JPS6099353A

JPS6099353A - 衝撃式破砕機のロ−タ

Info

Publication number: JPS6099353A
Application number: JP20698783A
Authority: JP
Inventors: 治男萱野; 西村　武敏
Original assignee: Kurimoto Ltd; Kurimoto Iron Works Ltd
Current assignee: Kurimoto Ltd; Kurimoto Iron Works Ltd
Priority date: 1983-11-04
Filing date: 1983-11-04
Publication date: 1985-06-03
Also published as: JPS6132062B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は衝撃式破砕機、特に主軸に取付けた複数の板
状−−タ本体の周縁部に複数の打撃板を取付け、ｑ−夕
本体を正逆いずれの方向にも回転可能とした形式の衝撃
式破砕機のロータに関する。

前記のような形式の衝撃式破砕機は、例えば特開昭５７
−１４７４４７号公報に開示されているようにすでに公
知である〇ところでこのものにあっては、四−夕は、ロータ本体に
放射状に複数の取付溝が設けられ、さらにこの取付溝の
両側壁の中間に四条が設けられて、この四条に打撃板の
打撃面画側に設けた突出部が遊合嵌入したものとなって
いる。このため打撃板及びその突出部は、ロータの取付
溝及び凹条内で牛後方向内外方及び回転方向において移
動することとなシ、これによりその当接面が使用中圧い
に衝撃力を受けて損耗を起すこととなるとともに、破砕
材料が衝突した際、打撃板は回転方向と反対方間に逃け
ることとなって、破砕効率が悪いというような欠点があ
った。

この発明は、前記のような従来公知の破砕機のロータの
もつ欠点を排除して、作業時に打撃板はロータ本体に対
して固定状態となｐｌしたがって両者の当接面に損耗を
生ずることがないのに加えて破砕効率がよく、そのうえ
打撃板の取付け、取外しが容易なロータを提供するにあ
る。

前記のような目的を達成するにつき、この発明はロータ
本体に設けた取付溝の対向口縁部を内側に突出して、そ
の表面を外方から内方へ向けて拡開する傾斜面とし、こ
のような口縁部に背面が前記傾斜面と協働する傾斜面と
なり、正面がロータ本体の半径方向とほぼ平行となった
ホルダを半径方向内外方に向けて摺動可能に装着し、両
ホルダの正面間の空隙に打撃板の中間に設けた嵌合溝上
遊合嵌入し、この嵌合溝を挟む両側壁がホルダの内外縁
部にそれぞれ保合可能となっていること’ｋＷ微とする
ものである。

図面に示すこの発明の実施例について説明する０第１図において、ｌはフレーム全示し、これに図示しな
い駆動装置によって正逆両方向に選択的に回転される回
転軸２が軸支され、この回転軸２にロータパイプ３ｔ−
介して適宜の間隔をおいて複数の板状ロータ本体４が固
定されているＯこのロータ本体４の周縁には等間隔をもって放射状に複
数の取付溝５が形成され、この取付溝５０口部には互い
に対向して内側に突出した口縁部６が設けられ、この口
縁部６は外方から内方へ向けて拡開する傾斜面７をもっ
ている（　第２図（八　）。

この口縁部６にはホルダ８が着脱可能に装着される。こ
のホルダ８は第３図に示すように頂板ｌＯ１底板１１及
び側板１３からなる横向きチャンネル状をなし、頂板ｌ
Ｏ１底板１１と側板１３との連結角部には、傾斜面１５
．１６が形成されている（同図（Ｂ））。側板１３の背
面の一部には傾斜面７と協働する同様の傾斜面９が形成
されており、この傾斜面部の中間に、頂板ｌＯと底板１
１とを連結する連結板１２が設けられ、連結板１２及び
側板１３には、同心の透孔１７、Ｉｓが設けられている
。このようなホルダ８が第２図（Ｂ）に示すように頂板
１０と底板１１とで口縁部６を挟み、頂板ｌＯが口縁部
６上に載シ、底板１１の頂面と口縁部６の裏面との間に
間隙を生ずるように装着され、この装着によシ傾斜而９
が傾斜面７に当接し、かつ側板１３の正面がロータ本体
４の半径方向とほぼ平行となって、相互の間に幅Ｗの間
隙１４２形成する。

このようなホルダ８間に打撃板２１が着脱可能に装着さ
れる。この打撃板２１は第４図に示すように、中間にホ
ルダ８の側板１３の正面の高さｈ（第３図ＣＢ））より
その幅ｈ′が大きくなっている嵌合溝２２が形成され、
との嵌合溝２２間の間隔Ｗ／は、前記間隙１４の幅Ｗよ
り小さくなっている。このよりな嵌合溝２２ｔ−挟んで
上下側壁がそれぞれ傾斜面１５．１６と協働するように
、同様の傾斜面２３．２４が設けられている。そして長
手方向はぼ中間において嵌合溝２２に縦長の四部２５が
形成されている。このような打撃板２１ｆｒ、第２図Ｃ
）に示すように、その嵌合溝２２をホルダ８の間隙１４
に横方向から遊合嵌入させる。その結果同図に示すよう
に、ホルダ８と打撃板２１との間では、側板１３の正面
と嵌合溝２２との間、及び傾斜面１６と傾斜面２４０表
面との間に間隙が生ずる。なおこの打撃板２１において
２６は打撃板２１が横方向に移動しないようにロータ本
俸４の側面に係合する制止片を示す。

その後同図ｐ）に示すように、透孔１７．１８にホルダ
ピン２７全挿入してその先端を打撃板２１の凹部２５に
嵌入し、このピン２７が抜けるのを防止するためスプリ
ングピン２８が装着される。このピン２７は操業上の安
全？考慮して用いられるものであυ、これの有無によｐ
この発明装置の機能に影響があるものではなく、また使
用する場合片方たけ設けてもよい。

前記の各部は図面からも明らかなように、打撃板２１の
中心を通る半径方向に対して左右対称となっておシ、そ
れが他の部材の後記する対称配置と関連して、ロータの
正逆一回転によシ同様の破砕を行うこととなる。

なお第１図において、３１は被破砕物を供給するシュー
トであって、その内部通路は図示のようにジグザグ形と
なっており、３２．３３は左右対称に配置された反撥板
を示し、これらの反撥板３２．３３はそれぞれ枢軸３４
．３５でフレーム１に枢支され、作動部材３６．３７で
その設置角度を調整されるようになっている。

前記のようなものにおいて、シュート３１を介して供給
口から被破砕物を供給すると、被破砕物はシュー）３１
の各傾斜部に衝突して順次減速され、最上位の打撃板２
１付近に垂直状に落下し、打撃板２１の打想力によって
はね飛ばされて、反撥板３２．３３に衝突して破砕され
、又は反撥されて再度打撃板１３により打撃されて破砕
され、このような動作を繰返えして所望寸法に破砕され
たものが下部の開口部から排出されるが、これはロータ
の正逆いずれの方向の回転時においても同様である。

その場合この発明による前記ロータは、回転をはじめる
と遠心力によってホルダ８及び打撃板２１が外方に移動
し、第２図（ト）ぽ）に示すようになる。すなわちこの
際打撃板２１の傾斜面２４がホルダ８の傾斜面１６と係
合して外方へ押出し、これによシホルダ８はその側板１
３の裏面の傾斜面９が口縁部６の傾斜面７上を摺動し、
ホルダ８を外方へかつ打撃板２１へ向って内側へ移動し
、ホルダ８の側板１３の正面が打撃板２１の嵌合溝２２
の表面に押圧され、このようにして打撃板２１の外方へ
の移動に伴う楔作用によってホルダ８及び打撃板２１は
強固にロータ本体４に固定されることとなる。

この場合打撃板２１に生ずる遠心力は相当大きなものと
なるため、その楔作用はきわめて有効的で打撃板２１を
ホルダ８を介して強固にロータ本体４に固定することと
なる。

つぎに打撃板２１の取替詩、反転時等におけるロータ本
体４からの取外し作業について述べる。前記のような固
定状態は一旦そのようになると作梨外のときでもそのま
まとなっているので、これを取外すに際しては、ノ１ン
マ等で打撃板２１の突出端部を打撃すると、打撃板２１
及びホルダ８は内方へ移動して第２図り）に示す作業前
の状態に戻る。そこでビン２７．２８を取外し、打撃板
２１’ｌｉ横方同に引出せば、簡単にロータ本体４から
取外すことができる０この発明は前記のようであって、
ロータ本体の取付溝の口縁部に傾斜面を設け、これに前
記傾斜面と協働する傾斜面をもつホルダを装着し、さら
にこのホルダにホルダの正面に遊合嵌入する嵌合溝を設
けた打撃板を装着して、嵌合溝を挟む両側壁をホルダの
内外縁部に保合可能としたので、簡単な操作で打撃板上
ロータに取付け、又は取外すことができ、作業中は遠心
力によって自動的に打撃板がホルダを介して強固にロー
タに固定されて、これらの部材の間に一切のがたつきを
生じないので、衝撃による部材の損耗？生ずることなく
、また破砕材料のａ矢によシ、打撃板がそれと反対方向
へ逃げる仁ともないので、良好な破砕効率を発揮できる
というような効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明によるロータを装着した破砕機の一
部縦断正面図、第２図（５）〜（Ｄ）は、ロータ本体に
打撃板を装着する順序を示す、この発明の実施例の第１
図Ｇ部分の拡大一部縦断説明図、同図（Ｅ）　（Ｆ）は
作業開始以後におけるこの発明の実施例の前回と同様の
説明図で、（Ｂ）、ＣＤ）及び（ト））、（ト）はそれ
ぞれ第５図の１．−ＬＳＭ−Ｍ。Ｎ−Ｎ線に沿ってとった図面、第３図（４）、（Ｂ）は
、前記実施例のホルダの第２図中）におけるｍＩ（−Ｈ
，Ｊ−Ｊに沿ってとられた側面図、第４図は、前記実施
例の打撃板の斜面図、第５図は、第２図（６）における
線に−Ｋに沿う断面図である。１・・・フレーム　２・・・回転軸４・・・板状ロータ本体　５・・・取付溝６・・・口縁
部　７・・・傾斜面８・・・ホルダ　９・・・傾斜面１０・・・頂板　１１・・・底板１３・・・側板　１４・・・間隙１５．１６・・・傾斜面　１７　、１８・・・透孔２１
・・・打撃板　２２・・・嵌合溝２３　、２４・・・傾斜面　２５・・・四部３１・・・
供給口　３２．ｊ３・・・反撥板篤（Ｅ）１市４図２図（Ｆ）Ｉ沁５図

Claims

【特許請求の範囲】

′１．　主軸に取付けた複数の板状ロータ本体の周縁部
に複数の打撃板を取付け、前記ロータ本体は正逆いずれ
の方向にも回転可能となっているｌ＆撃撃破破砕機ロー
タにおいて、ロータ本体の打撃板取付部に紘複数の放射
状に配置された取付溝が設けられ、この取付溝の口部に
は互いにＮ回して内側に突出した口縁部を形成し、この
口縁部は外方から内方へ向けて拡開する傾斜面をもち、
両口縁部には前記傾斜面と協働する傾斜面からなる背面
と、ロータの半径方間とほぼ平行となって匹る正面と金
もっているホルダ？、半径方同内外方に向けて摺動可能
に装着し、両ホルダの正面間の間隙に打、ＩＨＩ板の中
間に設けた嵌合溝を遊合嵌入し、この嵌合溝を挾む両側
壁がホルダの内外縁部にそれぞれ係合可能となっている
ことｔ−特徴とする衝撃式破砕機のロータ。