JPS61101972A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JPS61101972A
JPS61101972A JP59223406A JP22340684A JPS61101972A JP S61101972 A JPS61101972 A JP S61101972A JP 59223406 A JP59223406 A JP 59223406A JP 22340684 A JP22340684 A JP 22340684A JP S61101972 A JPS61101972 A JP S61101972A
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Satoshi Sekido
聰 関戸
Koichi Tachibana
立花 弘一
Koji Yamamura
康治 山村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、燃料電池、とくにガスおよび石油機器のよう
な燃焼機器に電力を供給する高温燃料電池に関する。
従来例の構成とその問題点 ストーブなどガスおよび石油機器の電源としては、従来
から交流電源および乾電池が多く使われている。交流電
源を用いる場合には勿論コードが必要であり、それが邪
魔になったシ、あるいは機器の設置がコードの及ぶ範囲
に限定される欠点がある。
また、乾電池を用いる場合には、持ち運びや設置距離の
制限は無くなるが、保有する電力に限界があシ、電池を
取換えねばならない不便さがある。
最近、これらの機器の安全のだめにセンサやアクチュエ
ータをつける事が多くなシ、そのだめに使用電力が多く
なって乾電池では保有電力が不足する傾向が見られる。
これに対して熱−電発電素子を使って永久電源化する試
みもあるが、ゼーベック効果を使うため、変換効率が低
く、大電力を賄なうには素子が大形化してしまう欠点が
ある。
また、燃料電池の試みは、エネルギーの変換効率がよい
ところから大規模の発電用°として研究されている。し
かし、大規模発電においては、供給燃料にしても発電に
都合のよいリホーマガスや水性ガスを用いることができ
るが、燃焼機器においてはそのような装置を設けること
は経済的および便利さの面から難しく、できればどんな
燃料でも使用できることが望まれる。また、電極触媒に
しても貴金属を用いることなく、安価、長寿命で性能の
よいものが望まれる。
発明の目的 本発明は、ガス・石油機器に用いる燃料を用いて動作で
きる長寿命で安価な小形電源を提供することを目的とす
る。
発明の構成 本発明の燃料電池は、燃焼中の燃料ガスを活物質とし、
ニッケルと安定化もしくは部分安定化ジルコニアとを触
媒とする負極と、空気中の酸素ガ(ただし、0(x<:
0.3)で表わされる化合物と式SrMeO3(ただし
、MeはTi 、 ZrまたはHf)テ表わされる化合
物とを触媒とする正極、および電解質の安定化もしくは
部分安定化ジルコニアよりなるものである。 ” 実施例の説明 第1図は本発明の燃料電池の構成例を示す。
1は安定化ジルコニアあるいはアルミナからなる多孔質
管である。2はその外周に環状に設けた正極である。3
は正極2を部分的に覆うように形成した電解質層、4は
正極2の前記露出面を覆うように形成した接続子、5は
燃料極であり、この例では3個のセルが接続子4によっ
て直列に接続された構成となっている。6は正極端子、
7は負極端子、8は貴金属箔を用いたリードである。9
は電池保持のための絶縁セラごツク、10はステンレス
鋼からなる電池固定板、11は燃焼室壁である。
ここで、負極はNiOとZrO□の混合物からつくるこ
とかできる。NiOは燃料と接してニッケルにとSr 
Me O3の混合物からつくる。前者は電子伝導性、後
者はイオン伝導性にすぐれていて、両者の      
1混合物とすることにより大電流放電が可能となる。
接続子4には、MgGo□04. MgFe2O3ノよ
うなスピネル系酸化物を用いるのがよい。
電池を燃焼炎の内炎または炎芯部に触れるように燃焼室
壁11に固定しておくと、空気は多孔管1の内部を通っ
て燃焼室内に吸い込まれる。そのだめ電極2は絶えず新
鮮な空気に触れて酸素極として、働き、外部回路から電
子を受けとって酸素ガスをイオン化して電池内に取り込
む。その反応は次式のようになる。
一 1/20□+2e→0(1) 取り込まれた酸素イオンは電解質層3内を拡散して燃料
極5に至り、そこで熱分解中の燃料と反応して、CO□
やH2Oを生成する。熱分解中の燃料中にはアルデヒド
、酸、GOなど燃料の低級酸化物が多く含まれ、炭化水
素類が主体である灯油に較べて反応活性が高くなる。
次に具体的実施例を説明する。電池の構造は第1図のよ
うにした。
多孔質管1は、MgOで安定化したZrO□70重量部
とカルボキシメチルセルロース粉末30重量部の混合物
に水を加えて混練し、外径6.5mm、内径4.5mm
の円筒に押出し、乾燥後、1350℃で2時間焼成した
もので、14Cmの長さに切断したものを用いた。管の
多孔度は45〜60%、膨張係数は10X10  K 
 であった。
正極2は、5rOJ15 L’0.35 ”0,7 F
eO,303とSr Ti O5とをモル比で36対6
5の割り合いで混合し、これを多孔質管1上に水素炎溶
射で付着させて設けた。その厚さは約3μ、長さはsc
mとした。付着物の膨張係数は13,0X10 K で
あった。Sr Ti O3の混合によって膨張係数を多
孔質管1にほぼ近いところまで下げることができ、しか
も従来のITOまたはTIO電極より、電子および酸素
イオン伝導率が高く、後述するように大電流放電が可能
となる。
電解質3は市販のMgOで安定化したジルコニアをプラ
ズマ溶射て約3μの厚さに付着させた。膨張係数は多孔
質管1とほぼ同じであった。
接続子4はMgCo、、04を水素炎溶射で付着させた
この物質の膨張係数は13X10  K   で前記の
材料に近く、電子伝導率か10S/cmと金属に近いと
ころから採用した。
燃料極5は、NiOとMgOで安定化したZr O2と
のモル比1対1の混合物をプラズマ溶射て厚さ約3μ、
長さを3.5cmになるよう付着させた。この電極触媒
材料は、燃焼中の燃料ガスを活物質として用いる場合、
後述のように従来の白金系触媒と同程度の性能が得られ
、しかもコスト的に安価である。
本発明は、従来の大規模発電用に研究されていたジルコ
ニア固体電解質を用いる燃料電池の燃料極(負極)に白
金の代りにN1触媒を用いても、燃焼中の燃料ガスを活
物質とする場合には遜色なく働くという発見に基づき、
触媒材料の低廉化を図り、さらに酸素極(正極)に従来
のITOより電子および酸素イオン伝導率が高いために
大電流放電が可能になる効果を有する。
この効果を見るため、上記実施例のものに代えて燃料極
のみを従来のようにZrO2に白金黒を1チの割り合い
で加えてプラズマ溶射したものと酸素極のみを従来のよ
うにITOを水素炎溶射したものを作シ、電池特性を比
較した。電池は第1図のように3セル接続したものを用
い、これをポータプル石油ストーブのチムニ−に底部か
ら挿入する形で設置した。第2図は負荷電流と放電電圧
との関係を示し、第3図は100Ω負荷で連続運転した
場合の経過時間と電池電圧の関係を示したものである。
それぞれの図において、aは本発明の電池、bは燃料極
のみをptに代えたもの、Cは酸素極のみをITOに代
えたものである。
なお、電池を外炎よシ外側の排ガスに触れさせると、一
般の燃焼器は当量組成より酸素過剰の状態で燃焼してお
り、電池の起電力は碍られない。
しかし、酸欠などで不完全燃焼が起こるとその部分が酸
素不足となシ、起電力が増大する。この電池はこのよう
に不完全燃焼の検知もできる効果も使用法によ−て得ら
れる□。
発明の効果 以上のように本発明によれば、安価で性能がすぐれ、特
に燃焼機器の電源に適した燃料電池が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電池の構成例を示す縦断面図、第2図
は電池の初期特性を比較して示した図、第3図は電池の
寿命特性を比較して示した図である。 1・・・・・・多孔質管、2・・・・・・正極、3・・
・・・・電解質、4・・・・・・接続子、5・・・・・
・負極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃焼中の燃料ガスを活物質とし、ニッケルと安定化もし
    くは部分安定化ジルコニアを触媒とする負極と、酸素ガ
    スを活物質とし、式Sr_(_1_+_x_)_/_2
    La_(_1_−_x_)_/_2Co_1_−_xF
    e_xO_3(ただし0<x≦0.3)で表わされる化
    合物と式SrMeO_3(ただしMeはTi、Zrまた
    はHf)で表わされる化合物とを触媒とする正極、およ
    び安定化もしくは部分安定化ジルコニアからなる電解質
    よりなる燃料電池。
JP59223406A 1984-10-23 1984-10-23 燃料電池 Granted JPS61101972A (ja)

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JPH0548583B2 JPH0548583B2 (ja) 1993-07-21

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04118861A (ja) * 1990-09-10 1992-04-20 Fuji Electric Co Ltd 固体電解質型燃料電池およびその製造方法
EP1675204A2 (en) 2004-12-22 2006-06-28 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Fuel battery
JP2009134982A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Noritake Co Ltd 固体酸化物形燃料電池の製造方法および該方法に用いる焼成治具
KR101052739B1 (ko) 2008-12-18 2011-07-29 주식회사 효성 관형 고체산화물 연료전지와 그 제조방법
JP2017204360A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 日本碍子株式会社 燃料電池スタック

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JP2017204360A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 日本碍子株式会社 燃料電池スタック

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