージの他の１側
   端側に遠近平行移動可能に配置された第２回転軸及び第
   ２回転軸に固定されたワーク位置決め用第２爪からなる
   第２爪ユニットと、第１回転軸に回転力を加える駆動源
   と、第１・第２回転軸間に張設されて駆動源で回転力が
   加えられた第１回転軸の回転力を第２回転軸に反対方向
   に伝達すると共に第２回転軸を介し第２爪ユニットを第
   １爪ユニット側に接近させる条体と、第２爪ユニットを
   反第１爪ユニット側に常時弾性的に押圧する復帰手段と
   を具備し、第１・第２爪を接近させ乍ら閉じてワークを
   挟持し位置決めさせることを特徴とする帯状ワーク位置
   決め装置。