JPS61101210A - 緻密な膜をつくる方法 - Google Patents

緻密な膜をつくる方法

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JPS61101210A
JPS61101210A JP22136984A JP22136984A JPS61101210A JP S61101210 A JPS61101210 A JP S61101210A JP 22136984 A JP22136984 A JP 22136984A JP 22136984 A JP22136984 A JP 22136984A JP S61101210 A JPS61101210 A JP S61101210A
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polar
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、緻密な膜(dense membrane 
)をつくる方法、並びにそのようにしてつくられた(担
持された)緻密な膜に関する。
表面活性剤を含むポリマーの溶液をつくり、そして該溶
液を液体支持体上に流延して薄層を生成させ、その後乾
燥させて(該ポリマーの溶液中に存在する溶媒を蒸発さ
せることによシ)、固体の緻密な膜を生成させる、こと
を伴なう溶媒流延によって緻密な膜をつくることは公知
である。しかしながら、該液体支持体の表面張力の低減
(このことは、発現する膜の不安定性及び該膜中におけ
る穴の発生可能性に通じ得る。)を避けるために、施用
溶媒は、該液体支持体と一般に実質的に非混和性である
実質的に低減された界面張力にもかかわらず、同時的に
不所望な穴の発生を伴なうことなく、該液体支持体に実
質的に可溶な溶媒を用いることができ、かくして線膜の
固化時間を実質的に短縮させること(何故なら、蒸発に
よシ、溶媒のすべてが、線膜の生成層から除去される必
要はないからである。)は有利なことであろう。
驚くべきことに、支持体として用いられる極性な液体に
実質的に可溶な極性溶媒中に極性ポリマー及び/又は極
性プレポリマーを含む溶液から出発して、緻密な(即ち
、非孔質である。)膜がつくられ得る、ということを今
般見出した。
従って、本発明は、緻密な膜をつくる方法において、極
性な液体に実質的に可溶な極性溶媒中に極性ポリマー及
び/又は極性プレポリマーを含む溶液を、該極性な液体
の表面上に拡げ、そして拡がった溶液を脱溶媒する、こ
とを特徴とする上記方法を提供する。
該極性な液体支持体と該極性(プレ)ポリマーの溶液と
の間の非常に低い又は完全に存在しない界面張力によシ
、表面活性剤例えば分散剤が該溶液中に必要とされるこ
となく、該溶液が該液体支持体の表面上に拡がるように
なる。かくして、表面活性剤の不存在下で該ポリマーを
含む膜をつくること、並びに、溶媒を含む該溶液が拡げ
られる前に、使用溶媒の少量が既に存在しているところ
の液体支持体を用いることも、今や可能である。
かくして、該液体支持体の(一部の)連続的なりフレッ
シー即ち補給(このことは、該支持体の乱れた表面をも
たらす。)に対する以前の要件は除去される。
有利的には、極性プレポリマーの溶液が本方法に用いら
れ、好1しくは、拡がったプレz IJママ−架橋を遂
行させる液体支持体と組合わせて用いられ、これにより
、分子分離法に適用するだめの選択性のある緻密な超薄
膜をつくることが可能になる。適当なプレポリマーは、
炭素原子及び水素原子に加えて、窒素原子及び/又は酸
素原子を、特にエーテル橋の形態で含む。かかるプレポ
リマーは、ポリオール例えばポリエーテルポリオール及
び/又はポリアミン及び/又はポリエーテルアミンを、
少なくとも2個の官能性基を含むイソシアネート例えば
ノフェニルメタンクイソシアネート又はトルエンノイソ
シアネートと反応させることにより得られ得る。好まし
いプレポリマーは、ポリエーテルグリコールをノフェニ
ルメタンノイソシアネートと反応させることにより得ら
れ、該ポリエーテルグリコールは適当には/jO〜60
00好ましくは≠00〜ノ000の分子量を有する。
プレポリマーの代わりに、適当な極性溶媒に妥当な程度
可溶なホモポリマー又はコポリマーを用いることも可能
である;本方法では、線状ポリウレタンの溶液が適当に
用いられ得る。
極性溶媒は、7〜10個の炭素原子及び/個又ばそれ以
上のヘテロ原子を有する有機化合物であって、極性な液
体支持体中の少なくとも良好な溶解度を有する有機化合
物から適当に選択され得る。
適当な有機化合物にはケトンがあシ、そのうちメチルエ
チルケトンが好ましく、何故なら、メチルエチルケトン
は優秀な脱溶媒性(即ち、溶解性及び蒸発性)を有する
からであり、特に支持体液として水と組合わせて用いら
れる場合そうである。
極性溶媒に溶解されるべき(プレ)ポリマーの極性塵を
調和させるために、非極性又は極性の劣る化合物をさら
に含む極性溶媒を用いることも可能である。
本発明による方法に支持体として用いられる好ましい極
性な液体は、水及び塩の希薄水性溶液(該水性溶液は最
も好ましくは粒状物を実質的に含まないものであシ、粒
状物は緻密な膜の生成に悪影響を及ぼし得る。)である
。しかしながら、他の極性な液体例えばグリセリンも用
いられ得る。
本発明による方法は適当には、室温で行なわれる。高め
られた温度(例えば、30−♂O℃の温度)は時々、膜
の固化時間を低減させるために好ましく、他の場合4室
温より低い温度が好ましく、このことは、液体支持体を
所望温度に維持することにより達成され得る。
(プレ)ポリマー溶液は、極性な液体支持体の表面上に
、公知の手段例えば該支持体の表面を乱さないようにす
るだめに該支持体の表面近くに保持されたビ4ットによ
り、連続的に又は回分的に堆積され得る。いったん(プ
レ)ポリマー溶液が支持体の表面上に自然に拡がり、充
分に薄い液体皮膜が生成すると、この皮膜は固化しそし
て固体の緻密な膜を生成するようになる。該腹皮膜の脱
溶媒の前、脱溶媒中又は好ましくは脱溶媒後、該皮膜は
、任意の適当な手段により、該液体支持体の表面から取
り出される。好ましくは、かくして生成された本発明に
よる緻密な膜は、多孔質ぼりプロピレン、布及び金網の
如き、任意の適当な材料の層を含んでいてもよい透過性
支持体上に取υ上けられる。多孔質ポリプロピレンが好
ましく、何故なら、この材料は高い多孔率を有するから
である。その代わりに、少なくとも7層が、選択性のあ
る緻密な腹皮膜と透過性支持体との間に施用され得、こ
の中間の層はそれ自体、本発明により製造された、緻密
で好まし・くけ高透過性の皮膜であってもよい。
本発明による方法を用いて、分子分離法例えばガスの精
製において高選択性及び許容できる処理量(透過性)を
示す、薄くて穴のない膜が得られ得る。かかる膜の厚さ
は、充分な透過性(このことは、メタンから二酸化炭素
の分離又は窒素から酸素の分離の如き方法における商業
的な適用のために必要とされる。)を得るために、好ま
しくは約0,7μm未満であるべきである。ある場合に
は、本発明に従い製造される緻密な膜の透過性及び/又
は選択性を増大させることが、かかる膜の片面を極性化
合物の層で被覆することによシ行なうことが可能である
。好ましくは、かかる層は、ポリエーテルグリコール及
び/又はポリエーテルアミンを含む。特に、ポリエーテ
ルグリコールとマルチイソシアネート(2及びそれ以上
の反応性基を含むイソシアネートの混合物)とのプレポ
リマーから得られた緻密なポリウレタン膜であって、該
プレポリマーの製造に用いられたポリエーテルグリコー
ルよシも低い分子量を有するポリエーテルグリコールの
層で被覆された緻密なポリウレタン膜は、極性化合物の
層で被覆されていない同様なポリウレタン膜と比べて、
増大した透過性を示す。
本発明を次の例によりさらに説明する。
例/ 緻密な(担持された)膜の製造 分子量t、tooのポリエーテルグリコールをジフェニ
ルメタンノイソシアネートと反応させて得られた、メチ
ルエチルケトン中のプレポリマーの溶液を、拡張剤の不
存在下で水上に自然的に拡げることによシ、厚さ0.0
 !; 11mの緻密なポリウレタン膜Aを製造した。
拡げそして脱溶媒した後、かくして得られた緻密なポリ
ウレタン膜Aを、英国特許出願筒g307り7号に従い
製造された高透過性のポリツメチルシロキサン層(多孔
質ポリプロピレンによシ担持されている。)上に移しだ
。得られた3層の担持された緻密な膜Bを、例3に記載
のようにして試験した。
担持された緻密な膜Cは、ポリウレタンプレポリマーを
製造するのに分子量2000のポリエーテルグリコール
が用いられた以外は、膜Bと実質的に同じように製造さ
れた。
例! 担持された緻密な膜りは、膜Cのポリウレタン層の自由
面を分子量≠00のポリエーテルグリコールで被覆する
ことによシ製造された。
例3 透過性及び選択性の測定 担持された緻密な膜B、C及びDについて、線膜の片側
を600 kPa (= 3;バール絶対圧)のガス圧
にそして他の側を大気の透過圧にして試験した。CO2
及びCH4に対する線膜の透過性を測定した。これらの
測定の結果を、下記の表に畷値の標準形態(Nm3. 
m−2,day−1,bar−’ )で示す。線表には
、等容量のCO2及びCH4に基づくガス混合物に対す
る選択性即ちC02の透過性とCH4の透過性の比率も
示されている。
」i 線表に示された結果から明らかなように、CO2とCH
4のガス混合物からのCO2の分離に対して優秀な選択
性を有する膜が、本発明による方法を用いて製造され得
る。
ポリウレタンゾレポリマー出発物質の製造の際に比較的
高分子量(膜Bの場合の≠00と比べて、膜Cの場合は
、2ooo )のポリエーテルグリコールを用いると、
担持された膜Bに対して測定された選択性よシも極くわ
ずかに低い選択性でもって、実質的に増大されだCO2
の透過性を示す膜Cをもたらす、ということがわかった
担持された膜Cのポリウレタン層の遊離面を分子量≠0
0のポリエーテルグリコールで被覆することによシ、選
択性の損失を伴なうことなく、CO2に対するP/A値
はさらに増大した(担持された膜りについての実験3の
結果参照)。
例≠ 担持された緻密な膜Bの選択性を、例3に記載の実験/
〜3と同様なやり方で、02とN2のガス混合物につい
てさらに測定した。0□の透過性とN2の透過性との比
率として表わされた選択性は9.gであった。この値は
、担持されたポリマー膜にとって優秀な値である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)緻密な膜をつくる方法において、極性な液体に実
    質的に可溶な極性溶媒中に極性ポリマー及び/又は極性
    プレポリマーを含む溶液を、該極性な液体の表面上に拡
    げ、そして拡がった溶液を脱溶媒する、ことを特徴とす
    る上記方法。
  2. (2)プレポリマーの溶液を用いる、特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。
  3. (3)少なくとも2個の官能性基を有するイソシアネー
    トとポリオールとを反応させることにより、プレポリマ
    ーを得る、特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. (4)イソシアネートがジフェニルメタンジイソシアネ
    ートである、特許請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. (5)ポリオールがポリエーテルポリオール好ましくは
    ポリエーテルグリコールである、特許請求の範囲第3項
    に記載の方法。
  6. (6)ポリエーテルグリコールが150〜6000好ま
    しくは400〜2000の分子量を有する、特許請求の
    範囲第5項に記載の方法。
  7. (7)線状ポリウレタンの溶液を用いる、特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  8. (8)極性溶媒が、1〜10個の炭素原子及び/1個又
    はそれ以上のヘテロ原子を有する有機化合物を含む、特
    許請求の範囲第1〜7項のいずれか一項に記載の方法。
  9. (9)有機化合物がケトンである、特許請求の範囲第8
    項に記載の方法。
  10. (10)ケトンがメチルエチルケトンである、特許請求
    の範囲第9項に記載の方法。
  11. (11)極性な液体が水又は塩の水性溶液である、特許
    請求の範囲第1〜10項のいずれか一項に記載の方法。
  12. (12)生成した膜の片面を極性化合物の層で被覆する
    、特許請求の範囲第1〜11項のいずれか一項に記載の
    方法。
  13. (13)該層がポリエーテルグリコール及び/又はポリ
    エーテルアミンを含む、特許請求の範囲第12項に記載
    の方法。
  14. (14)特許請求の範囲第1〜13項のいずれか一項に
    記載の方法に従い製造された緻密な膜。
  15. (15)特許請求の範囲第14項に記載の緻密な膜及び
    透過性の支持体を有する、担持された膜。
  16. (16)緻密な膜と透過性の支持体との間に少なくとも
    1つの層が存在する、特許請求の範囲第15項に記載の
    担持された膜。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460405A (en) * 1994-06-28 1995-10-24 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Apparatus for inflating an inflatable vehicle occupant restraint

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640415A (en) * 1979-09-10 1981-04-16 Teijin Ltd Manufacture of extremely thin membrane
JPS5835723A (ja) * 1981-08-24 1983-03-02 Alps Electric Co Ltd 複合磁気ヘツドの製造方法
JPS6128408A (ja) * 1984-07-18 1986-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超薄膜の製造方法

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