JPS6110235Y2 - - Google Patents

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JPS6110235Y2
JPS6110235Y2 JP9204078U JP9204078U JPS6110235Y2 JP S6110235 Y2 JPS6110235 Y2 JP S6110235Y2 JP 9204078 U JP9204078 U JP 9204078U JP 9204078 U JP9204078 U JP 9204078U JP S6110235 Y2 JPS6110235 Y2 JP S6110235Y2
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JP
Japan
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side wall
cover body
protrusion
counter
cover
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Expired
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JP9204078U
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JPS559454U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は脱着自在なカウンター等の合成樹脂
製防塵カバーに関するものである。
一般に、カウンターはほこりの多い工場や機械
油等が飛散する様な悪条件下で使用される事が多
いが、普通のカウンターは機構上気密構造となつ
ていない為ほこりや油がカウンター内部に浸入し
ない様に防塵、防油対策が必要となる。其の対策
として従来より脱着自在な防塵カバーのついてカ
ウンターが多く見うけられる。其の防塵カバーの
構成を第1図及び第2図について説明すると次の
通りである。1は合成樹脂製の透明箱形の防塵カ
バー本体で、該カバー本体1の側壁内面の一部に
は山形の凸起2が設けられている。3はカウンタ
ー、4はカウンター3の外枠に設けられた凹溝で
ある。防塵カバー1をカウンター3に取付けるに
は、カバー本体1の側壁の弾性によりカバー本体
1を外側に広げ、カバー本体1に設けられた凸起
2をカウンター3の外枠に設けられた凹溝4には
まり込ませて取付ける。しかし、従来の防塵カバ
ーの凸起2を設けるには、合成樹脂によつて形成
するときに金型の中子のスライド方向とは直角に
中子に凹部を設けて、中子を抜く際、無理抜きを
行つていた。其の為金型の中子からカバー本体1
が抜けやすい様に、又、成形された凸起2が、中
子を抜く際に削られない様に凸起2は低いものと
ならざるを得ず、且つ山形の傾斜も必要であり、
よつて防塵カバーをカウンター3に堅固に固定出
来なかつた。又、何度も着脱するうちに凸起部2
がすりへり、防塵カバーがカウンター3から脱落
しやすくなるという欠点もあつた。
この考案は、上記従来の欠点に鑑み、これを改
良除去したものであり、以下、この考案の構成を
図面に示す実施例について説明すると次の通りで
ある。
第3図及び第4図において、5は合成樹脂製の
透明箱形の防塵カバー本体で、カバー本体5の側
壁内面の一部には開口端に向かつて高くなる傾斜
状の突隆帯6が設けられており、この突隆帯6の
一部を、カバー本体5の側壁を内外に貫通する穴
7により途中で区分してカバー本体5の側壁内面
の開口端側に凸起8が設けられている。9はカウ
ンター、10はカウンター9の外枠に設けられた
凹溝である。尚、凸起8を設けるには、金型の中
子のスライド方向に所定の溝を設け、中子のスラ
イド方向とは直角にスライドする別のスライドコ
アーを前記溝の一部に係止する様にして合成樹脂
により成形する。従つて、成形品に無理な力をか
けずに成形出来る為、所望の高さの凸起8を成形
する事が出来る。以上のように構成されているの
で、カウンター9の外枠の凹溝10に脱着を容易
にする傾斜面を設ける事により、所望の脱着強度
とする事が出来る。尚、防塵カバーをカウンター
9に取付ける方法は従来のものと何ら変わるとこ
ろはない。
以上、説明したように、この考案はカバー本体
5の側壁内面の一部に該側壁内面から開口端に向
かつて次第に高くなる傾斜状の突隆帯6を設け、
この突隆帯6の一部に対応し、上記カバー本体5
の開口端に近い位置にカバー本体5の側壁を内外
に貫通する穴7を設けることにより、上記突隆帯
6を途中で区分してカバー本体5の側壁内面の開
口端側に凸起8を形成させたから、凸起8が四角
柱状に突出形成されることとなり、相手側となる
カウンター等の凹溝10に嵌合した状態において
は、カバー本体5に単に引き抜き方向の外力を加
えただけでは凸起8が凹溝10に係止されたまま
となり、これらの間で脱出分力が作用しないか
ら、妾りにカバー本体5が脱落することを防止で
きる。勿論、カバー本体5を外すには、凸起8を
凹溝10から持ち上げつつ引き抜けばよい。
また、突隆帯6の傾斜角を大きくすることによ
り、上記凸起8の突出量を大きくするこができ、
カバー本体5の着脱頻度が多くなつても、係止が
甘くなることを従来より遥かに少なくできる。さ
らに、上記突隆帯6は、カバー本体5の側壁内面
の一部に開口端に向かつて高くなる傾斜状とした
から、カバー本体5を成形金型から引き抜く際、
金型の一部で削り取られる恐れは全く無くなり、
従つて、凸起8の突出量を大きくすることに支障
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示し、第1図は斜
視図、第2図はカウンターに取付けた時の一部破
断正面図、第3図及び第4図は本考案に係る実施
例を示し、第3図は斜視図、第4図はカウンター
に取付けた時の一部破断正面図である。 5……防塵カバー本体、6……傾斜状の突隆
帯、7……穴、8……凸起、9……カウンター、
10……凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバー本体の側壁内面の一部に該側壁内面から
    開口端に向つて次第に高くなる傾斜状の突隆帯を
    設け、この突隆帯の一部に対応し、上記カバー本
    体の開口端に近い位置にカバー本体の側壁を内外
    に貫通する穴を設けることにより、上記突隆帯を
    途中で区分してカバー本体の側壁内面の開口側に
    凸起を形成させたことを特徴とするカウンター等
    の合成樹脂製防塵カバー。
JP9204078U 1978-07-03 1978-07-03 Expired JPS6110235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9204078U JPS6110235Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03

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JP9204078U JPS6110235Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS559454U JPS559454U (ja) 1980-01-22
JPS6110235Y2 true JPS6110235Y2 (ja) 1986-04-02

Family

ID=29021861

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JP9204078U Expired JPS6110235Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61269942A (ja) * 1985-05-24 1986-11-29 Sanyo Kiko Kk カシメ装置

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Publication number Publication date
JPS559454U (ja) 1980-01-22

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