JPS6097305A - 光フアイバアイソレ−タ - Google Patents

光フアイバアイソレ−タ

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JPS6097305A
JPS6097305A JP58206802A JP20680283A JPS6097305A JP S6097305 A JPS6097305 A JP S6097305A JP 58206802 A JP58206802 A JP 58206802A JP 20680283 A JP20680283 A JP 20680283A JP S6097305 A JPS6097305 A JP S6097305A
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JP
Japan
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optical fiber
core
optical
fiber
magnetic field
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JP58206802A
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Shojiro Kawakami
彰二郎 川上
Kazuo Shiraishi
和男 白石
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Individual
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/27Optical coupling means with polarisation selective and adjusting means
    • G02B6/2746Optical coupling means with polarisation selective and adjusting means comprising non-reciprocal devices, e.g. isolators, FRM, circulators, quasi-isolators

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (7)技術分野 この発明は、光フアイバアイソレータに関する。
光アイソレータは、一方の向きの光のみを通し、反対方
向には通さない素子である。
光通信、光計測に於て、半導体レーザが光源として用い
られることが多い。しかし、半導体レーザは戻り光によ
って動作状態が不安定になる、という欠点がある。半導
体レーザ、光ファイバ、光学素子などに於ける接続点で
は、屈折率の変化があるので、端面反射が起る。この反
射光が、半導体レーザに戻ると、半導体レーザの出力、
発振波長が変動する。そこで、戻り光をカットするため
に光アイソレータが用いられる。
光アイソレータは、光の偏波面の回転を利用して、順方
向の光を通すが、逆方向の光を通さないようにしている
。偏波面を回転させるものとして、旋光能を有する水晶
、BSOのような結晶と、ファラデー効果を有する材料
がある。前者は、軸に関して回転方向が右又は左という
ように決められ、可逆的であるから、光アイソレータと
しては使えない。
ファラデー効果は、磁場の向きにより、順、逆方向の偏
波面の回転が反対向きになるから、光アイソレータを構
成することかできる。
イ)従来技術とその問題 光アイソレータの基本的構成を87図に示す。
ファラデー回転体21の前後に、偏光子28、検光子2
9を設け、それぞれの偏光方向か45°ねじれているよ
うにする。さまさまな方向に偏光した光か偏光子28に
入射すると、偏光子の偏光方向に合致する偏光成分のみ
が通過する。直線偏光になる。
ファラデー回転体27には光軸方向に磁場が印加されて
いるので、偏光方向が回転する。磁場の大きさ、ファラ
デー回転体の長さを調節して、回転角を45°になるよ
うにする。
順方向の光は、ファラデー回転体で45°回転し検光子
29の偏光方向に一致する偏光面を有するので、検光子
29を通ることができる。逆方向の光は、ファラデー回
転体で反対方向に偏波面が45°回転するから、偏光子
28の偏光方向と直角になり、ここを通過することかで
きない。
第8図は光アイソレータの一例を示す断面図である。
光アイソレータ30は、ファラデー効果(磁気光学効果
)を有するファラデーガラス31の対辺を平行にし、対
角線方向に偏光子32、検光子33を設けている。平行
な対辺には金属を蒸着して、ミラー34.34が形成さ
れている。
ファラデーガラス31の側面には、同極か対向するよう
、マグネット35.35か設けられている。マグネット
により、ファラデーガラス31の中には、光路とほぼ平
行に磁場が生じている。
順方向の光は、偏光子32を通って、その偏光方向と合
致した偏光成分のみが選択され、ファラデーガラス31
に入射する。ミラー34.34によって、光はファラデ
ーガラス31中を何回も反射されて往復する。何回も往
復するから、ファラデーガラス中での光路が長くなり、
それだけ多くファラデー回転作用を受ける。こうして、
偏波面が45°回転するようになっており、検光子33
の偏光面も偏光子32に対し45°回転の位置に合致さ
せである。
反対方向に、検光子33から、ファラデーガラス31に
入射した光は、光の進行に対する磁場の方向か反対にな
るので、偏波面は反対方向に45゜回転する。偏光子3
2の直前で、偏光子の偏光面と90°の角をなす事にな
るから、偏光子32を通り抜けることができない。この
ように順方向の光のみを通ずので光アイソレータという
光ファイバの中を伝搬する光に対し、光アイソレータを
挿入したい場合がある。光フアイバジャイロなどの光計
測、光通信などに於て切望されている。
このためには、光ファイバを途中で切断して、間に光ア
イソレータを挿入するが、必ず結合レンズを光アイソレ
ータの両方に設けなければならなし)。
第9図は光ファイバに挿入した光アイソレータの公知の
例を示す斜視図である。シングルモード光ファイバ36
.37は途中で切断され、この間に、結合レンズ38,
39、偏光子32、検光子33、ファラデー回転子40
を介在させている。
光ファイバ36の端面から出た光は、結合レンズ381
こよってコリメートされ、平行光となって、偏光子32
に入射する。ここで特定方向に偏波面を有する光のみが
選択され、透過する。ファラデー回転子40には矢印方
向に磁場IIか作用していルノで、偏波面は45°回転
する。これが検光子33の偏光方向と合致しているから
、この光は検光子を通過する。
結合レンズ39は、平行光を絞って、光ファイバ37の
端面のコアに入射するようにする。
このような光アイソレータは、諸々の光学部品を組合わ
せるので、嵩高いものになり、また光軸合わぜが何まし
い、という欠点がある。実際には、偏光子、ファラデー
回転子、検光子を合体させた第8図に示すような光アイ
ソレータを使うこともある。そのようにしたところで2
枚のレンズが必要であり、光軸合わせが僅かに簡単化さ
れるだけである。
この光アイソレータにしても、ガラス面を高精度に研磨
しなけれはならないし、プリズムの角度調整は極めて高
い精密さを要求される。このため量産には適さない、と
いった欠点があった。
さらに、光フアイバ中を伝搬していた光を、いったん空
気中に出すのであるから、各部品面での反射などがあり
、これによって損失も大きくなる。
(つ)光フアイバ偏光子 光ファイバlど適する光アイソレータを製作するには、
光ファイバにふされしい偏光子(polarizer)
、検光子(analyzer ) とファラデー回転体
とが必要である。
ファラデー回転体の方は、ベルデ定数の大きいガラスを
光ファイバとして用いれば良いこみである。
たとえば、希土類元素を含む常磁性ガラスは、ベルデ定
数が大きい。l−10YA FR−5ガラスは、ベルデ
定数がバルクの状態で−0,25min/10c、。1
である。
ところが偏光子、検光子(以後、まとめて偏光子という
)に一ついては、現在のところ光ファイバに適するもの
か存在しない。
従来の偏光子は、複屈折性を有する結晶を使って異常光
線、常光線を分離することにより、直線偏光を取り出す
ようにしていた。
このような偏光プリズム、偏光板などは、素子が大型で
あって、使いにくい。また、光フアイバコアの軸線上に
結合レンズを介在させてがら偏光子lこ光を入射し、偏
光子をJJηっだ光は結合レンズを通してコアに入射さ
せなければならない。
光フアイバ偏光子として、現在まで、いろいろな提案が
なされている。これらは、光ファイバのクラッドを一部
削って、異種の誘電体、金属などを接着したもので、ク
ラッドの中での光の拡がりを非対称にする。クラッド中
での光の分布の非対称が、コア中での光の分布の非対称
をひき起し、T Eモード、′rMモードの減衰定数が
相異してくる。これにより、一方の偏光成分を有する光
のみを通すようにしている。
このようなりラッド非対称形の光フアイバ偏光子は、モ
ード選択性が極めて弱いから、十分な長さが(40■以
上)あってはじめて、偏光子として作用する。しかし、
このように長い偏光子は、光フアイバ用としては役に立
たない。
本発明者は、そこで、全く新しい思想に基つく、微小サ
イズの光フアイバ偏光子を発明した。第10図にこの光
フアイバ偏光子の原理を示す。
光フアイバ偏光子として用いるものは、誘電体属人と、
これより薄い金属層Bを交互に積層した金属誘電体多層
体Cである。
光は、層面に平行な光軸に沿って入射させるようにする
多層体の層面の法線をX軸に、光の進行方向をl軸にと
る。簡単のため、層面はy方向に無限に広がっているも
のとする。
TM波は、I(z = Oのモードである。y方向に無
限に広い−という仮定から、yに関する微分を0とおく
ことができ、Hx 、 E)’はOである。
多層体Cの中で、層面に平行な電場成分Eγが0である
から、これによって、金属面内に電流が流れない。金属
面に垂直な成分Exか存在するが、金属面は十分薄いの
で、これによって電流は流れず、ジュール熱の発生はな
い。金属面は、50A〜200Aの厚みで、電子の平均
自由行程より短かくなっている。
T E波は、E′1.−0のモードである。I乙x 、
 I−1γはOである。EV酸成分存在し、これによっ
て金属面の中に電流が流れ、ジュール熱が発生する。
エネルギーロスがあるので、T I!、波は速やかに減
衰する。
こうして、誘電体と金属の多層体を通り抜けたものはT
M波たけとなる。従って、金属誘電体多層体Cは偏光子
として機能する。
もちろん、誘電体、金属の厚みや幅について条件が課さ
れなければならない。まず金属層は十分薄くなければな
らない。厚ければ、1゛M波も減衰してしまい挿入損失
が大きくなるからである。
この例は、規則正しく、誘電体、金属が繰返す層構造と
なっているが、この周期に乱れがあっても差支えない。
光の波長をλ、金属層の厚みをgとすると、 λ>> g であれは良い。
誘電体層は溶融石英、その他のガラス成分を例えばスパ
ッタリングやCVD法により形成する。
金属層は、Al 、 Cu 、 Ag 、 Auなどを
蒸着して作ることができる。
光フアイバ中に、この偏光子を作製するには、(1) 
光ファイバの側面から、コアに至るまで弓形の溝を切り
込み、底面を平坦にする。
(2)溝の底面に平行になるよう、金属の蒸着、誘電体
のスパッタリングやCVDを交互に行って積層体を作る
、 ように1−る。コアの部分たけ積層できれば、のこりの
クラッド部分は誘電体だけを付けてゆけばよい。
第11図は、このような金属、誘電体多層体を通過する
光の減衰定数のTE波、TM波についての計算値である
。誘電体層が溶融石英、金属層がAlて、厚みはそれぞ
れ1000 A、50入である。横軸は光の波長(μ+
n)、縦軸は減衰定数(dB/pm)である。
(1)ファラデー回転型光フアイバ ベルデ定数の大きいガラスをコアとした光ファイバが必
要である。
ベルデ定数の大きいガラスをコアとし、これより屈折率
の小さいガラスをクラッドとすればよい。
光ファイバの製造方法は、公知の方法による。たとえば
、コアガラスとしてl−10YA FR−5ガラス(屈
折率1.686、透過波長域0.4〜]、、5 μ、m
)を使う。
シングルモードファイバにするので、コア直径は数μm
n〜10μm程度である。光ファイバの外径は、100
〜200μm程度であることが望ましい。
例えばロッドインチューブ法で光ファイバを作製するこ
とにする。この方法では、チューブの外径と内径の比を
例えば10以上にするのは、出発刊材の作製上好ましく
ない、という事か分っている。
前記の条件ではコア、クラツド径の比は10以上である
から、l凹のロッドインチューブ法で光ファイバを作る
ことが河、シい。
ロッドインチューブ法を2回行うのが望ましい。
クラッドが2層になるわけで、内クラツドとコア材料を
ロッドインチューブ法で線引し、これを外クラッドに挿
入して、再び線引する。
例を述へる。コアはFR−5ガラス、内クラツドは、こ
の材料に5iOz 、 B2O3をモル比で10:9の
比率で混合したものを、1300℃で溶かした後ガラス
化したものを使用した。外クラッドはコアと同じ材料を
用いた。
第5図は外クラッドE、内クラツドF、コアGのロッド
を略示する。
コア材の直径は4wnj21、長さは55mmとする。
内クラツドの内径は4wm521、外径は19鰭ρ、長
さは50鰭である。
コア材Gを内クラツド材Fの竪穴へ挿入してプリフォー
ムとする。プリフォームをヒーターで加熱して溶融し、
これを引き延して、直径が1.8em少程度のプリフォ
ームとする(第1次線引き)。
外クラッド材Eは内径が1.8m+n5Zl、外径り月
9mm戸、長さが5Q mmのロッドである。第1次線
引きしたプリフォームを外クラッド材Eの竪穴に挿入し
、再ひロッドインチューブ法で、約900℃に於て線引
きする(第2次線引き)。
こうして外径が250μmρ、コア径が5,571mφ
であるファラデー回転型光ファイバが製造される。内ク
ラツドの径は2517Inである。コア、内クラツドの
屈折率差は0.1%であった。
波長が0,63μInの光に対し、正規化周波数が2.
1となり、シングルモードファイバである。
第6図はこの光ファイバの屈折率分布を示すグラフであ
る。コアと外クラッドの屈折率が高くなるW型分布とな
る。
第14図は前記のファラデー回転型光ファイバのファラ
デー効果の測定結果を示すグラフである。
l−1e −Neレーザの光を光源として用いる。この
ファイバの前後に偏光子、検光子を置き、検光子の回転
角度を変え出力が最大になる角度をめた。
このファラデー回転角を縦軸(deg )に示してある
。横軸は、光フアイバ中の磁場を長さて積分した値 f I−1dJ (koe −Cm )を示している。
光ファイバの長さは21 arrで、この内、約12c
n1の部分にソレノイドを使って磁界を加えた。
この結果から、光ファイバの形にしても、やはりファラ
デー効果があること、そしてベルデ定数は−0,25”
”’10e m cmで、バルクの値と一致すル、とい
うことが分った。ファラデー回転角の磁場に対する線型
性もよい。
この例で、内クラツドの材質を、FR−5に、BzO3
,5iOzを混合したものとしたが、1%203は屈折
率を下けるために入れである。5i02はコア、外クラ
ッドと熱膨張係数を合わせるために使用している。
オ) 光ファイバの結合 通常のシングルモードファイバは石英系のファイバであ
る。コア、クラッドは石英が主体とな一つている。通常
のシングルモード光ファイバと、前節のファラデー回転
型光ファイバとをなんらかの方法で結合しなければなら
ない。
光フアイバ同士の結合であるから、レンズ系を使うのは
望ましくない。
そこで、■溝などを切った冶只を使って、2つ−のシン
グルモード光ファイバを対向させ、これを接着するか、
又は融着する。融着の場合は、予加熱融着法など公知の
有力な方法かある。
接着剤を使って接着する場合(第12図)でも接着剤の
屈折率が適当であって、軸合わせが良好であれば、結合
損失は僅かである。
第13図は、接着部の結合損失(dB )と、2つのフ
ァイバの端面間距離1)の関係をボずグラフである。入
射光の波長は0.63μm、光ファイバのコア径は3.
571m、接着剤の屈折率noは1.52である。
石英ファイバのコアの屈折率は1.46 、ファラデー
回転型光ファイバのコアの屈折率は1.686である。
フレネル反射がほとんどないので、I)−〇で損失は0
である。端面間距離が増えると損失は増加するが、数十
μIn離れていても帆2 dB以下に抑えることかでき
る。
(力) 本発明の光アイソレータの製作前節までに説明
した要素を使って、本発明の光アイソレータを製作する
ことができる。
第1図に示すように、適当な長さに切ったファラデー効
果のあるファラデー回転型光ファイバ1の両側に、通常
のシングルモード光ファイバ2゜2を結合する。このた
め、光ファイバ1,2のコア3,5、クラッド4,6は
同径であることが望ましく、端面7,8は軸に対してC
mであるとする。
2種類の光ファイバの結合は、接着法でも融着法でも、
いずれによって行ってもよい。
次に、第2図に示すように、光ファイバ1又は2の側面
から、コアを含む弓形溝9を切り取る。
弓形溝9を切り取るには、鋭利な刃物により直接的に除
くこともできるが、イオンミリング、スパッタエツチン
グ、リアクティブイオンエツチングなど、エツチングの
方向性の強いエツチング方法により漸進的に溝を切って
ゆくこともてきる。
重要な事は、弓形溝9の底面10が光軸に平行である、
という事である。また側面11も軸に垂直で、平坦であ
る事が望ましい。
弓形溝9は、2箇所に、45°のねしれ角をなすよう設
けられる。
2つの弓形溝9は、その間にファラデー回転型光ファイ
バ1の全体又は一部分を挾んでいればよい。この例では
、石英シングルモード光ファイバ(ファラデー効果のな
い)2.2の方に弓形溝9゜9を切込んでいるが、ファ
ラデー回転型光ファイバ1の方に切込んでもよい。
次に、第3図に示すように、弓形溝9の底面10の上に
、誘電体1@Aのスパッタリング、金属層Bの蒸着を交
互に繰返し、弓形溝9のコアを含む部分に金属、誘電体
多層体Cを形成する。多層体Cはコアを含む部分たけに
存在すれば良いので、それより上のクラッド部分は、誘
電体だけを付けるようにしてもよいし、接着剤により残
った空隙を埋めるようにしてもよい。
前後の金属、誘電体多層体Cの層面は45°のねじれ角
をなしている。
これを光アイソレータとするためには、ファラデー回転
型光ファイバ1の部分に磁場を印加しなけれはならない
。ソレノイドを使って磁場をかけるようにしてもよい。
しかし、磁場の大きさを加減する必要かなく、むしろ一
定である事が望ましいので、永久磁石を使う方が便利で
ある。
第4図は、永久磁石を使った場合の光アイソレータの例
を示す。磁場印加機構14は断面を表わしている。磁場
印加機構14は、同極が対向するよう光軸に平行に設け
られたリング状の又は複数個の永久磁石15と、永久磁
石15の前後の端面に固着され中心に通し穴17を穿孔
した磁性体のヨーク16とよりなっている。
ヨーク16.16の通し穴’17.17に結合された光
ファイバ1,2を通し、ファラデー回転型光ファイバ1
の部分が、磁場印加機構14の影響を受けるように置く
。この例では、永久磁石15の長さは27 mm、ヨー
ク16の端1fi1間距犀1は43mm、リング状の永
久磁石15の外径は45mm、内径は12 mm 93
である。ヨーク16の外周は40mm戸である。
通し穴17は2 mm pとした。中心軸上の磁界は、
)IJ = 10.6 koe−Cn+ ヲ満足スフ、
) ヨウS定すh ル。
これは、ベルデ定数が0.25m1すOc*Cm で、
45゜のファラデー回転を起すために必要な磁場・距離
積である。
かなり大きいHg積であるか、市販の稲上類系磁石(例
えばサマリウムコバルト)を使えは実現することができ
る。
磁場印加機構14の磁力を、幾分過大になるよう作って
おけば、ファラデー回転型光コアイノ11に対して磁場
印加機構14の位置を動かして、[I J積を微調整す
ることができる。
(力)本発明の構成 本発明の光フアイバアイソレータは、 (1) コア5とこれを囲むクラッド6よりなる2木の
シングルモード光ファイバ2.2と、(2) コア3と
これを囲むクラッド4とよりなりコア3か高いベルデ定
数を有するガラスでありシンクルモード光ファイバ2.
2の4WJに結合されるシングルモードファラデー回転
型光ファイバ1と、 (3) いずれかのシングルモード光ファイバ1゜2の
側面からコアに至るまで切りこまれた互に45°のねじ
れ角をなす弓形溝9,9と、(4) 弓形f苺9,9の
中に形成した誘電体層とこれより薄い金属層Bを交互に
積層してなる金属、誘電体多層体C,Cと、 (5) 軸方向に磁場を生じるようファラデー回転型光
ファイバ1の周囲に設けられる磁場印加機構14 とよりなっている。
(キ)効 果 本発明は、光ファイバの中に直接にアイソレータを作っ
たものであるから、次の効果を奏する。
(1)大型で重い偏検光子、ファラデー回転素子を必要
としない。小型で軽量である。
(2) 軸合わせなど困難な作業を繰返す必要がない。
(3) ファイバ中の光は空気中へ出ないので、フレネ
ル反射などによる損失を低減できる。
(4) 取扱いが容易な光アイソレータを与えることが
できる。
(り) 用 途 この発明は、半導体レーザを光源とする光通信システム
、光フアイバジャイロその他の応用機器に用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はファラデー回転型光ファイバの両端面に、シン
クルモード光ファイバを結合する直前の状態を示す斜視
図。但し、長手方向には縮少して、軸と1σ角方向には
拡大して、図を州いている。 (第2図、第3図も同じ) 第2図は三本のシングルモード光ファイバを結合し、2
木の互に45°のねじれ角をなす弓形溝を切欠いた状態
を示す斜視図。 第3図は切欠いた2本の弓形溝の中へ誘電体層と金属層
を交互に積層した状態を示す斜視図。 第4図は永久磁石よりなる磁場印加機構をファラデー回
転型光ファイバの部分へ装入した状態の縦断正面図。 第5図はロッドインチューブ法でファラデー回転型光フ
ァイバを作製する際の外クラッド、内クラツド、コアと
なる4−A Itのもとの形状を例示する斜視図。 第6図はファラデー回転型光ファイバの断面に於ける屈
折率分布を示すグラフ。 第7図は光アイソレータの基本的構成を示す斜視図。 第8図は光アイソレータの公知例を示す断面図。 第9図は光ファイバを伝搬する光に対し、光アイソレー
タを挿入する場合の光学系構成図。 第10図は本発明者が創案した光ファイバに適する微小
偏光子の斜視図。 第11図はこの偏光子に於ける]”E波、T M波の減
衰定数(”’/7tm )を、光の波長(Itm ) 
ニ対スル函数として示すグラフ。 第12図は光フアイバ同士を端面に於て接着した状態を
示す断面図。 第13図は光フアイバ同士を接jSシた際、端血間距呂
111)と結合4tE]失との関係を示すグラフ。横軸
(4ファイバ端面間距離D(71m)、縦軸は結合11
Q失(clB) 、コア径はいずれも3.5μmn戸、
接着剤の屈折率は1゜52、光はl−1e −Nc光で
、波長は帆63μInである。 第14図はファラデー回転型光ファイバのファラデー効
果を示すグラフ。横軸は磁場を距1411で積分したI
−17積、縦軸はファラデー回転角である。 1・・・・・・ファラデー回転型光ファイバ2・・・・
・シングルモード光ファイバ3・・・・・・コ ア 4・・・・クラ、ラド 5・・・・コ ア ロ・・・・・・り ラッド 7.8・・・・・・ファイバ端−而 9・・・・弓形溝 10・・・・・・溝の底面 11・・・・・・溝の側面 14・・・・磁場印加機構 15・・・・永久磁石 16 ・・・・・ ヨ − り 1γ・・通し穴 27・・・・・ファラデー回転体 28・・・・・・偏 光 子 29・・・・・検光子 A・・・・・誘電体層 B・・・・・金 属 層 C・・・・・・金属、誘電体多層体 1)・・・・・接着部でのファイバ端面距離E・・・・
・・ロットインチューブ法に於ける外クラッド祠のロッ
ド 1°゛・・・・・・内クラッド祠のロットG・・・・・
・コア材のロット 11・・・・磁 場 d・・・・・・誘電体層の厚さ g・・・・・金属層の厚さ 発 明 者 川 上 彰二部 第5図 第6図 1’F、!−ド 第14図 (deg) −12−8−404812 磁場距離積 JHde (koe・cm)第11図 (dB、771m) 0.8 0.9 1.0 +、+ 1.21.3波長(
l)m) 第12図 、d8) 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コア5とこれを囲むクラッド6とよりなる2本のシング
    ルモード光ファイバ2.2と、コア3とこれを囲むクラ
    ッド4とよりなりコア3が高いベルデ定数を有するガラ
    スでありシングルモード光ファイバ2.2の端面に結合
    されるシングルモードファラデー回転型光ファイバーと
    、いずれかのシングルモードファイバ1.2の側面から
    コアに至るまで切りこまれた互に45°のねじれ角をな
    す弓形溝9.9と、弓形溝9.9の中に形成した誘電体
    層Aとこれより薄い金属層Bを交互に積層してなる金属
    、誘電体多層体C1Cと、軸線方向に磁場を生じるよう
    ファラデー回転型光ファイバーの周囲に設けられる磁場
    印加機構14とより構成される事を特徴とする光フアイ
    バアイソレータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243327U (ja) * 1985-09-04 1987-03-16
JPS62232614A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 Shojiro Kawakami レ−ザモジユ−ル
US5040863A (en) * 1988-11-02 1991-08-20 Tokyo Electrical Co., Inc. Optical isolator
KR100451907B1 (ko) * 2002-10-17 2004-10-12 학교법인 성균관대학 광섬유 편광기

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