JPS61100592A - 非天然型n−置換ノイラミン酸誘導体及びその製造方法 - Google Patents

非天然型n−置換ノイラミン酸誘導体及びその製造方法

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JPS61100592A
JPS61100592A JP22253484A JP22253484A JPS61100592A JP S61100592 A JPS61100592 A JP S61100592A JP 22253484 A JP22253484 A JP 22253484A JP 22253484 A JP22253484 A JP 22253484A JP S61100592 A JPS61100592 A JP S61100592A
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Shohei Shibayama
柴山 庄平
Shoji Yoshimura
吉村 昌治
Masayoshi Ito
伊藤 正善
Yoshiyasu Shidori
志鳥 善保
Tomoya Ogawa
智也 小川
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KANTO ISHI PHARMA CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は免疫学的に活性な、N−置換ノイラミン酸誘導
体及びその製造方法に関する。
〔従来技術〕
N−置換ノイラミン酸は、動物界あるいはいくつかの細
菌の細胞表面にシアロ複合体(糖蛋白、糖脂質、オリゴ
糖、および多糖)として存在することが知られている。
この化合物は近年、神経機能、癌、炎症、免疫、ウィル
ス感染、分化、ホルモンレセプターなど、医学ならびに
薬学的に重要視され、細胞表面に局在する特異な活性分
子として注目されつつある。
しかしながらシアロ複合体においてN−置換ノイラミン
酸の演する役割については、いまだ推測°の域を出るも
のではない。
この化合物は更に、多くの天然物有機化学者によって研
究され、既に単純な各種誘導体に導かれている。しかし
ながら顕著な生理活性誘導体はまだ知られていない。
さらに近年、造血臓器の悪性腫瘍をはじめ、各種癌疾患
、膠原病などの治療の多角化によって、確かに延命効果
がもたらされている。しかしその反面、使用する薬剤例
えば副腎皮質ホルモン剤や、免疫抑制剤の使用の頻度の
増加することがさけられず、その結果いわゆる免疫力の
低下・減少と共に、多くの副作用がおこりつつある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明は、免疫力の低下等の副作用がない優れ
た生理活性を有する新規な化合物及びその有用な製造方
法を得るものである。
c問題点を解決するための手段〕 本発明者等は、以前より生体開存成分であるシアル酸に
注目し、その化学的修飾によって副作用が少なく、かつ
免疫監視機構の調整作用をもつ、免疫調整剤の研究を鋭
意行なっており、その結果いわゆる免疫調整作用を持つ
本発明の新規化合物に到達した。
すなわち、本発明のN−置換ノイラミン酸誘導体は一般
式(1)で示される新規化合物である。
OHA (式中、Aは一0CH3又は−OHであり、Bは−CO
OH及びその有機又は無機塩、又は−COOCH3であ
る。Rが水素原子の場合は、Xは13Cである。又は、
RIJ<Rr  Y Hz−で示される基の場合であっ
て、R,が水素原子のときは、X、Yの一方は、13C
であり、他方はC又は13Gであり、炭素数1−22の
アルキル基又は炭素数16−18のアルケニル基のとき
は、X、YはC又は13Gである。又は、RがR,−N
−で示される基の場合、R2が水素Rコ 原子又はニトロソ基で、R3が水素原子、炭素数1〜5
のアルキル基又は、ハロゲン置換アルキル基、フェニル
基、ベンジル基のとき、XはCである。) 父上記式中、X、Yとして、そのいずれか又は両方の炭
素としてIJ0が入ったものは、そのシアル酸誘導体と
して、生体内での代謝機構を解明する標識化合物として
有用である。本標識化合物は、例えばシアル酸のN−ア
セチル基の炭素に13C(安定同位体)を99%の純度
で含有し、天然存在比(Ilcに比較してI″Cは1.
1%)とは異なっている。その為I3Cを、核磁気共鳴
或は、質量分析等で容易に検出できる非放射性標識化合
物として、例えば生体内代謝産物の検出、生体内分布、
代謝機構の解明に、特別な実験設備なしに容易に利用し
うる利点を有する。
一般式CI)において、Rが水素又はR,−Y Hz−
で示される基である本発明の化合物は、例えば、次の反
応により製造することが出来る。
R” −X−OH−・・・・ (II)+ ・ ・ ・ ・ (I[[) (上記式中、Roが水素原子の場合、Xは”cである。
又は、RoがR1−YH,−で示される基の場合、R,
が水素原子のとき、X、Yの一方は13Cであり、他方
はC又は13cであり、炭素数1〜22のアルキル基又
は、炭素数16−18のアルケニル基のときXSYはC
又はICである。) 前記化合物(I[[)はJ、A、C,S、工l。
8273 (1977)の記載に基づいて得た塩酸塩を
強塩基性イオン交換樹脂で処理して遊離塩基へ変換して
用いた。化合物(III)との各種アルキル基及びアル
ケニル基置換カルボン酸のカップリング反応は、C端活
性化方法を用いた。即ち、塩化物法、アシド法、混合酸
無水物法、活性化エステル法、カシポジイミド法の内、
カルボジイミド法を実施した。末法としてカルボン酸(
■)、ノイラミン酸誘導体(I[I)の両者混合物中へ
り、C,C。
(ジシクロヘキシルカルボジイミド)を加え、反応溶媒
として塩化メチレン、アセトニトリル、ジメチルホルム
アミド、ピリジン、テトラヒドロフラン等を用いたが、
縮合反応は、低収率であった。
そこでり、C,Cと同時に次の試薬を添加した。
即ち、カルボキシル基活性化剤としてN−ヒドロキシサ
クシンイミド(HO3μ)、1−ヒドロキシ−ベンゾト
リアゾール(HOB t’) 、N−ヒドロキシ−5−
ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド(HONB
)を加え、反応溶媒として、テトラヒドロフラン、ジメ
チルホルムアミド等を用いた所、好収率で生成物(IV
)得た。
この際、カルボキシル基活性化試薬としてHONBが好
適であった。
上記製法によって得られた生成物(I’/)はシリカゲ
ルクロマトグラフィー精製して純品を単離することが出
来た。
又I3C置換体は、例えば次の方法により製造した。即
ち、上記カルボン酸(II)として例えば、’ ” C
Hx ” COOH、’ 3CHx COOHやCH3
′3COOHを用いた。尚これらとしては、それぞれl
5otopic purity Atom99%”CM
erckFrosst Canada Inc製のもの
を用いた。
一般式(1)においてRがRz −N−で示されRコ る基である本発明の化合物も種々の方法によって製造さ
れる。この内R2が水素である化合物は、R,−N=C
=O・ ・ ・ (V) + OHOCH。
OHOCH3 0・ ・ ・ ・ (VI) の方法によって製造される。この際、反応溶媒として、
水又は無水ジメチルホルムアミド(DMF)等を用い、
0℃〜室温で反応させた。
得られた粗生成物はシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにて精製し、単離した単一物質は、NMR,IR,元
素分析までその構造を確認した。
次いで、得られたN−置換ノイラミン酸メチルエステル
のメチルグリコシド誘導体(■)よりN−置換ノイラミ
ン酸誘導体(IX)を得る為に、次に示す如く加水分解
反応を2段に分けて実施した。
即ち、メチルエステル体(■)の加水分解は、例えば反
応溶媒に水を用い塩基として水酸化ナトリウム水溶液を
室温下に反応させ次いで強酸性イオン交換樹脂にて中和
して、定量的に純品を得た。
更に生成物(■)は、溶媒として水を用い、強酸性イオ
ン交換樹脂の存在下に80°〜100℃に加熱しグリコ
シド部位を加水分解させた。この際加熱温度は80℃が
好適であった。得られた粗結晶は、再結晶化或は、イオ
ン交換クロマトグラフィー精製により純品として単離す
ることができた。
この様にして得た生成物(IX)は、下記の2通りの方
法によりN−置換ノイラミン酸メチルエステルのメチル
グリコシド体(■)に戻すことが出来た。
即ち、N−置換ノイラミン酸誘導体(IX)は、無水メ
タノール中強酸性イオン交換樹脂例えばDowex50
Wの存在下室温にて攪拌することによりカルボン酸のみ
が反応してメチルエステル体(X)を得ることが出来た
0本品は、再結晶化法或はカラムクロマトグラフィー精
−製イ)猫を得ることが出来た。更に前記得られた化合
物(X)又は、エステル化前生成物(IK)は、無水メ
タノール中、強酸性イオン交換樹脂例えばDowex 
50 Wと加熱還流させることによりN−置換ノイラミ
ン酸メチルエステルのメチルグリコシド体(■)とする
ことが出来た。
氷晶は再結晶化法或はカラムクロマトグラフィー精製に
て純品を好収率で得ることが出来た。
= 0:Q Oo    。
、Q   O−O o    u=o       x    O=。
==1 22−: α                α次に一般式(1
)においてR,−N−で示され菅 る基のR3がニトロソ基である本発明の化合物は、上記
(Vl)の化合物を通常の方法によりニトロソ化して得
ることができる。具体的には、式(Vl)の化合物にh
os、N0Cj!、亜硝酸、亜硝酸アルキル又は、亜硝
酸塩などを作用させた。この内NaNOxなどの亜硝酸
塩を塩酸、硫酸、リン酸、酢酸、ギ酸などを用いた酸性
条件下で作用させるのがよい。
上記化合物(XNは、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し、単−物賞は、NMR。
IR1元素分析などによりそれらの構造を確認した。
同様にして化合物(XII)、(XIV)、(XVI)
に関しても上記と同様に処理して下記のニトロソ誘導体 OHocH。
OH0H OH0H (xyI) OHOCH。
OH0H OHOH N○ をそれぞれ得ることが出来た。
ニトロソ化体は、又例えば下記の合成方法によっても製
造できる。
Rs −N−COOM   ・・・ (XV[)■ + OHOCHz OHocuz l              rivR4・・・ (
X I) 1(X■)で表わされるN−ニトロソカルバメートフェ
ニル誘導体又は、N−ニトロソカルバミン酸ヒドロキシ
スクシンイミドエステル誘導体等の活性エステル試薬は
、J、M、C,1982,25,178、特開昭52−
151125、特開昭53−95917の記載に基づき
合成した。尚、上記(XI)の合成に際しては2反応溶
媒として、DMF、エタノール、メタノール、THF、
ジオキサン、ジメチルスルホキシド等を用いるのがよい
。又必要に応じて、N−エチルモルホリン、ピリジン、
等が添加可能であり、0°C〜室温の範囲で反応を行な
う。得られた粗性魔物は、シリカゲルクロマトグラフィ
ーにて精製した。氷晶は式(V)のイソシアネートとノ
イラミン酸誘導体(I[[)による反応生成物(VI)
のニトロソ化体と機器分析の結果一致した。
次に本発明化合物は、次の方法により免疫調整作用を確
認した。
ConAによるマウス肺臓リンパ球活性化に対する作用
: T細胞は、ConAにより非特異的に活性化されるが、
この反応系に本発明のN−アセチルノイラミン酸誘導体
を加え、その作用を検討した。即ち、BALB/Cマウ
スより得た肺臓リンパ球(S P C”)にConA及
び一般式(I)の化合物を夫々加え、ミクロプレート上
で37℃で5%CO□を与えながら20数時間培養した
。これに、トリチウムで標識したチミジンを加え、さら
に37℃で10数時間培養後、SPCを収集し、シンチ
レーションカウンターでSPCに取り込まれた3H−チ
ミジンの量を測定した。
この結果、実施例8及び実施例9記載の化合物は、10
−4モル濃度でそれぞれ125%、170%の活性を示
し、10−hモルで150%、121%、10−8モル
で108%、112%の活性をそれぞれ示した。
以下実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
実施例1 メチル(メチル5−アミノ−3,5−ジデオキシ−β−
D−グリセローD−ガラクトー2−ノニュロピラノシド
)オネート(化合物(III) ) 1.0g (3,
39mmole)を無水DMF30mj2に溶解後、ス
テアリン酸0.97 g (3,39mmole>、H
ONB(N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボキシイミドン0.79 g (4,41mmo
le>、N−エチルモルホリン0.36m It (3
,05mmole)を加えた。次いで冷却下、DCCo
、91 g (4,41mmole)を加え、3時間攪
拌した後、室温で68時間攪拌した。更にHON B 
O,12g (0,68mmole)、N−エチルモル
ホリン0.36 m Il (3,05nunole)
、D CCO,16g ’(0,68mmole)を加
え室温で165時間攪拌した。得られた反応懸濁液を口
過し、濃縮乾固した後に、シリカゲルりロマトグラフィ
ーに付し、クロロホルム:メタノール=10:1の溶媒
にて分画して無色無定形晶1.52g(収率80%)を
得た。
分解点  172〜176℃ 元素分析 CzJssNOv・1八HzOMW=sss
、、3’?計算値  C: 61.60  H: 9.
88  N : 2.48実測値  C: 61.56
  H: 9.72  N : 2.59(−CH3、
−CL−)、1740(−COOCHs)、1650(
−CONH−)、1550 (−CONHlamide
 ]I ) 0.85      (3H,t、J=4.7Hz、−
CH5)1.00〜2.32(34H,m、  CHz
(CHz)+h−13−Hax、3−Heq)3.17
      (3H、s 、         2−0
CH3)3.72      (3H,s 、    
    −COOCR3)3.14〜3.79  (7
H,m、       5ialyl−H)実施例2 化合物(I[I) 50mg (0,1’7mmole
)、ステアリン酸48. d rag (0,17mm
ole)を無水D M F 1 m lに溶解後、冷却
下、N−エチルモルホリン0.5mg、HOBt  (
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール) 32mg (0
,209mmole)、DCC39mg(0−189m
mole)を加え、1時間撹拌した後、室温で48時間
攪拌した。得られた反応懸濁液を口過し、濃縮乾固した
後に、シリカゲルクロマトグラフィーに付し、クロロホ
ルム:メタノール=10:1の溶媒にて分画して無色無
定形晶69mg(収率73%)を得た。
実施例3 化合物CDI) 50mg (0,17mmole)、
ステアリン酸48.4 mg (0,17mmole)
、DCC43mg(0,21mmole)を無水ピリジ
ン5mj2に溶解し、室温で24時間攪拌した後、50
 ”Cで24時間攪拌した。得られた反応懸濁液を口過
し、濃縮乾固した後に、シリカゲルクロマトグラフィー
に付し、クロロホルム:メタノール=10:1の溶媒に
て分画して無色無定形晶10mg(収率1o、5%)を
得た。
実施例4 化合物(In) 1.5 g (5,08mmole)
を無水DMF5mlにと無水THF、30m1の混液に
溶解後、リグノセリン酸2.06 g  (5,56m
mole)、ll0NB(N−ヒドロキシ−5−ノルボ
ルネン−2,3−ジカルボキシイミド)  1.18 
g (6,60mmole)、N−エチルモルホリン0
.58 m A (4,57mmole)を加えた。次
いで冷却下、DCCl、60 g (6,60mmol
e)を加え、3時間攪拌した後、室温で3時間攪拌した
。得られた反応懸濁液を口過し、濃縮乾固した後に、シ
リカゲルクロマトグラフィーに付し、クロロホルム:メ
タノール にて分画して無色無定形晶2.36g(収率72%)を
得た。
分解点  172〜175℃ 元素分析 C3SH&?NO9・4八HzO  MW=
660.34計算値  C : 63.66  H :
 10.47  N : 2.12実測値  C : 
63.77  H : 10.28  N : 2.4
2IR  v   an−’ : 3350 (−OH
、−NH−)、2920〜2850(−CH3、−CH
z−)、1740(−COOCH3)1650 (−C
ONH)、1550 (−CONf(、amide I
I ) 0、85      ( 3 H 、、broad S
         −CH:l)1、09〜2.32(
46H.m,  CH:+(CHz)zz−、3−He
q,3−HaX)3、23      ( 3 H− 
 s 、         2−OCH3)3、70 
     ( 3 H,s 、        −CO
OCH3)3、10〜3.76  ( 7 HS m,
       sialyl−)f)4、24    
  ( L H,  t 、  J −5.0Hz, 
 9−OH)4、39      ( I HSd 、
  J =4.8flz、7−OH)4、64    
  ( I H,  d SJ =4.7Hz、8−0
)1)4、86      ( I H,  d SJ
 =5.7Hz、4−01()8、00      (
 I H,  m,         −CONN)2
7 °C (11’)    −15.52° (C=1、MeO
H)実施例5 化合物([1) 1. 3 2 g (4. 4 7m
mole)を無水DMF3Qmj!に溶解後、オレイン
酸1.38g(4. 9 2 mmole)、HONB
 (N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2.3−ジカ
ルボキシイミド)1、 0 4 g (5. 8 1m
mole)、N−エチルモルホリン0、 5 1 m 
l! (4. 0 2mmole)を加えた。次いで冷
却下、DCCl.4 1 g (5.8 1mmole
)を加え、3時間攪拌した後、室温で42時間攪拌した
。得られた反応懸濁液を口過し、濃縮乾固した後に、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホル
ム:メタノール=10:1の溶媒にて分画して無色無定
形晶1.7g(収率68%)を得た。
分解点  168〜170℃ 元素分析 CzJsJO*      MW・559.
75計算値  C : 62.23  H : 9.5
4  N : 2.50実測値  C : 62.25
  H : 9.61  N : 2.51(−CHs
、−CHz−) 、 1740 (−COOCH3)、
1640 (−CONH−)、1540 (−CONH
、anIide U) 0、72〜2.38(33H.m. CH3(C)lz
)7−CH=CH−(CHz)t−、3−Hax,3−
Heq) 3.18      (3H、s 、        
 2−0CH3)3.74      (3HS s 
、        −COOCH3)3.09〜3.8
4  (7HSmSsialyl−H)5.21〜5.
43  (2H,m        −CH=CH−)
実施例6 化合物(I[I]を無水DMF5mlと無水THF30
 m Ilの混液に溶解後、リノール酸1.38g(4
,92mmole)、HONB (N−ヒドロキシ−5
−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド)1、0
4 g (5,81mmole)、N−エチルモルホリ
ン0、51 m ji (4,02n+n+ole)を
加えた0次いで冷却下、DCCl、41 g (5,8
1mmole)を加え、3時間攪拌した後、室温で4時
間攪拌した。得られた反応懸濁液を口過し、濃縮乾固し
た後に、シリカゲル力ラムクロマトグラワイーに付し、
クロロホルム:メタノール=10:1の溶媒にて分画し
て無色無定形具2.03g(収率78%)を得た。
分解点  166〜168℃ 元素分析 CtqHslNOq      MW=55
7.74計算値  C: 62.45  H: 9.2
2  N : 2.51実測値  C: 62.51 
 H: 9.33  N : 2.52(−CH3、−
CH2−)、1740 (−COOCR3)  、16
50(−CONH−)、1540 (−CONHlas
ideII ) 0.71〜2.84(29H,or、  CHs(CH
z)4(CH=CH−CHz)z(CHz)6−13−
Heq、3−Hax) 3.18      (3HSs 、        
2−0CH3)3.75      (3HSs 、 
       −COOCHi)3.11〜3.85 
 (7/H%m、      5ialyl−H)5.
27〜5.43  (4HSm     −(C)I=
CII−CHz)z−)実施例7 化合物(If) 4.47 g (15,13mmol
e)を無水DMF90mAに溶解後、冷却下、酢酸−1
−13C1g (16,64o+mole)、HONB
 (N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−ジカ
ルボキシイミド) 3.53 g (19,70m+1
ole)、N−エチルモルホリン1.75 m II 
 (13,62mmole)、DCC4、77g (1
9,68mmole)を加え、3時間攪拌した後、室温
で26時間撹拌した。得られた反応懸濁液を口過し、濃
縮乾固した後に、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、クロロホルム:メタノール=3:1の溶媒にて
分画し、減圧下に溶媒を留去してメタノールから再結晶
すると無色無定形具3.88g(収率76%)を得た。
分解点  133〜135℃ 元素分析 C,、H,、NO9+13C,−HzOMW
−356,34計算値  C: 44.10  H: 
7.07  N : 3.93実測値  C: 44.
20  H: 6.96  N : 3.961 Rv
      col −息 :  3350  (−O
H、−Nil−) 、 2940(−CH3、−CHx
−)、1740(−COOCfh)、1600(−”C
0NH−)、1540(−13CONH−1Hmide
 II ) ZS  ■ (α)    −46,84° (C=1、M e O
H)1.89(3H,d、 JJ、10Hz 、 CH
313CONH−)2、17(lH,dd、J=12.
94Hz、、J=4.88Hz、3−Heq)3.17
 (3HS s、   0CR3)3.70 (3H,
s、−COOCHz )3.25〜3.90(7H,m
、、5ialyl−H)4.30 (IHS t、、J
=5.13.9−0H)4.42 (I HSdS″″
J=5.61、 −CH)4.59 (I H,d、 
 J=4.88、 −CH)4.93 (I H,d、
  J=6.11、 −CH)8.11 (I HSb
rond s 、  CH2OON旦−)実施例8 N−(1−13G)アセチルノイラミン酸の合成メチル
(メチル5− (1−”C)アセチルアミノ−3,5−
ジデオキシ−β−D−グリセローD−ガラクトー2−ノ
ニュカビラノミド)オネート960B (2,846m
mole)をHz020mj!に溶解し、IN−水酸化
ナトリウム水溶液を2.85mj!加えた。室温にて3
時間攪拌後、Qowex 50 W(H形)により反応
液を中和し、樹脂を0去、0液を凍結乾燥して無色無定
形晶1.0gを得た。
次いで上記得られた1、0gをH2O30mj!に溶解
し、Dowex −50W (H形)5mj!を加え、
3時間、80℃にて加熱攪拌した。樹脂を0去、0液は
凍結乾燥し淡黄色粉末770mgを得た。粗生成物は、
3.85mAの水に溶解後、酢酸15.4mgを加えて
再結晶し、無色針状晶130mg、を得た。結晶0液は
、イオン交換クロマトグラス処理(Dowex −50
W%Dowex 1−2 X) シてさらに5・30n
+gの純品を得た。全収率75%分解点  178−1
79℃ IRシミm−’ : 3350 (−OH1−N旧)、
1720 (−COOH)、1615  (−”C0N
H−)、1510(−I3CONII。
amideII ) 実施例9 底 化合物(III) 500mg (1,69n+mol
e)を水2mlに溶解し、氷水冷却下、エチルイソシア
ネート120mg (1,69mmole)を加え、次
いで氷水冷却下12時間撹拌した。得られた反応懸濁液
にエタノールを加え、濃縮乾固した後に、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム:メタノ
ール=5:、lの溶媒にて分画して、減圧下に溶媒を留
去し残渣に水を加え溶解させ凍結乾燥を行い無色無定形
晶502n+g(収率81%)を得た。
分解点  100〜105℃ 元素分析 CI*HzbNzO*−’へH!OMW−:
3’7’7.ta計算値  C: 44.58  H:
 7.27  N : 7.43実測値  C: 44
.53  H: 7.01  N : 7.23Cα)
    −34,78° (C=1、H,0)IRy 
   cs−’  :3350  (−0H,−NH−
)、1740(−COOCHs)、1640(−CON
B−)、1560(−CONH−1amide)1 、
00 (3H,t、 J−7,0J(z、 CHsCH
z−)1.52(IH,dd、J−12,7Hz、J=
10.8Hz、3−Hax)2.19(IH,dd、J
−12,7Hz、J−4,8)1z 、3−Heq)3
.17  (3HS s、2  0CHs  )3.7
1(3H,s、   C00CHs)2.8’?’3.
86(9H,m5sialyl−Hs C)lscHz
−)実施例10 エチルイソシアネートに代えて、2−クロロエチルイソ
シアネート144mg (1,69++uwole)を
用いた他は実施例9と同様に操作した。その結果、生成
物の収量は529mg(収率78%)であった。
分解点  105〜109℃ 元素分析 CrtH□CIINtOq−”/:tHzO
罪−412,83計算値  C: 40.73  H:
 6.43  N : 6.79実測値  C: 40
.77  H: 6.17  N : 6.72is、
s”c 〔α)    −31,81° (C=1、HzO)I
Ry   am−’ :3400 (−0H,−NH)
、1740(−COOCH3)、1640(−CONH
−) 1.52(11,dd、J=12.9Hz、J−10,
5Hz、3−Hax)2.19(LH,dd、J=12
.9Hz、J−4,8Hz 、3−Heq)3.17 
(3H,s−、2−OCHx )3.79(3H,S、
  C,00CH3)3.0O=4.00(IIHSm
Ssialyl−HSCmICHzCHz−)実施例1
1 エチルイソシアネートに代えて、n−プロピル    
  1イソシアネート144mg (1,69mmol
e)を用いた他は実施例9と同様に操作した。その結果
、生成物の収量は509mg(収率79%)であった。
分解点  167〜172℃ 元素分析 C+5HzsNtO*−’/JgOMW=3
89.42計算値  C: 46.27  H: 7.
51  N : 7.19実測値  C: 46.21
  H: 7.27  N : 6.991640 (
−CONH−) 、1560 (−CONH−1ami
de If ) 0.84(3H,t、J=7.7Hz、Cl5CHzC
:1h−)1.204.70(3H1m、 CHsCH
tCHz−13−HaX)2.20(IH,dd、J=
12.9Hz、J=4.6Hz 、3−Heq)3.1
7 (3H,s、、2 0CH3)3.74 (3H,
s、  COOCH3)2.8643.91(9H,m
、 5ialyl−H,CH,C1,CH,−)実施例
12 車底 エチルイソシアネートに代えて、フェニルイソシアネー
ト202mg (1,69mmole)を用いた他は実
施例9と同様に操作した。その結果、生成物の収量は5
62mg(収率80%)であった。
分解点  196〜201℃ 元素分析 Cl5fhJto*・7八。ago   M
−・427.03計算値  C: 50.63  H:
 6.47  N : 6.56実測値  C: 50
.62  H: 6.32  N : 6.41166
0(−GOONH−)、1600(−C4H6)、15
50(−CONH−1amide II )1.57(
LH,dd、J=12.9Hz、J=10.5Hz 、
3−Hax)2.24(LH,dd%J−12,9Hz
、J=4.8Hz 、3−Heq)3.19  (3H
S s、2  0CH3)3.73  (3H,s、−
COOCHz  )3.16=4.0H7H,m、 5
ialyl−11)6.85−7.53(5H,m、p
henyl−H)実施例13 メチル(メチル5−(3−エチル、ウレイド)−3,5
−ジデオキシ−β−D−グリセローD−ガラクトー2−
ノニュロピラノシド)オネート(化合物(Vl)、Ri
は−CzHs ) 1.5 g (4,105mn+o
le)を氷酢酸4mlと水20mJの混液に溶解し、こ
れに425mg (6,158n+mole)の亜硝酸
ナトリウムを室温で攪拌しながら添加し24時間攪拌し
た。得られた反応混合物にエタノールを加え減圧下に溶
媒を留去してエタノールを加え、アンバーライトIR−
120(H”)で処理し濃縮乾固した後にシリカクロマ
トグラフィーに付し、クロロホルム:メタノール−10
=1の溶媒にて分画して、減圧下に溶媒を留去し、残渣
に水を加え溶解させ、凍結乾燥を行い無色無定形晶1.
35g(収率83%)を得た。
分解点  135℃ 元素分析 CIaHtsNsOlo・1ムenzo  
 MW=397.17計算値  C: 42.33  
H: 6.40  N :10.58実測値  C: 
42.46  H: 6.43  N :10.181
710 (>N−C−) 1540(−NHC−1amide II )1490
 (−N=O) 1.00 (3H,t、 J=7.3Hz、j、jJ、
CHt−)1.25(LH,dd、J−13,2Hz、
J=10.5Hz 、3−Hax)2.45(IH,d
d、J−13,2Hz、J=4.4Hz 、3−Heq
)3.30 (3HSs−、20CHz )3.89 
 (3HS s、−CoOcHs  )3.50〜4.
40(9H,m、 5ialyl−H,、CH2CH2
−)実施例14 メチル(メチル5−(3−エチルウレイド)−3,5−
ジデオキシ−β−D−グリセローD−ガラクトー2−ノ
ニュロピラノシド)オネートに代えて、メチル(メチル
5−(3−(2−クロロエチル)ウレイド)−3,5−
ジデオキシ−β−り一グリセローD−ガラクトー2−ノ
ニュロピラノシド)オネート(化合物(VI)、R3は
C11−CHzCHz−) 1 g (2,4948m
mole)を−氷酢酸2.4 m lと水12m1の混
液に溶解し、これに258mg (3,7422mo+
ole)の亜硝酸ナトリウムを室温で攪拌しながら添加
し、24時間攪拌した他は、実施例5と同様に操作した
。その結果生成物の収量は0.94g(収率88%)で
あった。
分解点  117〜120℃ z7・C 〔α)      −41,78° (C=1、R20
)IRv    cm−’  :3400  (−OH
1−NH−)、1730(−COOC1h)、1700
(−CONH−)、1540(−CONH−1μmid
e  II)  、1495(−N=O)元素分析 C
rJzaCIN30+。・3八H2OM11=440.
63計算値  C: 38.16  H: 5.76 
 N : 9.54実測値  C: 38.29  H
: 5.71  N : 9.523.28  (3H
,s、2  0CH3)3.87 (3HS S、−C
OOCR3)実施例15 実施例1でつくった化合物について、ヒト白血病細胞で
あるに562を用いて、癌細胞の増殖抑制効果を調べた
O材料及び試験方法 腫よう細胞:ヒト白血病細胞であるに562を用いた。
細胞培養:10%牛脂児血清、2mMのし一グルタミン
、抗生物質としてペニシリン100U/ml、ストレプ
トマイシン100mg/mfを含んだRPM1164Q
 (完全培地)を用いて培養した腫よう細胞を新鮮な培
地で5X10”csJl/mβとなるように調整して9
6六マイクロプレー) (Falcon : 3072
)に細胞浮遊液を0.2 m It(I X 10’ 
ce/ l/1sell 1)ずつまき、検体ヲ終濃度
が10−4ないし10”’Mになるように調整して加え
、37℃、5%C03の培養器で3日間培養した。
検体の調整:検体は10−”Mになるように完全培地で
溶解した後、完全培地で適当に希釈して試験する濃度の
10倍濃度のものを作り、予じめ腫よう細胞をまいであ
るマイクロプレートに20μlずつ加えた。
3H−チミジンの取りこみ:培養3臼目に3H−チミジ
ン0.5 tt C12/ 10 p itを各wel
lに加え、6時間後にセル ハーベスタ−(Labo 
Mash)を用いて細胞をろ紙上に回収して乾燥させた
後、液体シンチレーションカウンターで測定した。
0結果 10−’Mで255%、10−6μで73%という活性
を示した。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・( I ) (式中、Aは−OCH_3又は−OHであり、Bは−C
    OOH及びその有機又は無機塩、又は−COOCH_3
    である。Rが水素原子の場合、Xは^1^3Cである。 又は、RがR_1−YH_2で示される基の場合であっ
    て、R_1が水素原子のときは、X、Yの一方は、^1
    ^3Cであり、他方はC又は^1^3Cであり、炭素数
    1〜22のアルキル基又は、炭素数16−18のアルケ
    ニル基のときは、X、YはC又は^1^3Cである。又
    は、Rが▲数式、化学式、表等があります▼で示される
    基の場合であ って、R_2が水素原子又はニトロソ基で、R_3が水
    素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は、ハロゲン置換
    アルキル基、フェニル基、ベンジル基のとき、XはCで
    ある。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体。
  2. (2)一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(II) (式中、R′が水素原子の場合、Xは^1^3Cである
    。又は、R′がR_1−YH_2−で示される基であっ
    て、R_1が水素原子の場合、X、Yの一方は、^1^
    3Cであり他方はC又は^1^3Cであり、又R_1が
    炭素数1−22のアルキル基又は炭素数16−18のア
    ルケニル基のとき、X、YはC又は^1^3Cである。 ) で表わされるカルボン酸と、式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(III) で表わされるノイラミン酸誘導体を反応させることを特
    徴とする一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(IV) (式中、R′は式(II)と同じ意味を有する。)で表わ
    されるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
  3. (3)ジシクロヘキシルカルボジイミドの存在下、N−
    ヒドロキシサクシンイミド、1−ヒドロキシベンゾトリ
    アゾール、3−ヒドロキシ−4オキソ−3,4−ジヒド
    ロ−1,2,3−ベンゾトリアジン及びN−ヒドロキシ
    −5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミドの群
    から選ばれる少なくとも1種のカルボキシ活性化剤を用
    いる特許請求の範囲第(2)項記載の製造方法。
  4. (4)ジシクロヘキシルカルボジイミドの存在下、無水
    ピリジン又はジメチルホルムアミド中で反応させる特許
    請求の範囲第(2)項記載の製造方法。
  5. (5)一般式(V): R_3−N=C=O・・・・(V) (式中、R_3は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル
    基又は、ハロゲン、置換アルキル基、フェニル基、ベン
    ジル基である。) で表わされるイソシアネートと、式(III):▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・・(III) で表わされるノイラミン酸誘導体を反応させることを特
    徴とする一般式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VI) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
  6. (6)一般式(VII): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VII) (式中、R″が水素原子の場合、Xは^1^3Cである
    。又は、R″がR_1−YH_2−で示される基であっ
    て、R_1が水素原子の場合、X、Yの一方は、^1^
    3Cであり他方はC又は^1^3Cであり、又R_1が
    炭素数1−22のアルキル基又は炭素数16−18のア
    ルケニル基のとき、X、YはC又は^1^3Cである。 又は、R″がR_3−NH−で示される基の場合、R_
    3は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は、ハロ
    ゲン置換アルキル基、フェニル基、ベンジル基であり、
    XはCである。) で表わされるN−置換ノイラミン酸メチルエステルを加
    水分解反応させることを特徴とする一般式(VIII): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VIII) (式中、R″は式(VII)と同じ意味を有する。)で表
    わされるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
  7. (7)一般式(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VIII) (式中、R″が水素原子の場合、Xは^1^3Cである
    。又は、R″がR_1−YH_2−で示される基であっ
    て、R_1が水素原子の場合、X、Yの一方は、^1^
    3Cであり他方はC又は^1^3Cであり、又R_1が
    炭素数1−22のアルキル基又は炭素数16−18のア
    ルケニル基のとき、X、YはC又は^1^3Cである。 又は、R″がR_3−NH−で示される基の場合、R_
    3は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は、ハロ
    ゲン基置換アルキル基、フェニル基、ベンジル基であり
    、XはCである。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体又はその有機
    若しくは無機塩を、加水分解することを特徴とする一般
    式(IX): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(IX) (式中、R″は式(VIII)と同じ意味を有する。)で表
    わされるN−置換ノイラミン酸誘導体又はその有機若し
    くは無機塩の製造方法。
  8. (8)一般式(IX): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(IX) (式中、R″が水素原子の場合、Xは^1^3Cである
    。又は、R″がR_1−YH_2−で示される基であっ
    て、R_1が水素原子の場合、X、Yの一方は、^1^
    3Cであり他方はC又は^1^3Cであり、又R_1が
    炭素数1−22のアルキル基又は炭素数16−18のア
    ルケニル基のとき、X、YはC又は^1^3Cである。 又は、R″がR_3−NH−で示される基の場合、R_
    3は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は、ハロ
    ゲン基置換アルキル基、フェニル基、ベンジル基であり
    、XはCである。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体又はその有機
    若しくは無機塩をメチルエステル化反応させることを特
    徴とする一般式(X): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(X) (式中、R″は式(IX)と同じ意味を有する。)で表わ
    されるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
  9. (9)一般式(IX): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(IX) (式中、R″が水素原子の場合、Xは^1^3Cである
    。又は、R″がR_1−YH_2−で示される基であっ
    て、R_1が水素原子の場合、X、Yの一方は、^1^
    3Cであり他方はC又は^1^3Cであり、又R_1が
    炭素数1−22のアルキル基又は炭素数16−18のア
    ルケニル基のとき、X、YはX又は^1^3Cである。 又は、R″がR_3−NH−で示される基の場合、R_
    3は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は、ハロ
    ゲン置換アルキル基、フェニル基、ベンジル基であり、
    XはCである。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体又はその有機
    若しくは無機塩を、メチルグリコシド化及びメチルエス
    テル化反応させることを特徴とする一般式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VII) (式中、R″は式(IX)と同じ意味を有する。)で表わ
    されるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
  10. (10)一般式(X): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(X) (式中、R″が水素原子の場合、Xは^1^3Cである
    、又は、R″がR_1−YH_2−で示される基であっ
    て、R_1が水素原子の場合、X、Yの一方は、^1^
    3Cであり他方はC又は^1^3Cであり、又R_1が
    炭素数1−22のアルキル基又は炭素数16−18のア
    ルケニル基のとき、X、YはC又は^1^3Cである。 又は、R″がR_3−NH−で示される基の場合、R_
    3は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は、ハロ
    ゲン置換アルキル基、フェニル基、ベンジル基であり、
    XはCである。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体をメチルグリ
    コシド化反応することを特徴とする一般式(VII): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VII) (式中、R″は式(X)と同じ意味を有する。)で表わ
    されるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
  11. (11)一般式(V): R_3−N=C=O・・・・(V) (式中、R_3は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル
    基又は、ハロゲン基置換アルキル基、フェニル基、ベン
    ジル基である。) で表わされるイソシアネートと、式(III):▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・・(III) で表わされるノイラミン誘導体とを反応させて、式(V
    I): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VI) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物を合成した後、ニトロソ化反応を行なう
    ことを特徴とする一般式(X I ):▲数式、化学式、
    表等があります▼・・・・(X I ) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有し、R_4は
    ニトロソ基を示す。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
  12. (12)一般式(V): R_3−N=C=O・・・・(V) (式中、R_3は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基
    、又はハロゲン基置換アルキル基、フェニル基、ベンジ
    ル基である。) で表わされるイソシアネートと、式(III):▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・・(III) で表わされるノイラミン酸誘導体とを反応させて、式(
    VI): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VI) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とし、次いで加水分解反応して ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(XII) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とした後、ニトロソ化反応を行なうこと
    を特徴とする一般式(XIII):▲数式、化学式、表等
    があります▼・・・(XIII) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有し、R_4は
    ニトロソ基を示す。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体又はその有機
    若しくは無機塩の製造方法。
  13. (13)一般式(V): R_3−N=C=O・・・・(V) (式中、R_3は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基
    、又はハロゲン基置換アルキル基、フェニル基、ベンジ
    ル基である。) で表わされるイソシアネートと、式(III):▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・・(III) で表わされるノイラミン酸誘導体とを反応させて、式(
    VI): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VI) (式中、R_3は式(IV)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とし、次いで加水分解反応して一般式(
    XII): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(XII) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とし、更に加水分解反応して一般式(X
    IV): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(XIV) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とした後、ニトロソ化反応を行なうこと
    を特徴とする一般式(XV):▲数式、化学式、表等が
    あります▼・・・(XV) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有し、R_4は
    ニトロソ基を示す。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体又はその有機
    若しくは無機塩の製造方法。
  14. (14)一般式(V): R_1−N=C=O・・・(V) (式中、R_3は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基
    、又はハロゲン基置換アルキル基、フェニル基、ベンジ
    ル基である。) で表わされるイソシアネートと、式(III):▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・・(III) で表わされるノイラミン酸誘導体を反応させて、一般式
    (VI): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(VI) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とし、次いで加水分解反応して一般式(
    XII): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(XII) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とし、更に加水分解反応して一般式(X
    IV): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(XIV) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とし、エステル化反応して一般式(XV
    I): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(XVI) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有する。)で表
    わされる化合物とした後、ニトロソ化反応を行なうこと
    を特徴とする一般式(XVII):▲数式、化学式、表等
    があります▼・・・・(XVII) (式中、R_3は式(V)と同じ意味を有し、R_4は
    ニトロソ基を示す。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
  15. (15)一般式(XVIII): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(XVIII) 〔式中、R_3は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル
    基、又はハロゲン置換アルキル基、フェニル基、ベンジ
    ル基であり、R_4はニトロソ基、Mは、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼(R_5はク ロル、又はフッ素、nは3−5の整数であ る。)又は▲数式、化学式、表等があります▼(R_6
    はO−又は P−の−NO_2若しくは、−CNである。)を示す。 〕 で表わされるカルバミン酸エステルと、式(III)▲数
    式、化学式、表等があります▼・・・・(III) で表わされるノイラミン酸誘導体とを反応させることを
    特徴とする一般式(X I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(X I ) (式中R_3は式(V)と同じ意味を有し、R_4はニ
    トロソ基を示す。) で表わされるN−置換ノイラミン酸誘導体の製造方法。
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