JPS6094112A - 静電濾過器用濾過体 - Google Patents

静電濾過器用濾過体

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JPS6094112A
JPS6094112A JP20132583A JP20132583A JPS6094112A JP S6094112 A JPS6094112 A JP S6094112A JP 20132583 A JP20132583 A JP 20132583A JP 20132583 A JP20132583 A JP 20132583A JP S6094112 A JPS6094112 A JP S6094112A
Authority
JP
Japan
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oil
carbon
filter
plate
spacer
Prior art date
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Pending
Application number
JP20132583A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Okamoto
邦夫 岡本
Tomohiko Nakanishi
友彦 中西
Masae Nozawa
野沢 政衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Publication of JPS6094112A publication Critical patent/JPS6094112A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主にディーゼル潤滑油中に含まれるカーボン
微粒子を除去する静電濾過器用濾過体に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来、油中のカーボン微粒子を除去する方法としてはカ
ーボン微粒子が帯電しCいることを利用し、オイルの流
路に陽極板及び陰極板を対設し、これらの間に高電圧を
印加して静電場を形成し、オイル中のカーボン粒子を陽
極側に吸引するようにしたオイルの静電濾過器が提案さ
れている。
しかしながら、この濾過器では、カーボンは陽極板側へ
移動はするものの、電極板上での付着強度は弱く、オイ
ルの流れによって容易に剥離され、捕集効率は充分とは
いえない。
〔発明の目的〕
本発明は、一旦電極板上に付着したカーボンをオイルの
流れによって剥離せしめないようにしてカーボンの捕集
効率を向上しようとするものである。
〔実施例〕
以下図示の実施例により本発明を説明する。
〔実施例1〕 本実施例の濾過対は、第1図に示す如く、アルミ箔で構
成した陽極板1、同じくアルミ箔で構成した陰極板2、
スペーサ3及び活性炭素繊維を含むカーボン系不織布4
を図示の順に配した濾過ユニットF+を積層して構成し
である。上記濾過対は、第2図に示す如く、その濾過ユ
ニットFIを金属製円筒部材5に巻回しである。
上記スペーサ3としては、ウッドバルブをビータで叩解
後、ヤンキ一式抄紙機にて抄紙した高密度(通気度−6
2Osec)の紙により構成しである。一方、スペーサ
4としては、活性炭素繊維60重量部、レーヨン301
nF:部およびビニロン10重量部からなる密度(透気
度−25s e c)の不織布により構成しである。
濾過体Fは第3図に示す如く、静電濾過器6の金属容器
61に収納される。容器61は有底筒状で、その底面中
心には絶縁体を介して受電プラク゛62が設けである。
受電プラグ62の基部に(よ、これと接し′(バネ部ヰ
463が配設してあり、上記濾過体I?の円筒部材5を
容器61底部に設けた底板64の抜き穴に挿通して濾過
体Fを底板64上に載置すると、バネ部材63が円筒部
材5に弾性的に接触−uしめられる。上記円筒部材5の
下部及び底板64には、多数のオイル流通孔が設けであ
る。また、底板64は絶縁体である。
濾過体Fの上面には絶縁性で多数のオイル流通孔を設け
た」皿板66を載置しである。容器61の開口部には蓋
板65を冠着しである。蓋板65にはオイル供給口65
a及びオイル排出口65bが設けである。上記供給口6
5a、排出口65bは、図示しない濾過器取付アダプタ
ーのオイル給排路に接続されている。また、円筒部材5
の」二端には絶縁部材67が嵌着され、該部材67を介
して蓋板65にらり円筒部材5は下方へ押し付けられる
一方、上記受電プラグ62には高圧電源発生装置7の出
力が接着してあり、容器61はアースされている。そし
て、濾過体Fの陽極板1 (第1図参照)は容器61の
内壁に接触導通しており、陰極板2 (第1図参照)は
円筒部材5の外周面に接触導通している。
次に、この性能を調べるため、エンジン耐久によりカー
ボン含有量1.5i%にまで劣化させたディーゼルエン
ジンオイル(規格I Qw−30) を用い、オイルの
濾過体内の通過量Q、 31 / minの状態で陽極
板1と陰極板2との間に2KVの電圧を印加し、カーボ
ンの除去性能を上記オイル中のカーボン濃度の減少量と
して測定した。また、オイル流による捕集カーボンの剥
離性態を明確に知るために、電圧の印加を切った時のカ
ーボン濃度の変化を測定した。これらの測定結果を第4
図に示ず。
〔実施例2〕 スペーサ3として活性炭素繊維40重量部、充分叩解し
たウッドパルプ50重量部、およびビニロン10重量部
からなる密度(透気度420sec)の不織布を用い、
スペーサ4としてリンターパルプからなる密度(透気度
3Qsec)の紙を用い、他(J実施例1と同一構成の
濾過体を用いた。
この濾過体を第3図に示す如く構成した静電濾過器の性
能を実施例1と同様の評価方法にて測定した。
〔実施例3〕 第5図に示すようにスペーサ3として活性炭素繊維60
重量部、レーヨン30重量部、およびビニロン10重量
部からなる不織布3aと、ウッドパルプからなるME 
3 I)とを抄き合わせした不織布3 (透気度−38
0sec)に於いて、不織布3aを陽電極側に配すると
ともに、不織布3aと35との端面を接着するスペーサ
4として、シリンターパルプ50重量部、レーヨン40
重量部、およびビニロン10重量部からなる密度(透気
度=3 Q s e c)の不織布を用いている。この
濾過体を用い、第3図に示す如(構成した静電濾過器の
性能を実施例1と同様の評価方法にて測定した。
〔比較例〕
両電極間に介在させるスペーサとして、リンク−パルプ
50重量部、レーヨン40重量部およびビニロン10重
量部からなる透気度が3Qsecの不織布1枚を用い、
第3図に示す如く構成した静電濾過器の性能を実施例1
と同様の評価方法にて測定した。
〔実施例4〕 スペーサ3としてウッドパルプよりなる透年度が620
secの紙を用い、またスペーサ4としてリンターパル
プ50重量部、レーヨン40重量部、およびビニロン1
0重量部からなる透気度30secの不織布を用い、こ
の濾過体を用いて第3図に示す如く構成した静電濾過器
の性能を実施例1と同様のii’l’ jlU方法にて
測定した。
第4図から理1〜″されるごとく、本実施例のもはいず
れもカーホンの剥離が少なくなっている。
次に、実施例の如き構成を有する本発明の濾過体の作用
を以下述べる。
濾過器(jをアダプタに装着した時のオイルの流れる方
向を図4+ l’Jい矢印及び黒い矢印で示す。高圧電
源発生装置7より通電すると円筒部材5には大きな負電
圧が印加され、濾過体F゛中には、第1図実線矢印の方
向にオイルが流れるとともに、電極板1,2間にはil
’li電圧の電場が形成される。オイル中のカーボン微
粒子は大部分が負に帯電しているから、図中鎖線矢印の
如くカーボン微粒子のみが陽極板1の方向に引き寄ゼら
れ、陽極板上に付着する。比較例に於いては、陽極板付
近にも粘性のあるオイルが流れているため、電圧が印加
されている場合に於いても電極板上のカーボンは剥離さ
れ易(、カーボンの除去率は低下する。しかし、本実施
例の如く、陽極板近辺に於けるオイルに流れを与えず1
.定んだ状態にすることにより、付着強度の弱い実施例
4に於いてもカーボン除去率は大きくなる。まして、ス
ペーサに活性炭素繊維よりなる不織布を用いた実施例1
.2.3に於いてはカーボン微粒子は陽極板1の方向へ
引き寄せられる途中、活性炭素繊維よりなる不織布4を
通過し、この通過中に、カーボンの表面に付着した清浄
分散剤の一部が不織布の活性炭素繊維に付着除去される
ことによって、陽極板上で電荷を失った後、速やかに粒
子成長を開始し、強固に付着される効果をも有している
ため、カーボンの除去率はさらに大きい。
本発明の目的は、カーボンが電極によって移動する側の
電極近辺のスペーサの通油抵抗を大きくして該近辺のオ
イルを淀ませることにあるから、本実施例の如き炉材の
構成に限定するものではなく、スペーサの断面方向に於
いて、陰極板側からようきいく板側にいくに従って密度
が増大する一体構造のスペーサを用いてもよいし、また
本発明はスペーサとしての濾材の枚数を限定するもので
はない。また、実施例3の如く、陽極板に接するスペー
サの密度は小さくても、オイルの流れに対し、陽極板付
近のオイルを淀ませる手段をとるなら、いかなる方法で
も本発明と同一の思想である。
また、AI+中のカーボンを正に帯電・已しめた場合は
上記の実施例で述べた構成は陽、陰極板側で逆の関係に
なることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明は、カーボン微粒子の捕集効率がき
わめて良くしかも通電カットした場合に於いてもそのf
^持力はきわめて良いという優れた性能を有し”Cいる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明Il!過体を示す断面図、第2図は第1
図の濾過体を円筒に巻回した状態を示す斜視図、第3図
番=1本発明の用途例であるオイル濾過き示す断面図、
第4図は本発明の詳細な説明に供する特性図、第5図は
本発明の他の実施例を示す断面図である。 1・・・陽極板、2・・・陰極板、3,4・・・スペー
サ。 第3図 7 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オイル流路中にオイル流に平行に陽極板および陰極板を
    対設するとともに、該両極板の間に濾材を配置し、かつ
    該濾材のうち前記いずれかの極板に近接する部分の通油
    抵抗を他部分に比べて大としたことを特徴とする静電濾
    過器用濾過体。
JP20132583A 1983-10-26 1983-10-26 静電濾過器用濾過体 Pending JPS6094112A (ja)

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JPS6094112A true JPS6094112A (ja) 1985-05-27

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6456850U (ja) * 1987-10-02 1989-04-10
JPH0361910U (ja) * 1989-10-24 1991-06-18
US5036365A (en) * 1988-11-21 1991-07-30 Benzion Landa Field assisted filter and electrophotographic copying machine using the same
JP2017057805A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 トヨタ紡織株式会社 オイルセパレータ

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