JPS6110492A - 印刷用湿しロ−ラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はオフセット印刷において版胴に湿し水を供給す
るだめの印刷用水着はローラに関する０ （従来の技術） 従来この種のローラとしてはＮＢＲ−？ＰＶＯゴムロー
ラが提供されているが、このような水着はローラではイ
ンキからみ現象（以下、からみと略する）が発生しやす
い。このからみが生ずるとローラ上の水量が不足したシ
幅方向でのバラツキが生ずるために版の画線、非画線の
再現性が不充分になり、汚れが発生したシ印刷品質の低
下をもたらしたシして安定性に問題があるため、度々ロ
ーラを洗浄する必要があった０この欠点を補うローラと
してモルトンタイプ、スリーブタイプが提供されている
が、これらにも下記の欠点がある０ （１）　　ゴムローラへの装着が煩雑である０（２）　
　モルトン、スリーブは消耗品であり費用がかかる。

（３）　　インキがからんだ場合、洗浄に手間がかかる
０ （４）　　水量の制御応答性が悪いため印刷品質安定迄
に時間がかかり条件変化時横紙が多くなる。

（５）毛羽が出やすく印刷品質を低下させる０このよう
に従来の水着はローラでは印刷品質、印刷安定性、制御
応答性、作業性等の点で問題カアリ、特に湿しローラへ
のインキのからみによる種々のトラブルが発生していた
０ （発明が解決しようとする問題点） 本発明は従来ローラの有する上記欠点を解消した湿しロ
ーラを提供せんとするものである。

（問題点を解決すべき手段） 本発明は、表層を形成するゴム層表面に１酸化物系セラ
ミツクス粉末を混合したウレタン系樹脂層を形成させて
なることを特徴とする印刷用湿しローラである。

以下本発明について詳細に説明する。

本発明で用いるセラミック粉末けｓｉｏ、、ム１ｚｏｓ
。

Ｔｉｅ、、　　ｒｅ、　Ｏｌ、　　ＺｒＯ，等の酸化物
系セラミツクチある。該酸化物系セラミックスは親水性
であるため、ウレタン系樹脂と混合することでウレタン
系樹脂層の親水性を高める。

本発明で用いるセラミック粉末の粒径は１００μｍ　以
下好ましくは２０〜１μｍ　の範囲の微粒子が望ましい
０１００μｍ　以上の粒径では均一な水上勺が困難にな
り１μｍ　以下の超微粒子は入手が困難で高価になる。

本発明で用いるセラミック粒末はウレタン系樹脂１００
部に対して５〜１００部を添加することが望ましい０１
００部以上では該セラミック粉末はウレタン系樹脂中に
均一に分散することが困難になり、５部以下では十分な
親水性が得られない。本発明によるローラは従来品に比
べ、次のような利点があり工業上有益である。

（１）水着はローラへのインキのからみが大幅に減少す
るため、印刷品質が大いに向上する。

（２１ローラの洗浄間隔が大幅に延長されるので、印刷
効率が高くなる。

（３）　　同上の理由によりメンテナンスフリーに近い
状態で印刷ができるので省力化を図れる。

次に本発明の実施例について説明する。

実施例１ 表層を形成するゴム層表面に種々の酸化物系セラミック
粉末を混合したウレタン系樹脂層を形成させ、その表面
の親水性を測定した結果を表１に示す。セラミック粉末
の添加により親水性が大幅に改善されることが判る。

表　　１ 実施例２ 市販ゴムローラの上に該酸化物系セラミック粉末を混合
したウレタン系樹脂層を形成させたローラを製造し、該
ローラを水着はローラとして下記表２の条件下で使用し
た。印刷３時間後に該水着はローラへのインキのからみ
状況を目視判定した結果、該水着はローラへのインキの
からみはわずかであり、実用上殆んど問題が無かった。

復代理人　　内　１）　　明 復代理人　　萩　原　亮　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表層を形成するゴム層表面に、酸化物系セラミック粉末
   を混合したウレタン系樹脂層を形成させてなることを特
   徴とする印刷用湿しローラ。