JPS6110042Y2 - - Google Patents

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JPS6110042Y2
JPS6110042Y2 JP1809480U JP1809480U JPS6110042Y2 JP S6110042 Y2 JPS6110042 Y2 JP S6110042Y2 JP 1809480 U JP1809480 U JP 1809480U JP 1809480 U JP1809480 U JP 1809480U JP S6110042 Y2 JPS6110042 Y2 JP S6110042Y2
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JP
Japan
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chain
composite
teeth
silent
roller
Prior art date
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JP1809480U
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JPS56120459U (ja
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  • Gears, Cams (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、本出願人により既に提出された特願
昭54−102641号(特公昭59−30936号公報参照)
に係る複合チエーン伝動装置の改良に関する。
該複合チエーン伝動装置1は、第1図ないし第
3図に示すように、サイレントチエーン2とロー
ラチエーン3とを並列に結合した複合チエーン
5、例えばローラチエーン3のアウターリンクプ
レートを底面が略々直線状に形成されたサイレン
トリンクプレート6とし、一方該複合チエーン5
のサイレントチエーン2及びローラチエーン3が
それぞれ噛合する歯7,9を有する複合スプロケ
ツト10、例えばローラチエーンスプロケツト1
1の両側にスペーサ板12,12を介して1歯毎
に歯を切欠いたサイレントチエーンスプロケツト
板13を固定したものより構成されている。
以上構成により、該複合チエーン伝動装置1は
その複合チエーン5のローラチエーン3のローラ
3aが複合スプロケツト10のローラチエーン用
歯9に噛合し、またサイレントチエーン2のリン
クプート6がサイレントチエーン用歯7に噛合し
て伝動が行なわれる。これにより、複合チエーン
5が延びた状態で衝撃荷重が作用し、サイレント
チエーン2が歯7上に乗り上げようとしても、ロ
ーラチエーン3の歯9への噛合いにより、それぞ
れのピツチでサイレントチエーンを案内し、サイ
レントチエーン2の歯7上への乗り上げを阻止す
ると共に、サイレントチエーン2の歯7への噛合
に案内されてローラチエーン3が歯9に噛合し、
静粛な運転を行なうことができ、もつてローラチ
エーン伝動装置及びサイレントチエーン伝動装置
の効果を相乗し、かつ欠点を補い合つて優れた伝
動装置を提供している。
ところで、該複合チエーン伝動装置1は、ロー
ラチエーン3と歯9との噛合がロール3aと厚い
歯9による比較的大きい接触幅を有するのに対
し、サイレントチエーン2と歯7との噛合はリン
クプレート6の板厚に基づく小さい接触幅しか有
していない。このため、摩耗はサイレントリンク
プレート6及びサイレントチエーンスプロケツト
板13側で急速に進行し、比較的早期にローラチ
エーン3及びローラチエーンスプロケツト11の
みにより伝動が行なわれ、サイレントチエーン伝
動装置の効果がなくなつてしまう。更に、摩耗が
生じないまでも、剛性の大きいローラチエーンス
プロケツト11のみで荷重を担持してしまう虞れ
もある。
そこで、本考案は、サイレントチエーンの歯に
対する接触幅とローラチエーンの歯に対する接触
幅とが略々等しくなるように構成し、もつて前述
欠点を解消した複合チエーン伝動装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下、第4図ないし第7図に沿つて本考案によ
る種々の実施例を説明する。
複合スプロケツト10は、第4図に示すように
そのローラチエーン用の歯9の中心部分を削り取
り、該空間部9aにより両側に残つた薄歯部9b
の一方の歯厚tをサイレントチエーン用の歯7の
歯厚と略々等しくなるように構成している。
これにより、ローラチエーン3とサイレントチ
エーン2は略々同じ噛合面積でそれぞれ歯9,7
に接触し、サイレントチエーン側のみが急速に摩
耗するか、またローラチエーン側でのみ荷重を担
持するようになることを防止する。
また、上述実施例は複合スプロケツト10を1
個の部材より形成しているが、第5図に示すよう
に、ベースデスク15の両側に薄歯部9bを有す
るローラチエーンスプロケツト板11a,11a
を挾み、更にその両側にスペーサ板12,12を
介してサイレントチエーンスプロケツト板13,
13を挾み、ボルト16で固定することにより重
合状に形成することもできる。
本実施例によると、プレス等により複合スプロ
ケツト10を構成することができ、安価に製造す
ることができる。
更に、第6図に示すように、空間部9aにゴム
のような弾性体17を歯部9bより僅かに突出す
るように保持することもできる。
これにより、ローラチエーン3がローラチエー
ンスプロケツト11に着座する際、弾性体17が
緩衝材となり、静粛度を一層向上することができ
る。
一方、第7図に示すように、ローラチエーン用
の歯9をそのままにしておき、サイレントリンク
プレート6を、aに示すように歯7と接触する部
分のみを折り曲げるか、またb、cに示すように
絞るか、更にdに示すように板厚を単純に増す
か、またeに示すようにプレート6を重ねて用い
ることにより、サイレントチエーン2の歯7に対
する接触面積を増加するようにして、サイレント
チエーン2及び歯7の急速な摩耗を防ぐようにし
ても良い。この際、歯7、即ちサイレントチエー
ンスプロケツト板13の厚さをプレート6に対応
するように増加することは勿論である。
なお、サイレントリンクプレート6を底面が
略々直線状のものでなく、第7図c、dに示すよ
うに底面に係合凹部を有する通常のサイレントリ
ンクプレートでも良いことは勿論である。この
際、歯7は1歯毎に切欠かれたものでなく、ロー
ラチエーン用歯9と同数の歯を有する。更に、サ
イレントリンクプレート6をローラチエーン3の
インナーリンクプレートとして、またインナーリ
ンクプレート及びアウターリンクプレート両方に
用いることもできる。この際、スペーサ板12は
必要としない。
以上説明したように、本考案によれば、サイレ
ントチエーン2の歯7に対する接触幅とローラチ
エン3の歯9に対する接触幅が略々等しいので、
サイレントチエーン側のみが急速に摩耗が進行
し、またローラチエーン側でのみ荷重を担持する
ようなことを防止でき、長期間にわたり前述した
複合チエーン伝動装置1の優れた効果を維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の前提となる複合チエーン伝動
装置を示す斜視図、第2図はその複合スプロケツ
トを示す断面図、第3図はその複合チエーンを示
す正面図、第4図は本考案の一実施例による複合
スプロケツトを示す断面図、第5図は一部変更し
た複合スプロケツトを示す断面図、第6図は更に
変更した複合スプロケツトを示す断面図、第7図
a〜eはそれぞれ他の実施例によるサイレントチ
エーンのリンクプレートを示す斜視図である。 1…複合チエーン伝動装置、2…サイレントチ
エーン、3…ローラチエーン、3a…ローラ、5
…複合チエーン、6…リンクプレート、7…歯、
9…歯、9a…空間部、9b…薄歯部、11a…
ローラチエーンスプロケツト板、13…サイレン
トチエーンスプロケツト板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ローラチエーンのインナー及びアウターリン
    クプレートの少なくとも一方をサイレントチエ
    ーンのリンクプレートとした複合チエーン、及
    び該複合チエーンのサイレントチエーンリンク
    プレートとローラチエーンのローラがそれぞれ
    噛合する歯を有する複合スプロケツトよりなる
    複合チエーン伝動装置において、前記サイレン
    トチエーンのリンクプレートと該プレートが噛
    合する歯との接触幅と、前記ローラチエーンの
    ローラと該ローラが噛合する歯の接触幅とが
    略々等しくなるように構成した複合チエーン伝
    動装置。 (2) 前記ローラチエーンのローラが噛合する歯
    を、中央部を空間部とした両側の薄歯部により
    構成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    複合チエーン伝動装置。 (3) 前記サイレントチエーンのリンクプレートを
    少なくとも前記歯に接触する部分の板厚を増加
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の複合
    チエーン伝動装置。 (4) 前記複合スプロケツトを、複数のローラチエ
    ーンスプロケツト板及びサイレントチエーンス
    プロケツト板を重合して構成した実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の複合チエーン伝動装
    置。
JP1809480U 1980-02-15 1980-02-15 Expired JPS6110042Y2 (ja)

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JP1809480U JPS6110042Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15

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JPS56120459U JPS56120459U (ja) 1981-09-14
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JP4327192B2 (ja) 2006-10-18 2009-09-09 株式会社椿本チエイン チェーン伝動装置
JP2010255653A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Tsubakimoto Chain Co 樹脂チェーン用分割式スプロケット
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