JPS609457Y2 - 棒ピン - Google Patents
棒ピンInfo
- Publication number
- JPS609457Y2 JPS609457Y2 JP2500481U JP2500481U JPS609457Y2 JP S609457 Y2 JPS609457 Y2 JP S609457Y2 JP 2500481 U JP2500481 U JP 2500481U JP 2500481 U JP2500481 U JP 2500481U JP S609457 Y2 JPS609457 Y2 JP S609457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- rod
- split
- rod pin
- split pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、割ピン打棒ピンの改良に関するものである
。
。
およそ機構系の要素部品である棒ピンは、レバーやリン
ク類が嵌合されて力の伝達、支持等に供されるが、該棒
ピンよりレバーやリンク類が抜は出るのを防止するため
に、棒ピンの端面には、第1図〜第3図に示すような、
止め輪、スプリングピン、割ピン構造が一般に用いられ
ている。
ク類が嵌合されて力の伝達、支持等に供されるが、該棒
ピンよりレバーやリンク類が抜は出るのを防止するため
に、棒ピンの端面には、第1図〜第3図に示すような、
止め輪、スプリングピン、割ピン構造が一般に用いられ
ている。
ところでこれらの構造はそれぞれ一長一短があり、これ
らを比較してまとめてみると第1表の様になる。
らを比較してまとめてみると第1表の様になる。
なお、第1図〜第3図において、1.2.3は夫々棒ピ
ンで、4は止め輪、5はスプリングピン、6は割ピンを
示す。
ンで、4は止め輪、5はスプリングピン、6は割ピンを
示す。
尚表中、○は良、Δは普通、×は劣ることを示す。
次に第1表について詳述する。
こ)で加工性とは、棒ピン1,2.3に対するもので、
第1図の止め軸方式の場合、止め輪溝に厳しい精度の加
工が必要であり、また第2図のスプリングピン方式は、
精度の良い穴明け(例えばリーマ穴)が必要であるのに
対し、第3図の割ピン方式では、単にキリ穴で良いので
、加工性が比較的良好であることを示している。
第1図の止め軸方式の場合、止め輪溝に厳しい精度の加
工が必要であり、また第2図のスプリングピン方式は、
精度の良い穴明け(例えばリーマ穴)が必要であるのに
対し、第3図の割ピン方式では、単にキリ穴で良いので
、加工性が比較的良好であることを示している。
次に作業性とは、止め輪4、スプリングピン5、割ピン
6の各々の棒ピン1.2−、3への装着作業性を指して
おり、スプリングピン方式の場合は、スプリングピン5
をたたき込むので、広い作業空間を要し、特に組立後の
狭少な場所でのスプリングピン5のセットは不便である
。
6の各々の棒ピン1.2−、3への装着作業性を指して
おり、スプリングピン方式の場合は、スプリングピン5
をたたき込むので、広い作業空間を要し、特に組立後の
狭少な場所でのスプリングピン5のセットは不便である
。
次に強度とは、止め輪4、スプリングピン5、割ピン6
自体の強度を含めたレバー、リンク類の抜は出る難易度
に関するもので、この点に関しては割ピン方式が劣って
いる。
自体の強度を含めたレバー、リンク類の抜は出る難易度
に関するもので、この点に関しては割ピン方式が劣って
いる。
この考案は第1表の各種方式の内、割ピン方式の強度改
善に関するものである。
善に関するものである。
なお、第4図、第5図は割ピン方式の従来例の詳細図で
あり、図において、3は棒ピン、6は割ピン、7はレバ
ー、リンク類、8はワッシャでこのワッシャは割ピン6
とレバー、リンク類7の間を円滑にするために一般的に
用いられる。
あり、図において、3は棒ピン、6は割ピン、7はレバ
ー、リンク類、8はワッシャでこのワッシャは割ピン6
とレバー、リンク類7の間を円滑にするために一般的に
用いられる。
さて、割ピン6の強度不足より生じる破損を観察すれば
、第5図のとおりである。
、第5図のとおりである。
即ち機構系の動作により割ピン6にそれ自体の慣性力が
働くが、この時、棒ピン3の割ピン6を通すための穴の
端面ば鋭角であるので、割ピン6は破線で示すように削
り取られていき、遂には破損に至るという欠点があった
。
働くが、この時、棒ピン3の割ピン6を通すための穴の
端面ば鋭角であるので、割ピン6は破線で示すように削
り取られていき、遂には破損に至るという欠点があった
。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、割ピン方
式の長所はそのままにして、強度アップを図ることを目
的としている。
式の長所はそのままにして、強度アップを図ることを目
的としている。
以下この考案の一実施例を第6図〜第8図について説明
する。
する。
図において、従来例と異なる所は、棒ピン3にカラー9
が嵌合されていることである。
が嵌合されていることである。
なおこのカラー9はその硬度が割ピン6の硬度よりも小
さく、しかも弾性体で形成されており、かつ第8図に示
すように円筒体のはS゛中央付近に小穴9aがおいてい
る。
さく、しかも弾性体で形成されており、かつ第8図に示
すように円筒体のはS゛中央付近に小穴9aがおいてい
る。
そして割ピン6の取付に当っては、棒ピン3とカラー9
を一体として、相互の穴に割ピン6を貫通して掛は止め
する。
を一体として、相互の穴に割ピン6を貫通して掛は止め
する。
尚、カラー9の内径および小穴は棒ピン3の外径および
割ピン6の外径より若干小さ目が良いことが実験により
確かめられている。
割ピン6の外径より若干小さ目が良いことが実験により
確かめられている。
以上の構成により、割ビン6に慣性力が働いても当り面
が弾性体のカラー9で保護され、上記従来のように削り
取られることがなく、従って強度アップが図られ、所期
の目的を達することができる。
が弾性体のカラー9で保護され、上記従来のように削り
取られることがなく、従って強度アップが図られ、所期
の目的を達することができる。
第1図〜第3図は従来の棒ピンの3つの例を示す斜視図
、第4図はそのうちの割ピン方式の詳細断面図、第5図
は第4図の■−■線の断面図、第6図はこの考案の一実
施例を示す断面図、第7図はその■−■線の断面図、第
8図はカラーの斜視図である。 尚図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
、第4図はそのうちの割ピン方式の詳細断面図、第5図
は第4図の■−■線の断面図、第6図はこの考案の一実
施例を示す断面図、第7図はその■−■線の断面図、第
8図はカラーの斜視図である。 尚図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)機構系の要素部品である割ピン打棒ピンにおいて
、棒ピンの外周に円筒状の弾性体カラーを密嵌して一体
となし、これらに割ピンを貫通して取付けたことを特徴
とする棒ピン。 - (2)カラーの内径及び割ピン挿入用穴は、棒ピンの外
径及び割ピンの外径より若干小さく設定している実用新
案登録請求の範囲第1項記載の棒ピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2500481U JPS609457Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | 棒ピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2500481U JPS609457Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | 棒ピン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57137813U JPS57137813U (ja) | 1982-08-28 |
JPS609457Y2 true JPS609457Y2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=29822712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2500481U Expired JPS609457Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | 棒ピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609457Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP2500481U patent/JPS609457Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57137813U (ja) | 1982-08-28 |
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