JPS6110085A - 墓石・建材・装飾材等の石材 - Google Patents
墓石・建材・装飾材等の石材Info
- Publication number
- JPS6110085A JPS6110085A JP12917884A JP12917884A JPS6110085A JP S6110085 A JPS6110085 A JP S6110085A JP 12917884 A JP12917884 A JP 12917884A JP 12917884 A JP12917884 A JP 12917884A JP S6110085 A JPS6110085 A JP S6110085A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stone
- mixture
- materials
- pigment
- tombstones
- Prior art date
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- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は１表面処理が施された墓石・建材・装飾材等の
石材に関するものである。
石材に関するものである。
（従来の技術）
周知のように墓石・建材並びに装飾材等の石材では成分
鉱物の間隙が緻密で、軽石や大谷石等の表面がポーラス
な岩石でなく、装飾性が良好であることが望ましい。そ
の代表的なものとして花崗岩等の火成岩があり、従来は
この火成岩の表面に研磨を施すかあるいは研磨を施した
のちに表面に光沢剤を塗布するなどして表面処理をして
いた。
鉱物の間隙が緻密で、軽石や大谷石等の表面がポーラス
な岩石でなく、装飾性が良好であることが望ましい。そ
の代表的なものとして花崗岩等の火成岩があり、従来は
この火成岩の表面に研磨を施すかあるいは研磨を施した
のちに表面に光沢剤を塗布するなどして表面処理をして
いた。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、このような火成岩よりなる石材の表面を
研磨しても石材が有する斑や所謂ヘヤークラックと呼ば
れる細かいひび割れを目立たなくすることはできず゛、
しかも石材の表面に光沢剤を塗布しても短期間の内に光
沢剤が剥離してしまい光沢が失われてしまうばかりでな
く、火成岩の中に含まれている鉄分が火成岩を構成する
諸鉱物の間隙より流出して酸化し、石材の表面に錆が現
れてしまうという欠点があった。
研磨しても石材が有する斑や所謂ヘヤークラックと呼ば
れる細かいひび割れを目立たなくすることはできず゛、
しかも石材の表面に光沢剤を塗布しても短期間の内に光
沢剤が剥離してしまい光沢が失われてしまうばかりでな
く、火成岩の中に含まれている鉄分が火成岩を構成する
諸鉱物の間隙より流出して酸化し、石材の表面に錆が現
れてしまうという欠点があった。
また、鳥類の糞等の動物の排泄物や樹液が石材に付着す
ると、その個所が染みになってしまう欠点があった。
ると、その個所が染みになってしまう欠点があった。
このため、この種石材業界において墓石や建材等の折角
研磨された石材の表面状態を数十部、数百部の長年月に
渡って変らないままで維持することは困難であった。
研磨された石材の表面状態を数十部、数百部の長年月に
渡って変らないままで維持することは困難であった。
本発明は、これらの点に着目してなされたもので、表面
にワックスと顔料との混合剤を含浸することで表面の斑
やヘヤークラックをなくし、また所望の色調に改善し、
耐薬品性を増し、かつ長期間に渡って表面の光沢を失わ
せず、しかも品質を均等にして商品価値を高めるように
した墓石・建材・装飾材等の石材を提供するにある。
にワックスと顔料との混合剤を含浸することで表面の斑
やヘヤークラックをなくし、また所望の色調に改善し、
耐薬品性を増し、かつ長期間に渡って表面の光沢を失わ
せず、しかも品質を均等にして商品価値を高めるように
した墓石・建材・装飾材等の石材を提供するにある。
（問題点を解決するための手段゛）
そのため、本発明では表面を加工し、かつ自然環境下の
岩石温度では固体となるワックスと顔料との混合剤を墓
石・建材並びに装飾品として使用される花崗岩・安山岩
・玄武岩等の火成岩を構成する諸鉱物の間隙より含浸し
て石材を構成したものである。
岩石温度では固体となるワックスと顔料との混合剤を墓
石・建材並びに装飾品として使用される花崗岩・安山岩
・玄武岩等の火成岩を構成する諸鉱物の間隙より含浸し
て石材を構成したものである。
（作用）
このように構成された本発明の石材を製作するには前記
火成岩を顔料が混合された溶融ワックスを貯溜した加熱
溶融槽に浸漬することにより得るようにしたものである
。
火成岩を顔料が混合された溶融ワックスを貯溜した加熱
溶融槽に浸漬することにより得るようにしたものである
。
（実施例）
次に、本発明の実施の一例を図面を参照しながら説明す
る。第１図は本発明に係る石材の成分鉱物の構造を示す
断面図である。第１図において。
る。第１図は本発明に係る石材の成分鉱物の構造を示す
断面図である。第１図において。
１は石材にして、この石材１は花崗岩・安山岩・玄武岩
等の火成岩にして、地下深所の成分鉱物の間隙が緻密な
岩石で、墓石・建材並びに装飾材として使用するときは
その表面は研磨される。そして、火成岩を構成する諸鉱
物の間隙２には通常の自然環境下の岩石温度では固体で
、かつ溶融状態では粘性が小さいパラフィン・ろう等の
ワックスと顔料との混合剤３が含浸されている。
等の火成岩にして、地下深所の成分鉱物の間隙が緻密な
岩石で、墓石・建材並びに装飾材として使用するときは
その表面は研磨される。そして、火成岩を構成する諸鉱
物の間隙２には通常の自然環境下の岩石温度では固体で
、かつ溶融状態では粘性が小さいパラフィン・ろう等の
ワックスと顔料との混合剤３が含浸されている。
しかして、前記石材工に混合剤３を含浸するには、第２
図に示すように先ず混合剤３を６０〜３００℃に熱した
加熱溶融槽４に貯溜させて溶解させ、この加熱溶融槽４
に石材１を所望の時間浸漬して間隙２より顔料が混合さ
れた溶融ワックスよりなる混合剤３を含浸させ、しかる
のち石材１を取出して固化形成するものである。
図に示すように先ず混合剤３を６０〜３００℃に熱した
加熱溶融槽４に貯溜させて溶解させ、この加熱溶融槽４
に石材１を所望の時間浸漬して間隙２より顔料が混合さ
れた溶融ワックスよりなる混合剤３を含浸させ、しかる
のち石材１を取出して固化形成するものである。
すなわち、石材１を加熱溶融槽４に浸漬することにより
間隙２が広がり、この間隙２に顔料が混合された溶融ワ
ックスよりなる混合剤３が浸入することになる。そして
、この混合剤３が固化することにより石材１に混合剤３
が含浸したこととなり、石材１の表面は混合剤３により
覆われて鉄分の流出が阻止され、その酸化が防止される
ことになる。
間隙２が広がり、この間隙２に顔料が混合された溶融ワ
ックスよりなる混合剤３が浸入することになる。そして
、この混合剤３が固化することにより石材１に混合剤３
が含浸したこととなり、石材１の表面は混合剤３により
覆われて鉄分の流出が阻止され、その酸化が防止される
ことになる。
なお、本発明は本実施例に限定されるものではなく、火
成岩を構成する諸鉱物の間隙２に顔料が混合された溶融
ワックスをスムーズに浸入させるためには界面活性剤を
混合剤３に混合すればよく、短時間で間隙２に混合剤３
を含浸させることができ、また界面活性剤を混合剤３に
混合させることにより溶融ワックス中に顔料を均一に分
散させるできる。この場合、界面活性剤と混合剤との混
合比が２〜８：８〜２であることが望ましい。また、石
材１はその成因より水分を含むものであり、間隙２に存
在する水分を石材１を加熱して予め除去したのちに石材
１を加熱溶融槽４に浸漬してもよく、このようにすると
混合剤の含浸時間が短縮される。この場合、真空吸引に
より間隙２に含浸されている水分を除去するようにして
もよい。
成岩を構成する諸鉱物の間隙２に顔料が混合された溶融
ワックスをスムーズに浸入させるためには界面活性剤を
混合剤３に混合すればよく、短時間で間隙２に混合剤３
を含浸させることができ、また界面活性剤を混合剤３に
混合させることにより溶融ワックス中に顔料を均一に分
散させるできる。この場合、界面活性剤と混合剤との混
合比が２〜８：８〜２であることが望ましい。また、石
材１はその成因より水分を含むものであり、間隙２に存
在する水分を石材１を加熱して予め除去したのちに石材
１を加熱溶融槽４に浸漬してもよく、このようにすると
混合剤の含浸時間が短縮される。この場合、真空吸引に
より間隙２に含浸されている水分を除去するようにして
もよい。
（発明の効果）
本発明は以上のように構成され、石材の成分鉱物の間隙
に混合剤を含浸させたものであるため。
に混合剤を含浸させたものであるため。
表面の斑やヘヤークラックをなくシ、また所望の色調に
改善して商品価値を高め、鉄分が流出して酸化するのを
防止すると共に、防水性を良好にして変色しないように
し、光沢を長期間失うことがなく、かつ耐薬品性を増す
ため動物の排泄物や樹液による変色を防止するという効
果が得られ、また混合剤に界面活性剤を混合すれば、間
隙よりスムーズに混合剤を含浸させると共に、顔料をワ
ックスに均一分散させることができるものである。
改善して商品価値を高め、鉄分が流出して酸化するのを
防止すると共に、防水性を良好にして変色しないように
し、光沢を長期間失うことがなく、かつ耐薬品性を増す
ため動物の排泄物や樹液による変色を防止するという効
果が得られ、また混合剤に界面活性剤を混合すれば、間
隙よりスムーズに混合剤を含浸させると共に、顔料をワ
ックスに均一分散させることができるものである。
第１図は本発明に係る墓石・建材・装飾材等の石材の一
実施例を示す断面図、第２図はその製法を示す正面図で
ある。 １：石材、２：火成岩を構成する諸鉱物の間隙。 ３：混合剤、４：加熱溶融槽
実施例を示す断面図、第２図はその製法を示す正面図で
ある。 １：石材、２：火成岩を構成する諸鉱物の間隙。 ３：混合剤、４：加熱溶融槽
Claims (1)
- （１）墓石・建材並びに装飾品に使用される花崗岩安山
岩・玄武岩等の火成岩を構成する諸鉱物の間隙に自然環
境のもとの岩石温度では固体となるワックスと顔料との
混合剤を含浸させたことを特徴とする墓石・建材・装飾
材等の石材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12917884A JPS6110085A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 墓石・建材・装飾材等の石材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12917884A JPS6110085A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 墓石・建材・装飾材等の石材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6110085A true JPS6110085A (ja) | 1986-01-17 |
Family
ID=15003066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12917884A Pending JPS6110085A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 墓石・建材・装飾材等の石材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6110085A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004502627A (ja) * | 2000-07-06 | 2004-01-29 | ゲオ エス．アール．エル． | 天然石ブロックを強化する方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51142827A (en) * | 1975-06-02 | 1976-12-08 | Hiroshi Ishizuka | Colored natural stone plate and its preparation method |
| JPS551427A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 | Ngk Insulators Ltd | Magnet pump |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP12917884A patent/JPS6110085A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51142827A (en) * | 1975-06-02 | 1976-12-08 | Hiroshi Ishizuka | Colored natural stone plate and its preparation method |
| JPS551427A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 | Ngk Insulators Ltd | Magnet pump |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004502627A (ja) * | 2000-07-06 | 2004-01-29 | ゲオ エス．アール．エル． | 天然石ブロックを強化する方法 |
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