JPS61100550A - ジアルキルアミノエタノ−ルの製造法 - Google Patents

ジアルキルアミノエタノ−ルの製造法

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JPS61100550A
JPS61100550A JP22234284A JP22234284A JPS61100550A JP S61100550 A JPS61100550 A JP S61100550A JP 22234284 A JP22234284 A JP 22234284A JP 22234284 A JP22234284 A JP 22234284A JP S61100550 A JPS61100550 A JP S61100550A
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JP
Japan
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ethylene oxide
reaction
dialkylamine
solvent
formula
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JP22234284A
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Yoshiyuki Hirako
平子 慶之
Shoji Furukawa
古川 省治
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジアルキルアミンと酸化エチレンよりジアルキ
ルアミノエタノール(以下、DAAEと略記する)を製
造する方法に関する。更に詳しくは、一般式I (式中R1,R2はC4〜C4の低級アルキル基を表わ
し、R’ 、R”は同一でも異なってもよい〕で表わさ
れるジアルキルアミンと酸化エチレンとの反応により、
一般式■ (式中H′、H2は前記に同じ、〕 で表わされるジアルキルアミ7エタノールを製造するに
当って液相半回分法を採用し、且つ、ジアルキルアミン
の溶媒液に酸化エチレンを連続的に仕込み反応させ最終
的にジアルキルアミン二酸化エチレン=2〜3:1(モ
ル比)に達する時点で反応を終了させることを特徴とす
るジアルキルアミノエタノールの製造法に関する。
DAAEは現在アルキッド樹脂塗料、ポリウレタン発泡
触媒、ガス吸収剤、溶剤、防錆剤など数多くの用途に使
用され、工業上有用な物質である。
従来、ジアルキルアミンと酸化エチレンの反応によりD
 A A Bが生成することは既に公知である。
(例えばW、I(、I(orne and R,L、S
I+riner 、 J、 Amer、Cher+xS
oc、 、 2925 (1932) )。同文献(液
相半回分式反応)においては反一応溶媒としてメタノー
ル等のアルコール項が使用され、ジアルキルアミン/酸
化エチレン=1/1.3の場合が最良の結果(収率75
%)を与えると記載している。
しかし乍ら、反応溶媒としてアルコール類等の水酸基を
有する溶媒を使用すると、副生物として例えば溶媒メタ
ノール自身酸化エチレンと反応し、エチレングリコール
モノメチルエーテルC以下MMOト略記する)などのエ
チレングリコールモノエーテルが生成し、反応の選択率
低下とDAAEの収率低下を招くことになる。更にジア
ルキルアミンがジメチルアミンの場合、主生成物である
ジメチルアミノエタノールと副生MMC)の沸点差が小
さいことにより、蒸留による製品の分離精製に困難が伴
なうこととなる。又、一方DA、11自身分子末端に水
酸基を有し、条件によっては、酸比エチレ。
ンと逐次的に反応し、高沸点化合物を生成する。
従って本反応においては、生成するDAABと酸化エチ
レンの反応、及び溶媒と酸化エチレンの反応等を出来る
限り抑制し、DAAEの選択率を確保することが最も重
要な課題である。
本発明者等はこれらの課題を達成すべく鋭意研究を行な
い、その目的を達した。本発明の方法に依ればジアルキ
ルアミンと酸化エチレンの反応全選択的に行なわせ、生
成物であるDAAE及び溶媒と酸化エチレンとの反応を
引き起こすことなく、反応を完結させることができる。
つまり、ジアルキルアミンの溶媒液に酸化エチレンを連
続的にジアルキルアミン二酸化エチレンのモル比が最終
的に2〜3:1なる時点まで滴加後反応を終了すること
により、実質上反応中、系内でのジアルキルアミン:酸
「ヒエチレンのモル比を非常に大きいこと、ソシてジア
ルキルアミンの存在量が生成り A A Eの毛より常
に大きい時点で反応終了させることにより、副生物の生
成を抑え、DAAEの収率向上が得られる。
次に、上記、現象を図−1(ジアルキルアミンと酸化エ
チレンの典型的な反応、操作条件は実施例−1に阜する
。)に基づいて説明する。予め、仕込マれたジアルキル
アミンに、酸化エチレンヲ順次滴下することによりジア
ルキルアミン(曲線■)は減少しDAAE (曲線■)
は増加する。酸化エチレンヲシアルキルアミン二酸化エ
チレン=2〜3:1に到達するまでで(図−1で■の斜
線で示された領域)仕込みを停止すればDAAEの逐次
反応による高沸点化合物(曲線O)及び溶媒と酸化エチ
レンとの反応生成物(曲線■)の生成はほとんど見られ
ず結果的にDAAEの選択率が向上しa常の簡単な蒸留
などの精製法によってD A A Eの製品化が可能に
なる。引続き■で示される領域を超えて酸化エチレンを
更に仕込み、ジアルキルアミンの転化率を上げていくに
したがい副反応生成物O及び■の生成量も増加し、DA
AHの選択率が低下する。従ってジアルキルアミン二酸
化エチレン=2〜3:1に到達した時点で酸化エチレン
の仕込みを停止することは、本反応におけるDAAEの
選択率及び収率な高め、製品であるDAABの品質向上
に効果的である。
ところで、連続式によるDAAEの製造法も既に公知で
あるが、例えばドイツ特許第2,357,076号によ
れば、140±5℃の高温でしかも20バールの加圧下
、反応生成物の1部をリサイクル仕込みするなど装置的
に決して容易な合成法とは言えない。
また、連続式では半回分式に比べて、実質上、ジアルキ
ルアミン/酸化エチレンが小しか選べず、(これが大で
は経済上、不利である。)後者の様なシビアな操作は不
得手である。
さらに、N11回分式におけるジアルキルアミンがら酸
fヒエチレンへの逆層下(比較例−1)やジアルキルア
ミン及び酸fヒエチレンの同時仕込(比較例−2)は上
記と同じ理由で、副生物の生成が大であり、D A、A
 Eの品質上、精製が困難となる。
本発明においては反応に使用される圧力は常圧から加圧
下まで任意であるが設備費の間頌から大気圧下で行なう
のが好ましい。反応温度は室温から使用する溶媒の還流
温度までの範囲で可能である。使用する溶媒としてはメ
タノール、エタノール、プロパツール等のアルコール類
及び水が反応に使用できるが、メタノールを用いること
がもっとも好ましい。溶媒量は酸化エチレンに対して等
重量倍から大過剰までで可能であるが、溶媒と酸化エチ
レンとの反応を考慮すれば1〜10倍量が好ましい。
かくして得られたDAAEは通常の精製法、例えば蒸留
などによって容易に精製することが出来る。
以下実施例において本発明を更に詳細に述べる。
実施例−l ジムロート冷却器かくはん器部下ロート、温度計を備え
た500mAの4つロフラスコに、ジメチルアミン4s
ii部(1,oモル部〕とメタノール100重量部の溶
液を仕込み、湯浴上で50℃に加熱する。酸化エチレン
22重量部(05モル部)と冷メタノール34爪量部の
溶液を1.0時間かけて滴下する。滴下終了后、更に1
0時間熟成する。
この反応粗液のガスクロマトグラフィー分析の結果、組
成は第1表の通り。酸化エチレン基準のジメチルアミン
エタノール収率90゜0%酸酸化エチレン化化率100
であった。
次に、オルダーショー装置(目皿塔、40φ、2ON)
を用いて、得られた反応粗液をバッチ蒸留に掛ける。(
常圧、還流比1)結果歩留178%で、製品留分(13
4〜135℃)を得た。(蒸留収率90.0%)なお、
これは充分な商品価値を有していた。
比較例−1 実施例−1と同様の反応装置を用いて酸化エチレン44
 Ft fi 部(1,0モル部)とメタノール44重
量部の溶液を仕込み、湯浴上で30℃に加熱する。
ジメチルアミン45重量部(1,0モル部)と冷メタノ
ール45重量部の溶液を10時1mかけて滴下する。更
に20時間の熟成の後この反応粗液のガスクロマトグラ
フィー分析の結果、組成は第1表#a’)、m化エチレ
ン基阜のジメチルアミンエタノール収率680%酸化エ
チレン転化率74%であった。
比較例−2 500m1容積のオートクレーブを用いて、ジメチルア
ミン45重量部(1,0モル部)酸化エチレン22重量
部(05モル部)及びメタノール134重量部を同時に
仕込み、湯浴上で50℃に加熱する。更に30分間の経
過の後この反応粗液のガスクロマトグラフィー分析の結
果、組成は第1表の通り。
酸化エチレン基準のジメチルアミノエタノール収率78
.5%、酸化エチレン転化率95%であった。
実施例−2 実施例−1と同様の反応装置を用いて、ジメチルアミ7
50%水溶液135重量部(1,5モル部)と酸化エチ
レン33重量部(075モル部〕で反応を行なった。こ
の反応粗液のガスクロマトグラフィー分析の結果、酸化
エチレン基準のジメチルアミノエタノール収率952%
酸化エチレン転化率92%であった。
実施例−3 実施例−1と同様の反応装置を用いて、ジエチルアミン
123重量部(1,7モル部)とメタノール51重量部
の溶・液を仕込み、湯浴上で55℃に加熱する。酸化エ
チレン30重量部(0,68モル部〕を1.0時間かけ
て滴下する。熟成の後、過剰量のジエチルアミンは蒸留
回収した。この反応粗液のガスクロマトグラフィー分析
の結果、ジエチルアミン基準の収率83.7%、酸化エ
チレン転化率100%であった。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本発明の詳細な説明するためのジ【 アルキルアミンと酸化エチレンの典型的な反応を示す図
である。 A・・・ジアルキルアミンの消失曲線 B・・・ジアルキルアミノエタノールの生成曲線C・・
・高沸点化合物の生成曲線 D・・・溶媒と酸化エチレンの反応生成物の生成曲線 E・・・本発明の方法に従う領域 特許出願人 ダイセル化学工業株式会社■  −1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R^1、R^2はC_1〜C_4の低級アルキル
    基を表わし、R^1、R^2は同一でも異なってもよい
    )で表わされるジアルキルアミンと酸化エチレンとの反
    応により一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^1、R^2は前記に同じ) で表わされるジアルキルアミノエタノールを製造するに
    当って液相半回分法を採用し、且つ、ジアルキルアミン
    の溶媒液に酸化エチレンを連続的に仕込み反応させ最終
    的にジアルキルアミン:酸化エチレン=2〜3:1(モ
    ル比)に達する時点で反応を終了させることを特徴とす
    るジアルキルアミノエタノールの製造法。
JP22234284A 1984-10-23 1984-10-23 ジアルキルアミノエタノ−ルの製造法 Granted JPS61100550A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103242175A (zh) * 2013-03-28 2013-08-14 宁波市联凯化学有限公司 一种一乙醇二异丙醇胺的制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103242175A (zh) * 2013-03-28 2013-08-14 宁波市联凯化学有限公司 一种一乙醇二异丙醇胺的制备方法

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