JPS61101425A - 屈折率勾配を有する光伝送ガラス体の製造方法 - Google Patents

屈折率勾配を有する光伝送ガラス体の製造方法

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JPS61101425A
JPS61101425A JP22104584A JP22104584A JPS61101425A JP S61101425 A JPS61101425 A JP S61101425A JP 22104584 A JP22104584 A JP 22104584A JP 22104584 A JP22104584 A JP 22104584A JP S61101425 A JPS61101425 A JP S61101425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refractive index
glass
gel
wet gel
alkoxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP22104584A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Shingyouchi
新行内 和夫
Shigeru Kashiwazaki
柏崎 茂
Yukio Shimazaki
島崎 行雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景と目的] 本発明は、光伝送ガラス体、特にガラスの屈折率が光の
進行すべき方向を横切る方向に次第に変化する屈折率勾
配を有する光伝送ガラス体の製造方法に関するものであ
る。
ガラス内部屈折率が中心から周表面に向って連続的に減
少する光伝送ガラス体の製造方法として、例えば、特公
昭47−816号公報に示しであるように、タリウムを
含むガラス棒をアルカリ金属の溶融塩と接触させ、ガラ
ス棒の表面に近いタリウムイオンはどより多くのアルカ
リ金属イオンと置換して所要の屈折率勾配を得る方法が
知られているが、この方法は、イオン交換処理に時間が
かかり、耐候性に劣るなどの欠点がある。
また、屈折率付与が目的でないが、特開昭58−984
2号公報に示しであるように、シリコンアルコキシド溶
液に透明石英ガラスの屈折率を変化せしめる添加元素の
アルコキシドを含む溶液を有機溶媒に浸して焼結ガラス
化する方法が知られているが、この方法は、十分な屈折
率分布を付与するためには多量に添加することが必要に
なる。
一般に金属アルコキシドは加水分解速度が異なるため、
5徂に添加すると焼結ガラス化する工程において発泡ク
ラックを生じ、実用化するためには、改良すべき点が残
っている。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を解消し、ガ
ラス内部屈折率が周表面に向って連続的に減少する屈折
率勾配を有する光伝送ガラス体の製造方法を提供するこ
とにある。
[発明の概要] 本発明の特徴は、Pをアルキル基としたときに、一般式
si (OR)4で示されるシリコンアルコキシドの溶
液に透明ガラスの屈折率を高める金属アルコキシドを添
加して加水分解して所定形状の湿潤ゲルを生成し、この
湿潤ゲルを透明石英ガラスの屈折率を低下させる金属ア
ルコキシドを含む有機溶媒に浸漬し、上記湿潤ゲル中の
屈折率を高める添加金属を屈折率を低下させる金属て交
換することにより屈折率が中心より周表面に向って連続
的に減少する光伝送ガラス体を製造するようにした点に
ある。
ここに、一般式5i(OR)aで示されるシリコンアル
コキシドとしては、S I (OCH3) a 。
S! (OCz Hs )a 、 St (OC3H7
>4等があり、これらの溶液に透明石英ガラスの屈折率
を高め8Ge、P、Af、Sb、Ti、 zr、Sn、
To、Nb、Goなどの元素よりなる金属アルコキシド
より選択した少なくとも一種を添加して所定の形状のU
 1mゲルを作り、この湿潤ゲルを透明石英ガラスの屈
折率を低下させるBよりなる金属アルコキシドを含む祉
機溶媒に浸漬する。有機溶媒としては、メタノール、エ
タノール、プロパツール、ブタノール、ジオキサン、ア
セトンもしくはジメチルホルムアシドのようなり(OR
>3を溶解する化合物が使用できる。このようにして湿
潤ゲルに屈折率分布を付与した後は、白根等のJ、Ma
t、Sc、13 (1978)内の参考文献中に示され
ている方法により乾燥ゲルとする工程およびこの乾燥ゲ
ルを焼結してガラス化する工程により目的とする光伝送
ガラス化する工程により目的とする光伝送ガラス体を製
造するようにしである。
[実施例] 以下、実施例に基づき詳細に説明する。
実施例1 S i (OCH3)a 0.9モルにGe (OCH
3)4を0.1モル添加し、4モルの02 H!10日
を加えてマグネチックスターラでよく混合し、これに濃
度104モル/ItのNHaOH水溶液を4モル加えて
混合し、第1図に示すように、この加水分解溶液2を直
ちに内径loam、長さ200履のシリコンをコーティ
ングした円筒形の成形用ガラス容器1に7割はど入れ、
50℃に放置してゲル化し、第2図に示すように湿潤ゲ
ル3とする。
そして、湿潤ゲル3がガラス容器1から離れた後、この
湿潤ゲル3をガラス容器1から取り出し、第3因に示す
ように、ガラス容器4内にてB (OCH3)s 20
%(7)CH308ならなる有機溶媒5中に所望の分布
が得られるまで浸漬する。この場合、浸漬時間を短縮す
るため、70’Cまで加熱することは有効である。浸漬
後、湿潤ゲル3を取り出し、再び元のガラス容器1に入
れ、初iil]重伍に対して0.514tX / da
yの割合で蒸発させ、乾燥を行う。次に、この湿潤ゲル
3をo2中で700℃まで昇温し、その後、Heを含む
雰囲気で焼結して透明ガラス体とする。
このようにして得られた予備成形物の添加分布は、ガラ
ス体の軸を横切って切断し、断面を通常の手段により完
全に透明になるまで研磨する。次いで薄いカーボン膜を
上記研磨面上に蒸着させ、被覆面をX線分析可能な走査
型電子顕微鏡で分析した。
Geの濃度は中心部で濃厚であり、外周部で希薄となっ
ており、逆に8の濃度は中心部にはほとんどなく、外周
部で濃厚となっていた。
実施例2 S ! (OCH3)a 0.9モルにP (OCH3
)3を0.1モル添加し、4モルのCH308を加えて
マグネチックスターラでよく混合し、これに濃度104
モル/JlのNHaOH水溶液を4モル加えて混合し、
第1図と同様、この加水分解溶液を直ちに内径10II
IIR,長さ200#lIl+のシリコンをコーティン
グした円筒形の成形用ガラス容器1に7割はど入れ、5
0℃に放置してゲル化させた。
そして、ゲルが容器から離れた後、このゲルをガラス容
器1から取り出し、第3図と同様ガラス容器4内にてB
 (OCH3)320%のCH30H溶液に所望の分布
が得られるまで浸漬する。この場合、浸漬時間を短縮す
るのに加熱することは有効である。
浸漬後、ゲルを取り出し、再び元のガラス容器1に入れ
、初期重量に対して0.51JtX / daVの割合
で蒸発させ、乾燥を行う。このゲルを02中で700℃
まで昇温し、その後、Heを含む雰囲気で焼結して透明
ガラス体とする。
このようにして得られた予備成形物の添加分布は、上記
の方法により走査型電子顕微鏡で分析した。
Pの濃度は中心部で濃厚であり、外周部で希薄となって
おり、逆にBの濃度は中心部にはほとんどなく、外周部
で濃厚となっていた。
実施例3 S i  (OC2H5)40.9モルにTa (QC
2H5)を0.1モル添加し、2モルのC2ト150)
−1を加えてマグネチツクスターラでよく混合し、これ
に濃度0.05NのNH408水溶液4モルをCz H
s OH2モルで希釈した加水分解を約4時間かけて滴
下して混合した俊、第1図と同様直ちに内径10s+、
長さ200mのシリコンをコーティングした円筒形の成
形用ガラス容器1に7割はど入れ、50℃に放置してゲ
ル化させた。そして、ゲルが容器から離れた後、このゲ
ルをガラス容器1から取り出し、第3図と同様ガラス容
器4内にてB (OC2H5)320%のCz Hs 
OH溶液に所定の分布が得られるまで浸漬する。この場
合、浸漬時間を短縮するのに加熱することは有効である
。浸漬後、ゲルを取り出し、再び元のガラス容器1に入
れ、所期重量に対してQ、514℃%/dayの割合で
蒸発させ、乾燥を行う。このゲルを02中で700℃ま
で昇温し、その後、Heを含む雰囲気で焼結′し、透過
ガラス体とする。
このようにして得られた予備形成物の添加分布は、上記
の方法により走査型電子顕微鏡で分析した。
Taの濃度は中心部で濃厚であり、外周部で希薄となっ
ており、逆に8の81度は中心部にはほとんどなく、外
周部でm厚となっていた。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ガラス内部屈折
率が週表面に向って連続的に減少する屈折率勾配を有し
、かつ、光伝送ガラス体の製造方法が容易で、安定した
濃度分布のものを作成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、5f(OR)aに屈折率を高める金屑アルコ
キシドを添加して加水分解したものを入れた円筒形の成
形用ガラス容器の構成図、第2図はゲルが円筒形の成形
布ガラス容器から離れた状態を示す図、第3図はゲルを
ゲルの屈折率を下げるB(OR)3を含む有機溶媒に浸
漬させた状態を示す図である。 1・・・円筒形の成形用ガラス容器、 2・・・加水分
解溶液、  3・・・湿潤ゲル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Rをアルキル基としたときに、一般式Si(OR
    )_4で示されるシリコンアルコキシドの溶液に透明ガ
    ラスの屈折率を高める金属アルコキシドを添加して加水
    分解して所定形状の湿潤ゲルを生成し、該湿潤ゲルを透
    明石英ガラスの屈折率を低下させる金属アルコキシドを
    含む有機溶媒に浸漬し、前記湿潤ゲル中の屈折率を高め
    る添加金属を屈折率を低下させる金属で交換することに
    より屈折率が中心より周表面に向って連続的に減少する
    光伝送ガラス体を製造することを特徴とする屈折率勾配
    を有する光伝送ガラス体の製造方法。
JP22104584A 1984-10-19 1984-10-19 屈折率勾配を有する光伝送ガラス体の製造方法 Pending JPS61101425A (ja)

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JP22104584A JPS61101425A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 屈折率勾配を有する光伝送ガラス体の製造方法

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JPS61101425A true JPS61101425A (ja) 1986-05-20

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ID=16760622

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JP22104584A Pending JPS61101425A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 屈折率勾配を有する光伝送ガラス体の製造方法

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JP (1) JPS61101425A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6374638B1 (en) * 2000-09-05 2002-04-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Fabrication method of graded index silica glass

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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