JPS6099593A - 魚頭切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は魚頭切断装置に関し、特に卵巣取出し装置の前
処理として用いられるものである。本発明の目的は、ク
ラ、ニシン等の卵巣を損傷せず、しかも卵巣が出来うる
だけ取り出し易いような状態で魚頭を切断除去する装置
を提供することにある。

本発明の魚頭切断装置は、走行するコンヘア上に載った
魚体を頭部を上に垂下しなから１駁送する手段と、垂下
された魚体の頭部を切１ｔｌｉ除去するカッターを有し
、卵巣が尾部の方へ変位した状態で魚頭を切断するよう
構成されていることを特徴としている。

以下、本発明の詳細な説明する。

第１図はこの実施例の概略を示す正面図、第２図はその
平面図である。

コンベア１は魚体Ｆを横方向に載せるパケット２・・・
２を備え、始動側スプロケット３と終端側スプロケット
４によりほぼ水平に張設されている。

このコンベア１は第２図に表れているように胴部用コン
ヘア１ａと頭部用コンベア２ｂに分割構成され、その間
に間隔がある。このコンベア１の往路後半部から後方に
かけて、魚体のエラ蓋部分を挟着する上下一対の挟着ベ
ルト５．６が設けられている。この挟着ヘルド５，６を
張設している始端側スプロケット７．８の軸はコンベア
１と同様に水平方向に設けられているが、終端側スプロ
ケソ）９．１０の軸は鉛直方向に設けられており、その
間にベルトは９０°捩られる。一対の挟着ヘルド５，６
は常に魚体に押圧力が作用するようガイドロール１１・
・・１１が弾力的に支持されている。

挟着ベル１：５．６の後半部は互に水平面上で対向し、
魚体を吊り下げるようになっている。この後半部に回転
カッター１２が設けられている。この回転カッター１２
は刃面が水平方向をなし、一対の挟着ベルト５，６の直
下に配設される。コンヘア１と挟着ベルト５，６の走行
速度は相等しい。

挟着ヘノとト５，６の終端部には、卵巣取り出し用装置
例えば魚尾をつかんで逆さに吊り下げ搬送する等の装置
が接続されてい′る。

次に作用を説明する。

処′理ずべき魚体Ｆは頭の向きを揃え、更に胸ビレの付
は根又はエラ蓋の位置を揃えてコンベア上に載せられる
。これは前段の装置により、又は人手により行われる。

次に、第３図（Ａ）に示すように、挟着ベルト５，６が
エラ蓋付近を挟着する。

やがてコンベアｌがなくなると第３図（Ｂ）に示すよう
に魚体ば挟着ベルト５．６のみにより挟持され、この挟
着ベルトの捩れに従い次第に垂下姿勢に移ってゆく。完
全な垂下姿勢になると、魚体の特性により卵巣０■が正
常位置よりも下方に変位する。挟着ベルトによる押圧力
がこの変位を更に助長している。この状態において、第
３図（Ｃ）に示すように回転カッター１２により魚頭が
切断される。その後、魚体（胴部）が水平姿勢になれば
、尾部の方へ変位していた卵巣ｏ■が正常位置へ戻り、
（Ｄ）図に示すように切断面からその一部が突出する。

魚体を逆さに吊り下げた姿勢ではその突出量が更に大き
くなる。

第４図に回転カッター１２の変形として２枚の回転カッ
クー１３．１３を逆■字形に設けたものを示す。この実
施例においては挟着ヘルド５，６と卵巣ＯＶの間の間隔
が大きくなり処理が容易になる。

以上説明したように、本発明によれば、卵巣に傷をつけ
ることなく頭部を切断除去し、しかも卵巣の一部を切断
面から突出させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例を示す正面図、第２図はその平面
図である。第３図は実施例の作用説明図、第４図は本発
明のカッターの他の実施例を示す側断面図である。 １・・・コンベア ５．６・・・挟着ベルト（垂下搬送手段）１２・・・カ
ッター 特許出願人　小　川　豊 代　理　人　弁理士　西１）　新 第３１剥 第４１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行するコンベア上に載った魚体を頭部を上に垂下しな
   がら搬送する手段と、垂下された魚体の頭部を切断除去
   するカッターを有し、卵巣が尾部の方へ変位した状態で
   魚頭を切断するよう構成された魚頭切断装置。