JPS6099903A - フエル−ル - Google Patents

フエル−ル

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Publication number
JPS6099903A
JPS6099903A JP20594283A JP20594283A JPS6099903A JP S6099903 A JPS6099903 A JP S6099903A JP 20594283 A JP20594283 A JP 20594283A JP 20594283 A JP20594283 A JP 20594283A JP S6099903 A JPS6099903 A JP S6099903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
tube
flange
smoke
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP20594283A
Other languages
English (en)
Inventor
晴生 渡辺
生田 良三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP20594283A priority Critical patent/JPS6099903A/ja
Publication of JPS6099903A publication Critical patent/JPS6099903A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炉筒煙管ボイラの煙管などの伝熱管の加熱カ
ス流入端に挿入されるフェルールに関する。
例えば炉筒煙管ボイラでは、第1図に示すよふ1− 相
性1〒111 Ji 1. #−烹温の撚41’Aガス
は、その流れを矢印で示すごとく、灯室2を通り、方向
を変えて煙管3に入る。煙管3は缶水4に浸されており
、燃焼ガスから缶水4への熱伝達は主に煙管3を通して
行なわれる。
ところで、煙管3の燃焼ガス流入端5は、製作上の都合
により、管板6かも灯室2側に数ll1m突出している
。煙/It3における燃焼ガスの流速は30〜θOm/
s程度であり、したがってレイノルズ数は約 1.5万
〜 3万となり、ガス流は乱流となっている。このよう
な状f11での燃焼カスから煙管3への熱伝達係数は、
煙管3の流入端5においては充分下流のイ竹部に比べて
 2〜25倍にも増大している。またこの流入端5は灯
室2の壁面7からの輻射熱を受ける。さらに流入端5は
突出しているので冷却源である缶水4による冷却効果も
少ない。これらの理由により流入端5は過熱されること
となる。
実測によれば缶水4の飽和温度が 170〜180°C
の場合、一般に煙管3の温度は飽和温度より5〜10℃
高い捏度であるのに対し、流入端5の温度は300°C
にも達していることが確認されている。
一方、こうした煙管ボイラは毎日、あるいは蒸気需要の
変動に応じて随時、燃焼と111火がくりかえされる。
その都度、局部的に過熱・冷却される流入端は熱的な膨
張・収縮が反復され、熱応力が生じ、長期使用中には煙
管3と管板6との接合n1(にゆるみや亀裂が発生し、
加圧されている缶水4が漏れ出すこととなる。
こうした問題点は炉筒煙管ボイラにおいて顕著であるが
、一般に高温の加熱カスが流入する熱交換器の伝熱管に
ついてもいえることであり、また突出部がない場合にお
いても程度の差こそあれ、同様である。
さらに、このような伝熱管の加熱ガス流入端は竹板6か
ら突出しており、あるいは突出していない場合でも管板
6に対し入口かどを構成し、流れが伝熱管内で一度収縮
したのち再び管内に拡がることなどにより圧力損失をひ
きおこし、流路抵抗となって望ましくない。
本発明は、従来技術のこのような#7へを角? ’11
乏するためになされたもので、その目自91ヨイ云f、
JIIffの加熱ガス流入端の過熱を防止・抑1111
−1−るとともに、ここでの圧力損失を減少せしめる1
支iffを提供するにある。
すなわち本発明は、高温の加熱ガス力(伝熱?庁内を流
れる該伝熱管の該加熱〕Jス流入M8 LこIQ’i人
されるセラミックス酸のフェルールであって。
該流入端の内径より大きくな(1外径をイ1′1−るl
rI状部と、該管状部の内径より大きり1イLを有する
フランジ部と、徐々に拡径しつつ該竹4大部とδ亥フラ
ンジ部を接続する拡管部と力)らなり、+t#、’r状
部の内周面および/または外周11こ+1テーノくを伺
しであることを特徴とするフz>レールである。
以下、図面により本発明を詳細に12明′1−る。
t52図および第3図に示すように、未発I夛Jの実施
例のフェルール10は、管状(3H+と、フランジ部1
3と、拡管部12とから描成さJtており、コージェラ
イト質などのセラミンクスにより一体に形成されている
管状部11は第4図からもわかるように、伝熱管である
煙管3に挿入される部分である。従って管状部11の外
径は煙管3の内径と等しいか、または煙管3の内径より
小さくされる。管状部Hの肉厚は製造技術上・強度上の
■1約を受けない範囲で適宜薄くして、加熱ガスの流路
断面積を充分大きく確保する。また竹状BBt+の長さ
は一般に管状部11の外径の 1.5〜3倍とされる。
更にこの管状部11の内周面17にはフランジ部13側
の端部から他端部に向けて縮径するゆるやかなテーパが
伺されている。従ってこのフェルールを外枠と中子から
なる型を用いて製造するにあたり、成形後に中子型を容
易に抜きとれる利点を有し、このようにテーパを伺しで
あることはフェルールを量産する際に特に有利となる。
第6図には管状部11においてフランジ部13側の端部
から他端部に向けて拡径するようにテーパを伺した内周
面17を有するフェルールIBが示されており この場
合にも同様の利点が発揮されるとともに、流路抵抗の軽
減にも寄与する。
フェルール1θの製造用の中子型には最小内径部を境に
して二分割可能なものか用いられる。また第2図のフェ
ルールlOの製造用の中子型は一つ物であってもよいし
、管状部IIの長さが長い場合などには軸方向に適宜分
割されていてもよい。
こうした利点は内周面17にテーパを伺しである場合に
顕著だが、lσ状部IIの外周面にテーパを付しである
場合にも同様の利点を有する。
フランジ部13は平板状であって、その中央部には管状
部11の内径より大きい円孔を有し、かつ、フランジP
Bl13の外形は上下左右に対称な六角形状をしている
。またフランジ部13の肉Jgは加熱ガスの温度や所望
の断熱度などにもよるが、管状部11の肉厚の1〜3倍
とされる。
拡管部12は管状部11とフランジ部13とを接続する
部分であって、その内径、外径ともに管状部11からフ
ランジ部13に向けて徐々に拡径されてなる。断面図に
おいてこの拡管部12の内形線15、外形#9.. L
4が直線となるように拡径されていてもよいが、t52
図に示すようにこれらの一内形線15、外形線14が弧
状をなして清秋部11.フランジ部13に滑らかに接続
されること、すなわちアールをとっであることが望まし
い。これにより、iμ線線状性外形線有する場合に比べ
て、この部分への加熱冷却による応力の集中度合が少な
くなってフェルールの破損が起きに〈〈なり、ざらに流
路抵抗も軽減される。
種々の検3・1結果によれば内形線15の曲率半径は/
l1li+状部11ノ内ff−(7) 0.2−0.8
倍、外形線14ノ曲率半径は内形線15の曲率半径の0
.4〜1.2倍とする場合に、前述したようなフェルー
ルの局部過熱適冷による応力1ト中防止および流路抵抗
に基づく圧力損失防止の効果が優れることが判明した。
本発明のフェルール10はtiS4図に示すように、伝
熱管である煙管3の加熱ガス流入端に装着される。すな
わち管状部が煙/r3に挿入され、フランジ部は管板6
の側方に位置せしめられる。煙管3と管状部との間、竹
板6とフランジ部との間、および隣接するフランジ部相
互間にクリアランスがある場合には必要に応して耐火モ
ルタルなどの削熱核着剤9が充填される。
この場合に、管状部11の外周面および/またはフラン
ジ部13の竹板6側の面に適宜な四条、西条、凹孔、凸
起などを設けて、装若時の接着性向上、ずれ防止を図っ
てもよい。なお、かかる開熱核着剤9の使用は必須のも
のではない。
一般に煙管群は千鳥状に配列されているので、第3図の
フェルールを各煙管の流入端に装着すると、第5図のよ
うに蜂の巣状に配置されて、管板6の煙管側の全表面が
断熱性にすぐれるセラミックス酸のフランジ部で覆われ
ることとなる。このようにすることにより、煙管の流入
端が燃焼ガス流からの対流伝熱や灯室の壁面7からの輻
射伝熱による過熱が防止されど共に、流入端における圧
力損失もl1IY減されることとなる。なおjp5図に
おいて、フランジ部相互間のクリアランスの図示は省略
しである。
しかして、フランジ部の六角形の外形は煙管群の千、(
!l配列の1法に基づいて、正六角形、あるいはこれを
上下方向に若干引延ばした六角形など適宜選択される。
また煙/I’t 11が基盤目状などの直交配列である
場合にはフランジ部の外形は四角形とするのが好ましい
。しかしてフランジ部13の外形は円状などであっても
さしつかえないが、このようにフランジ部を多角形状、
特には六角形または四角形状とすることにより、実質的
に竹板6の灯室側の全表面をフランジ部のみで埋め尽く
すことができ、かつ、相互に移動・回転を拘束しあって
、剥落、脱落が防止され、また実質的に一イーRの同形
のフェルールを準備すればよいのでmIrにも適するこ
とどなる。
さらに、こうしたフェルールを採用することにより、仮
に一部に破損などが生じても、フェルール群すべてを交
換する必要がなく、当該フェルールのみを交換すればよ
いこととなる。
本発明のフェルールはセラミックス酸とされムライト質
、窒化珪素質、炭化珪素質、アルミナ賀などが例示でき
、なかでもコージェライト質、ムライト質などにあって
は高面1熱栴撃性と高断熱性を有していて望ましい。
本発明のフェルールは」二連の如く構成されかつ機能す
るので、伝熱管の加熱カス流入端の過熱防止と圧力損失
低減にきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は炉筒煙管ボイラの要部断面図、i2図は本発明
の一実施例のフェルールの断面図。 jiIS3図は第2図におけるA−A線矢視図、第4図
は第2図のフェルールを装着した炉筒煙管ボイラの要部
拡大断面図、第5図は第4図におけるB−B線矢視図、
第6図は本発明の他の実施例のフェルールの断面図であ
る。 1:炉筒 3:煙管 5:流入端 6:管板 10.16・フェルール 11:管状部 12:拡管部 13:フランジ部 17:内周面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高温の加熱カスが伝熱管内を流れる該伝熱管の該加
    熱カス流入端に挿入されるセラミックス製のフェルール
    であって、該流入端の内(¥より大きくない外径なイi
    する管状部と、該管状部の内径より大きい孔を有するフ
    ランジ部と、徐々に拡径しつつ該管状部と該フランジ部
    を接続する拡竹部とからなり、該管状部の内周面および
    /または外周面にはテーノくを伺しであることを特徴と
    するフェルール。
JP20594283A 1983-11-04 1983-11-04 フエル−ル Pending JPS6099903A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160302U (ja) * 1984-04-03 1985-10-24 石川島播磨重工業株式会社 煙管式ボイラ
JPH02124441U (ja) * 1989-03-20 1990-10-12
JP2017026301A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 ホヴァル・アクティエンゲゼルシャフト 伝熱器パイプ及び該伝熱器パイプを有する加熱ボイラ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160302U (ja) * 1984-04-03 1985-10-24 石川島播磨重工業株式会社 煙管式ボイラ
JPH02124441U (ja) * 1989-03-20 1990-10-12
JP2017026301A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 ホヴァル・アクティエンゲゼルシャフト 伝熱器パイプ及び該伝熱器パイプを有する加熱ボイラ

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