JPS61100432A - ラツプフイルムの製造法 - Google Patents

ラツプフイルムの製造法

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Publication number
JPS61100432A
JPS61100432A JP59221301A JP22130184A JPS61100432A JP S61100432 A JPS61100432 A JP S61100432A JP 59221301 A JP59221301 A JP 59221301A JP 22130184 A JP22130184 A JP 22130184A JP S61100432 A JPS61100432 A JP S61100432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
polyethylene
die
density
air knife
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59221301A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Okumura
光生 奥村
Yasushi Nagase
永瀬 泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUGOKU RESIN KK
Ube Corp
Original Assignee
CHUGOKU RESIN KK
Ube Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by CHUGOKU RESIN KK, Ube Industries Ltd filed Critical CHUGOKU RESIN KK
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Publication of JPS61100432A publication Critical patent/JPS61100432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラップフィルムの製造法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ラップフィルムとしては、その材料としてポリ塩
化ビニルやポリ塩化ビニリデンのような塩素含有樹脂又
は高圧重合法によって得られた低密度ポリエチレンを用
いたフィルムが利用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、塩素含有樹脂を用いたフィルムは難燃性
であり、燃焼時に人体に有害なガスを発生することが問
題になっている。また、ポリ塩化ビニルフィルムには、
可塑剤のような添加剤が含有されており1食品包装の用
途には好まれない原因となっている。さらに、低密度ポ
リエチレンを用いたフィルムは透明性および粘着性(易
密着性)を併せ有しているものの反面耐熱性が低く、耐
熱性の要求される電子レンジ等での高温調理に利用され
にくいのが実情である。
そこで、低密度ポリエチレンを用いて得られるラップフ
ィルムの耐熱性を改良する目的で、ポリエチレンとして
酸化防止剤を添加しない特定組成の中密度ポリエチレン
を使用した包装用フィルムの製造法が提案された(特開
昭54−11987号公報)。
しかしながら、この方法は押出時における樹脂温度を高
くしなければならないため装置内でポリエチレンが劣化
してゲルが生じやすく、これがフィルムの商品価値を低
下させるので長時間の連続運転が困難であり、また得ら
れたフィルムの粘着性が充分ではないので食器々どの容
器への密着性が低く1巻取機によって長尺に巻取った製
品を小巻きに巻替えるさいにフィルムがゆるんで商品価
値を損うなど実用的なラップフィルムの製造法とはいえ
ないのである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、このような状況に鑑み、押出時の樹脂温
度を低くすることが可能であり、優れた粘着性および透
明性を有し、しかも添加剤を含有しないラップフィルム
の製造法を提供することを目的として鋭意研究した結果
1本発明を完成した。
すなわち7本発明は、高圧重合法によって得られる密度
0.926〜0.9357/−のポリエチレンを、酸化
防止剤および防曇剤を添加することな(、T−ダイから
フィルム状に押出し、この)4ルム状物を冷却ロールに
接触させ、かつエアーナイフにより均一に空気を吹きつ
けることによりフィルム表面を平滑にすることを特徴と
するラップフィルムの製造法に関するものである。
本発明の方法においては、高圧重合法によって得られる
密度0.926〜o、935 ? /crA、好ましく
は0.928〜o、93s1il/−のポリエチレンを
原料として使用することが必要である。ポリエチレンは
1種のみを使用してもよく2種以上を混合したものを使
用してもよい。2種以上を混合する場合には混合物の密
度が前記範囲内であれば各成分は密度が前記範囲外のも
のでもよいが、各成分の密度が前記範囲内のものを使用
することが好ましい。ポリエチレンの密度が前記下限よ
り小さいと得られるラップフィルムの耐熱性が低く、ポ
リエチレンの密度が前記上限より大きいと得られるラッ
プフィルムの粘着性が低下するので適当ではない。
前記の密度0.926〜0.935 P/crAのポリ
エチレンは、500気圧以上の圧力、120〜5″50
℃の温度でラジカル重合反応開始剤および連鎖移動剤の
存在下にエチレンを重合させることによって得ることが
できる。
本発明においては、前記ポリエチレンを、酸化防止剤お
よび防曇剤を添加することな(、T−ダイ法によってT
−ダイからフィルム状に押出す。
フィルム状の溶融樹脂の温度は、T−ダイから押出すと
きに200〜290℃、特に220〜255℃であるこ
とが好ましい。フィルム状の溶融樹脂の温度が低すぎる
と、得られるフィルムの透明性および粘着性が低下する
傾向にあり、溶融樹脂の温度が高すぎるとポリエチレン
の劣化が起って使用時の物性を低下させる傾向にある。
本発明においては、T−ダイから押出されたフィルム状
物を冷却ロールに接触させ、かつエアーナイフからこの
フィルム状物に均一に空気を吹きつけることによりフィ
ルム表面を平滑にすることが必要である。
前記フィルム状物はラップフィルムの厚さが5〜40μ
、特に10〜25μとなるようにするのが好ましい。
本発明においてはエアーナイフからフィルム状物に均一
に空気を吹きつけてフィルム表面を平滑にすることによ
って、ポリエチレンに酸化防止剤および防曇剤を添加せ
ず押出時の樹脂温度を低くしても、粘着性および透明性
の優れたラップフィルムを得ることができるのである。
エアーナイフからフィルム状物に空気を吹きつけるとき
の吹きつけ角度は水平より下向き(5〜806)に、吹
付位置はダイススリットから押出されたフィルム状物が
冷却ロールに接触した点から回転方向に1/4円周長ま
での範囲が好ましく、スリットから流出する空気速度は
40〜150m/秒が好ましい。フィルムとスリットの
間隔は5〜5011111が好ましい。
また、ポリエチレンフィルムの引取速度(通常冷却ロー
ルの回転速度と同じである。)は20〜150 m/f
h、特に40〜1oofn/分が好ましい。T−ダイと
冷却ロールとの間隔は、T−ダイスリットから押出され
たフィルム状物が冷却ロールに接触した点までの距離と
し2通常5〜7ocWLが好ましい。冷却ロールはミラ
ーロールが好ましい。そして、その表面は、ポリエチレ
ンの融点よりも低い温度、特に冷媒などで50℃以下に
保たれているのが好ましい。
前記の冷却ロールで冷却されたフィルムは、好ましくは
さらに冷却するために第2の冷却ロールに送られ、充分
に冷却されて巻取機に巻取られる。
第2の冷却ロールは、第1の冷却ロールと同じようなロ
ールが用いられフィルムの透明性の点からミラーロール
が好ましい。
巻取機によって長尺に巻取った製品のラップフィルムは
通常小巻きに巻替えて使用される。
本発明の方法によって製造されるラップフィルムは1食
品包装などの用途に好適に使用することができる。
〔実施例〕
次に実施例を示す。ただし1本発明は以下の実施例に制
約されるものではない。
なお、各実施例中のラップフィルムの物性実験法は以下
の通りである。
フィルムの粘着性 8c1n×10c1nの試験片2枚を重ねてプレスロー
ルに通し密着させた試験片の片面上部2Cmを支持体に
両面テープで固定し、固定されていない方の試験片の下
端に重量をかけ7重量をかけた試験片が動きはじめると
きの重量Ct/8cm)を粘着力として求めた。
ヘイズ(%)はASTM  D  1003に、衝撃z
1702に従って測定した。
実施例1 メルトインデックス52/10分(ASTM D I 
238)。
密度0.928 r/CIAの高圧法ポリエチレンとメ
ルトインデックス51/10分、密度0.933 F/
−の高圧法ポリエチレンとを1:1の割合(重量比)で
混合(酸化防止剤及び防曇剤は無添加)シ。
2000、T−ダイを装置した90閣2押出機を用い2
次の条件で約15μのラップフィルムを成形した。
押出時の樹脂温度;220℃ 冷却ロール(ミラーロール、径1 m )温度;20℃
ダイスリット−冷却ロール間距離;100mmエアーナ
イフのスリット−フィルム間距離; 10■ エアーナイフ吹きつけ角度;44.5゜エアーナイフ吹
きつけ位置;フィルム状物の接触した点から30〜10
0霧 エアーナイフからの空気速度;90m/秒(130mA
(L)引取速度;5OFF!/分 このようにして得られたラップフィルムについての測定
結果、及び巻取機に長尺に巻取ったラップフィルムを小
巻きに巻替えるさいの巻替性を評価した。結果をまとめ
て第1表に示す。
比較のためエアーナイフを使用しないで成形した結果も
併せて第1表に示す。
実施例2 押出時の樹脂温度を220℃から250℃に変えた他は
実施例1と同様に実施した。結果をまとめて第1表に示
す。
比較のためエアーナイフを使用しないで成形した結果も
併せて第1表に示す。
第    1    表 巻替性 良 :小巻きに全く問題々く巻替えができた不良凌ト巻
きに巻替えが全くかほとんどできなかった。
〔発明の効果〕
前述のように1本発明によれば優れた粘着性および透明
性を有し添加剤を含有しないラップフィルムを製造する
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高圧重合法によって得られる密度0.926〜0.93
    5g/cm^3のポリエチレンを、酸化防止剤および防
    曇剤を添加することなく、T−ダイからフィルム状に押
    出し、このフィルム状物を冷却ロールに接触させ、かつ
    エアーナイフにより均一に空気を吹きつけることにより
    フィルム表面を平滑にすることを特徴とするラップフィ
    ルムの製造法。
JP59221301A 1984-10-23 1984-10-23 ラツプフイルムの製造法 Pending JPS61100432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59221301A JPS61100432A (ja) 1984-10-23 1984-10-23 ラツプフイルムの製造法

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JP59221301A JPS61100432A (ja) 1984-10-23 1984-10-23 ラツプフイルムの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61100432A true JPS61100432A (ja) 1986-05-19

Family

ID=16764643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59221301A Pending JPS61100432A (ja) 1984-10-23 1984-10-23 ラツプフイルムの製造法

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JP (1) JPS61100432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018051838A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 株式会社クラレ アクリル系フィルムの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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