JPS6099648A - 超高分子量ポリエチレンの配向成形品 - Google Patents

超高分子量ポリエチレンの配向成形品

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JPS6099648A
JPS6099648A JP58206916A JP20691683A JPS6099648A JP S6099648 A JPS6099648 A JP S6099648A JP 58206916 A JP58206916 A JP 58206916A JP 20691683 A JP20691683 A JP 20691683A JP S6099648 A JPS6099648 A JP S6099648A
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JP
Japan
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molding
uhmw
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temperature
oriented
Prior art date
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Application number
JP58206916A
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English (en)
Inventor
欽哉 松澤
片岡 絋
隆志 薗村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、超高分子量ポリエチレンの配向成形品に関す
る。
未明細書中の超高分子量ポリエチレン(以下tlHMW
−PEと略称す。)は粘度tF均分子量が70万以して
好ましくは100万以」二である。
一般に高分子材料は、その結晶あるいは分子鎖に配向を
もたらすことにより、その物性が大きく向」二すること
が知られている。
この配向をもたらす手段としては、ljN Altの紡
糸における1軸延伸、フィルムや蒔肉シートのフラント
法あるいはチューブラ−法による1軸または2Iljl
+延伸、ブロー成形による延伸等が1.¥、的に実施さ
れている。
従来、高圧ラム押出、高圧静水J「押出等のように結晶
融点以下で機械的変形させるり)により配向をもたらす
方法とそれによる大幅な物性向1.の可能性が見いださ
れているが、その大部分がl M配向成形であり、バッ
チ式成形であり、極端な成形条件下の成形であることな
どの問題がある。
特にUl(MW−PEの配向成形にIuJ シては従来
、弾F1率と引張強度を向上させたUl(MW−PEの
シートの製造(特開昭58−8!332G)や、耐候に
1と透明度を向1゜させたUHNW−PEシートの特性
改良方法(特開11/イ55−135830)等により
Ul(MW−PEの配向シートが成形されている。
以上のようにU)IMW−PEにおいても分子および/
又は結晶を配向させることにより、引I張強度や弾性率
などの機械的物性やその他の物性が向1−することは既
に知られているが、UHMW−PEの最大の特徴のひと
つである耐摩耗性が、向−1,することにより低下する
ことを、木発明者らは発見した。この°II実は従来全
く知られていなかったものである。
本発明名らはこの配向による耐摩J[性の低ドという大
きな問題を解決すべく検N’lを屯ねた結果本発明に全
った。
すなわち、本発明は引張強度などの機械的物性か向I−
シたUHMW−PEの配向成形品おいて、表層部のみの
配向度を低下あるいは実質的緩和させることにより、配
向によって向」ニジた物性を維持しつつ、tin I’
i’l耗性を無配向のUIIMW−PEのレベルに向」
ニさせた旧IM讐−PEの配向成形品である。このよう
な配向成形品を成形する為に本明細、1)中で示された
成形方法をとると、結晶融点未満の温度条件ド、特に結
晶融点未満100℃以1−における入」法安定性も向1
−することが判明した。
すなわち本発明は、表層部の配向度が内核部の配向度よ
り小さい耐摩耗性、寸法安定性に優れたUHMW−RE
の配向成形品である。
表層部の配向が実質的に緩和されているのが々rましい
また、表層部は結晶融点以にの温度条件下で配向されて
いて、内核部は結晶融点未満の温度条ヂI下で配向され
ている耐摩耗性に優れたUHMW−PEの配向成形品は
本発明の好ましい態様の1つである。
又更に内核部は、結晶融点未満の温度条件ドで配向され
ている層と、結晶融点以上の温度条ヂ1Fで配向されて
いる層が、対称に少なくとも3層に重なっているU)I
MW−PEの配向成形品は本発明のDrましいyハ;様
の1つである。
本発明における配向とは1輛配自と2輔配向の両方を含
む。
該U)IMW−PEの配向成形品の多層a造の各層は、
配向度により規定されるが肉眼でも確認できる。
本発明のUHMW−PEの配向成形品は、フィル1、。
シート、プレート、ファイ/<−1丸棒、パイプ、異形
品等の成形品であって、特に、厚さが10mm以下、好
ましくは5mm以下、さらに好ましくは1〜5mmの配
向シートに適している。
本明細書中の「表層部」について第2図を用いて説明す
る。表層部とはシートの表面(=J近のことであり、第
2図に示したt、h、bで次の様に規)j!されるもの
である。圧縮成形の場合は式(1)、押出成形の場合は
式(2)および式(3)にその範囲を示す。
好ましくは以下の範囲である。
本明細書中の「配向度」は加熱収縮応力で示す。加熱収
縮応力は第3図に示す装置で測定した。f53図に於て
、[7)IMW−PEの配向シートI4を長さ220m
m、幅15fflfflに切削し、長さ140 mmに
なる様に固定具15で固定した。
長a 125mm 、11J85mmで300Wの3〜
7gmの波L1を主体とする暗赤外線ヒーター17(3
7W/cm ’の発熱体音度)2枚を、+iij記シー
ト14から23mmの付置に置き、1該シート14を加
熱して発生する収縮14\、力をロードセル16で41
11足した。
表層部の配向度はOKg/cm ′以1: 10Kg/
cm ’未満、内核部の配向度はl0Kg/cm 2以
1:30Kg/cm ’以下であるのが好ましく、より
好ましくは、表層部は2Kg/Cff12以に7 Kg
/cm ′以ト、内核部は15Kg/Cm 2以上25
Kg/cm 2以下である。
本明細書中の「実質的緩和」とは配向度かOKg/cm
ノ以上2 Kg/cm 2以F−rある。
内核部において配向度が10Kg/cm ’未満の場合
、配向することによる機械的物+J1の向1−が余りな
く、引張強度において無配向のU)IMW−PEの約1
゜2倍程度であり、30Kg/cmノ以−1.0場合、
機械的物性は大幅に向上するが、結晶融点未満の温度条
件下による寸法安定性が悪い。
表層部において配向度がl0Kg/cm ’以1.の場
合、耐摩耗性は低下し、″:J法安疋P1も悪い。
メ、加熱収縮応力がOKg/cm ’以上1.5 Kg
/Cm ’以j・の場合は、はとんと無配向の状yEで
あり実質的緩和されていると考えられる。
本明細占中の「ζJ法安〉r性」とは、各温度(100
°C〜130℃)の熱風雰囲気下で、UIIMW−PE
の配向シー 1・(loCmX IOcm)を自由収縮
させた時の寸法の減少1′1分−Fで示す。該UHMW
−PEの配向シートは、=J法安定P1.成形後のそり
などを考えると対称構造であることが好ましい。
配向による耐摩耗性の低下は次のように考えられる。配
向成形品特に配向シートにおいて配向軸と直角方向では
強度が低下することが一般に知られている。このことが
テーバ摩耗試験のようなざらつき摩耗性能に影響を与え
るものと考えられる。
たとえば第1図においてX軸およびY軸方向に2軸配向
させることにより、XY面に剥離面が生し、これにより
テーバ摩耗試験時に削り取られ易くなると考えられる。
本発明の配向シートは以下に説明する3方法で成形でき
る。まず第一は、表層部も内核部も同一・配向度に成形
されたOHM讐−PEシートを例えばロール式、グリッ
プ式、テンタ一式等の公知の方法で成形後、例えば結晶
融点以上に加熱yれた金属表面を有するような接触熱伝
導が可能な装置例えばロール、熱板、スチールベルi・
、サイジング装置などで、寸法の変化がないように定長
熱処理することにより、表層部のみの配向度を低ドある
いは実質的緩和させる方法(以下A法と略称す。)であ
る。
すなわち結晶融点以」二に加熱された前記のような接触
熱伝導が可能な装置による後処理は、表層部のみの配向
度を低下あるいは実質的に緩和させる効果のみならず、
内核部に対しては、汀わゆるアニール効果を示し、内核
部において分子鎖を配向させた状態で結晶化を促すため
、Jit形品のNj法法定定性良くなる。このアニール
効果を4−分発押させるために、UHMW−PEシート
の形状、熱伝導特性を考え合わせ、内核部が結晶融点近
傍の温度になるように装置の温度を設定することが好ま
しい。
以上、B法およびC法についてJ L <説明する。
第、は、tlllMW−PEの圧縮成形あるいは押出成
形において、UIIMW−PEをそのガラス転移温度風
」二結晶融点未猫の温度範囲内に温度調節し、■IMW
−PEをその結晶融点以上二に加熱された成形ダイで成
形する・バを特徴とするUHMW−PEシートの成形方
法(以下B法と略称す。)である。また、もうひとつは
、UHMW−PEの圧縮成形あるいは押出成形において
、UHMW−PE ヲ、ソノ内核部UIIMW−PE 
17)ガラス転移温度以上結晶融点未満の温度範囲内に
温度調節された部分を有し、かつ、その外殻にUHNW
−PEの結晶融点以」−に温度調節された部分を有した
状態とし、UHMW−PEをその結晶融点以上に加熱さ
れた成形ダイで成形する事を特徴とするUHMW−PE
の成形方法(以下C法と略称す。)である。
B法及びC法において後述するタイ内表面と旧IMW−
PEとの界面に潤滑膜を形成しつつ成形することが好ま
しい。
又、B法およびC法による成形品のうち、+iii 茜
の配向度の範囲にない場合は、A法に従って表層部の配
向度を低下させるか、あるbsi−i、実質「19に緩
和させることが必要である。
まず、圧縮成形において該UHMW−PEシートの成形
方法を説明する。第4図に、通常の圧縮成形と該UHM
W−PEの成形方法による後述する潤滑剤をJl:綿成
形グイ表面に塗布した圧縮成形におtするU)IMW−
PEの成形グイ内流動及び変形形態を並記した。
通常の圧縮成形では、U)IMW−PE 2が固相状f
f3であっても溶融状態であっても、該材料2(±全体
カー均一な温度に調節された後はぼその温度とドη−の
圧縮成形ダイ1内で圧縮成形され、冷却−I−1−を原
子て成形品がとり出される。この場合、UIIMW−P
E +1(4−1)→(4−2,)→(4−3)番と示
したように圧縮変形過程で剪断流動しながら成形される
。この為、UHMW−PEは成形条ヂlによってt土材
ネl内部に発生する剪断応力や端部の円周応カルこよっ
て破壊が生じることもある。この破壊tよUHMW−P
Eの粘弾性状態が高い程著しく発生する。
しかしなから、該旧(阿W−PEシートの成形方法を用
いると、1[、綿成形タイl内の011にW−PE 7
は(4−1)→(4−4)→(4−5)に示すようにタ
イ内をプラグフローまたはそれに近い流動をしなから固
相状yハ(で均一に圧縮変形する11■ができる。
この現象は次のように考えられる。第5図にはB法とC
法においてUHMW−PE 2が表面にfffj滑剤を
塗布した圧縮成形ダイ内にセントされた時の状況及び圧
縮変形過程中の旧IHW−PE内の流動形態を示した。
圧縮成形ダイlがtl[4W−PE 2の結晶融点以上
の温度に加熱されている為、UHMW−PE 2全体が
固相状態にあるB法では(5−1)に示した様に圧1d
成形タイ内に旧IMW−PEがセットされるとIJ)I
MIII−PEの大部分は固相状態である(3)が圧縮
成形ダイ1と接触した部分4が溶融状態となる。また、
C法ではUIIMW−PE 2は圧縮成形ダイにセット
される前に既にその外殻部分は溶融状態にある(4)。
すなわち本発明のUHMW−PEシートの成形方法では
成形の直前においた少なくとも圧縮成形タイ1と接触し
ているU HM W −P E表面か溶融状態となる[
(5−1)及び(5−4)]。この為、月豫柘成形ダイ
1内表面とUHMW−PEの部分固相状y〃1の部分3
との界面に流体潤滑膜が存在した様な状態になる。この
状況で圧縮力が作用するとB法では第5図(5−2)、
(5−3)、C法では第5図(5−5)、(5−6)の
ような流速分11j曲線のもとて圧縮変形が起こるもの
と考えられる。
特に圧縮成形ダイの表面にnマ1滑剤を塗布すると効果
的である。
又特に溶融状態の部分4に流動が先行lまた部分子があ
ると好ましい。この結果、少なくとも固相状態の部分3
はプラグフローまたはそれ1こ近い流動をしながら圧縮
変形をうける事になり、また、このように固相状態の部
分3がプラグフローまたはそれに近い流動をすると溶融
状態の部分4もそれに追随する為、圧縮成形タイ1表面
と旧IMW−PE2どの界面に「滑り」が生じると考え
られる。この結果、ダイ内のUHMW−PEは全体とし
てプラグフローまたはそれに近い流動をしながら均一に
月″1n変形することができる。
次に第6図〜第8図により押出成形における該UHMW
−PEシートの成形方法を説明する。該旧+MW−PE
シートの成形力法に従えば押出機5の押出成形タイ内の
成形ゾーン9を通過するUHMW−PEは前述の圧縮成
形の場合と同様に該成形ゾーン9においてプラグフロー
しながら押出力により均一に変形を受ける事ができる。
押出成形において、該υ11 M W −P Eシート
の成形方法でいう「成形タイ」とは、押出成形グイ内の
所望の成品形状に実質的に賦形する為の成形ゾーンを表
わすものである。
押出成形において該UHMW−PEシートの成形方法を
応用する場合、押出成形ダイは押出機5のヘッドに%密
に接続されたもの(以上、直結式とよぶ)でもよいし、
また、そうでないもの(以上、明直結式とよぶ)でもよ
い。
直結式押出成形の該tlHMIjl−PEシートの成形
方法は例えば第6図に示された装置により実施される。
U)IMW−PEは、押出機5により結晶融点以」二に
加熱された状態て押出成形タイ・\1送さ+する。七し
て、該押出成形タイ内でU)IMW−PE Q成形ソー
−−・9に到達するまでに、Ul(MW−PEかその一
結晶化温1μ以下°に冷却されるべく該結、11.化温
度以トに温度調節された冷却固化ゾーン7が配:jjl
される。そして、UHMW−PEの結晶融点以1−に加
熱された成形ゾーン9がこの冷却固化ゾーン7のすく後
ろに配置された場合には先述のB法と同様な状況かつく
り出される。また、この冷却固化ゾーン7と成形ゾーン
9との間に必要に応してU HM W −P Eの温I
W調節の為の温調ゾーン8を配置することかできる。
この温調ゾーン8の温度がUHMW−PEの結晶融点未
満であれは先述のB法と同様な状況が、また、結晶融点
以1であれば先述のC?iiと同様な状況かつくり出さ
れる。この結果、先述の圧縮成形と同様に該成形ゾーン
9を通過するUHMW−T’Eはプラグフロー、または
、それにべ1!シた流動をしなから均一に変形を受けて
所望の形状に−(形される。成形ゾーン9を通過した旧
(MW−PEは、押出成形タイ内の後続する冷却ゾーン
10を通過する°IXにより、およrノ/まt−は、押
出成形タイ外の冷却装置により冷却固化された後成形品
11としてイ1することかできる。
この直結式の場合、成形ゾーン9において旧1t(W−
PEがプラグフローまたは、これに準じた流動をすると
、押出成形タイの該成形ラーン9の前後もプラグフロー
、または、それに準じた流動となる効果が発揮される。
このことは後述する潤滑11@を形成させつつ成形する
場合にタイ内の潤滑膜の拘止に有効に作用するようであ
る。
非直結式押出成形は、例えば、第7図に示された装置に
より実施される。通常の成形により予め成形されたUH
MW−PE 2の長尺の成形品を、送りロール13等の
駆動装置を用いて、UIIMW−PEの結晶融点以1−
に加熱された成形ゾーン9を通過させる方法である。長
尺の成形品が通常の押出成形で成形されるものである場
合、その成形ラインに該成形タイを配列させれば、連続
的な成形とする事ができる。非直結式の場合も該成形ラ
ーン9の前及び後には、必要に応じてUIIMW−PE
の予備成形品を温度調節する為の温調ラーン8及び変形
を固定する為の冷却ジーン10が成形タイ内に配置され
る。
本発明のUHMW−PEシートを成形するB法およびC
法において、成形ダイ内表面とUHMW−PEの界面に
潤滑膜を存在させつつ成形する一’3はタイ内のIHt
而抵抗抵抗減する為有効に作用する。該U)IMW−P
Eの成形に用いられる潤滑膜としては1)成形タイ内表
面を潤滑性能に優れた固体好ましくは成形時に軟化しな
いポリテトラフルオロエチレン等の各種フッ化炭化水素
重合体による被覆、2)一般に潤滑剤と称される液状潤
滑剤を、グイ内に塗布するか(圧縮成形)、グイ内に圧
入するか(直結式押出成形、非直結式押出成形)、ある
いは、U)IMW−PE表面に塗布する(圧縮成形、非
直結式押出成形)事による潤滑剤液膜、3 ) UHM
W−PEと相溶性に乏しくかつ成形時の粘度がUHMW
−PEの溶融部分のそれよりも低く 1000ポアズ以
上の熱可塑性樹脂(以下低粘度熱可塑性樹脂と呼ぶ)を
、UIIMW−PEに積層または被覆する事による熱1
ifO3II性樹脂膜。
4)旧+MW−PE と相溶性に乏しくかつ成形時に旧
IMW−PEよりも滑り性能の高い熱可J7i1j性樹
脂(以下高滑性熱nf塑性樹脂と呼ぶ)をU)IMW−
PEに積層または被覆する”ISによる熱rjf塑性樹
脂11り、5)熱N(塑1′+1樹脂が添加剤を配合さ
れる事により、その粘度が結晶性品分−r材料のそれよ
りも低く、1000ボアス以−1−になるかまたは/お
よび滑り性能が該材料より高くなるところの添加剤を配
合された熱可塑性樹脂をUIIMW−PEに積層または
被覆する事による熱可塑性樹脂膜、6)」6記l〜5の
いずれか2つ以−1−を組合せることによる潤滑膜等が
用いられる。
本発明の成形方法において潤滑IIりを成形させつつ成
形する場合、該潤滑膜は成形品の表面に存在するため成
形後にはこれを洗浄または剥離する必要が生じる。この
場合、積層または被覆する熱可塑f1樹脂は、t[MW
−PEとの相溶性を考慮して選択する事により問題は生
じない。また、この剥離によれば、A」滑剤も同時に除
去され、洗浄工程が不必要になるというメリットも生ま
れる。
本発明に述べるl11滑剤とは押出成形温度以上で液体
又は固形分が分散した液状のものであり、疏。
動パラフィン、ポリジメチルシロキサン塚の各種シリコ
ーン油、ステアリン酸、ステアリン酸金属塩等の各種脂
肪酸及びその金属塩、各種界面活+1剤、これらの各流
体の混合物の他、−tillに使用されている潤滑剤が
使用できる。
また、熱可塑性樹脂に配合する添加剤と1.ではポリジ
メチルシロキサン等の各種シリコーン油。
ステアリン酸及びステアリン耐金Ji!塩等の各種脂肪
酸及びその金属塩、各種界面活性剤、これらの混合物等
、熱可塑性樹脂に配合する・1日こより熱fil塑性樹
脂を低粘度化および/または高滑性化yゼるすべての添
加剤が使用できる。また、配合した後に熱可塑性樹脂か
らブリー;・しやすい添加剤や低分子化合物等も有効で
ある。
以上ノヨウニ、UHMW−PE ヲA 法、B 7,1
1、アルイはC法により配向させたシートは延伸による
機械的物性の向」二を維持しつつ耐摩耗性、;J法安’
r;: Mを向上させることに成功した。
以1・、天流側に基いて説明する。
′Jで流側1 01−IMlol−I ・マイクロザンテンク(′p(
旭化成上業(株)製粘度=V均分−rf7i300万)
の10mm厚のプレートを樹脂温度140°Cでテンタ
ー7ノ、により2輛配の配向シートを成形後前述のA法
に従い、160°Cに加熱されたロールに通し、表層部
のみを実質的に配向緩和させる後処理を施した。
その時の後処理前と後処理後の旧IMW−PE配向シー
I・の引Iル試験(JIS K 7113)、テーパ庁
耗試験(ASTM−01044) 、加熱収縮応力の測
定の結果を表1に示す。
実施例2 UHMW−PE −マイクロサンテンタ■の20mm厚
のプレートを前述の圧縮成形(B法)に従い圧縮成形ダ
イ表面に間滑剤を塗布した状j111で成形し、種々の
配向倍率の2 @I+配向配向シート数形し、実施例1
と同様の後処理を施した。そのシー・トの各種物性イ1
tiを表1に示す。
実施例3 実施例2と同し材料を用い圧縮成形(C法)に従い成形
し、実施例1と同様の後処理を施した。
そのシートの各種物性値を表1に示す。
、1′施例4 l1W−PE、(−フイクロザンテンク11(′)奔用
いて2イ)4図の押出装置により成形をイIなった。
成形ンー/てit 、流路面+/ii形状がその始ψ1
°A;て76mmX 20mmでその後端ては170m
m X 4− mmとなるように形状変化I7ているも
の(配向イ1′−−平、<5 G°7に相゛1/Iする
)奈使用した(第8図)。また、押出成形夕・イ内表面
に14,1業材石、26、No、6.97′〜に記載さ
ねているテフロンク加1を施した。押出成形タイの温度
条r1は、冷却固化ラーンが40’C,続いて配置され
た1i1A調ンーンが170’0、そして成形シーンハ
160 °C,ざらに後続する冷却ラーンは60℃とし
た。また、押出4曵出IIの圧力は約300Kg/cm
2てあった。
1ル4形品シートは固相状y胆で押出成形タイ出1jが
ら押出され、170mm X 4mmの断面をもち、1
5cm/分の押出速度で成形することができた。
成形品シトから切り出したザンプルに1cm1jのマス
11をかいて、これを140’Cの熱風雰囲気ドで約1
1111−1ii11’l由収縮させると約4.4mm
 Q (7) マスIIに収縮し、かつ、厚さは約20
111mに回復した。
成形品の引張破断強度は無配向UHHW−PEの約15
倍あり、耐摩耗性についてもチー八摩耗試験の結果、実
施例1および実施例2と回しような結果を得た。
第4図において、冷却固化ラーン7で旧(MW−PEを
内核部を十分冷却し、その後温調ラーン8で表層部のみ
溶融させて成形したもの(以上、3層構造品と略す。)
と、冷却固化ラーン7で内核部(芯部)まで十分冷却さ
せずに、温調ラーン8で表層部を溶融させて成形したも
の(以ト、5層構造品と略す。)は、圧縮成形(A法)
のような、単相構造を有する配向成形品に比較し、UI
IMW−PEの溶融温度以下での熱安定が向−1−して
いる。その結果を表2に示す。
表 2 (%) 名温度の熱風雰囲気ドで約1時間11山収縮させた時の
収縮−V 1記の3層4.11造および5層構造は第9図(a)(
b)に小ずように肉眼でも確、ホシできる。
【図面の簡単な説明】
第11図は2軸配向品と三次元軸の関係をノj(す説明
図である。 第2図(a)は圧縮成形における表層部の疋攬を示す説
明図、第2図(b)は押出成形における表層部の定義を
示す説明図である。 第3図は加熱収縮応力の測定法を示す説明図である。 第4図は圧縮成形における成形グイ内流動を示した説明
図で矢印は流速に相当する。 第5図はB法およびC法におけるグイ内流動を示した説
明図で矢印は流速に相当する。 第6図、第7図は本発明のUHMW−PEシートを成形
する押出成形装置の概略断面図である。 第8図は押出成形タイ内の成形ラーンの流路の模式図で
ある。 第9図(a)は本発明のUHMW−PEシートの3層構
造品模式図、第9図(b)は5層構造品の模式図である
。 ■・・・・圧縮成形ダイ 2・・・・UHMW−PE3
・・・・固相状態の部分 4・・・・溶融状態の部分5
・・・・押出機 6・・・・予備成形ラーン7・・・・
冷却固化ラーン 8・・・・温調ラーン9・・・・成形
ラーン 10・・・・冷却ラーン)】・・・・成形品 
12・・・・引き取りロール13・・・・送りロール 14・・・・tlHMW−PEの配向シート15・・・
・固定具 16・・・・ローI・セル17・・・・ヒー
ター 出願人 旭化成工業株式会社 代理人 3 1) 善 〃1 第1図 (b) 第3図 6 第4図 (4−3) (4−5) r 統 補 止 1(: 1層相58年11月 7H 特1;1 庁長官 若 杉 和 夫 殿■、“ハ件の表
示 ’;8−、:’涙7’ / r):”昭和58年1
1月5日提出のqh許願 2、発明の名称 超高分子亀ポリエチレンの配向成形品 3、補正をする者 事件との関係・特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1−1− E 2番6す(00
3)旭化成工業株式会社 代表取締役社長 宮 崎 岬 4、代 理 人 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三信ビル204号室 電、ii’1501−21385
、補正の対象 II A11l書の「発明の1.T細な説明」の憫6 
補正の内容 (1)明細書第18頁3行目〜4イ1[]のr UHM
W−PE ・マイクロサンチック0(旭化成1業(株)
製粘度平均分子量300万)」をr U)IMW−PE
 ・マイクロサンチック■IJH−800(旭化成工業
(株)製粘度平均分子が一350万)」と訂11する。 (2)同書第19頁15行目の rUHMW−PE−マイクロサンテンク■」をrUHM
W−PE ・マイクロサンチック■Ul(−900J 
と訂正する。 (3)同書第22頁2行目の r U)IMW−PE (マイクロサンテンク■)をr
 UHMW−PE ・マイクロサンテ2り[相]’ I
JH−900J と訂正する。 「h′6 補 +1−ji 1層相59年I月 J〕11 !1〜6.1庁長官 若 杉 和 夫 殿l リを件の
表示 特願昭58−206916号 2、発明の名称 超高分子−Jliポリエチレンの配向成形品3、補正を
する者 ・ハ件との関係・特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号(003)旭化
成工業株式会社1 代表取締役社長 宮 崎 師 4、代 理 人 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 玉信ビル204り室 電話501−21385、補II
三の対象 明細−;の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表層部の配向度が内核部の配向度より小さく、−
    摩耗性、寸法安定性に優れた超高分子Iケポリエチレン
    の配向成形品。
JP58206916A 1983-11-05 1983-11-05 超高分子量ポリエチレンの配向成形品 Pending JPS6099648A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02214645A (ja) * 1989-02-15 1990-08-27 Nippon Steel Corp 延伸高分子材の寸法安定法
WO2010101214A1 (ja) * 2009-03-06 2010-09-10 国立大学法人 群馬大学 超高分子量ポリエチレン製フィルムの製造方法

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