JPS61102683A - 香料入り手芸用粘土 - Google Patents

香料入り手芸用粘土

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JPS61102683A
JPS61102683A JP22303984A JP22303984A JPS61102683A JP S61102683 A JPS61102683 A JP S61102683A JP 22303984 A JP22303984 A JP 22303984A JP 22303984 A JP22303984 A JP 22303984A JP S61102683 A JPS61102683 A JP S61102683A
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JP
Japan
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clay
fragrance
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fine powder
silica fine
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Application number
JP22303984A
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Inventor
逸見 健三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は香料入り手芸用粘土に関する。
一般に手芸用粘土にはいわゆる紙粘土、パン粘土等があ
り、人形、フラワー、壁掛、各種アクセサリ−等の創作
をはじめとする粘土細工全般に使用され、児童を対象と
した学校教材用あるいは一般人の趣味、娯楽用等として
教育産業分野あるいは趣味娯楽産業分野等において近年
特に注目されるに至っている。
これは粘土細工は手先を用いるだけで人間の創作活動を
容易に刺激することができる格好の対象物であることに
起因するものと考えられる。
〔従来の技術〕
しかして、従来普及している手芸用粘土は、珪砂、石英
等の天然石粉とパルプとの混合物に適量の水溶性接着剤
及び水を加えて粘土状に混練して作られる紙粘土、ある
いはパン粉に澱粉質の粘着剤、防腐剤、防黴剤、水等を
適n−加えて混練して作られるパン粘土等であり、通常
無臭であるため上述のような大きな効用を有する(も拘
らず、細工作業が単調で飽きられ易い欠点がある。
そこで本発明者は紙粘土又はパン粘土(以下これらを一
括して単に粘土という)に香料を添加すれば粘土細工中
に香りを楽しむことができ、又、精神安定等の精神衛生
上にも好ましい効果が得られ、生活文化の向上及び人間
相互のコミュニケーション増進等をはかり得る点に着目
し、香料入り手芸用粘土について種々検討を行なった。
その結果、粘土に油状の香料を単に添加混合するのみで
は、少量の香料を粘土に均一に混合することが困難であ
り、又、添加された香料は短期間の間に揮散され、香気
の持続性に欠ける欠点があることが判明した。そこで、
香料の粘土に対する混合分散性がすぐれるとともに香料
の持続性を向上させる手段として、香料を予め適当な吸
着剤に吸着保持させたのち、粘土に混合する方法につい
て更に研究を進めた結果、種々の吸着剤の中で多孔性シ
リカ微粉末に香料を予め吸着担持させた場合が香料の保
持特性が最もすぐれているのみならず、粘土の品質特性
についても一層改善し得ることを見出し本発明をなすに
至った。
〔発明が解決しようとする問題点〕 即ち、本発明の目的は第1に細工中に芳香を楽しむこと
ができ、かつそnによって精神衛生上の相乗効果が得ら
れる付加価値の関い手芸用粘土を提供することであり、
第2に香料の分散性および持続性のすぐれた香料入り手
芸用粘土を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は香料を吸着させた多孔性シリカ微粉末を紙粘土
又はパン粘土に配合したことを要旨とする香料入り手芸
用粘土である。
本発明において予め香料を吸着保持させるための多孔性
シリカ微粉末としては、外観白色を呈し、単粒子径10
〜50nm程度、粉末状態での凝集粒子径20〜200
μm程度の粒度を有し、多孔質で比表面積及び吸油量が
極めて大きい無定形構造を有するほぼ純粋のシリカが使
用される。この多孔性シリカ微粉末は通常珪酸ソーダを
硫酸等の鉱酸と水溶液中で反応させる直接湿式法、ある
いは珪酸ンータ゛を塩化′グネ′つ1等の塩類と水溶液
       :中で反応させて珪酸塩としたのち、こ
れ金鉱酸で分解する間接湿式法等によって製造される。
次に、使用される香料としては、特に制限はないが、植
物の花、蕾、果実、木幹、木皮、枝葉、根茎、樹脂等か
ら水蒸気蒸留法、圧搾法、溶剤抽出法等によって採取さ
れる種々の精油(香油)や、ジャ香等の動物性香料が好
適に使用される。これらの香料の中で、本発明3粘土に
添加された場合の持続性は、柑橘系、フローラル系、樹
脂系、動物系の順であった。
本発明においては、これらの香料を粘土に添加するに先
立ち、予め上述の多孔性シリカ微粉末に添加混合される
。この場合、多孔性シリカ微粉末に対する香料の添加量
は香料の柚類によっても異なるが30〜100重量%の
範囲が適しており、更に好ましくは50〜80重量係の
範囲である。
香料添加量が100重量係を超えるときは製品の香気が
強過ぎ、又香料添加後のシリカ微粉末の粉末特性が低下
し粘土への均一添加に支障を来たすおそれがあるので好
ましくない。一方、30%未満では製品に適量の香料を
保持させるために香料添加シリカ微粉末の添加量が過大
となって好まし′ くない。
香料を多孔性シリカ微粉末に添加するに際しては、香料
のfil類等によりエチルアルコールやグロピレグリコ
ール、グリセロール等の多価アルコールに稀釈又は溶解
させて添加してもよい。
次に、香料添加シリカ微粉末を粘土に添加配合して本発
明の香料入り手芸用粘土とするが、粘土に対する香料添
加シリカ微粉末の配合割合は、粘土100重量部に対し
、1〜3重量部の範囲が適している。1重量部未満では
粘土細工中の香シの発散が不十分となり、一方、3重量
部を超えるときは逆に香りが強過ぎて好ましくない。
香料添加シリカ微粉末と粘土との混合は公知の混線機を
用いて十分に混合することにより、均一に香料が添加さ
れた本発明の手芸用粘土製品が得られる。
得られた製品は直ちにプラスチック等からなるガス及び
水分非透過性の容器に包装されて保管及び部用に供され
る。
〔作用〕
以上説明したように本発明においては、香料を粘土に添
加するに先立ち、予め多孔性シリカ微粉末に添加吸着さ
せたから、少量の香料を粘土中に均一にlΣ加させるこ
とが可能となり、又、粘土に配合した後の香料の揮散は
経時的に徐々に行なわn1製品開封後の芳香持続性が極
めて良好となる。
この芳香持続期間は香料の種類、添加量、周囲の環境条
件等によっても異なるが、少くとも約2〜3ケ月間、或
はそれ以上に及ぶことが認められた。
さらに多孔性シリカ微粉末の粘土への添加は粘土に配合
される接着剤の接層強度および粘土の増粘性を向上させ
、粘土自体の品質を改善させる作用がある。父、多孔性
シリカ微粉末は熱伝導率が低いために断熱効果があり、
製品載置面あるいは壁掛として使用した場合に壁面から
のP^伝導による香料の揮散を抑制する作用もある。
〔発明の効果〕
本発明の香料入り手芸用粘土は上述の構成及び作用から
成るから、粘土細工中に芳香を楽しむことができ、こル
によってfl! 沖の安定、集中力の向上等の精神衛生
上の相乗効果が得られるので、趣味娯楽用として一層誘
引力に富む寸カロ価値の問い手芸用粘土を提供すること
が可能となると共に、児童、幼児を対象とした教材用あ
るいは臭覚訓練用としても理想的な商品を提供するもの
である。
又、本発明においては香料の吸着保持剤として多孔性シ
リカ微粉末を使用したので、少量の香料を粘土中に均一
に添加させることができ、又吸i特性がすぐれているた
め芳香持続性が良く、細工完成品は案内のインチリヤ芳
香41としても1吏用し得る等の利点が得られる。なお
、不発明に所用される多孔性シリカ微粉末は毒性、腐食
性が全くなく人体に対して何等危険を及ぼすことがない

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)香料を吸着させた多孔性シリカ微粉末を紙粘土又
    はパン粘土に配合したことを特徴とする香料入り手芸用
    粘土。
  2. (2)多孔性シリカ微粉末に対する香料添加量が30〜
    100重量%である特許請求の範囲第1項記載の香料入
    り手芸用粘土。
  3. (3)紙粘土又はパン粘土に対する香料添加多孔性シリ
    カ微粉末の配合量が、該紙粘土又はパン粘土100重量
    部に対し10〜30重量部である特許請求の範囲第1項
    記載の香料入り手芸用粘土。
JP22303984A 1984-10-25 1984-10-25 香料入り手芸用粘土 Pending JPS61102683A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6379662A (ja) * 1986-09-24 1988-04-09 エヌオーケー株式会社 芳香剤
WO2004101491A1 (ja) * 2003-05-15 2004-11-25 Idemitsu Kosan Co. Ltd. アリールアミン化合物及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子

Cited By (2)

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JPS6379662A (ja) * 1986-09-24 1988-04-09 エヌオーケー株式会社 芳香剤
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