JPS6132062B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6132062B2
JPS6132062B2 JP20698783A JP20698783A JPS6132062B2 JP S6132062 B2 JPS6132062 B2 JP S6132062B2 JP 20698783 A JP20698783 A JP 20698783A JP 20698783 A JP20698783 A JP 20698783A JP S6132062 B2 JPS6132062 B2 JP S6132062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
holder
plate
striking plate
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP20698783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6099353A (ja
Inventor
Haruo Kayano
Taketoshi Nishimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Iron Works Ltd
Original Assignee
Kurimoto Iron Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Iron Works Ltd filed Critical Kurimoto Iron Works Ltd
Priority to JP20698783A priority Critical patent/JPS6099353A/ja
Publication of JPS6099353A publication Critical patent/JPS6099353A/ja
Publication of JPS6132062B2 publication Critical patent/JPS6132062B2/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は衝撃式破砕機、特に主軸に取付けた
複数の板状ロータ本体の周縁部に複数の打撃板を
取付け、ロータ本体を正逆いずれの方向にも回転
可能とした形式の衝撃式破砕機のロータに関す
る。
前記のような形式の衝撃式破砕機は、例えば特
開昭57−147447号公報に開示されているようにす
でに公知である。
ところでこのものにあつては、ロータは、ロー
タ本体に放射状に複数の取付溝が設けられ、さら
にこの取付溝の両側壁の中間に凹条が設けられ
て、この凹条に打撃板の打撃面両側に設けた突出
部が遊合嵌入したものとなつている。このため打
撃板及びその突出部は、ロータの取付溝及び凹条
内で半径方向内外方及び回転方向において移動す
ることとなり、これによりその当接面が使用中互
いに衝撃力を受けて損耗を起すこととなるととも
に、破砕材料が衝突した際、打撃板は回転方向と
反対方向に逃げることとなつて、破砕効率が悪い
というような欠点があつた。
この発明は、前記のような従来公知の破砕機の
ロータのもつ欠点を排除して、作業時に打撃板は
ロータ本体に対して固定状態となり、したがつて
両者の当接面に損耗を生じることがないのに加え
て破砕効率がよく、そのうえ打撃板の取付け、取
外しが容易なロータを提供するにある。
前記のような目的を達成するにつき、この発明
はロータ本体に設けた取付溝の対向口縁部を内側
に突出して、その表面を外方から内方へ向けて拡
開する傾斜面とし、このような口縁部に背面が前
記傾斜面と協働する傾斜面となり、正面がロータ
本体の半径方向とほぼ平行となつたホルダを半径
方向内外方に向けて摺動可能に装着し、両ホルダ
の正面間の空隙に打撃板の中間に取付けた嵌合溝
を遊合嵌入し、この嵌合溝を挟む両側壁がホルダ
の内外縁部にそれぞれ係合可能となつていること
を特徴とするものである。
図面に示すこの発明の実施例について説明す
る。
第1図において、1はフレームを示し、これに
図示しない駆動装置によつて正逆両方向に選択的
に回転される回動軸2が軸支され、この回転軸2
にロータパイプ3を介して適宜の間隔をおいて複
数の板状ロータ本体4が固定されている。
このロータ本体4の周縁には等間隔をもつて放
射状に複数の取付溝5が形成され、この取付溝5
の口部には互いに対向して内側に突出した口縁部
6が設けられ、この口縁部6は外方から内方へ向
けて拡開する傾斜面7をもつている。
(第2図A)。
この口縁部6にはホルダ8が着脱可能に装着さ
れる。このホルダ8は第3図に示すように頂板1
0、底板11及び側板13からなる横向きチヤン
ネル状をなし、頂板10、底板11と側板13と
の連結角部には、傾斜面15,16が形成されて
いる(同図B)。側板13の背面の一部には傾斜
面7と協働する同様の傾斜面9が形成されてお
り、この傾斜面部の中間に、頂板10と底板11
とを連結する連結板12が設けられ、連結板12
及び側板13には、同心の透孔17,18が設け
られている。このようなホルダ8が第2図Bに示
すように頂板10と底板11とで口縁部6を挟
み、頂板10が口縁部6上に載り、底板11の頂
面と口縁部6の裏面との間に間隙をを生ずるよう
に装着され、この装着により傾斜面9が傾斜面7
に当接し、かつ側板13の正面がロータ本体4の
半径方向とほぼ平行となつて、相互の間に幅Wの
間隙14を形成する。
このようなホルダ8間に打撃板21が着脱可能
に装着される。この打撃板21は第4図に示すよ
うに、中間にホルダ8の側板13の正面の高さh
(第3図B)よりこの幅h′が大きくなつている嵌
合溝22が形成され、この嵌合溝22間の間隔
W′は、前記間隙14の幅Wより小さくなつてい
る。このような嵌合溝22を挟んで上下側壁がそ
れぞれ傾斜面15,16と協働するように、同様
の傾斜面23,24が設けられている。そして長
手方向ほぼ中間において嵌合溝22に縦長の凹部
25が形成されている。このような打撃板21を
第2図Cに示すように、その嵌合溝22をホルダ
8の間隙14に横方向から遊合嵌入させる。その
結果同図に示すように、ホルダ8と打撃板21と
の間では、側板13の正面と嵌合溝22との間、
及び傾斜面16と傾斜面24の表面との間に間隙
が生ずる。なおこの打撃板21において26は打
撃板21が横方向に移動しないようにロータ本体
4の側面に係合する制止片を示す。
その後同図Dに示すように、透孔17,18に
ホルダピン27を挿入してその先端を打撃板21
の凹部25に嵌入し、このピン27が抜けるのを
防止するためスプリングピン28が装着される。
このピン27は操業上の安全を考慮して用いられ
るものであり、これの有無によりこの発明装置の
機能に影響があるものではなく、また使用する場
合片方だけ設けてもよい。
前記の各部は図面からも明らかなように、打撃
21の中心を通る半径方向に対して左右対称とな
つており、それが他の部材の後記する対称配置と
関連して、ロータの正逆両回転により同様の破砕
を行うこととなる。
なお第1図において、31は被破砕物を供給す
るシユートであつて、その内部通路は図示のよう
にジグザグ形となつており、32,33は左右対
称に配置された反撥板を示し、これらの反撥板3
2,33はそれぞれ枢軸34,35でフレーム1
に枢支され、作動部材36,37でその設置角度
を調整されるようになつている。
前記のようなものにおいて、シユート31を介
して供給口から被破砕物を供給すると、被破砕物
はシユート31の各傾斜部に衝突して順次減速さ
れ、最上位の打撃板21付近に垂直状に落下し、
打撃板21によつてはね飛ばされて、反撥板3
2,33に衝突して破砕され、又は反撥されて再
度打撃板13により打撃されて破砕され、このよ
うな動作を繰返えして所望寸法に破砕されたもの
が下部の開口部から排出されるが、これはロータ
の正逆いずれかの方向の回転時においても同様で
ある。
その場合この発明による前記ロータは、回転を
はじめると遠心力によつてホルダ8及び打撃板2
1が外方に移動し、第2図E,Fに示すようにな
る。すなわちこの際打撃板21の傾斜面24がホ
ルダ8の傾斜面16と係合して外方へ押出し、こ
れによりホルダ8はその側板13の裏面の傾斜面
9が口縁部6の傾斜面7上を摺動し、ホルダ8を
外方へかつ打撃板21へ向つて内側へ移動し、ホ
ルダ8の側板13の正面が打撃板21の嵌合溝2
2の表面に押圧され、このようにして打撃板21
の外方への移動に伴う楔作用によつてホルダ8及
び打撃板21は強固にロータ本体4に固定される
こととなる。
この場合打撃板21に生ずる遠心力は相当大き
なものとなるため、その楔作用はきわめて有効的
で打撃板21をホルダ8を介して強固にロータ本
体4に固定することとなる。
つぎに打撃板21の取替時、反転時等においけ
るロータ本体4からの取外し作業について述べ
る。前記のような固定状態は一旦そのようになる
と作業外のときでもそのままとなつているので、
これを取外すに際しては、ハンマ等で打撃板21
の突出端部を打撃すると、打撃板21及びホルダ
8は内方へ移動して第2図Dに示す作業前の状態
に戻る。そこでピン27,28を取外し、打撃板
21を横方向に引出せば、簡単にロータ本体4か
ら取外すことができる。
この発明は前記のようであつて、ロータ本体の
取付溝の口縁部に傾斜面を設け、これに前記傾斜
面と協働する傾斜面をもつホルダを装着し、さら
にこのホルダにホルダの正面に遊合嵌入する嵌合
溝を設けた打撃板を装着して、嵌合溝を挟む両側
壁をホルダの内外縁部に係合可能としたので、簡
単な操作で打撃板をロータに取付け、又は取外す
ことができ、作業中は遠心力によつて自動的に打
撃板がホルダを介して強固にロータに固定され
て、これらの部材の間に一切のがたつきを生じな
いので、衝撃による部材の損耗を生ずることな
く、また破砕材料の衝突により、打撃板がそれと
反対方向へ逃げることもないので、良好な破砕効
率を発揮できるというような効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるロータを装着した破
砕機の一部縦断正面図、第2図A〜Dは、ロータ
本体に打撃板を装着する順序を示す、この発明の
実施例の第1図G部分の拡大一部縦断説明図、同
図E,Fは作業開始以後におけるこの発明の実施
例の前図と同様の説明図で、B,D及びE,Fは
それぞれ第5図のL―L、M―M、N―N線に沿
つてとつた図面、第3図A,Bは、前記実施例の
ホルダの第2図Bにおける線H―H、J―Jに沿
つてとられた側面図、第4図は、前記実施例の打
撃板の斜面図、第5図は、第2図Eにおける線K
―Kに沿う断面図である。 1……フレーム、2……回転軸、4……板状ロ
ータ本体、5……取付溝、6……口縁部、7……
傾斜面、8……ホルダ、9……傾斜面、10……
頂板、11……底板、13……側板、14……間
隙、15,16……傾斜面、17,18……透
孔、21……打撃板、22……嵌合溝、23,2
4……傾斜面、25……凹部、31……供給口、
32,33……反撥板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主軸に取付けた複数の板状ロータ本体の周縁
    部に複数の打撃板を取付け、前記ロータ本体は正
    逆いずれの方向にも回転可能となつている衝撃式
    破砕機のロータにおいて、ロータ本体の打撃板取
    付部には複数の放射状に配置された取付溝が設け
    られ、この取付溝の口部には互いに対向して内側
    に突出した口縁部を形成し、この口縁部は外方か
    ら内方へ向けて拡開する傾斜面をもち、両口縁部
    には前記傾斜面と協働する傾斜面からなる背面
    と、ロータの半径方向とほぼ平行となつている正
    面とをもつているホルダを、半径方向内外方に向
    けて摺動可能に装着し、両ホルダの正面間の間隙
    に打撃板の中間に設けた嵌合溝を遊合嵌入し、こ
    の嵌合溝を挟む両側壁がホルダの内外縁部にそれ
    ぞれ係合可能となつていることを特徴とする衝撃
    式破砕機のロータ。
JP20698783A 1983-11-04 1983-11-04 衝撃式破砕機のロ−タ Granted JPS6099353A (ja)

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JP20698783A JPS6099353A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 衝撃式破砕機のロ−タ

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JP20698783A JPS6099353A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 衝撃式破砕機のロ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS6099353A JPS6099353A (ja) 1985-06-03
JPS6132062B2 true JPS6132062B2 (ja) 1986-07-24

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JP20698783A Granted JPS6099353A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 衝撃式破砕機のロ−タ

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JPH03123538U (ja) * 1990-03-29 1991-12-16

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JPS6099353A (ja) 1985-06-03

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