JPS6097332A - 事務用投影機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、オーバーへラドプロジェクタ等と称される事
務用投影機に係り、特に原稿載置台を改良したものに関
する。

（従来技術） 従来のこの種事務用投影機においては、一般に投影スク
リーンの真正面に設置して投影するようになっているが
、投影スクリーンに対する観覧方向と同一の方向に投影
機が配置されると、その投影機より後方の観覧者の視界
の妨げとなる場合がある。これを避けるために、投影機
を投影スクリーンの真正面に配置しないで、投影機を投
影スクリーンに対して斜め方向から投影するようにする
ことが考えられる。このようにすれば、第１図に略示す
るように、投影機（５ｏ）は、投影スクリーン（５１）
の観覧方向Ｐとは外れた位置にあるので投影機（５０）
が観覧者の視界の妨げとなることはない。

しかしながら、従来の投影機（５ｏ）では、投影すべき
原稿（５２）を載置するための原稿載置台（５３）が光
軸（５４）に対して直交した面に固定されてしまってお
り、また、原稿載置台（５８）上に支持された投影装置
（５５）に設けられていて原稿（５２）からの投影光を
受けて投影スクリーン（５１）上へ投影像を作り出すた
めの焦点合せ光学レンズ（図示しない）もまた光１１］
（５李）に対して直交した面に固定保持されてしまって
いるので、投影スクリーン（５１）上に投影される投影
像（５６）は正確な方形とはならず、歪が生じていて像
が見にくくなり、焦点も狂ってしまう。そして従来の投
影機の構成ではこのような場合における像の歪や焦点の
狂いを補正する手段はなかった。

（発明の目的） われわれは上記した欠点を解消するために、先に、原稿
載置台を任意に傾斜させ得るようにすると共にこれに対
応するよう上記焦点合せ光学レンズも傾斜可能に支持せ
しめるようにした事務用投影機を別に提案したが、本発
明の目的はこのような原稿載置台傾斜可能型の事務用投
影機において、原稿載置台を適確に支持し得るようにし
た支持手段と原稿載置台の傾斜状態を表示し得るように
した表示手段とを備えた事務用投影機を提供することに
ある。

（発明の構成） 本発明に係る事務用投影機は、投影すべき原稿を載置す
るための原稿載置台と、該原稿載置台に載置された原稿
からの投影光を受けて投影面上へ投影像を照写するため
の装置とを備えた事務用投影機において、光源がらの光
軸と略直交する２方向に自在に傾斜させ得るように配置
された可動原稿載置台と、この可動原稿載置台を複数箇
所で支持するための支持手段と、可動原稿載置台の傾斜
状態を表示するための表示手段とを備え、上記支持手段
は蝶番の一方の片を可動原稿載置台側に固定すると共に
他方の片を機器本体側にスライド調節自在に保持せしめ
るような構成になっている。

従って、可動原稿載置台は蝶番の他方の片を引きυｊす
ことにより任意に傾斜させることができ、しかもその引
き出し量、即ち、可動原稿載置台の傾斜状態を適確（二
表示することができる。この場合、蝶番の他方の片にラ
ックを形成すると共にこれ（二係合するよう機器本体側
に出没自在なラチェット爪部拐を配置する構成とすれば
、可動原稿載置台の傾斜状態を適確に固定することがで
き、可動原稿載置台に腕乞乗せたりして外部抑圧力が加
わってもみだりにその傾斜状軛が損なわれることはない
。

（実施例） 本発明の実施例を第２図以下の図面に基づいて説明する
。

第２図は事務用投影機の原稿載置台部分を示す概略斜視
図、第３図は投影装置部分を示す概略斜視図、第４図は
可動原稿載置台な支持するための支持手段の一部を拡大
して示す斜視図、第５図は可動原稿載置台の支持手段の
構成例を示す断面図である。

図中、（１）は事務用投影機の機器本体であり、内部に
投影用光源及び投影用集光レンズ等が収納されていて上
面に固定原稿載置台（１ａ）を備えている。

この固定原稿載置台の上部には可動原稿載置台（２）が
設けられ、この可動原稿載置台（２）は、自在に引き出
し量を可変し保持できる複数の引き出し蝶番（３）を用
いて機器本体（１）に支持されている。即ち、これら蝶
番（３）は一方の片（８ａ）が上記可動原稿載置台（２
）側に固定されると共に他方の片（８ｂ）が機器本体（
１）側にスライド調節自在に保持せしめられていて可動
原稿載置台（２）を支持するための支持手段を構成して
いる。従って、各他方の片（８ｂ）を適宜引き出すこと
により、光軸（９）に直交する面に対して二方向、即ち
、入方向及びＢ方向（＝おいて可動原稿載置台（２）を
傾斜角θＡ及びθＢだけそれぞれ傾斜させて保持するこ
とができる。なお、他方の片（３ｂ）を機器本体（１）
側（−保持せしめる構成例は第５図に示してあり、これ
については後述する。

機器本体（１）の側部から直立するように支柱（４）が
設けられており、この支柱（４）の上端に第８図に示す
ような投影装置（５）が設けられている。投影装置（５
）は可動原稿載置台（２）の真」二に位置しており、投
影装置（５）の下端には歪曲揺動部材（６）の上端が取
り付け固定されている。この歪曲揺動部材（６）の下端
には焦点合せ光学レンズ（７）を装着したレンズ取付板
（８）が取すイ」けられている。従って、歪曲揺動部イ
旧６）を適宜歪曲させること（二より光軸（９）に直交
する而に対して、二方向、即ち、ａ方向及びｂ方向にお
いて、光学レンズ（７）を傾斜角θａ及びθｂだけそれ
ぞれ傾斜させて保持することができる。

投影装置（５）の上部（二は光学レンズ（７）を通過し
た投影光を投影面の方向へ反射させるための反射鏡（ｌ
Ｏ）が角度を調節し得るようにして取り付けられている
。

このような構成（ニすることにより、第６図に示すよう
に、投影スクリーン（１１）に対して斜め方向から投影
したときに従来の投影機では投影像（１カのように歪が
生じていたが、実線で示す投影像＋１２１のように、投
影像の歪や焦点の狂いを補正することができる。このこ
とについては我々が先に提案した明細書及び図面におい
て詳説した（特願昭５８−０４０２４５号）が、本発明
においては上記可動原稿載置台（２）を傾斜させた状態
で可動原稿載置台（２）を適確に保持するための支持手
段と可動原稿載置台（２）の傾斜状態を適確に表示する
ことができるようにしたものであり、その構成は第５図
に示している。

第５図（Ａ）及び（Ｂ）は上記蝶番（３）の他方の片（
３ｂ）にラック（１３）を形成すると共に機器本体（１
）側にはこれに係合するように出没自在なラチェツト爪
部材（１４）を配置したものである。第５図ＦＡ）に示
すものにおいてはラック（１３）は丸溝型ラック（ハ）
であり、ラチェツト爪部材（１４１はボール（ハ）が示
されている。そして固定原稿載置台（１ａ）のフレーム
Ｑ９１にはラチェツト爪保持部材（１８１が取り付けら
れ、これに形成された配置孔（１６）内（二上記ボール
（ハ）が配置されてコイルスプリング（１５）で出没自
在となっている。他方の片（３ｂ）のラック（１３）と
反対側の面は板バネ（１ηで押圧されており、上記ラッ
ク＋１３１とラチェット爪部材−とが適確に係合するよ
う（ニなっている。

第５図ＦＢ）に示すものは上記ラック（１３）が角型ラ
ック０１であり、これに係合すべきラチェツト爪部材（
１４）は角型の爪部材（３４１となっている外はｔ記第
５図（Ａ）に示すものと同様の構成である。

第５図（Ｃ１に示すものは上記他方の片（８ｂ）をその
両面側から板バネ等からなる摩擦圧接部材０４、（財）
で強く挾持するようにしたものであり、これにより他方
の片（８ｂ）が保持されるようになっている。

」二記のようにして蝶番（３）で保持された可動原稿載
置台（２）の傾斜状態を表示するために、他方の片（８
ｂ）の外側面に引き出し目盛Ｃρが付されており。

他方の片（３ｂ）の引き出し量が表示されるようになっ
ており、従って、可動原稿載置台（２）の傾斜状態を簡
単に表示することができるようになっている。

（発明の効果） 本発明の事務用投影機においては、原稿載置台として傾
斜可能にした可動型のものが配置され、これを支持する
ための手段として複数箇所において、蝶番の一方の片を
可動原稿載置台側に固定すると共に他方の片を機器本体
側（ニスライド調節自在に保持せしめるようになってい
るから、可動原稿載置台を任意の傾斜角度に設定した状
態でこれを適確に支持することができ、例えば、原稿載
置台に腕が当ったりして外部力が加わってもみだりにそ
の傾斜状態が損なわれることはない。

また、上記可動原稿載置台の傾斜状態を表示するための
表示手段を備えているから、原稿載置台の傾斜設定がき
わめて容易となり、スクリーンにおける投影像の補正を
適確且つ迅速に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の事務用投影機による投影状態を例示する
ための胴視図、第２図乃至第６図は本発明）二係る事務
用投影機の実施例を示し、第２図は原稿載置台部分を示
す概略斜視図、第３図は投影装置部分を示す概略斜視図
、第４図は原稿載置台支持部の拡大斜視図、第５図は原
稿載置台支持手段の例を示す断面図、第６図は本発明の
事務用投影機（二よる投影状態を示す概略斜視図である
。 杓゛号説明 （１）・・・・・・事務用投影機の機器本体（２）・・
・・・・可動原稿載置台　（３）・・・・・・蝶番（８
ａ）・・・・・・一方の片　（３ｂ）・・・・・・他方
の片（１３）・・・・・・ラック　圓・・・・・・ラチ
ェツト爪部材（１７＋　＠　Ｈ・・・・・・摩擦圧接部
材Ｑ１）・・・・・・傾斜状態表示用の目盛特許出願人
　富士ゼロックス株式会社 代理人　弁理土中村智廣 同　同　成願勝夫 第４図 第５図（Ａ） ８ 第５図（８）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）投影すべき原稿を載置するための原稿載置台と、
   該原稿載置台に載置された原稿からの投影光を受けて投
   影面上へ投影像を照写するための装置とを備えた事務用
   投影機において、光源からの光軸と略直交する２方向に
   自在に傾斜させ得るように配置された可動原稿載置台と
   、この可動原稿載置台な複数箇所で支持するための支持
   手段と、可動原稿載置台の傾斜状態を表示するための表
   示手段とを備え、上記支持手段は蝶番の一方の片を可動
   原稿載置台側に固定すると共に他方の片を機器本体側（
   ＝スライド調節自在に保持せしめるような構成になって
   いることを特徴とする事務用投影機。
2. （２）可動原稿載置台の傾斜状態を表示するための表示
   手段として、蝶番の他方の片に目盛が付されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の事務用投影機
   。
3. （３）蝶番の他方の片にはラックが形成されていると共
   に機器本体側にはこれに係合する出没自在なラチェツト
   爪部材が配置されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の事務用投影機。