JPS61101549A - 電磁波遮蔽性を有する樹脂組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、共重合体、ステンレス稙維、可塑剤及びアル
キルアミン系帯電防止剤とからなる樹脂組成物とするこ
とにより、得られる繊維の切断がな（、シかも分散性良
好にして、丁ぐれた゛ｍｕｍ波逅蔽性を有し、かつ外観
に優れた樹脂組成物に胸するものである。

本発明により提供される樹脂組成物は、ａｍ機器、電子
計算機、ＴＶレシーバ−など電子４！！！器の筐体等に
用いられる。

（従来の技術） 従来、事務機器、電子計算機、ＴＶレシーバ−などの電
子機器は、それ自体が′Ｉｔ磁吸の発生源となり、周囲
の電子機器の誤動作やノイズの原因となっていた。

一方、これらの電子機器は、その近傍に設置された電気
機器などの影ｗを受け、それ自ｋが誤動作やノイズン発
生することも有る。

これら電子機器の一体には、を磁波ＹＭ散する性能を有
する板金や・、アルミダイキャストなどが使用されてお
り、この場合には、電磁波による障害はある程度防止さ
れていた。

しかしながら近年、成形の容易さ、１由なデザイン、縦
置性、などのメリットにより、プラスチック材料が電子
機器の一体に数多く使われている。

プラスチック材料は、一般に導電性に乏しく、電磁波を
ｉｓ、蔽する性能が殆んどない為に、電子機器の門体に
プラスチン゛り材料を用いる場合は、電　゛磁波に対す
る遮蔽処理が必要となる。

をに、最近では、国内、国外を問わず、電子機器からの
ｔｕ１波の放射に対して厳しい制限が加えられており、
プラスチック材料の電磁波逅散処理に対する要求が＾ま
りつつある。

プラスチック材料に電ｉＡ波通散効果を付与する方法ζ
して、従来より■、アルミニウム箔や導電テープの貼り
合せ、■、亜鉛溶射、■、導電迦科の塗工、■、プラス
チックメッキ、■、真空蒸着、スパッタリング、イオン
シレーティング、■、導電性フィラー混入導電性プラス
チックによる成形、など数多くの方法が検討されている ■　アルミニウム箔や導電テープの貼り合わせによる嵐
磁波匙蔽効果１付与する手法は、作業に熟ｈｖ要する、
複雑な形状に逸さないといった数多くの欠点馨有し、最
近では、殆んど行なわｒしていない。

■　亜鉛溶射や■、４＊性處科の塗工は、挽在最も一般
的に用いられる方法であるが、複雑な形状では膜厚が不
均一になる上に、基材との？！ｓ溜性が不充分で、導電
層の剥落により、電ａ１彼趣敞効果が失なわれたつ、火
災の危険があるとされる。

■　プラスチックメッキは、その耐久性や徴着注が良好
ではあるが、基材となるプラスチックの種類が限られて
おり、更に、その対象も／」・型品に限定される。

■　真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング
などは、金属蒸着技術の応用で良好な電磁波迩蔽効来が
得られるが、装置が高価である上に、高度な技術が必要
であるので、曲業牢監は、殆んど行なわれていない。

以上に述べてきた様な、プラスチック成形品の表面に導
電層を形成し、電磁波逅蔽効果ン付与する手法に対して
、■、導電性フィラー奢プラスチック中に分散複合化し
て導電性プラスチックの成形品は、導電層の剥落による
電磁阪趣散効果の低下や１火災の危険の心配はない。

しかしながら、この様な４電柱プラスチック成御品は）
導を注フィラーを多証に加元なけれは、電磁波の逅敞幼
果が上がらず、添加量を増加するとベースになるシラス
チックの力学物性ヲ珈なったり、不良な外観となり、更
にコスト的にも非常に＾価なものとなる、といった欠点
を有している。

％処、纏篭注フィラーが増加すると、樹脂との分散性が
悪くなったりＳ混和１中の鰺、維の切断によるａ載効果
の低下、樹脂組成物の粘度上昇に伴な５成形注の困に度
の増加、及び溶Ｍ！ｌ！温夏上昇にょる佃脂劣化から（
る成形品物性の低）、及びステンレス繊維、維に対する
樹脂の濡れ不足による成形品物性、特に＃衝撃強度の低
下や、史に着色性など昇級不良の次点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、かかる欠点を解決するものであり、共重合体
とステンレス繊維との混合物に可塑剤及びアルキルアミ
ン系の帯１１Ｌｌ！７１ｉ止剤を加えるｉ［より、共重
合体と繊維との分散が均一でしかも繊維の切断が殆んど
無く、更ｋｕ維とす、維との接触抵抗の減少により、４
Ｎ、性及びＷ、磁波過動効果が良好で有り、かつ樹脂組
成物の流動性か向上するので成形性が良好で、溶融温度
を必要以上に高めることがないので、樹脂劣化からくる
物性低下が無く、史にステンレス繊維に対する＠脂の餉
れが向上するので、物件や着色性など外阪が艮好なｔ修
波迩敏性ン有する樹脂組成物乞提供するものである。

（問題点を解決する為の手段う すなわち本発明は、 （１）　　工ｆレン性不ａ和ニトリル−ジエンゴム−芳
香族ビニル共重合体またはこれとエチレン性不飽和ニト
リル−芳香族ビニル共重合体との混合物５７〜９５劃■ （２）可塑剤３〜２５重ｊ１％ （３）　　アルキルアミン糸＠電防止剤０．５〜１０重
象−及び （４）　ステンレス壊維６〜２０１陰チからなること？
特徴とする。

本発明の電磁波逅敞性を有する樹脂組成物のベースとな
る樹脂はエチレン性不飽和二トリルーゾエンゴムー芳香
族ビニル共重合体またはこｎとエチレン注不飽和ニトリ
ルー芳香族ビニル共蔦合体との混合物が用いられる。

本発明におけるエチレン性不飽和ニトリル化合物トは、
例えは、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、エタ
クリロニトリル、メチルメタクリロニトリルなどであり
、アクリロニトリル及びメタクリロニトリルが特に好ま
しい。

本発明におけるジエンゴムは、１徳またはそれ以上の共
役１，３−ジエン、例えは、ブタジェン、イソプレン、
２−７口は−１．６−−ｒタジエン、１−クロロ−１，
６−ブタジェン、ピペリレンなどの任意のゴム状ム合体
であるが、臀にブタジェンが好ましい。

本発明における芳香族ビニル化曾物とは、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン
、クロロスチレン、などの単独あるいは混合物を意味す
るが、なかでもスチレン単独で用いると、本発明の場曾
にはより艮い結釆娶与える。

史に本発明の、エチレン性不胞和ニトリル−ジエンゴム
−芳香族ビニル共ム台体としては、ジエンゴムまたはジ
エンゴム５ＬＩＪ［量−以上を含有するジエン含有重合
体２０〜７５１菫部好ましくは２０〜６０菖を部にエチ
レン法不ｔＩＪ！和ニトリル化合物及び芳香族ビニル化
合物の去’Ｓｒ　’ｍ　８０〜２５貞量部好ましくは８
０〜４０皿童部をグラフトさせた１合体が良い。

一方、エチレン性不飽和二トリル−ツエンゴム−芳香族
ビニル共重合体とエチレン注不ｉ１ニトリルー芳香族ビ
ニル共重合体との混曾物を用いる場合、その比率は、勅
者が２５〜９９嵐に部好ましくは６５〜６５１童部、後
布が１〜７５貞量部好ましくは６５〜３５ムｊｌｔ部の
範囲が艮い。前記の範囲外では成形性及び物性が低下す
る。これらの製造方鐵は、例えは特公昭５１−３７６７
５号があげられる、。

次に不発明に用いる可塑剤は、具坏的には、フタル飲エ
ステル系としては、ジブチル７タレート、ゾ、２−エチ
ルへキシル７タレート、脂肪ｔｉｔ　エステル糸として
は、ジ、２−エチルへキシルアジペート、ジブチルセバ
ケート、ジ、２−エチルへキシルセバケート、ジ、２−
エチルへキシルアゼレート、エボキク系としては、エポ
キシ化脂肪酸モノエステル、エポキシ化大豆油、エポキ
シ化アマニ油、リン酸エステル系としては、トリクレジ
ルホスフェート、トリ、２−エチルへキシルフォス；′
エート、トリブトキシエチル７オス７エート、エーテル
系としては、トリエチレングリコールジ、２−エチルブ
チレート、ジブチルカルピトールアジペート、シブチル
カルピトールホルマール、ポリエステル糸としては、ア
ジピン酸ポリエステル、セベシンはポリエステル、アゼ
ライン緻４１リエステル及び塩素系としては、塩業化脂
肪族エステル、塩素化パラフィン等の少なくとも１徳で
あって、好ましくは、７タル葭エステル系、リン酸エス
テル系及び脂肪酸エステル糸町塑剤である。

可ｍ剤のふ加重は、６〜２５］［盆チ、好２１．＜は５
〜１５ム菫チであり、添加賞が３ｘｆ％未満では、混練
時の樹脂の溶融粘度が高いため繊維長が短かく切断され
、しかも分散不良を起し’ａｍ波遮蔽効果が低下し、し
かも粘度上昇に伴ない成形性が低下する。

また、２５重童％を超えると力学物性、耐熱性が低下し
、しかも可ｍ刑のブリードによる成形品のベトッキが睨
われる。

更に本発明に用いるステンレス繊維は、ステンレス鋼、
又は晟カステンレス銅の束引き繊維であり、その長さは
０．５〜６０Ｘ１好ましくは２〜１５Ｘの範囲が良い。

繊維長が０．５Ｘ未満では、繊維のアスペクト比が小さ
く、導電性及び１ｔａｉ波過散効果が不足となる。

一方、繊維長が３０Ｘを超えると、＆ｌ脂組成−の粘度
上昇に伴ない、成形性の困難度が壇加し、成形品の力学
物性も低下する上に、＆維の分散不良により、４電性及
び篭磁波過蔽効果もむしろ劣ったものとなる。

本発明に用いるステンレス繊維の径は３〜２５μ、好ま
しくは５〜１２μの範囲が良い。

撒維径が６μ未滴では、混線時に短かく切断され易（、
また轍維同仕の絡まりにより、糸ｌり状になる為、導電
性及び亀磁波遅触幼果が不足になる。

また、２５μを超えると、ｍｉのアスペクト比がφさく
、導電性及び゛亀磁敦逢敞幼釆か不足とン２る。

ステンレス権維の収束本数は２００〜２００００本、好
ましくは５００〜１５０．００本である。

収束本数が２００本未満では、混澹時に極維同仕の絡ま
りにより、糸まり状になる為、導電性及び電峨波趣蔽効
果が不足になる。

一方、収束本数が２１ＪＣ１Ｏ（］本？超えると、分散
不良４！−起し、導電性及びミ憾改趣蔽効果が・不足に
なる。

一ステンレスｍ維の添加量は、６〜２０菖菫チ、好夏し
くけ５〜１５厘倉矛であり、絵加証が６１Ｊ１１％未満
では篭幽仮迦蔽幼果がタムんど侍られう′、添ＩＩｒＪ
倉が２０重處チを超えると、外出成形、射出成形か木部
であり、ｊ！忙成形品の力学物性や外嵌に劣ったものと
なる。

更に、少量のアルキルアミン系帝！防止剤乞加える事に
より、轍輪と繊維との接ＰＥ折抗を諏少し＼導電性及び
電磁波過１１Ｉ２９ＪＪ果を良好にする。

アルキルアミン糸帯電防止剤としては、次式で表わされ
るヒトミキシエチル基乞有するアミン化合物がよい。

（式中、Ｒ１は、炭素数８〜２２アルキル基またはアル
ケニル基であり、ｍ及びｎはいずれも１〜１０の整数で
ある。〕 この化合物は、帯電防止剤としてはよく知られているも
のであり、臀に２≦ｍ＋ｎ≦１０の範囲が好ましい。

代表的なヒドロキシエチル基をＩＷｊるアミン化合物゛
は、Ｎ、１ｉ−ビス（２−ヒドロキシエチル）牛脂アミ
ン、ポリオキシエチレンラウリルアミン、ポリオキシエ
チレンラウリルアミンの脂肪酸エステルなどがあるが、
なかでもＮ、Ｎ〜ビス（２−ヒドロキシエチル）牛脂ア
ミンが特によい。

上記アルキルアミン糸帝Ｘ防止剤のぶ放置は、０．５〜
１０重賞°チ好ましくは１〜５重量慢であり、添加量が
０．５貞童う示温では成形品の体積固有抵抗を低下する
効果が殆んど侍られ１−１電ｅ＆波趣散効果も省るもの
となり、−万添加量が１０重２１％を越えると、滑性過
剰の為にコンパウンド化時にステンレス棟維の分散が悪
くなり、押出成形、射出成形が困姦であり、更に成形品
の力学物性、庫磁波逅蔽効果も劣るものとなる。

爽に本発明品の性能を改良する為に、酸化防止剤、安定
剤、滑剤などの加工助剤ｋｌｌｓ加することも出米る。

詳くは、欧化防止剤として、フェノール糸融化防止剤、
恢黄糸叡化防止剤、燐系酸化防止剤が用いられる。

敗北防止剤の添加量は、樹脂１００亘麓都に対して、０
．０１〜４重量部が好ましい。

安定剤としては、金属石鹸、無機ｌＲ垣類、有機錫化合
物、複合安定剤が用いられる。

安定剤の添加量は、樹脂１００ｍｊｔＴｈｆＣ対して、
０．０１〜４重量部が好ましい。

滑剤としては、パラフィン及び炭化水ｆＸ４’Ｒ脂、脂
肪酸、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、脂肪族アルコー
ル、脂肪酸と多価アルコールの部分エステルが用いら九
ろ。

滑剤の添加量は、樹脂１００厘槍部に対して、０．０１
〜４重量部が好ましい。

次に、本発明の樹脂組成物の製造方法は、１丁粉末状、
ビーズ状、ペレット状など各積形状のエチレン性不飽和
ニトリル−ジエンゴム−芳香族ビニル共重合体またはこ
れと各種形状のエチレン性不細和ニトリルー芳香族ビニ
ル共通曾体との混合物、更に可塑剤アルキルアミン糸希
電防止却Ｊ及びステンレス繊維からなるが、成形性や成
形品物性の面より、エチレン不飽和ニトリル−ジエンゴ
ム−芳香族ビニル共−合体は粉末状を、エチレン不飽和
ニトリル−芳香族ビニル共重合体は、ビーズ状を用いる
と更に好ましい。また、本発明の組成物ケ均一なものと
する為には、バンバリーミキ丈−、コニ−グー、単軸押
出機、２ｉ１１１押出層などの混Ｍ機、押出機にて混合
１林を行ない、さらに、混練機、押出機にて混合混線を
行なう前にタンブラ−１＾速ミキーナーなどの手ｋｗ用
いて予備混合を行なっても良い。

この混合混線を行なう事で得た樹脂組成物は、射出成形
機のホッパー内に供給し、可塑化シリンダー内で溶融し
、射出成形金型内に射出し、金型的で冷却同化した成形
品を取り出ｊｌ！で、本発明の樹脂組成物ン用いた射出
成形品を得ることができ、同様疋、樹脂組成物を押出成
形機のホッパー内に供給し、可塑化シリンダー内で溶融
し、押出機先端に設置したダイより押し出丁拳で、本発
明の樹脂組成物を用いた押出成形品を得ることがでする
。

（実力例） 以下実施例により本発明を詳細に説明する。

実施例１〜８ 樹脂として、組成比が、アクリロニトリル１０重ｔ＊、
ポリブタジェン５ｏムｔ＊、スチレン４０重量％からな
る粉末状アクリロニトリループタゾエン〜スチレン共重
合樹脂（ＡＢ８樹脂）及びアクリロニトリル３０重量％
、スチレン７ｏ］［菫慢かうなるビーズ状アクリロニト
リル−スチレン共重合樹脂（ａＥｌ掬脂）を用い、可塑
剤は１シー２エチルへキシル７タレート糸の花王石鹸（
株ン鋤品名「ピニティデーナ８Ω」、ステンレス極細は
、繊維長１０Ｘ〜轍維径８μ、収束本数１０００本のチ
ョツプドストランド、プランズウィンク社鋤品名「プラ
ンズメツトＴｎ−７００Ｊｖ用い、更にこれＫ１１Ｉ化
防止剤とステアリン＆亜鉛Ｙ掬脂１ｏ。

Ｘｔ部（対し、夫々１重量部加え帛１表に示す様な組成
で配合し、その配合’ｆｉｌｌ　１４０’０Ｋｒｊｌｌ
ｌれたバンバリーミキテー中に投入し、＃＃ｌｉ凄蛛し
混合物が１９０℃釦達した時点で取り出し、直ちにミキ
シングロールにてシート状に冷却、粉砕しペレットとし
た。

このペレット？、８オンス射出成形機のホッパー内に供
給し、可塑化シリンダー円で溶融し、射出成形金型内に
射出する。

射出成形金型は、厚味３Ｘで１５龜角の置体形状で、ゲ
ートは、口径２鵡φのダイレクトデートを用いた。

この様にして得られた成形品は、力学物性、耐熱性、１
ｉＥ磁波遊飲効果ともに優れたものであった・実施例９
〜１１ 第１表に示すような配合組成を実施例１と同様な方法で
ペレット化し、これを直径４０Ｘの押出機（Ｌ／Ｄ−２
４）のホッパー内に供細し、溶融して２００℃の単層シ
ートダイに供給する。

ダイの巾は６　ＣＪ　ＯＸ、　リップは３．５ｚに調整
され、この結果厚味３Ｘの単層シート？得た。

得られた単層シート件、第１表に示す通り、力学物性、
耐熱性、電磁波越散効果の翫れたものであった。

実施例１２〜１３ 実施例１の粉床状アクリロニトリループタゾエンースチ
レン共重合ＭＩ４脂のかわりにメタクリコニトリル５０
重ｔ％、ポリブタジェン１０！ｆ％及びスチレン４０重
ｉｔ％からなる粉末状メタクリロニトリルーブタンエン
ースチレン共重合樹脂ＣＭＢ８１１脂）ｙｘＰＦ３い、
他は第１表に示す配合とした組成を実施例１と同様な方
法でペレット化し、これ？用い、て射出成形品を侍た。

物性を測定した結果、力学物性、耐熱性、電磁波８敞効
果ともに優れていた。

実施例１４ アクリロニトリル２０重ｔ％、ポリデタジエン２０重輩
チ及びスチレン６０ｊ重量％からなるペレツ）Ｅアクリ
ロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合樹脂（ＡＢＢ
側脂）を用い、他は第１表に示す配合とした組成を実施
例１と同様赴方法でペレット化し、これｔ用いて射出成
形品ン得た。物性？測定した結果、力学物性、耐熱性及
び電磁波迦蔽効果ともに優れ又いた。

比較例１〜２ 第２表に示すよ５な配合組成で可塑剤ビ特肝請求の範囲
に遍せぬ童又は特許請求の範囲を越えた量破加したこと
以外は、実施例１と同様な方法で射出成形品を得た。

この射出成形品の物ｅｌ：側足゛結果ンｍ２表・に示す
。

比較例６〜４ 第２表に示すような配合組成でステンレス轍維をＷ軒請
求の範囲に達せぬ量又は物計請求の範囲ｔ−越えた重龜
加したこと以外は、実施例１と同様な・方法で射出成形
品ン侍た。

この射出成形品の物性測定結果を第２表に示す。

比較例５〜６ 第２表に示すよ５な配合組成で、アルキルアミン系帯電
防止剤′Ｉｋ：特許請求の範囲に達せぬ量又は特許請求
の範囲を超えた′に厳加したこと以外は、実施例１と同
様な方法で射出成形品を得た。

この射出成形品の物性測定結果を第２表に示す。

第２表 なお、実施例及び比較例に示す成形品物性は、下記の方
法により−り定を行なった。

（１１電磁波趣蔽効果：デンカ法により、図面に示す電
蝿波遮Ｗ＆効果測定装ｇ／ＩＬｔ使用し、トラッキング
ジェネレータにて励起した高周波電圧？発信アンテナに
印加し、試料を介して受信した受信電圧と発信電圧との
比ｔスペクトラムアナライデーにて測定した。

（２）引Ｉｊ＆強度：Ｊ工８　Ｋ−６８７１準拠法（３
）　聞げ強度、曲げ弾性率：　ＡＳＴＭ　Ｄ−７９０卑
拠法（４）　　アイゾツト衡撃強度：Ｊ工Ｓ　Ｋ−６８
７１準拠法（ノツチ付） （５）　　ビカット軟化温度：Ｊ工５ｘ−７２０６準拠
法（発明の効果） 以上説明したとおり、本発明は、共重合体とステンレス
繊維と可塑剤とアルキルアミン系帯電防止剤との組成物
を用いることにより、繊維の分散性、成形加工性に丁ぐ
れ、しかも外観、着色性、電磁波進散性も良好な成形品
が得られ、用途として◆務機器、電子計算機、Ｔｖレシ
ーバ−などの電子機器振体等に用いることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明のプラスチック成形体の電磁波遮蔽効果
の画定装置の概略図である。 符号

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）エチレン性不飽和ニトリル−ジエンゴム−芳香族
   ビニル共重合体またはこれとエチレン性不飽和ニトリル
   −芳香族ビニル共重合体との混合物５７−９５重量％
2. （２）可塑剤３〜２５重量％
3. （３）アルキルアミン系帯電防止剤０．５〜１０重量％
   及び
4. （４）ステンレス繊維３〜２０重量％ からなることを特徴とする、電磁波遮蔽性を有する樹脂
   組成物。