JPS61104136A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置

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JPS61104136A
JPS61104136A JP22613384A JP22613384A JPS61104136A JP S61104136 A JPS61104136 A JP S61104136A JP 22613384 A JP22613384 A JP 22613384A JP 22613384 A JP22613384 A JP 22613384A JP S61104136 A JPS61104136 A JP S61104136A
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fuel
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sensor
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Kazuya Komatsu
一也 小松
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守田 知史
Nobuhide Seo
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの空燃比制御装置に関し、特に排気
ガス中の酸素濃度に応じてその出力がリニアに変化する
空燃比センサを用いてエンジンの空燃比を所定値にフィ
ードバック制御するようにしたものに関する。
(従来の技術) 従来より、エンジンの排気ガス中の酸素81度によりエ
ンジンの空燃比を検出してエンジンに供給する混合気の
空燃比を所定値にフィードバック制御することは広く知
られている。
そして、この場合、排気ガス中の酸素濃度を検出して間
接的に空燃比を検出する空燃比センサとしては、理論空
燃比に対応する酸素濃度を境にして出力(起電力)がス
テップ状に変化する。いわゆるλセンサがある。このλ
センサは、その出力特性から空燃比を理論空燃比に制御
する場合には好適であるが、加速時や高負荷運転時等、
高出力が要求されるときに空燃比を理論空燃比よりもリ
ッチに設定する場合、あるいは高速定常走行時において
燃費向上のために空燃比を理論空燃比よりもリーンに設
定する場合には、上述の如く理論空燃比に対する大小の
みを判別するだけであるので、これら理論空燃比からリ
ーン又はリッチ側に外れた空燃比を正確に検出すること
はできず、空燃比を任意の値に制御する場合には不向き
である。
そこぐ、本出願人は、上記λセンサに代わる空燃比セン
サとして、特開昭59−100854号公報に示される
ように、排気ガス中の酸素wi度に応じ、て出力がリニ
アに変化して、空燃比をリッチ領域からり−ン領域に亘
って連続的に検出できる。
いわゆる広域空燃比センサを提案しており、このものに
より空燃比を任意の値に制御することを可能としている
。すなわち、この広域空燃比センサは、酸素イオン伝導
性の固体電解質の両面に多孔質“電極を形成し、被測定
ガス(排気ガス)に接触する測の多孔質電極としてpt
等を主成分とする半触媒性能を有するものを使用すると
ともに、該電極と固体電解質と被測定ガスとで構成され
る3相点近傍に、HCを酸化してCOを生成する3n0
2等の金属酸化物を存在させてなるものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記の如き広域空燃比センサを用いてエンジ
ンの空燃比を所定値にフィードバック制御する場合、ノ
イズの影響を考慮して、目標空燃比に対応する空燃比セ
ンサの目fi値に所定幅の不感帯(ヒステリシス)を設
けて、空燃比を所定の不感帯幅で目標値につまり所定の
範囲内に制O1lすることにより、耐ノイズ性を高める
ことが考えられる(第6図参照)。
しかるに、上記広域空燃比センサの出力(起電力)特性
は、理論空燃比(A/F−14,7>で起電力勾配(傾
斜)が最大で、この理論空燃比を境にしてリーン側およ
びリッチ側に行くにつれて起電力勾配がゆるやかになる
特性を有する(第3図参照)。そのため、この起電力勾
配の大きい理論空燃比付近を基準にしてノイズ対策から
不感帯の幅を大きく設定すると、理論空燃比よりもり一
ン側又はリッチ側では、起電力勾配がゆるやかであるこ
とから、上記不感帯により空燃比の変動が増長されるこ
とになり、空燃比制御の精度を低下させるという問題が
ある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、広域空燃比センサを用いて空燃比を所定
の不感帯幅で目標空燃比につまり所定の範囲内に制御す
る場合、この不感帯幅を目標空燃比に応じて変更するこ
とにより、空燃比制御の精度を低下させることなく耐ノ
イズ性を向上させることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、第1
図に示すように、エンジンの排気通路中に設けられ、排
気ガス中の酸素濃度に応じてその出力が変化する空燃比
センサ8と、予め設定された混合気の空燃比に対応した
上記空燃比センサ8の目標値を設定する目標値設定手段
15と、上記空燃比センサ8の出力と目標値設定手段1
5により設定された目標値とを比較する比較手段17と
、該比較手段17の出力を受け、エンジンに供給する混
合気の空燃比を所定の不感帯幅で上記目標値に制御する
空燃比ti15 III手段18とを備えることを基本
構成とする。これに加えて、上記目標値設定手段15か
らの目標空燃比に対応した目標値に応じて上記空燃比制
御手段18の不感帯幅を変更する制御範囲変更手段16
を設ける構成としたものである。
〈作用〉 上記の構成により、本発明では、排気ガス中の酸素ma
に応じてその出力がリニアに変化する。
いわゆる広域空燃比センサを用いて空燃比を所定の範囲
内にフィードバック制御する場合、目標空燃比に対応す
る空燃比センサの目4!!1m(目標起電力)の不感帯
幅が目標空燃比つまり起電力勾配に応じて変更され、起
電力勾配が最大である理論空燃比付近では最大に、理論
空燃比よりもリーン側又はリッチ側に行くにしたがって
、つまり起電力勾配がゆるやかになるにしたがって小さ
くなる。
このことにより、理論空燃比付近では、起電力勾配が大
きいことにより不感帯による空燃比の変動をさほど生じ
ることなく耐ノイズ性が著しく高められる。一方、理論
空燃比よりもリーン側又Cよリッチ側では、耐ノイズ性
をある程度確保しながら、不感帯による空燃比の変動の
増長が抑制され、制御精成の低下が防止されることにな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
第2図は本発明の一実施例に係るエンジンの空燃比制御
システムの概略構成を示し、1はエンジン、2はエンジ
ン1に吸気を供給するための吸気通路、3はエンジン1
からの排気ガスを排出するための排気通路である。上記
吸気通路2には、エンジン1に供給する吸入空気量を制
御するスロットル弁4が配設され、該スロットル弁4下
流の吸気通路2にはエンジン1に燃料を噴射供給する燃
料噴射弁5が配設されている。
また、上記吸気通路2のスロットル弁4上流には、吸入
空気量を検出するエアフローセンサ6および吸気の温度
を検出する吸気温センサ7が設けられている。一方、上
記排気通路3には、排気ガス中の酸素81度により空燃
比を検出する空燃比センサ8、排気ガス中の炭化水素(
HC)濃度を検出するHCセンサ9および排気ガス温度
によ・り上記空燃比センサ8の温度を検出する排気温セ
ンサ゛10が設けられており、これらセンサ6〜10の
各出力は、上記燃料噴射弁5を制御する空燃比コントロ
ーラ11に入力されている。また、12は点火プラグ、
13はイグニッションコイル、14はイグナイタであっ
て、該イグブイタ14からの点火信号はエンジン回転数
信号等として上記空燃比コントローラ11に入力されて
いる。
上記空燃比センサ8は、既述の如く酸素イオン伝導性の
固体電解質の両面に多孔質電極を形成し、被測定ガス(
排気ガス〉に接触する側の多孔質電極としてpt等の半
触媒性能を有するものを使用するとともに、該電極と固
体電解質と被測定ガス(排気ガス)とで構成される3相
点近治に、トICを酸化してCOを生成する3n Oz
 、I n 203、Ni O,Co 30a 、Cn
 O等の金属酸化物を存在させてなるもので、その起電
力特性は第3図に   瞠示すように排気ガス中の酸素
11度に応じてその出力としての起電力がリニアに変化
して、空燃比をリッチ領域からリーン領域に亘って連続
的に検出できる基本特性を有するいわゆる広域空燃比セ
ンサである。また、この空燃比センサ8の起電力特性は
、空燃比センサ8の温度(排気ガス温度)により変化す
る温度特性を有し、該温度が高くなるに従って理論空燃
比よりもリーン側では起電力が′ 低下し、リッチ側で
は起電力が増大する。また、上記空燃比センサ8の起電
力は、排気ガス中の]」C濃度により変化する)ICI
I麿特性を有し、理論空燃比よりもリーン側でl−I 
C11度が大になるにつれて起電力が増大する(尚、リ
ッチ側では元来トIC濃麿が高いのでほとんど起電力の
変化は生じない)。
次に、上記空燃比コントローラ11の作動を第4図に示
すフローヂャートにより説明するに、リセット後、ステ
ップS1で空燃比のリーンゾーンとリッチゾーンとを区
別するためのゾーンフラグF zone (リーン側で
11 Q 11、リッチ側で141 IT )を″“O
11に、燃料噴射がディレィ中か否かを区別するための
り一ン廁およびリッチ側のディレィフラグF9.Fr 
 (ディレィ中でないときは′O°°、ディレィ中は’
1”)を共に“O″に、またエンジン回転数と噴射時間
との関係を決めるフィードバック係数Cfbを“1′′
にそれぞれ初期設定し、さらにステップS2でエンジン
回転数等を計算するための一定周期を定める基本タイマ
をリセットして、次のステップS3で基本タイマが一定
時間Ti経過するのを持ち、一定時間7i経過するとス
テップS4で上記基本タイマを再びリセットする。尚、
この垂木タイマはリセットされた瞬間から時間をアップ
カウントするカウンタである。
次に、ステップS5でイグナイタ14からのイグニッシ
ョンパルス信号によりエンジン回転数Neを針幹し、ま
たステップS6でエアフローセンサ6および吸気Sセン
サ7からの信号により吸入空気流aueを針環する。
次いで、ステップS7で空燃比センサ8からの出力信号
としての起電力VS信号、HCセンサ9からのl−I 
C濃度信号および排気温センサ10からの排気ガス温度
信号(7燃比センサir!1信弓)を入力したのち、ス
テップS8において目標空燃比、)−IC1度および排
気ガス41を第5図に示すようなデータテーブルに入力
して、目標空燃比に対応づる空燃比センサ8の目標値と
してのスライスレベル中央値vrefを求めるとともに
、該目標値としてのスライスレベル中央1aVrefに
対するり一ン側およびリッチ側の不感帯幅VhQ、Vh
rを求める。
ここにおいて、上記目標空燃比は例えばエンジン回転数
とエンジン負荷によりエンジン運転状態に応じて設定さ
れ、例えば高負荷運転時には目標空燃比A/Fが理論空
燃比(A/F−14,,7)よりもリッチに、高速定常
走行時には理論空燃比よりもリーンに設定される。また
、上記第5図のデータテーブルには、各目標空燃比毎に
排気ガス温度とHCl11度とに応じたスライスレベル
中央値vrefがIき込まれていて、排気ガス温度に対
しては理論空燃比(A/F−14,7)を境にしてリッ
チ側では温度の上昇に伴ってVrefが増大し、リーン
側では温度の上昇に伴ってVrefが低下し、理論空燃
比では渇度亥化に対してyrerがはぼ一定である。ま
た、1101度に対しては理論空燃比(A/F−14,
7)よりもリーン側ではトIC濃度の増大に伴ってVr
efが増大し、理論空燃比およびそれよりもリッチ側で
はHCl1喰変化に対してvrefがほぼ一定ぐある。
さらに、上記スライスレベル中央値y refに対する
不感帯幅(つまりヒステリシス幅)VhQ、Vhrは、
第6図に示Jように空燃比センサ8の出力(起電力)に
対するノイズの影響をなくすために設定されたもので、
この不感帯幅VhQ、Vhr内での起電力の変化を無視
してノイズに対処している。そして、この不感帯幅Vh
ll、Vhrは第7図に示すマツプにより求められ、目
標空燃比に対応するスライスレベル中央値Vrefに応
じて変化し、理論空燃比に相当するスライスレベル中央
値V ref o ”C9人で、理論空燃比よりもリー
ン側又はリッチ側に相当するスライスレベル中央値にな
るにしたがって小さり11なる。
しかる侵、以下のステップ89〜Saにおいて、第8図
に示す如き空燃比センサ8の出力特性と燃料噴射弁5か
らの平均燃料噴射量との対応関係でもって空燃比を所定
の不感帯をもって目標空燃比にすべくフィードバック制
御が実行される。すなわら、耐ノイズ性のため空燃比セ
ンサ8の目標起電力の不感帯(ヒステリシス)を決める
べく、先ず、ステップS9でゾーンフラグF zone
が′0′′か1′°かを判定し、F zone= 0の
リーン側のときには上記ステップS8で求めたスライス
レベル中央1oVrefに対するリーン側不感帯幅vh
 QによりステップS Iaでスライスレベル中央値V
’re[をvrer +Vh Qとし、Fzone−1
のリッチ側のときには上記ステップS8で求めたスライ
スレベル中央値refに対するリッチ側不感帯幅Vhr
によりステップS++でスライスレベル中央値V′1゛
e「をV ref −V hrとして、それぞれステッ
プS12に進む。そして、ステップS 12で空燃比セ
ンサ8からの実測した起電力VSと上記ステップSh。
又はS uで定めたスライスレベル中央(+tlV’r
efとの大小を比較判別する。
このステップS 12での判別がVS <V’ ref
のときにはステップS nでゾーンフラグF zone
の判定を行い、F zone= 1のリッチ側のときに
は空燃比が目標値よりもリッチ側であると判断してステ
ップS 14で空燃比をリーン化つまり燃料噴射量を減
少すべくフィードバック係数C「bをCfb−Cr(C
「:積分定数)とし、ステップS +sで燃料噴射時間
τを式K −Cfb−Ue 、/Ne J:す81iF
FしてステップS3に戻る。
その後、ステップS +sでの燃料噴(ト)吊の減少に
より第8図に示す如く空燃比がリーン方向に向い、ステ
ップS 12での判別がV’s < V ’ refと
なると、ステップS 16でゾーンフラグF zone
のマり定を行い、未だl: zone= 1のリッチ側
ぐあるので、次のステップS +yでリーン側ディレィ
フラグ「pが“1°”か否かを判別し、F9−〇のNo
のときにはリッチ側からリーン側へ反転したときと判断
してステップS IaでディレィフラグF9を“1゛°
としたのら、ステップ819でディレィタイマをリセッ
トする(尚、このディレィタイマは」L述のSit本タ
イマと同様、リセットされた瞬間から時間をアップカウ
ントするタイマである。)そして、F9=1のYESの
ディレィ中のときと共に次のステップS?0でディレィ
タイマが所定のディレィ時間t(Nを経過したか否かを
判別し、経過していないときにはノーrズの影ヤを防止
すべくステップS 14に移りフィードバック係数Cf
bをCfb−Crに維持して、ステップS +s T:
″燃料噴射量を減少したままステップS3に戻る。一方
、ディレィ時間td9を経過すると、ステップ82+で
ゾーンフラグFzoneをO″′に、かつディレィフラ
グF9を“0゛′にしたのち、ステップ822において
空燃比をリッチ化すべくフィードバック係数Cf1lC
fb+Cs 9  (Cs Q :比例定数)として、
ステップS +sで燃料噴射量を増大してステップS3
に戻る。
次いで、この燃料噴射量の増大によっても未だステップ
S 12の判別がVs <V’ refであるので、ス
テップS 16でゾーンフラグF zone −Qのリ
ーン側と判定されて、ステップS23でざらに空燃比を
リッチ化すべくフィードバック係数C「bをC「b+C
9((1:積分定数)とし、ステップS +sでさらに
燃料噴射量、を増大し〔ステップ83に戻る。
その侵、この燃料噴射量の増大ににリステップS 12
での判別がVs≧V’refとなるが、ステップS 1
3での判定がゾーンフラグFzonc=oのり−ン側で
あるので、ステップ32a ”C’リッチ側ディレィフ
ラグFrが“1゛′か否かを判別し、「「−〇のNOの
ときにはり−ン側からリッチ側へ反転し・たとさと判断
してステップS、l!、でディレィフラグFrを“1°
′にしIこのち、ステップ826でディレィタイマをリ
セットする。そして、[r=1のYESのディレィ中の
ときと共に次のステップS 27でディレィタイマが所
定のディレィ時間tdrを経過したか否かを判別し、経
過していないときにはノイズの彰菅を防止すべくステッ
プS23に移りフィードバック係数CfbをCfb−ト
C9に維持して、ステップS +sで燃料噴射量を増大
したままステップS3に戻る。一方、ディレィ時間td
rを経過す   tルト、ステップS28でゾーンフラ
グFzoneを” 1 ”に、かつディレィフラグFr
を0°″にしたのち、ステップS29において空燃比を
リーン化すべくフィードバック係数CfbをCfb −
C:、 sr (Csr :比測定vi)として、ステ
ップS +sで燃料噴射量を減少してステップS3に戻
る。その後、ステップS +2の判別がVs≧V′re
fで、ステップS 13での判定がFzone= 1と
なり、以下上記と同じ動作を繰返すことになる。
尚、燃料噴射弁5の噴射タイミングは、第9図に示寸よ
うにイグナイタ14からのイグニッションパルスの立上
りによって上記空燃比コントローラ11のメインフロー
中にインクラブドされ、先ず噴射タイマを燃料噴射時間
τにセットした(尚、この噴射タイマはセットされた時
間をダウンカウントし、零となった瞬間に後述の噴射終
了インタラブド信号を発生するカウンタである)のち、
燃料噴射弁5への電流をONにして燃料噴射を開始ηる
。そして、燃料噴射の終了は第10図に示すように上記
噴射タイマからの噴射終了インタラブド信号によってイ
ンクラブ1−され、燃料噴射弁5への電流をOFFにし
てなされる。
よって、上記空燃比コントローラ11の作動フローにお
いて、ステップS8により、予め設定された混合気の空
燃比に対応した空燃比センサ8の目標値(スライスレベ
ル中央値■ref)を設定する目標値設定手段15を構
成しているとともに、該目標値設定手段15からの目標
値(目標空燃比に対応したスライスレベル中央値Vre
f)に応じてリーン側およびリッチ側の不感帯幅VhQ
、Vhrを変更し、目標値が理論空燃比付近であるとき
に最大とし、それよりもリーン側およびリッチ側に行く
に従って小さくするようにした制御範囲変更手段16を
構成している。また、ステップS12により、空燃比セ
ンサ8の出力(起電力Vs>と目標値設定手段15によ
り設定された目標値(スライスレベル中央1+IIV’
 ref )とを比較づる比較手段17を構成している
。ざらに、ステップ813〜829により、上記比較手
段17の出力を受け、燃料噴射弁5の燃料噴射量を制御
することによりエンジン1に供給する混合気の空燃比を
所定の不感帯幅Vh 9 、 Vhrで上記目標1直に
制御する空燃比Rtll 1m1手段18を構成してい
る。
シタ力って、上記実施例においては、エンジン1のIJ
E気ガス中の酸素濃度に応じてその出力(起電力)が変
化する空燃比センサ8により空燃比が検出され、該空燃
比センナ8の出力と予め設定された空燃比に対応した空
燃比センサ8の目標値(所定の不感帯幅Vh 9 、 
VI+rをもつ)とが比較されて、その偏差に応じて燃
料噴射弁5からの燃料噴射けが制御されることにより、
エンジン1に供給づる混合気の空燃比が所定の範囲内に
フィードバック制御されることになる。
この場合、空燃比センサ8の起電力特性は第3図に示す
如くリニアに変化するが、理論空燃比(A/F、−14
、7>付近で起電力勾配(傾斜)が最大で、理論空燃比
よりもリーン側およびリッチ側になるにつれて起電力勾
配がゆるやかになる特性を有する。これに対し、上記空
燃比センサ8の起電力に対するノイズの影響を防止すべ
く目標空燃比に対応した空燃比センサ8の目標値(スラ
イスレベル中央1111Vref)に対して不感帯幅v
hN、Vl+rヲ設ケ1.−が、コノ不感帯幅VhQ、
Vhrを制御範囲変更手段16により上記スライスレベ
ル中央1mVrefつまり目標空燃比に応じて変更し、
目標空燃比が理論空燃比(A/’F=14.7)付近で
最大で、理論空燃比よりもリーン側およびリッチ側に行
くに従って小さくしたことにより、起電力勾配の大きい
理論空燃比付近ぐは、大きい不感帯幅Vh9.Vhrに
よって空燃比の変動をさほど生じることなく該不感帯幅
vh9.hrにより耐ノイズ性が著しく高められる。一
方、理論空燃比よりもリーン側又はリッチ側ぐは、小さ
い不感帯幅VhU、Vhrにより耐ノイズ性をある程度
確保しながら、該不感帯幅VhN、Vhrにより空燃比
の変動を増長するのが抑制され、空燃比制御の精度が低
下するのが防止されることになる。よって、空燃比制御
を、その精度の低T;を招くことなく耐ノイズを向上さ
せで、正確にかつ安定して行うことができる。    
              −尚、上記実施例では、
燃料噴射方式においてその燃料噴射量の制御により空燃
比制御を行ったが、気化器方式においてエアブリード爵
の制御により空燃比制御を行うようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、エンジンの排気
ガス中の酸素m度に応じてその出力が変化する空燃比セ
ンサを用いてエンジンの空燃比を所定範囲の空燃比にフ
ィードバック制御する場合、目標空燃比に対応した空燃
比センサの目標l1tl(目標起電力)の不感帯幅を目
標空燃比(起電力勾配)に応じて変更して、理論空燃比
付近で最大で、理論空燃比よりもリーン側又はリッチ側
に行くに゛したがって小さくするようにしたので、空燃
比制御手段の低下を招くことなく耐ノイズ性を向上させ
ることができ、上記空燃比制御を安定して正確に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図〜第10図は本発明の実施例を例示し、第2図は
エンジンの空燃比制御システムの概略構成図、第3図は
空燃比センサの起電力特性を示す特性図、第4図は空燃
比コントローラの作動を示すフローチャート図、第5図
はデータテーブルの一例を示す図、第6図は空燃比セン
サの起電力に対するノイズの影響を示づ説明図、第7図
はスライスレベル中央値に対′する不感帯幅のマツプを
示す図、第8図は空燃比センサの出力特性と平均燃料噴
射量との対応関係を示す説明図、第9図および第10図
はそれぞれ燃料噴射開始時および終了時のインタラブド
処理を示す図である。 1・・パエンジン、3・・・排気通路、5・・・燃料噴
射弁、8・・・空燃比センサ、9・・・HCセンサ、1
0・・・排気温センサ、11・・・空燃比コントローラ
、15・・・目標値設定手段、16・・・制御範囲変更
手段、17・・・比較手段、18・・・空燃比制御手段
。 特許出願人    ? ”/ l a xK @ ?J
f■、マ代  理  人     弁理上  前  1
)   弘 a丁ニー・IL 第7図 Vreイ 第5図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの排気通路中に設けられ、排気ガス中の
    酸素濃度に応じてその出力がリニアに変化する空燃比セ
    ンサと、予め設定された混合気の空燃比に対応した上記
    空燃比センサの目標値を設定する目標値設定手段と、上
    記空燃比センサの出力と目標値設定手段により設定され
    た目標値とを比較する比較手段と、該比較手段の出力を
    受け、エンジンに供給する混合気の空燃比を所定の不感
    帯幅で上記目標値に制御する空燃比制御手段と、上記目
    標値設定手段からの目標値に応じて上記空燃比制御手段
    の不感帯幅を変更する制御範囲変更手段とを設けたこと
    を特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
JP22613384A 1984-10-27 1984-10-27 エンジンの空燃比制御装置 Granted JPS61104136A (ja)

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JP22613384A JPS61104136A (ja) 1984-10-27 1984-10-27 エンジンの空燃比制御装置

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JP22613384A JPS61104136A (ja) 1984-10-27 1984-10-27 エンジンの空燃比制御装置

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JPS61104136A true JPS61104136A (ja) 1986-05-22
JPH0319377B2 JPH0319377B2 (ja) 1991-03-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01285634A (ja) * 1988-04-20 1989-11-16 Robert Bosch Gmbh 空気比制御方法及び装置

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JPH01285634A (ja) * 1988-04-20 1989-11-16 Robert Bosch Gmbh 空気比制御方法及び装置

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