JPS6094925A - 5−アルキリデン−2−ノルボルネンの製造法 - Google Patents
5−アルキリデン−2−ノルボルネンの製造法Info
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- JPS6094925A JPS6094925A JP58202769A JP20276983A JPS6094925A JP S6094925 A JPS6094925 A JP S6094925A JP 58202769 A JP58202769 A JP 58202769A JP 20276983 A JP20276983 A JP 20276983A JP S6094925 A JPS6094925 A JP S6094925A
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- Japan
- Prior art keywords
- norbornene
- alkali metal
- carrier
- alkaline earth
- oxide
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は5−アルキリデン−2−ノルボルネンを異性化
して5−アルキリデン−2−ノルボルネンを製造する方
法に関する。
して5−アルキリデン−2−ノルボルネンを製造する方
法に関する。
5−アルキリデン−2−ノルボルネンは、エチレン・プ
ロピレン・ジエン共重合体のジエン成分として重要な単
量体である。
ロピレン・ジエン共重合体のジエン成分として重要な単
量体である。
5−アルキリデン−2−ノルボルネンは5−アルケニル
−2−ノルボルネンを異性化する方法によって製造され
ており、その方法としては種々の方法が提案されている
。たとえば、アルカリ金属または有機アルカリ金属化合
物の存在下に異性化させる方法(英国特許第1161.
176号明細書)、アルカリ金属強塩基と非プロI・ン
性極性溶媒との混合物あるいはアルカリ金属アミドと窒
素性塩基との混合物の存在下に異性化させる方法(特公
昭45−24138号公報)などが知られている。しか
し、前者の方法では異性化速度が極めて遅く、工業的規
模での実施が不可能であるといっても差しつかえない。
−2−ノルボルネンを異性化する方法によって製造され
ており、その方法としては種々の方法が提案されている
。たとえば、アルカリ金属または有機アルカリ金属化合
物の存在下に異性化させる方法(英国特許第1161.
176号明細書)、アルカリ金属強塩基と非プロI・ン
性極性溶媒との混合物あるいはアルカリ金属アミドと窒
素性塩基との混合物の存在下に異性化させる方法(特公
昭45−24138号公報)などが知られている。しか
し、前者の方法では異性化速度が極めて遅く、工業的規
模での実施が不可能であるといっても差しつかえない。
また、後者の方法では5−アルキリデン−2−ノルボル
ネンへの異性化率はかなり向上するが、アルカリ金属強
塩基、アルカリ金属アミド、非プロトン性極性溶媒、窒
素性塩基のいずれの使用量も著しく多く、この方法も工
業的規模におりる実施に適した方法とは言いゲIEい。
ネンへの異性化率はかなり向上するが、アルカリ金属強
塩基、アルカリ金属アミド、非プロトン性極性溶媒、窒
素性塩基のいずれの使用量も著しく多く、この方法も工
業的規模におりる実施に適した方法とは言いゲIEい。
また、他の方法として活性アルミナ等の比表面積の大き
い単体にアルカリ金属を担持した塩基性触媒の存在下に
異性化させる方法も提案されている(特公昭4−5−2
4138号公報、特公昭5゜−3214号公報など)。
い単体にアルカリ金属を担持した塩基性触媒の存在下に
異性化させる方法も提案されている(特公昭4−5−2
4138号公報、特公昭5゜−3214号公報など)。
これらの方法では、触媒の活性が高く、5−アルキリデ
ン−2−ノルボルネンの収率が高いという利点があるが
、触媒がきわめて不安定であり、調製、保存、操作処理
などの際には細心の注意を払ってもなお安定した性能の
触媒を得ることが困難であるという欠点がある。
ン−2−ノルボルネンの収率が高いという利点があるが
、触媒がきわめて不安定であり、調製、保存、操作処理
などの際には細心の注意を払ってもなお安定した性能の
触媒を得ることが困難であるという欠点がある。
本発明者らは、従来から公知の5−アルキリデン−2−
ノルボルネンの異性化触媒が前述の状況にあることを認
識し、異性化活性に優れかつ安定した優れたアルカリ全
屈担持塩基性触媒を探索した結果、特定のアルカリ土類
金属酸化物にアルカリ金属を担持させた塩基性触媒が前
記目的を達成することを見出し、本発明に到達した。
ノルボルネンの異性化触媒が前述の状況にあることを認
識し、異性化活性に優れかつ安定した優れたアルカリ全
屈担持塩基性触媒を探索した結果、特定のアルカリ土類
金属酸化物にアルカリ金属を担持させた塩基性触媒が前
記目的を達成することを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、比表面積が2On?/g以上の範
囲にあるアルカリ土類金属酸化物に対して1ないし10
重量%の範囲のアルカリ金属を担持した塩基性触媒の存
在下に、5−アルケニル−2−ノルボルネンを異性化さ
せることを特徴とする5−アルキリデン−2−ノルボル
ネンの製造法、を要旨とするものである。
囲にあるアルカリ土類金属酸化物に対して1ないし10
重量%の範囲のアルカリ金属を担持した塩基性触媒の存
在下に、5−アルケニル−2−ノルボルネンを異性化さ
せることを特徴とする5−アルキリデン−2−ノルボル
ネンの製造法、を要旨とするものである。
本発明の方法において使用される5−アルケニル−2−
ノルボルネンとして具体的には、5−ビニル−2−ノル
ボルネン、5−プロペニル−2−ノルボルネン、5−イ
ソプロペニル−2−ノルボルネンなどを例示することが
できる。これらの5−アルケニル−2−ノルボルネンは
本発明の異性化反応により、それぞれ5−エチリデン−
2−ノルボルネン、5−プロピリデン−2−ノルボルネ
ン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネンなどの5
−アルキリデン−2−ノルボルネンに変化する。
ノルボルネンとして具体的には、5−ビニル−2−ノル
ボルネン、5−プロペニル−2−ノルボルネン、5−イ
ソプロペニル−2−ノルボルネンなどを例示することが
できる。これらの5−アルケニル−2−ノルボルネンは
本発明の異性化反応により、それぞれ5−エチリデン−
2−ノルボルネン、5−プロピリデン−2−ノルボルネ
ン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネンなどの5
−アルキリデン−2−ノルボルネンに変化する。
本発明の方法において使用される塩基性触媒は、アルカ
リ土類金属酸化物にアルカリ金属を担持した触媒である
。担体として使用されるアルカリ土類金属酸化物は、一
般にアルカリ土類金属の水酸化物を焼成することにより
脱水する方法あるいはそれらの塩化物、炭酸塩、硝酸塩
、シュウ酸塩を熱分解する方法などにより得たものを使
用することが出来るが、比較的比表面積の大きい金属酸
化物が得られるという点から前者の方法で調製したもの
を使用することが好ましい。この場合、必要とされる比
表面積は20rrr/、g以上である。担体の比表面積
が20rd/g未満では活性が著しく低い。
リ土類金属酸化物にアルカリ金属を担持した触媒である
。担体として使用されるアルカリ土類金属酸化物は、一
般にアルカリ土類金属の水酸化物を焼成することにより
脱水する方法あるいはそれらの塩化物、炭酸塩、硝酸塩
、シュウ酸塩を熱分解する方法などにより得たものを使
用することが出来るが、比較的比表面積の大きい金属酸
化物が得られるという点から前者の方法で調製したもの
を使用することが好ましい。この場合、必要とされる比
表面積は20rrr/、g以上である。担体の比表面積
が20rd/g未満では活性が著しく低い。
また、これらアルカリ土類金属酸化物は焼成するごとに
よって、はじめて固体強塩基としての性質が発揮される
が、強塩基性の担体に、アルカリ金属を担持するときわ
めて高活性な触媒が得られる。
よって、はじめて固体強塩基としての性質が発揮される
が、強塩基性の担体に、アルカリ金属を担持するときわ
めて高活性な触媒が得られる。
具体的には、担体の塩基強度としては指示薬としてジフ
ェニルアミンを吸着させた時に変化するに十分な強度、
すなわち、この塩基強度(pKa値)は22.3とされ
ているが、これよりもpKa値が高いことが好ましい。
ェニルアミンを吸着させた時に変化するに十分な強度、
すなわち、この塩基強度(pKa値)は22.3とされ
ているが、これよりもpKa値が高いことが好ましい。
なお、担体の焼成に際しては、乾燥空気または窒素を流
通させたり真空で排気しながら300℃以上で焼成する
ことが望ましい。とくに、窒素気流中で焼成する方法が
好ましい。
通させたり真空で排気しながら300℃以上で焼成する
ことが望ましい。とくに、窒素気流中で焼成する方法が
好ましい。
さらに、アルカリ金属を担持する方法としては、たとえ
ば塊状のアルカリ金属をよく攪拌しながら粉末、粒状あ
るいは成形状の担体に融点以上の温度で担持する方法あ
るいは減圧下にアルカリ金属を蒸着させるなどの方法を
選ぶことが出来る。担体として使用されるアルカリ土類
金属酸化物として具体的には、酸化マグネシウム、酸化
カルシウム、酸化ストロンチウムなどを例示することが
できる。酸化マグネシウムを担体として使用すると、と
くに高活性の異性化触媒が得られるので好適である。ま
た、前記アルカリ土類金属酸化物からなる担体には必要
に応じてアルミナ、シリカなどの他の成分を添加しても
差しつかえない。
ば塊状のアルカリ金属をよく攪拌しながら粉末、粒状あ
るいは成形状の担体に融点以上の温度で担持する方法あ
るいは減圧下にアルカリ金属を蒸着させるなどの方法を
選ぶことが出来る。担体として使用されるアルカリ土類
金属酸化物として具体的には、酸化マグネシウム、酸化
カルシウム、酸化ストロンチウムなどを例示することが
できる。酸化マグネシウムを担体として使用すると、と
くに高活性の異性化触媒が得られるので好適である。ま
た、前記アルカリ土類金属酸化物からなる担体には必要
に応じてアルミナ、シリカなどの他の成分を添加しても
差しつかえない。
該アルカリ金属酸化物担体へのアルカリ金属の担持割合
はアルカリ土類金属酸化物に対して1ないし10重量%
の範囲にあることが必要であり、さらには1.2ないし
8重量%の範囲にあることが好ましい。該アルカリ金属
の担持割合が1.0重量%より低下すると、高活性の異
性化触媒が得られなくなり、また10重量%より高くな
ると、分散状態カ悪<、5−アルキリデン−2−ノルボ
ルネンへの選択率が低下するとともに、触媒が水に対し
て発火性となり、触媒の安定性も低下するようになる。
はアルカリ土類金属酸化物に対して1ないし10重量%
の範囲にあることが必要であり、さらには1.2ないし
8重量%の範囲にあることが好ましい。該アルカリ金属
の担持割合が1.0重量%より低下すると、高活性の異
性化触媒が得られなくなり、また10重量%より高くな
ると、分散状態カ悪<、5−アルキリデン−2−ノルボ
ルネンへの選択率が低下するとともに、触媒が水に対し
て発火性となり、触媒の安定性も低下するようになる。
該アルカリ金属として具体的には、リチウム、ナI・リ
ウム、カリウムなどを例示することができる。
ウム、カリウムなどを例示することができる。
本発明の方法において、前記塩基性触媒の使用割合は、
原料の5−アルケニル−2−ノルボルネン1モルに対す
るアルカリ金属として通常は0.001ないし1グラム
原子、好ましくは0.01ないL O,1グラム原子の
範囲である。
原料の5−アルケニル−2−ノルボルネン1モルに対す
るアルカリ金属として通常は0.001ないし1グラム
原子、好ましくは0.01ないL O,1グラム原子の
範囲である。
本発明の方法において、5−アルキリデン−2−ノルボ
ルネンの異性化反応は通常は溶媒の不存在下に実施され
るが、異性化反応を粗害しない溶媒の存在下に実施する
こともできる。溶媒としては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタノ、オクタン、ドデカン、シクロヘキサン、ヘンセ
ン、1〜ルエン、キシレンなどの炭化水素、ジエチルエ
ーテル、ジブチルエーテル、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
テトラヒドロフラン、テI・ラヒドロピランなどのエー
テルなどを例示することができる。
ルネンの異性化反応は通常は溶媒の不存在下に実施され
るが、異性化反応を粗害しない溶媒の存在下に実施する
こともできる。溶媒としては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタノ、オクタン、ドデカン、シクロヘキサン、ヘンセ
ン、1〜ルエン、キシレンなどの炭化水素、ジエチルエ
ーテル、ジブチルエーテル、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
テトラヒドロフラン、テI・ラヒドロピランなどのエー
テルなどを例示することができる。
本発明の方法において、異性化反応の際の温度は通常O
ないし120℃、好ましくは20ないし100℃の範囲
である。また、異性化反応は常圧、加圧のいずれの条件
下でも実施することができる。また、本発明の異性化反
応は回分法でも、半連続法でもあるいは連続法でも実施
例することが可能である。
ないし120℃、好ましくは20ないし100℃の範囲
である。また、異性化反応は常圧、加圧のいずれの条件
下でも実施することができる。また、本発明の異性化反
応は回分法でも、半連続法でもあるいは連続法でも実施
例することが可能である。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
え、液の円1が13以上になった時点で終了した。生じ
た白色コロイド状の沈毅を純水でよく洗浄した後、濾過
により脱水した。
た白色コロイド状の沈毅を純水でよく洗浄した後、濾過
により脱水した。
このケーキを乾燥器で100°Cで約20時間乾燥した
後、ロータリーキルンを用い窒素気流中で600℃で3
時間焼成した。こうして触媒担体である酸化マグネシウ
ム(hO)を調製した。担体は窒素シール下に保存し、
塩基度を指示薬法により測定したところpKa値26.
5で変色することが知られている4−クロロアニリンが
変色し、pKa値が26.5以上の強塩基であることを
示した。また、その比表面積は窒素吸着BET法で測定
したところ51ポ/gであった。
後、ロータリーキルンを用い窒素気流中で600℃で3
時間焼成した。こうして触媒担体である酸化マグネシウ
ム(hO)を調製した。担体は窒素シール下に保存し、
塩基度を指示薬法により測定したところpKa値26.
5で変色することが知られている4−クロロアニリンが
変色し、pKa値が26.5以上の強塩基であることを
示した。また、その比表面積は窒素吸着BET法で測定
したところ51ポ/gであった。
こうして得られた酸化マグネシウム粉末50gをフラス
コに取り、窒素雰囲気下に250℃に加温し、250℃
でよく攪拌しながら金属ナトリウム2.3gを少量づつ
約15分にわたって加えた後、約2時間攪拌を続けるこ
とによって金属ナトリウムを担持した。この際の金属ナ
トリウム担持率は4.4wt%であった。
コに取り、窒素雰囲気下に250℃に加温し、250℃
でよく攪拌しながら金属ナトリウム2.3gを少量づつ
約15分にわたって加えた後、約2時間攪拌を続けるこ
とによって金属ナトリウムを担持した。この際の金属ナ
トリウム担持率は4.4wt%であった。
こうしてgI!iI製された触媒2gを、5−ビニル−
2−ノルボルネン75gの入ったフラスコに室温(23
℃)で攪拌しながら投入したところ瞬間に反応が起こり
、10分経過後、反応液をガスクロマトグラフィーで分
析したところ、全量が5−エチリデン−2−ノルボルネ
ンに変化していた。また他の副生成物は全く認められな
かった。
2−ノルボルネン75gの入ったフラスコに室温(23
℃)で攪拌しながら投入したところ瞬間に反応が起こり
、10分経過後、反応液をガスクロマトグラフィーで分
析したところ、全量が5−エチリデン−2−ノルボルネ
ンに変化していた。また他の副生成物は全く認められな
かった。
実施例2
実施例1において硝酸マグネシウムのかわりに硝酸カル
シウムを用いる以外はすべて実施例1に準じて酸化カル
シウム(Cab)を調製した。この比表面積は22.3
rI?/gであり、塩基強度はpKa値26.5であっ
た。こうして得られた酸化マグネシウムを担持し、実施
例と同じ方法で4.ht%の金属ナトリウムを担持して
触媒を調製した。
シウムを用いる以外はすべて実施例1に準じて酸化カル
シウム(Cab)を調製した。この比表面積は22.3
rI?/gであり、塩基強度はpKa値26.5であっ
た。こうして得られた酸化マグネシウムを担持し、実施
例と同じ方法で4.ht%の金属ナトリウムを担持して
触媒を調製した。
この触媒2.0gを用いて、5−ビニル−2−ノルボル
ネン75g異性化反応を室温(23℃)で行ったところ
、2hrf&78%が5−エチリデン−2−ノルボルネ
ンに変化していた。また、副生成物はほとんど認められ
ず、選択率は>99.0%以上であった。
ネン75g異性化反応を室温(23℃)で行ったところ
、2hrf&78%が5−エチリデン−2−ノルボルネ
ンに変化していた。また、副生成物はほとんど認められ
ず、選択率は>99.0%以上であった。
実施例3
担体の酸化マグネシウムとして、協和化学社製のキヨー
ワマグ#150を窒素気流中で550°Cで3時間焼成
した。この酸化マグネシウムの比表面積は95r+?/
gであり、塩基強度はpKa値22.3以上であった。
ワマグ#150を窒素気流中で550°Cで3時間焼成
した。この酸化マグネシウムの比表面積は95r+?/
gであり、塩基強度はpKa値22.3以上であった。
実施例1に準じて金属ナトリウム3.5iyt%を担持
し、触媒を調製した。
し、触媒を調製した。
ごうしてiMられた触媒を用いて5−ビニル−2−ノル
ボルネンの異性化反応を行った。反応の結果を表1に示
す。
ボルネンの異性化反応を行った。反応の結果を表1に示
す。
比較例1
焼成した。この酸化マグネシウムの比表面積は16n(
/ gであり、塩基強度はpKa値22.3以上であっ
た。この担体を用いて得られた触媒の活性を評価した結
果を表1に示す。
/ gであり、塩基強度はpKa値22.3以上であっ
た。この担体を用いて得られた触媒の活性を評価した結
果を表1に示す。
比較例2
実施例1に於いて酸化マグネシウムを調製する際に25
0℃で空気中で焼成した。この担体の比表面積は18r
r+/gであり、塩基強度はpKa値22.3の指示薬
(ジフェニルアミン)が変色しなかったこの酸化マグネ
シウムに金属ナトリウムを担持して5−ビニル−2−ノ
ルボルネンの異性化反応を検討した。結果を表1に示す
。
0℃で空気中で焼成した。この担体の比表面積は18r
r+/gであり、塩基強度はpKa値22.3の指示薬
(ジフェニルアミン)が変色しなかったこの酸化マグネ
シウムに金属ナトリウムを担持して5−ビニル−2−ノ
ルボルネンの異性化反応を検討した。結果を表1に示す
。
比較例3
実施例1において金属ナトリウムの担持量を0.8 w
t%とする以外はすべて実施例1に準じて触媒を調製し
、その触媒活性を調べた。結果を表1に示す。
t%とする以外はすべて実施例1に準じて触媒を調製し
、その触媒活性を調べた。結果を表1に示す。
比較例4
Claims (1)
- (1)比表面積が20m2/g以上の範囲にあるアルカ
り土類金属酸化物に対して1ないし10重量%の範囲の
アルカリ金属を担持した塩基性触媒の存在下に、5−ア
ルケニル−2−ノルボルネンを異性化させることを特徴
とする5−アルキリデン−2−ノルボルネンのilJ造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58202769A JPS6094925A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 5−アルキリデン−2−ノルボルネンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58202769A JPS6094925A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 5−アルキリデン−2−ノルボルネンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6094925A true JPS6094925A (ja) | 1985-05-28 |
JPH0333138B2 JPH0333138B2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=16462862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58202769A Granted JPS6094925A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 5−アルキリデン−2−ノルボルネンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6094925A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4727204A (en) * | 1985-12-20 | 1988-02-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for preparing 5-ethylidene-2-norbornene with high quality |
US4987114A (en) * | 1988-08-12 | 1991-01-22 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Solid base and process for producing the same for preparing internal olefins |
WO2020116548A1 (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | クラリアント触媒株式会社 | オレフィン異性化触媒とその製造方法、2-ブテンの製造方法とそれを用いたプロピレン製造方法 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP58202769A patent/JPS6094925A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4727204A (en) * | 1985-12-20 | 1988-02-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for preparing 5-ethylidene-2-norbornene with high quality |
US4987114A (en) * | 1988-08-12 | 1991-01-22 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Solid base and process for producing the same for preparing internal olefins |
US4992612A (en) * | 1988-08-12 | 1991-02-12 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Solid base, process for producing the same and process of preparing internal olefins |
WO2020116548A1 (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | クラリアント触媒株式会社 | オレフィン異性化触媒とその製造方法、2-ブテンの製造方法とそれを用いたプロピレン製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333138B2 (ja) | 1991-05-16 |
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