JPS6097243A - クロマトグラフ検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は分光装置にホトダイオードアレイを用いた液体
クロマトグラフ検出装置に関する。

〔発明の背景〕

従来分光器を用いた液体クロマトグラフ検出器では、あ
らかじめ試料成分について予想される吸収ピークの波長
全分光器からとり出して吸光度を測定する方法が用いら
れている。この方法では吸収ピークの単一の波長を用い
て吸光度全測定しているためＳ／Ｎ比が低く、感度を高
めるため光源の輝度金高めると使用できる光源の性能お
よび試料の温度上昇等に限界があり、またスリット幅を
広けて感度を高くすると試料の＃度と吸光度の関係が＠
線から外れて検出結果の定量性が悪くなると云う欠点が
あった。

〔発明の目的〕

本発明はホトダイオードアレイにより波長走査を行い各
波長毎の出力を走査波長域にわたって積算してから吸光
度をめることによってタロマドグラムを画くようにし単
一波長による場合より感度を高めＳ／Ｎ比を向上させた
クロマトグラフ検吊器を提供するものである。

〔発明の概要］ 本発明は、試料成分の吸収波長領域内に第１図のスｓか
らλＬまでの波長走査範囲を設定し、上記波長領域内の
各波長のデータについて信号処理をデジタルコンピュー
タを用いて行い、全て積算してから対数変換を行って吸
光度をめる方法を用いることにより、単一波長による測
定よりも感度全高め、ＳＺＮ比の良い液体タロマドグラ
フ検出器を簡単な構成で得ることができる。

〔発明の実施例〕

第２図は液体クロマトグラフの構成を示したものである
。図において、１はホトダイオードアレイを分光器に用
いた液体クロマトグラフ検出器、２は送液ポンプでキャ
リヤ液および試料をカラム３に圧入する。、、４のイン
ジェクタは試料注入部でろる。カラム３で分離された試
料成分は液体クロマトグラム検出器１に設置されたフロ
ーセルを通過するとき分光器により測光され、吸光度が
められて記録計５によりクロマトグラムが画き出される
。

第３図は本発明の一実施例を示す。図において６は光源
、７は凹面鏡である、８はフローセルで光源からの光が
凹面鏡７によってフローセル８に集光される、フローセ
ル８ｖ？−１ｄ試料が流通させられており、試料の透過
光Ｆｉ９の凹面（ロ）析格子で分光される。１０はホト
ダイオードアレイで凹面回折格子９の結像位置に設置烙
ハ４でおり、分光された光はホトダイオードアソイ１０
の受光面にスペクトル全結像する。１２はホトダイオー
ドアソイ駆動部でホトダイオードアレイ１０にクロフク
パルスおよびスタートパルスを供給し、またサンプルホ
ールドアンプ１１およびＡ−Ｄ変換器１３にタイミング
パルスを与える。ホトダイオードアソイ１０の出力は増
幅後サンプルホールドアンプ１１によりひげ状の出力波
形のピークが一定波高の信号にホールドされてＡ−Ｄ変
換器１３でデジタル化され、パスバッファ回路１４全通
して信号処理装置１５にデジタルコンピュータで読み込
マれメモリ１６に入力される。読み込みのタイミングは
ホトダイオードアレイ駆動ｓ１２からスタートパルスを
、ホトダイオードアソイ１０からは波長走査終了パルス
を、またＡ−Ｄ変換器１３からは変換終了パルスをバス
パンファ１７全通して信号処理装置１５にデジタルコン
ピュータで読み込み制御する。メモリ１６に入力された
所定波長範囲の全データはデジタルコンピュータで加算
された後対数変換され吸光度が演算される。

信号処理装置１５のデジタルコンピュータによるデータ
処理全第４図で説明する。図において、データ入力１０
１でフローセル８にキャリヤ液のみを流したときの所定
波長範囲のホトダイオードアレイ１ｏのλ８〜λＬに相
当する受光素子からのデータをメモリ１６のアドレスＢ
１〜１３．　（ｎはメｓ〜λＬにおける受光素子の数）
に入力する。

データ積算１０２ではメモリ１６のアドレスＢ。

〜Ｂ　’ａのデータをデジタルコンピュータが読み出し
全データの加算を実行する、ついで対数変換１０３を実
行すると積算さｆ′した所定波長範囲λＳ〜λＬのデー
タに対数変換され次のデータ格納１０４でメモリ１６の
アドレスＣ，−Ｃ、にキャリヤ液の対数変換されたデー
タが入力され吸光度計算のときに読み出して使用さｉす
る。データ入力１０５はフローセル８に流通させた試料
成分を含むクロマトグラフ液の所定波長範囲λ８〜λ、
に相当するホトダイオードアソイ１０の受光素子からの
出力データをメモリ１６のアドレスＤ１〜Ｄｎにデジタ
ルコンピュータで入力する。入力さｒしたデータは次に
データ積算１０６でＤＩ−Ｄｎの全てのデータがカロ算
され、ついで対数変換１０７で加算されたＤ１〜Ｄｎの
データを対数変換する。

データ説み出しステップ１０８ではこのクロマトグラフ
液の対数変換されたデータとキャリヤ液の対数変換さね
たメモリアドレスＣ１〜Ｃ１のデータ音読み出し、次い
で吸光度計算１０９で吸光度を算出する。吸光度計算を
行った波長範囲λＳ〜λＬのデータは出力ステップ１１
０で記録計５に出力される。次に動作判別１１１で検出
動作の継続、終了の確認が行わｆ′Ｌ（終了の場合は別
のプログラムに移る）継続の場合はタイミング制御１１
２が実行されタイミングをあらかじめ決められた検出時
間間隔に合わせて、データ入力１０５のプログラムに戻
り検出動作全繰返し、この動作で得られたデータを記録
計５に順次送り出す。記録計５はこの吸光度の時間的変
化を示すものでその結果第５図のようなタロマドグラム
が画き出される。

以上の動作を式で表抄すと、 Ｒ（（λ＋’＋）＋（λ２ｔＩ）＋・・・（λｎ’　＋
））　”・・・・・・・（１）汎（（２１１ｍ）＋（λ
２　ｔ、、Ｉ＋−・・（λ。ｔ、））・・・・・・・−
（２）となり、式（１）ハキャリャ液のみの波長λＳ〜
λＬにおけるデータ加算の式で、式（２）は検出回数ｍ
回目のクロマトグラフ液の波長λＳ〜λ、におけるデー
タ加算の式である。また式（３）は検出回数ｍ回目にお
けるクロマトグラフ液の波長λＳ〜λＬにおける吸光度
を示すものである。

〔発明の効果〕

本発明による液体クロマトグラフ検出器！ｉは上述した
ような構成で、検出しようとする試料成分の吸収スペク
トルの主要波長範囲（吸光度の大きな範囲）の各波長毎
の測定データを全て加算してから対数変換を行い、その
後に吸光度をめる方式のため、単一波長による吸光度の
測定に比べ、多数の波長点出力が加算されて検出出力が
拡大されまた各波長点のランダムノイズは平均化されて
低下するためＳ／Ｎ、も向上し検出感度が著しく高めら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はキャリヤ液と試料成分の吸光度金示す図、第２
図は液体クロマトグラフ検出装置の構成を示すブロフク
図、第３図は本発明によるクロマトグラフ検出器の一実
施例金示す図、第４図は本発明によるクロマトグラフ検
出動作のフローチャート、第５図は記録計上のクロマト
グラフ吸光度の時間変化を表わした図である。 ５・・・記録計、６・・・光源、７・・・凹面鏡、８・
・・フローセル、９・・・凹面回折格子、１０・・・ホ
トダイオードアシイ、１１・・・サンプルホールドアン
プ、１２・・・ホトダイオードアレイ駆動部、１３・・
・Ａ−Ｄ変換器、１４・・・データ用パスバッファ、１
５・・・信号処理装置、１６・・・メモリ、１７・・・
コントロール・フラグ用ハス・バッファ。 代理人　弁理士　賜橋明夫 第１凶 広長 茅、５″図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　ホトダイオードアレイを分光器の光電交換素子と
   して用いた液体クロマトグラフ検出器において、クロマ
   トグラフ溶出液とキャリヤ液と金通すフローセルを設け
   、上記フローセルを通過した光音分光したあと所定波長
   範囲にわたって受光するように上記ホトダイオードアレ
   イを配置し、上記ホトダイオードアレイの複数の受光素
   子からの成分ピークに対応するデータを積算した後対数
   変換し、成分に対応する対数変換値とキャリヤ液に対応
   する対数変換値との差をめこの結果を記録装置に記録せ
   しめるデジタルコンピュータ’ｋｉ＆ｆｆ、かつ上記デ
   ジタルコンピュータは測光から記録までを適当な時間間
   隔で繰返すように制御するものであることを特徴とする
   液体クロマトグラフの検出装置。