JPS61101329A

JPS61101329A - カツトシ−ト供給装置

Info

Publication number: JPS61101329A
Application number: JP21943484A
Authority: JP
Inventors: Makoto Kashimura; 鹿志村　誠
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1984-10-19
Filing date: 1984-10-19
Publication date: 1986-05-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明はカット７−ト供給装置の構造に関し、特に、装
填されたカット７−トの巾および左右位置を調整する手
段を改曳したカットシート供給装置に関する。

〔従来技術〕

カットシート供給装置は、所定寸法に裁断した用紙を積
層状態で装填しておき、これを１枚づつ分離して送り出
す装置であり、プリンタや複写機など各種の記録装置に
広く使用されている。

このカット７−ト供給装置は、一般に、ケース内に給紙
ローラを設置し、装填されたカットシートを該給紙ロー
ラに圧接して保持するとともに、ケース内の両側に設け
た紙巾規制板でカットシートの巾および左右位置全調整
しておき、さらに、カットシートの前端部に分離爪を係
合させておき、給紙ローラを駆動することによりカット
シー）ｔ−１枚づつ分離しながら記録部などへ供給する
よう構成されている。

前記紙巾規制板はケースの底板に装着され、左右一対の
紙巾規制板のうち少なくとも一方が紙中方向に位置調節
可能に装着され、カットシートのサイズが異なる場合で
もこれを案内しうるようになっている。

ところで、従来のカットシート供給装置の紙中調整機構
にあっては、一般に、紙巾規制板（可動式）およびケー
ス底面のそれぞれに設けた凹凸形状または歯形の保合部
材を互いにスプリングで圧接させておき、位置調整時に
該スプリングの圧接力を解放する構造のものが使用され
ていた。

しかし、このような従来構造では、前記一対の係合部材
およびスプリングなど多数の部品を必要とし、構造が複
雑でしかも加工工数が多く、製造コストが嵩むという問
題があつ友。また、ばね力解放動作と位置調節動作を別
々に行なう必要があり、ワンタッチで紙中調整できず、
取扱いが不便であるという問題もあった。

〔目的〕

本発明の目的は、上記従来構造の問題を解決し、構造が
簡単で部品点数を削減することができ、しかもワンタッ
チで操作しうる紙中調整機構を備えたカットシート供給
装置全提供することである。

〔要旨〕

本発明は、可動式の紙巾調整手段を、紙巾規制板の底面
に突起を設けるとともに、該突起に対応する位置に巾が
弾性変形可能なステップ状の案内溝を形成し、前記突起
ｆｒ、該案内溝に圧接嵌合させて紙巾規制板を各ステッ
プ毎に位置決めすることにより、上記目的を達成するも
のである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図および第２図は一実施例に係るカットシート供給
装置を示す。

第１図および第２図において、記録装置（ブリンクなど
）の本体１に固定カバー２が取付けられ、該固定カバー
に設けた支点３に揺動可能な開閉カバー４が支持され、
これらのカバー２゜４でカット７−ト供給装置のケース
が構成されている。

前記ケース内には固定カバー２に軸承されかつステップ
モータ５によって駆動される給紙ローラ６が設置されて
いる。給紙ロー２６と固定カバー２との間にはばね７で
該給紙ローラに圧接される中板８が設けられ、ケースの
挿入口（第１図中の上部開口）から挿入されたカットシ
ート９（第１図）は該中板８と給紙ローラ６との間で圧
接された状態で装填される。

固定カバー２の両側には、装填されたカットシート９の
巾および左右位置を調整するための紙巾調整手段１０．
１１（第１図および第２図）が設けられている。

第２図中の右側の紙巾調整手段１０ば、固定式であり、
カットシート９の側面を案内する垂直面１２ｙｊｃ有す
る紙中規制部材１３全ケースの底板（固定カバー２）に
ビス止め等で固定した構造を有する。

第２図中の左側の紙巾調整手段１１は、可動式であり、
カットシート９の側面に°当接する垂直案内面１４を有
しかつケース底板に左右位置調整可能に装着した紙巾規
制板１５を備えている。この可動式の紙巾調・整手段１
１の構造については後で第３図〜第７図を参照して説明
する。

前記各紙巾規制板１３．１５には分離爪支持部材１６．
１７が揺動自在に軸支されており、各分離爪支持部材１
６．１７の先端には、装填されたカットシート９の前端
部に当接する分離爪１８．１９が一体的に形成されてい
る。これらの分離爪１８．１９は、カット７−ト９の前
端部の上面両側に当接し、前記給紙ローラ６を駆動する
ときの推進力により最上層のカントノート前部をループ
状にしながら該カットシートを分離するものであり、こ
れによって、印字機構など所定位置へカッ）シー）ｔ１
枚づつ送り出すことができる。

次に、第３図〜第７図全参照して可動側の紙巾調整手段
１１の構造を詳細に説明する。

第３図〜第７図において、カットフート側面に当接する
垂直案内面１４を有する紙巾規制板１５は略り型の板部
材で構成され、その底面には前後方向所定間隔をおいて
一対の円柱状の突起２１．２１が設けられて込る。各突
起２１の先端（第７図の下端）には７ランゾ２２が一体
に形成されており、図示の例ではフランツ２２付きの突
起２１がビス２３により紙巾規制板１５に固定されてい
る。

一方、固定カバー２の平面部すなわちケース底板には、
前記各突起２１．２１に対応する位置に、ステップ状の
案内溝２４．２４が形成されている。この案内溝２４は
、前記突起２１が嵌合するとともに該突起２１の７ラン
ノ２２が裏面に摺接するよう開口として形成されている
。

前記案内溝２４は、第３図および第６図に示すごとく、
−側が所定ピッチの凹凸面２５で形成されたステップ形
状を有し、かつ、これと平行にスリット２６を形成して
弾性領域２７を形成することにより溝巾が弾性変形で拡
開可能に形成されている。

しかして、前記突起２１は、第６図に示すごとく、前記
案内溝２４に密着嵌合し凹部において円周上３点で該溝
に接触することにより位置決めされるような形状寸法に
設計されている。

一方、この突起２１の７ランジ２２はケース底板２の外
面に摺接している。

紙巾規制板１５ｔ−前記案内溝２４に沿って位置調節す
る際は、該紙巾規制板のつまみ部２８（第５図）をつま
んで紙中方向に押し、前記突起２１ｔ−案内溝２４の凸
部を乗り越えて次の凹部内へ移動させる。この場合、前
記スリット２６による弾性領域２７が弾性変形して溝巾
を拡大させることができるので、所望の力で移動させる
ことができ、突起２１は次の凹部において円周上３点接
触して第６図中二点鎖線で示すような状態で位置決めさ
れる。

なお、前記−紙巾規制板１３．１５は通常鋼板で形成さ
れ、前記固定カバー２および開閉カバー４は通常グラス
チックで形成されるが、その他の適尚な材質を選定する
ことも可能である。

前記可動式の紙巾規制板１５の底面には内方へ突出する
腕２９が一体的に形成され、該腕２９の先端部には、固
定カバー（ケース底板）２に紙中方向に形成したガイド
孔３００両側の上下面に摺接係合する耳部３１，３２が
形成されている。

こうして、紙巾規制板１５は、その底面に一対のフラン
ツ２２付き突起２１および上下の耳部３１，３２ｔ−設
け、ケース底板２の上下面を挾んで摺接しかつ紙中方向
に移動するようにして装着したので、該ケース底板に対
し左右前後方向とも倒れがない所定の姿勢で装着するこ
とができる。

以上説明した実施例構造によれば、可動式の紙巾調整手
段１１ｔ−１紙巾規制板１５に固定し念突起２１．２１
とケース底板２に形成し九案内溝２４．２４およびスリ
ット２６．２６とで構成し之ので、従来構造におけるス
プリングや歯形部材などの部品を必要とせず、部品点数
および加工工数の少ないきわめて簡単な構造にすること
ができる。

また、案内溝２４ｔ−変形可能なステップ形状にしたの
で、紙巾規制板１５の位置調整をばね性のスナップアク
ションを利用して行なうことができ、ワンタッチで確実
な位置調整を行なうことができる。

なお、図示の実施例では、一方の紙巾調整手段１０を固
定式にしたが、これも可動式にすることができ、図示の
紙巾調整手段１１と左右対称の構造にすることもできる
。また、案内溝２４の一方を長大とし、凹凸面２５を１
か所だけにすることも可能である。

また、案内溝２４の凹凸面２５は場合によっては該溝２
４の両側に形成することもでき、同時にスリット２Ｇを
両側に形成して弾性領域２７を両側に設けることも可能
である。

また、凹凸面２５の凹凸段数は、例えばレタ−サイズ（
紙中２１６ｍｍ）とＡ４サイズ（紙中２１０ｍｍ）を調
整するために２段式にするとか、その他広い範囲で調整
するため３段以上にするなど適当に設計することができ
る。

さらに、スリット２６が長すぎて弾性力が低下する場合
は中間に適宜ゾリツ、２１−設けて所定強さのばね性を
確保することもできる。

〔効果〕

以上の説明から明らかなとと〈丁、本発明によれば、部
品点数および加工工数が少なく簡単な構造でしかもワン
タッチで確実に操作しうる紙巾調整手段を備えたカット
シート供給装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るカット７−ト供給装置
の要部の縦断面図、第２図は第１図の装置の開閉カバー
を除去した状態の平面図、第３図は第１図および第２図
の可動式の紙巾調整手段の平面図、第４図および第５図
はそれぞれ第３図中の線ＩＶ−ｆｆおよび線ｖ−■に沿
った断面図、第６図は第３図の紙中調整機構の要部を示
す一部裁断部分平面図、第７図は第６図中の線■−■に
沿つ次断面図である。２・・・固定カバー（ケース）、４・・・開閉カバー（
ケース）、６・・・給紙ローラ、９・・・カットシート
、１０．１１・・・紙巾調整手段、１５・・・紙巾規制
板、２１・・・突起、２２・・・フランツ、２４・・・
案内溝、２７・・・弾性領域。代理人　弁理士　大　音　康　毅第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ケース内に給紙ローラを設置し、装填されたカッ
トシートを前記給紙ローラに圧接して保持するとともに
、両側に設けられ少なくとも一方が可動式の紙巾調整手
段によりカットシートの巾および左右位置を調整する型
式のカットシート供給装置において、前記可動式の紙巾
調整手段を、紙巾規制板の底面に突起を設けるとともに
、該突起に対応する位置に巾が弾性変形可能なステップ
状の案内溝を形成し、前記突起を該案内溝に圧接嵌合さ
せて紙巾規制板を各ステップ毎に位置決めする構造にし
たカットシート供給装置。