JPS609991A - ペ−パ−ウエブ乾燥時のエネルギ消費を減少する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抄紙機の乾燥部において軽量のべ一ノ９−ウ
ェブを乾燥する際のエネルギの消費を減少する方法に関
し、該ぺ−・母−ウェブは抄藏機のワイヤー部の布で形
成され、ピックアップ装置でその布から取りはずされ、
取りはずし後乾燥部へと運ばれるもので、本方法は、ウ
ェブが抄造側の布によって運ばれている間に該ウェブを
切断調整したウェブとクーチトリミングのものとに分け
るようにエツジカッタによってトリミングすること、そ
の布からトリミングしたウェブを取シはずｆこと、それ
を乾燥部へと運ぶこととを包含するものである。

本発明は捷た請求の範囲ｌによる方法を実行するための
、抄紙機の乾燥部において軽量のに一／Ｊ？−ウェブを
乾燥する際のエネルギ消費を減少する装置に関し、該ペ
ーパーウェブは抄紙機のワイヤー部の布において形成さ
れ、ピックアップ装置で布から取りはずされ、そしてそ
の取シはすし後乾燥部へと運ばれるものであり、本装置
は、ウエブが布の抄造側において運ばれている間該ウェ
ブを切断調整したウェブとクーチトリミングのものとに
分けることによってトリミングするためのエツジカッタ
を包含するものである。

初めに抄紙機で形成されたペーパーウェブは巾がいろい
ろであシ、そしてその縁部は、直線、厚みおよび重さに
関して不ぞろいである。仕上がりのべ一ノぐ−ウェブは
巻取ら名る前に切断調整ざわねばならず、そして、切り
とられた縁部分の巾はペーパーウェブの巾がいろいろで
あるためにかなシのものとなることになる。さらに例え
ばティッシュを製造する時、ペーパ−ウェブはまた所定
の巾の複数のウェブに切断されねばならず、また巻かれ
ねばならないし、このことはざらに無駄を生ずることと
なる。

巻取機で縁部分を切断する時、得られた乾燥した損紙は
非常な電であシ、それは途中から集めたり運んだりする
ことが困難となる。この紙は水にさらされ、製紙工程に
再利用される。現在の高いエネルギーコストによると、
通常の紙の製造中に得られる乾燥横紙は大きな問題であ
る。

米国特許第２．Ａｇ＆、’ｌｌ、３号（Ｈｏｒｎｂｏａ
ｔｅｌ）　および米国特許第コ、りＯダ、３？ざ号（Ｂ
ｅａｃｈｌｅｒ）　にみられるように、紙製造工程にお
いて、主としてペーパーウェブの乾燥で、ウェブが布上
において運ばれている間ウェブを切断調整して切断され
たウェブとクーチトリミングのものとに分けるようにし
、その後切断されたウェブは乾燥部へと運ばれるために
取りはずされ、一方クーチトリミングのものは乾燥部へ
は到達しないようにされるようにして、エネルギ消費を
減少することが、これまで提案されてきた。

しかしながら、上記の今まで知られていた技術は、ティ
ッシュなどのような軽量の紙質には向かないということ
がわかった。なぜならばクーチトリミングが切断された
ウェブを取りはずすのに用いられるピックアップフェル
トに接着してしまいその結果切断されたウェブと一緒に
乾燥部へと運ばれてしまう傾向があったからである。本
発明の目的はこの点の改良を提供することにある。

本目的は、本文の初めに定義した方法において、切断さ
れたウェブを布から取シはすす時に布の裏側から布を通
して吸引することによって布上にクーチトリミングを保
留し、クーチトリミングを有する布の縁部を、切断され
たウェブが布から取９はずされる地点における布の主要
部の平面から移動するようにして吸引を行ない、そして
それから保留されたクーチトリミングを布から除去する
ようにすることによって達成されるのである。

同じようにして、本目的は、本文の初めに定義された装
置において、該装置が切断されたウェブが乾燥部へと運
ばれるために布から取りはずされている時クーチトリミ
ングを布上に保留するため布の裏側から働きかける吸引
装置と、クーチトリミングを布から除去する装置と、を
備えていることで達成されるのであり、前記吸引装置は
ほぼクーチトリミングの巾に相当する長さの吸引みぞを
有する吸引？ツクスを包含し、この吸引号？ツクス布の
平面下数ミリの所に置かれていてクーチトリミングを有
する布の縁部を、切断されたウェブの布からのピックア
ップ地点における布の平面から移動するために充分な吸
引力を出すことができるのである。

本発明の利点は主として、本発明が軽量の紙質のもの、
例えばティッシュを製造する際にも、切断されたペーパ
ーウェブを布から取シはすす時ウェブを破るなどという
ことなく、あるいはクーチトリミングが布上に保留され
ないで切断されたウェブと一緒に取りはずされてしまう
ということなく適用できるというととである。

特別な利点はまた、クーチトリミングはペーパーウェブ
が乾燥される前にペーパーウェブから前記したようにし
て除去されるというととで、すなわちこの結果乾燥のた
めのエネルギ消費がかなシ減少することになるからであ
る。加えて、トリミングの集収とスラッシングが簡単に
なシ、またスラッシングは、トリミングが乾燥している
としてベニパーウェブから分離される時よりもエネルギ
が少くなくてすむことになる。さらにスラッシングによ
って遊離した製紙用繊維は非乾燥（−・や−からのトリ
ミングからできたものよりも高品質のものである。

ざらに詳しく乾燥用のエネルギ消費減について述べるた
めに、−例として挙げると、ある場合において、ウェブ
の初期の巾が約３メートルであった。そしてウェブの各
側に約０，１メートルの巾を有するトリミングが本発明
によってウェブから分離された。その結果として、乾燥
のためのエネルギ消費は、それはヤンキードライヤで行
なわれたのであるが、５俤以上も減少した。

本発明を特徴とする特長はさらに以下添付図面にもとづ
き詳細に説明する。

第１図に示すように、軽量でありかつ抄紙機の湿端部の
抄造布３上に形成されたウェブ１は布３でピックアップ
地点５へと運ばれる。その布３は二重ワイヤ抄造機にお
けるワイヤの１つ、例えば外側ワイヤであってもよいが
、所望ならば、長網式抄造機の長網であってもよい。布
３はピックアップ地点を通りそしてワイヤターニングロ
ール７の周囲を回り、そこで布は抄紙機の、図示はして
い表い抄造地帯に戻るように動いている様子を示してい
る。

ピックアップ地点で、ペーパーウェブ１はピックアップ
装置によって布３からピックアップされるが、ピックア
ップ装置は、図示の実施例では、ビラファツジフェルト
９とピックアップロール１１を備え、フェルト９をウェ
ブ１と接触させてウェブ１を布３からフェルト９へと移
す。ビック１ｙｆｏ−ル１１の代シに、図示していない
ピックアップシューなどが使わ力、でもよいし、また所
望ならばロール１１あるいはシューはそれぞれ、ウェブ
１を布３からフェルト９へ吸引によって移す吸引タイプ
のものであってもよい。ある使い方では、所望ならば、
フェルトはフェルトといわれているにもかかわらずワイ
ヤまたは布タイプのものであってもよい。

フェルト９はウェブ１を抄紙機の乾燥部へと送り、図示
の実施例では、抄紙機はヤンキー（ｙａｎｋｅａ）　ド
ライヤ１３と関連した温風フード１５とを備える。ウェ
ブ】／ｉ、、従来方法では、吸引ロールのようなプレス
ロール１７によってフェルト９からヤンキードライヤ１
３へと移される。

図示の実施例では、フェルト９は、ガイドロール１９の
周ジのループのプレスロール１７とヤンキードライヤ１
３との間のニップから走行し、ヤンキードライヤ１３の
包囲面にもたらされたウェブが乾燥フード１５の下側に
もってこられる前にウェブ１からさらに水を除くために
ヤンキードライヤ１３と第一のプレスロール２１との間
に形成された第２のエツジを通って走行するのである。

ウェブｌが乾燥フード１５の下側から出てくるとき、そ
れは、図示の実施例ではクレーピングドクター２３ＶＣ
よってヤンキードライヤ１３の包囲面から除去きれるこ
とになり、その後出来上ったに−ｉ＋−ウエウェ巻き取
るため、図示していない巻取機へと移動して込く。

ペーパーウェブの乾燥中のエネルギ消費を少なくするた
め、抄紙機は、本発明によれば、流体噴射２６を放出し
てウェブ１をトリミングしてウェブが布３において運ば
れている間に切断されたウェブ１ｍとクーチトリミング
１ｂとに分けるようｋするエツジカッタ２５と、切断さ
れたウェブ１ｍがピックアップ地点３からピックアップ
されて乾燥部１３〜１５へと運ばれる時クーチトリミ。

ング１ｂを布３上に保留するための吸引装置２７と、保
留されたり゛−チトリミング１ｂを布３がら除去する装
置２９とを備えている。

図示の好適な実施例におりて前記エツジカッタ２５は、
水または空気の噴射２６によりてウェブ１を切断された
ウェブ１ａとクーチトリミング１ｂとに分けるように配
置した水または空気のノズル装置である。ノズル装置２
５−各々の縁部を切シ払うためそれらは適切には一つあ
るーは、切断されたウェブ１ａのためのピックアップ地
点５のいくらか上流に位置してあり、その距離は布３と
フェルト９との間にノズル装置用の充分なスペースがな
ければならないことによるものであり、それがピックア
ップ地点５におけるニップを形成する。

さらに、図示の好適な実施例では、前記吸引装置は各々
のクーチトリミング用の別個の吸引ボックス２７を備え
る。第２図および第３図に最も良く示されているように
、吸引ボックス２７は、クーチトリミング１ｂの巾にほ
とんど相当する長さの吸引みぞ３１を有する。クーチト
リミング】ｂの実際の巾に吸引みぞ３１の長さを合わせ
ることは、第３図から明らかなように、みぞ３１におい
て軸方向に移動可能な２つのデツケルフィンガー３３を
調整することによって行なわれ得る。もちろん、所望な
らば、吸引がツクス２７は機械の方向に並んだ複数のみ
ぞを備えてもよい。

第２図および第３図に示すように１吸引はツクス２７は
、吸引みぞ３１を定める、好適には裏返し可能でかつ取
換え自在な摩耗帯状片３５．３７の摩耗面が、その面は
布３の下側に面しているのだが、ワイヤ３の平面３９の
下で数ミリメートル、適切には約２園の距離Ａのところ
に位置するようにして設けられている。吸引がツクス２
７は、切断されたウェブ１ａを布３からピックアップす
るための場所においてクーチトリミング１ｂを有する布
の縁部を布の平面３９から移動するに充分である吸引力
を出すことができる。ピックアップ地点５において切断
されたウェブＩａは続いてピックアップロール１１でも
たらされたフェルト９と接触するようにされる一方、各
吸引がックス２７は布３の裏側からの吸引により、トリ
ミングを有する布の縁部を布の平面３９から移動し、そ
のためクーチトリミング１ｂはピックアップフェルト９
と接触しないようになって、従ってフェルトと一緒に乾
燥部へ行くことはないのである。

図示の実施例においては、保留さカたクーチトリミング
１ｂを布３から除去する装置２９は布のループの外部に
位置しそしてクーチトリミング１ｂを布３からピックア
ップする平面を有する布ロール４１と、クーチトリミン
グ１ｂを布ロール４１から洗い流したり修繕したりする
装置４３とを備える。第１図による実施例では、装置４
３は修繕具を備えるとして示されている。

通常、抄紙機はワイヤ部の下流端の下に位置したワイヤ
ビット４５を包含する。また保留されたクーチトリミン
グ１ｂを除去する装置２９は、クーチトリミング１ｂを
ワイヤビット４５内に落下させるように配置することが
適切である。

【図面の簡単な説明】

第７図は本発明による装置の好適な実施例を備えた抄紙
機においてワイヤ部と乾燥部の一部の側面線図、第一図
はペーノ＋−ウェブを抄造組織からピックアップする地
点において第３図の■−■純に沿った垂直断面図で、ピ
ックアップ地点に位置した吸引ボックスをその中で示し
ている図、第３図は第一図の■−■線による断面図で、
調整自在なみその長さを有する吸引がツクスが、ピック
アップ地点において布の縁部を組織の平面からいかにし
て吸引するかを示す図である。 １・・・・・・・・・　ウェブ １ａ・・・・・・・・・切断されたウェブ１ｂ・・・・
・・・・・クーチトリミング３・・・・・・・・・布 ５・・・・・・・・・　ピックアップ地点７・・・・山
・・ターニングロール ９・・・・・・・・・　フェルト １１叫・川・　ピックアップロール １３・・・・・・・・・　ヤンキードライヤ１５・・・
・・・・・・　エアフード １７・・・・・・・・・　プレスロール２５・・・・・
川・　エツジカッタ ２６・・１田・流体噴射 ２７・曲−・−・吸１１ボックス ３１・川・・中吸引みぞ ４１・・・・・・・・・布ロール ４５・・・川・・・　ワイヤピット

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、抄紙機のワイヤー部における布（３）上で形成され
   ピックアップ装置（９、１１）　で該布（３）から取り
   はずされ、取りはずし後乾燥部（１３，１５）へと運ば
   れた軽量のべ一ノや一ウェブ（１）を抄紙機の乾燥部に
   おいて乾燥する際のエネルギ消費を減少する方法であっ
   て、該ウェブが布（３）の抄造側で運ばれている間該ウ
   ェブを切断されたウェブ（１ａ）とクーチトリミング（
   １ｂ）とに分けるようにエツジカッタ（２５，２６）に
   よって該ウェブ（１）をトリミングすることと、次に布
   から切断されたウェブ（１ａ）をピックアップしてそれ
   を乾燥部（１３，１５）へと運ぶこととを包含する前記
   方法において、 切断されたウェブ（１ａ）を布（３）からピックアップ
   する時に、布（３）の裏側から布を通して吸引すること
   によって布（３）上にクーチトリミング（１ｂ）を保留
   することと、クーチトリミング（１ｂ）を有する布（３
   ）の縁部を切断され念ウェブ（１ａ）が布（３）からピ
   ックアップされる地点における布の主要部の平面から移
   動するようにして吸引を行なうことと、そして次いで布
   （３）から保留されたクーチトリミング（１ｂ）を除去
   すること、とを特徴とする抄紙機の乾燥部において軽量
   の（−／４’−ウェブを乾燥する際にエネルギ消費を減
   少する方法。 ２、保留されたクーチトリミング（１ｂ）を外部の布ロ
   ール（４１）　によってピックアップし続いて該布ロー
   ル（４１）からクーチトリミングを洗い流した９手を加
   えることによって離して布（３）からの該保留されたク
   ーチトリミングの除去を行なうことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項による方法。 ３、抄紙機のワイヤー部における布（３）で形成されピ
   ックアップ装置（９，１１）　で該布（３）から取りは
   ずされ、取りはずし後乾燥部（１３，１５）へと運ばれ
   る軽量のペーパーウェブ（１）を抄紙機の乾燥部におい
   て乾燥する際のエネルギ消費を減少する装置であって、
   該ウェブ（１）が布（３）の抄造側において運ばれてい
   る間該ウェブ（１）を切断されたウェブ（１ａ）とクー
   チトリミング（１ｂ）とに分けるように流体噴射を放出
   することによってトリミングするためのエツジカッタ（
   ２５）を包含する前記装置において、切断されたウェブ
   （１ａ）が布（３）から取りはずされて乾燥部（１３，
   １５）へと運ばれている時クーチトリミング（１ｂ）を
   布（３）上に保留するため布（３）の裏側から作用する
   吸引装置（２７）と、該クーチトリミング（１ｂ）を布
   （３）から除去する装置とを備えること、前記吸引装置
   （２７）は実質的にクーチトリミング（１ｂ）の巾に相
   当する長さの吸引みぞ（３１）を有する吸引がツクス（
   ２７）を包含すること、ま次該吸引デツクス（２７）は
   布の平面（３９）の下数ミリメートル（Ａ）の所に設置
   され、クーチトリミング（１ｂ）を有する布の縁部を、
   切断されたウェブ（１ａ）の布（３）からのピックアッ
   プ地点における布の平面（３９）から移動するに充分な
   吸引力を出すことができること、とを特徴とする抄紙機
   の乾燥部において軽量のイー・ヤーウエブを乾燥する際
   にエネルギ消費を減少する装置。 ４、該吸引がツクス（２７）は吸引みぞ（３１）の長さ
   を変える装置（３３）を設けていることを特徴とする特
   許請求の範囲第３項による装置。 ５、保留されたクーチトリミング（ｌｂ）　ヲ布（３）
   から除去する装置（２９）は、クーチトリミング（１ｂ
   ）を布（３）から取りはずす外部布ロール（４１）と、
   核クーチトリミング（１ｂ）を布ロール（４１）から洗
   い流したり又は手を加えたりして離す装置（４３）とを
   備えることを特徴とする特許請求の範囲第３項才たけ第
   を項による装置。 ６、　前記抄紙機は機械のワイヤ部の下流端の下にワイ
   ヤピット（４５）を配置してあり、保留されたクーチト
   リミング（１ｂ）を除去する装置（２９）はクーチトリ
   ミング（１ｂ）をワイヤピット（４５）内に落下させる
   ように配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第３項力いし第５項のうちのいずれが７つの項による装
   置。