JPS609819Y2 - 封印線 - Google Patents
封印線Info
- Publication number
- JPS609819Y2 JPS609819Y2 JP1977052973U JP5297377U JPS609819Y2 JP S609819 Y2 JPS609819 Y2 JP S609819Y2 JP 1977052973 U JP1977052973 U JP 1977052973U JP 5297377 U JP5297377 U JP 5297377U JP S609819 Y2 JPS609819 Y2 JP S609819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- sealing
- core wire
- stainless steel
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電気・ガス等のメータの封印のさいに使用
せられる封印線に関する。
せられる封印線に関する。
従来この種の封印線は、直径が0.3〜0.4mmの銅
線が3ないし4本より合わせてつくられたものであった
。
線が3ないし4本より合わせてつくられたものであった
。
ところが、このような銅線よりなる封印線は、メータの
再検査までに往々にして腐食し、その結果封印具そのも
のが用をなさなくなることがあった。
再検査までに往々にして腐食し、その結果封印具そのも
のが用をなさなくなることがあった。
またこのような封印線を封印具に用いた場合、封印後に
開封しようとして封印線をひっばったさい抜けるおそれ
がある。
開封しようとして封印線をひっばったさい抜けるおそれ
がある。
封印後、封印具から抜けにくいようにした封印具として
は、実公昭51−2816咥公報に開示せられているよ
うな金属製の細帯状板を芯線の外周面に一定の間隔部が
形成されるように螺旋状に捻り捲回した構成よりなるも
のが知られている。
は、実公昭51−2816咥公報に開示せられているよ
うな金属製の細帯状板を芯線の外周面に一定の間隔部が
形成されるように螺旋状に捻り捲回した構成よりなるも
のが知られている。
この公報に開示せられた封印線は、間隔部口縁が封印具
内で抜き止めの役割りを果たして封印線の抜脱を強固に
阻止する作用をなすが、芯線に巻かれているのが細帯状
板であるため、封印線の両端を封印具の孔に挿通するさ
い、封印線両端の角張った開口部口縁が相互に引掛かっ
て挿通しにくいという欠点がある。
内で抜き止めの役割りを果たして封印線の抜脱を強固に
阻止する作用をなすが、芯線に巻かれているのが細帯状
板であるため、封印線の両端を封印具の孔に挿通するさ
い、封印線両端の角張った開口部口縁が相互に引掛かっ
て挿通しにくいという欠点がある。
この考案の目的は、耐久力が大でかつ封印効果が優れし
かも封印具の孔に挿通し易い封印線を提供することにあ
る。
かも封印具の孔に挿通し易い封印線を提供することにあ
る。
この考案による封印線は、上記の目的を遠戚するために
、直線状ステンレス芯線と、芯線に螺旋状に巻かれかつ
焼鈍せられた抜止め用ステンレス被覆線とよりなり、芯
線および被覆線の横断面が円形となされたものである。
、直線状ステンレス芯線と、芯線に螺旋状に巻かれかつ
焼鈍せられた抜止め用ステンレス被覆線とよりなり、芯
線および被覆線の横断面が円形となされたものである。
封印線の芯線の直径は、0.2〜0.4mm程度がよい
。
。
また被覆線の直径は、0.3〜0.5Trgn程度が好
ましくかつ芯線と同等またはこれより太い方がよく、螺
旋状に巻いた状態でその直径が0.8〜1.2mになる
程度がよい。
ましくかつ芯線と同等またはこれより太い方がよく、螺
旋状に巻いた状態でその直径が0.8〜1.2mになる
程度がよい。
またその螺旋状態は、隙間がない密の状態であってもよ
いし、隙間のある粗の状態であってもよい。
いし、隙間のある粗の状態であってもよい。
この考案による封印線は、上述のように、直線状芯線と
、芯線に螺線状に巻かれた抜止め用被覆線とよりなるも
のであるから、この封印線を封印具に使用した場合、前
記螺旋状に巻かれた抜止め用被覆線の存在により、封印
線が抜けにくいし、この被覆線は焼鈍せられてやわらか
いため、封印具から封印線を無理に抜きとろうとしてひ
っばると、被覆線が螺旋状態から直線状に変わろうとし
てのび、不正に開封しようとしたことが忽ち分かるので
、不正開封を未然に阻止しうる。
、芯線に螺線状に巻かれた抜止め用被覆線とよりなるも
のであるから、この封印線を封印具に使用した場合、前
記螺旋状に巻かれた抜止め用被覆線の存在により、封印
線が抜けにくいし、この被覆線は焼鈍せられてやわらか
いため、封印具から封印線を無理に抜きとろうとしてひ
っばると、被覆線が螺旋状態から直線状に変わろうとし
てのび、不正に開封しようとしたことが忽ち分かるので
、不正開封を未然に阻止しうる。
また被覆線が、上述のように、焼鈍せられてやわらかく
かつ横断面円形の直線状芯線を軸とすることができるの
で、被覆線の螺旋状巻回が円滑に行なえる。
かつ横断面円形の直線状芯線を軸とすることができるの
で、被覆線の螺旋状巻回が円滑に行なえる。
また芯線および被覆線の材料がともにステンレスである
から、腐食のおそれがなく、封印線としての耐久力が大
である。
から、腐食のおそれがなく、封印線としての耐久力が大
である。
さらに被覆線の横断面が円形であるから、これを芯線に
螺旋状に巻いてなる封印線は、封印具の孔に挿通するさ
い、被覆線が上記公報開示の細帯状板のようなものと異
なり、なんらの支障をももたらさない利点がある。
螺旋状に巻いてなる封印線は、封印具の孔に挿通するさ
い、被覆線が上記公報開示の細帯状板のようなものと異
なり、なんらの支障をももたらさない利点がある。
つぎにこの考案の2つの実施例を図面について説明する
。
。
第1図は、この考案の実施例の1つを示すもので、封印
線20は、直線状ステンレス芯線21と、芯線21に隙
間のないように密に螺旋状に巻かれかつ焼鈍せられた抜
止め用ステンレス被覆線11とよりなり、芯線21およ
び被覆線11の横断面が円形となされたものである。
線20は、直線状ステンレス芯線21と、芯線21に隙
間のないように密に螺旋状に巻かれかつ焼鈍せられた抜
止め用ステンレス被覆線11とよりなり、芯線21およ
び被覆線11の横断面が円形となされたものである。
第2図は、この考案の他の実施例を示すもので、封印線
30は、被覆線31が隙間のあるように粗に螺旋状に巻
かれている点上記実施例と異なり、その他は上記実施例
と同様である。
30は、被覆線31が隙間のあるように粗に螺旋状に巻
かれている点上記実施例と異なり、その他は上記実施例
と同様である。
いま、第1実施例の封印線20を、参考までに封印具に
使用した状態を第3図ないし第5図に示す。
使用した状態を第3図ないし第5図に示す。
同図において、封印具は、方形の真直な有底孔1を有す
る直方体形容器状本体2と、本体2の有底孔1に密には
め入れられている直方体形封印押さえ部材3と、押さえ
部材3の下端に配されたり形の抜止め防止板ばね4とよ
りなり、本体2の周壁には、有底孔1に通じる一対の横
長路楕円形の水平封印線挿通孔5が対向状にあけられて
おり、押さえ部材3の一方の対向壁には、その下端から
切欠かれた封印線折込み凹所6がそれぞれ形成せられ、
同他方の対向壁には、その下端から切欠かれたばね立上
り部収容凹所7が形威せられている。
る直方体形容器状本体2と、本体2の有底孔1に密には
め入れられている直方体形封印押さえ部材3と、押さえ
部材3の下端に配されたり形の抜止め防止板ばね4とよ
りなり、本体2の周壁には、有底孔1に通じる一対の横
長路楕円形の水平封印線挿通孔5が対向状にあけられて
おり、押さえ部材3の一方の対向壁には、その下端から
切欠かれた封印線折込み凹所6がそれぞれ形成せられ、
同他方の対向壁には、その下端から切欠かれたばね立上
り部収容凹所7が形威せられている。
押さえ部材3の本体2に対する押込み前の中央下端位置
は、封印線水平挿通孔5の上端以上にある。
は、封印線水平挿通孔5の上端以上にある。
押さえ部材3は、有底孔1に完全に押込まれたさいその
上端に手がかりがないようなされている。
上端に手がかりがないようなされている。
押さえ部材3の上面には、押さえ易いように略半球状の
凸部8が設けられている。
凸部8が設けられている。
押さえ部材3の下面には、弧状凹部9が形成せられてい
る。
る。
つぎに封印の仕方を説明する。
まず、封印線20の両端部を、第3図ないし第5図に実
線で示されているように本体2の対向する一対の挿通孔
5および板ばね4の下に通す。
線で示されているように本体2の対向する一対の挿通孔
5および板ばね4の下に通す。
つぎに押さえ部材3を通常のペンチにより、第4図およ
び第5図に鎖線で示されているように押下げる。
び第5図に鎖線で示されているように押下げる。
すると、封印線20は変形してり形に折曲がり、本体2
の有底孔1の底面と板ばね4の下面とで挟まれた状態に
なる。
の有底孔1の底面と板ばね4の下面とで挟まれた状態に
なる。
以上の結果、封印を解こうとして封印線20を持上げて
も、板ばね4の逆ハ状に開いた立上り部の両端が有底孔
1の内壁に逆らうように当たるため、押さえ部材3を有
底孔1から抜くことはできない。
も、板ばね4の逆ハ状に開いた立上り部の両端が有底孔
1の内壁に逆らうように当たるため、押さえ部材3を有
底孔1から抜くことはできない。
とくに押さえ部材3の下面に弧状凹部9が形成せられて
いるため、封印線20が上方に持上げられたさい、板ば
ね4の下端水平部が変形してこの凹部9に入り込み、同
時に板ばね4の逆ハ状立上り部がさらに開こうとするた
め、上記逆らい作用を一層増大する。
いるため、封印線20が上方に持上げられたさい、板ば
ね4の下端水平部が変形してこの凹部9に入り込み、同
時に板ばね4の逆ハ状立上り部がさらに開こうとするた
め、上記逆らい作用を一層増大する。
また封印線20には抜止め用被覆線11が存在するため
、封印具から抜けないばかりかその密に巻かれた螺旋状
態が崩れ、直線状にのびようとするので、不正に開封し
ようとしたことが直ちに分かる。
、封印具から抜けないばかりかその密に巻かれた螺旋状
態が崩れ、直線状にのびようとするので、不正に開封し
ようとしたことが直ちに分かる。
第1図および第2図はこの考案の2種類の実施例をそれ
ぞれ示す正面図、第3図ないし第5図はこの考案による
封印線を封印具に使用した状態を示すもので、第3図は
封印具の一部を切欠いた斜視図、第4図は第3図のIV
−IV線にそう断面図、第5図は第3図のV−V線にそ
う断面図である。 20.30・・・・・・封印線、11,31・・・・・
・抜止め用ステンレス被覆線、21・・・・・・ステン
レス芯線。
ぞれ示す正面図、第3図ないし第5図はこの考案による
封印線を封印具に使用した状態を示すもので、第3図は
封印具の一部を切欠いた斜視図、第4図は第3図のIV
−IV線にそう断面図、第5図は第3図のV−V線にそ
う断面図である。 20.30・・・・・・封印線、11,31・・・・・
・抜止め用ステンレス被覆線、21・・・・・・ステン
レス芯線。
Claims (1)
- 直線状ステンレス芯線21と、芯線21に螺旋状に巻か
れかつ焼鈍せられた抜止め用ステンレス被覆線11.3
1とよりなり、芯線21および被覆線11.31の横断
面が円形である封印線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977052973U JPS609819Y2 (ja) | 1977-04-25 | 1977-04-25 | 封印線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977052973U JPS609819Y2 (ja) | 1977-04-25 | 1977-04-25 | 封印線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53146700U JPS53146700U (ja) | 1978-11-18 |
JPS609819Y2 true JPS609819Y2 (ja) | 1985-04-05 |
Family
ID=28945138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977052973U Expired JPS609819Y2 (ja) | 1977-04-25 | 1977-04-25 | 封印線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609819Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575636Y2 (ja) * | 1977-09-22 | 1982-02-02 | ||
JP4966536B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2012-07-04 | 名伸電機株式会社 | 封印具 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4984499U (ja) * | 1972-11-15 | 1974-07-22 | ||
JPS5128160U (ja) * | 1974-08-23 | 1976-03-01 | ||
JPH061741U (ja) * | 1992-06-04 | 1994-01-14 | 有限会社城間科学研究所 | 爆発・排気行程が吸入・圧縮行程より長い4サイクルのピストン機関 |
-
1977
- 1977-04-25 JP JP1977052973U patent/JPS609819Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4984499U (ja) * | 1972-11-15 | 1974-07-22 | ||
JPS5128160U (ja) * | 1974-08-23 | 1976-03-01 | ||
JPH061741U (ja) * | 1992-06-04 | 1994-01-14 | 有限会社城間科学研究所 | 爆発・排気行程が吸入・圧縮行程より長い4サイクルのピストン機関 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53146700U (ja) | 1978-11-18 |
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